JIS G 3429:2022 高圧ガス容器用継目無鋼管 | ページ 2

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G 3429 : 2022

10.2 水圧試験

10.2.1 試験頻度
水圧試験は,管1本ごとに行う。
10.2.2 試験方法
水圧試験の方法は,次による。管に,箇条7 a) による水圧下限圧力以上の圧力を加え,5秒間以上保持
したとき,これに耐え,漏れが生じたかどうかを調べる。

10.3 非破壊試験

10.3.1 試験頻度
非破壊試験は,管1本ごとに行う。
10.3.2 試験方法
非破壊試験の方法は,次による。ただし,日本産業規格によるこれら以外の非破壊試験を行う場合の試
験方法は,受渡当事者間の協定による。
a) 超音波探傷試験方法は,JIS G 0582による。ただし,製造業者の判断によって,人工きず区分UDよ
り厳しい(深さが浅い)人工きず区分の試験に置き換えてもよい。また,製造業者の判断によって,
警報レベルは,人工きずからの信号より低く(厳しく)設定してもよい。
b) 渦電流探傷試験方法は,JIS G 0583による。ただし,製造業者の判断によって,人工きず区分EYよ
り厳しい(ドリル穴の場合は,径が小さく,角溝又はやすり溝の場合は,深さが浅い)人工きず区分
の試験に置き換えてもよい。また,製造業者の判断によって,警報レベルは,人工きずからの信号よ
り低く(厳しく)設定してもよい。
注記 注文者の指定によって適用することがある試験を,参考として附属書Aに示す。

11 検査

  検査は,次による。
a) 検査の一般事項は,JIS G 0404による。
b) 化学成分は,箇条6に適合しなければならない。
c) 水圧試験特性又は非破壊試験特性は,箇条7に適合しなければならない。
d) 寸法及び寸法許容差は,箇条8に適合しなければならない。
e) 外観は,箇条9に適合しなければならない。

12 表示

  検査に合格した管には,管ごとに,次の事項を表示しなければならない。ただし,表示の順序は定めな
い。また,受渡当事者間の協定によって,製品識別が可能な範囲で項目の一部を省略してもよい。
a) 種類の記号

――――― [JIS G 3429 pdf 6] ―――――

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b) 製造方法を表す記号
製造方法を表す記号は,次による。ただし,−は空白でもよい。
1) 熱間仕上げ継目無鋼管 −S−H
2) 冷間仕上げ継目無鋼管 −S−C
c) 寸法。寸法は,外径及び厚さを表示する。
d) 製造業者名又はその略号

13 報告

  製造業者は,特に指定のない限り,検査文書を注文者に提出しなければならない。報告は,JIS G 0404
の箇条13(報告)による。検査文書の種類は,注文時に特に指定がない場合,JIS G 0415の5.1(検査証
明書3.1)による。
なお,表2に“−”と記載している元素及びこの表に記載していない合金元素を溶鋼を仕上げる目的以
外で意図的に添加した場合は,添加した合金元素の含有率を検査文書に付記する。

――――― [JIS G 3429 pdf 7] ―――――

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附属書A
(参考)
注文者の指定によって適用することがある試験
注文者の指定によって適用することがある試験を,参考として表A.1に示す。注文者の指定によって,
一部又は全部の試験を適用する場合,事前に試験頻度,試験片の採り方,試験方法,合否判定基準などに
ついて,受渡当事者間で協定される。
表A.1−注文者の指定によって適用することがある試験
試験名 試験方法
焼入性試験 JIS G 0561[鋼の焼入性試験方法(一端焼入方法)]
磁粉探傷試験 JIS Z 2320-1(非破壊試験−磁粉探傷試験−第1部 : 一般通則)
引張試験 JIS Z 2241(金属材料引張試験方法)
シャルピー衝撃試験 JIS Z 2242(金属材料のシャルピー衝撃試験方法)
硬さ試験 JIS Z 2243-1(ブリネル硬さ試験−第1部 : 試験方法),又は
JIS Z 2245(ロックウェル硬さ試験−試験方法)のいずれか

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