この規格ページの目次
- JISK1557-3 規格全文情報
- まえがき
- pdf 目 次
- プラスチック−ポリウレタン原料ポリオール試験方法−第3部 : 不飽和度の求め方
- 序文
- 1. 適用範囲
- 2. 引用規格
- 3. 定義
- 4. 原理
- 5. 適用
- 6. 妨害事項
- 7. 試薬
- 7.1 0.05 mol/Lメタノール性酢酸第二水銀溶液
- 7.2 0.05 mol/Lメタノール性水酸化カリウム溶液
- 7.3 0.05 mol/Lメタノール性塩酸溶液
- 7.4 臭化ナトリウム(NaBr)
- 7.5 メタノール
- 8. 器具
- 8.1 自動滴定装置
- 8.2 はかり
- 8.3 ピペット
- 8.4 滴定容器
- 9. 試料の採取
- 10. 操作
- 11. 計算式
- JIS K 1557-3:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS K 1557-3:2007の国際規格 ICS 分類一覧
- JIS K 1557-3:2007の関連規格と引用規格一覧
JIS K 1557-3:2007 規格概要
この規格 K1557-3は、微量滴定法によってポリウレタンの原料として用いるポリエーテルポリオール中の不飽和度の求め方について規定。
JISK1557-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K1557-3
- 規格名称
- プラスチック―ポリウレタン原料ポリオール試験方法―第3部 : 不飽和度の求め方
- 規格名称英語訳
- Plastics -- Polyols for use in the production of polyurethane -- Part 3:Determination of degree of unsaturation by microtitration
- 制定年月日
- 2007年2月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 17710:2002(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 83.080.10
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2007-02-20 制定日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 1557-3:2007 PDF [7]
K 1557-3 : 2007 (ISO 17710 : 2002)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,ウレタン原料工業会(JURA)/日本プラスチ
ック工業連盟(JPIF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによってJIS K 1557:1970は廃止され,JIS K 1557-1,JIS K 1557-2,JIS K 1557-3,JIS K 1557-4及
びJIS K 1557-5に置き換えられる。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 17710:2002,Plastics−Polyols for
use in the production of polyurethane−Determination of degree of unsaturation by microtitrationを基礎として用
いた。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。
JIS K 1557の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 1557-1 第1部 : 水酸基価の求め方
JIS K 1557-2 第2部 : 水分量の求め方
JIS K 1557-3 第3部 : 不飽和度の求め方
JIS K 1557-4 第4部 : 塩基性度の求め方
JIS K 1557-5 第5部 : 色数,粘度,酸価及びpHの求め方
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 1557-3 pdf 1] ―――――
K 1557-3 : 2007 (ISO 17710 : 2002)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 原理・・・・[2]
- 5. 適用・・・・[2]
- 6. 妨害事項・・・・[2]
- 7. 試薬・・・・[2]
- 7.1 0.05 mol/Lメタノール性酢酸第二水銀溶液・・・・[2]
- 7.2 0.05 mol/Lメタノール性水酸化カリウム溶液・・・・[2]
- 7.3 0.05 mol/Lメタノール性塩酸溶液・・・・[3]
- 7.4 臭化ナトリウム(NaBr)・・・・[3]
- 7.5 メタノール・・・・[3]
- 8. 器具・・・・[3]
- 8.1 自動滴定装置・・・・[3]
- 8.2 はかり・・・・[3]
- 8.3 ピペット・・・・[3]
- 8.4 滴定容器・・・・[3]
- 9. 試料の採取・・・・[3]
- 10. 操作・・・・[3]
- 11. 計算式・・・・[3]
- 12. 精度及びかたより・・・・[4]
- 12.1 精度・・・・[4]
- 12.2 かたより・・・・[5]
- 13. 試験報告・・・・[5]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 1557-3 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 1557-3 : 2007
(ISO 17710 : 2002)
プラスチック−ポリウレタン原料ポリオール試験方法−第3部 : 不飽和度の求め方
Plastics−Polyols for use in the production of polyurethane− Part 3: Determination of degree of unsaturation by microtitration
序文
この規格は,2002年に第1版として発行されたISO 17710,Plastics−Polyols for use in the production
of polyurethane−Determination of degree of unsaturation by microtitrationを翻訳し,技術的内容及び規格票の
様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
警告 この規格の使用者は,一般的な実験操作に精通しているのが望ましい。この規格は,これを利用す
ることによって生じる安全に関するすべての問題の処置を意図しているものではない。適切な安全及び健
康に関する基準の策定,及び使用に先駆けて,国のすべての規制への適合の確保は,この規格の使用者の
責務である。
1. 適用範囲
この規格は,微量滴定法によってポリウレタンの原料として用いるポリエーテルポリオー
ル中の不飽和度の求め方について規定する。この方法は,ポリオール中の二重結合と酢酸水銀との反応に
基づいている。カルボニル基,カルボキシル基,又はニトリル基と共役する不飽和化合物には適用できな
い。測定に用いる試料は,乾燥し,無機塩特にハロゲン化物を含まないものでなければならない。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 17710:2002,Plastics−Polyols for use in the production of polyurethane−Determination of degree
of unsaturation by microtitration (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8001 試薬試験方法通則
備考 ISO 6353-1:1982,Reagents for chemical analysis−Part 1: General test methodsからの引用事項
は,この規格の該当事項と同等である。
JIS R 3505 ガラス製体積計
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K 1557-3 : 2007 (ISO 17710 : 2002)
備考 ISO 4787:1984,Laboratory glassware−Volumetric glassware−Methods for use and testing of
capacityからの引用事項は,この規格の該当事項と同等である。
ISO 3696:1987,Water for analytical laboratory use−Specification and test methods
ISO 6353-2:1983,Reagents for chemical analysis−Part 2: Specifications−First series
ISO 6353-3:1987,Reagents for chemical analysis−Part 3: Specifications−Second series
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
3.1 不飽和(unsaturation) 炭素原子間の結合に二重結合を含む低分子化合物又はポリマーの性質。
3.2 ポリオール(polyol) イソシアネートと反応するジヒドロキシル基又はポリヒドロキシル基をもつ
有機化合物。
3.3 ポリウレタン(polyurethane) 有機ジイソシアネート又はポリイソシアネートとジヒドロキシル化
合物又はポリヒドロキシル化合物との反応によって生成するポリマー。
4. 原理
試料中の炭素−炭素不飽和化合物は,メタノール溶液中で酢酸第二水銀及びメタノールと反応
して,アセトキシ−メトキシ−水銀化合物及び酢酸を生成する。遊離した酢酸は,アルコール性水酸化カ
リウム標準液による微量滴定で定量し,この結果から試料中の不飽和度を算出する。酢酸第二水銀が残存
すると滴定誤差を生じるので,臭化ナトリウムを添加し,酢酸第二水銀を臭素化物に変換して,滴定上の
妨害をなくす。試料の酸性度又は塩基性度による補正が必要である。二酸化炭素は,反応系から取り除か
なければならない。
5. 適用
プロピレンオキサイド(PO)の重合における副反応で,鎖中に水酸基を1個だけもつ不飽和ポ
リマーがわずかに生成する。これらの不飽和ポリマーによって官能基数及び分子量が低下し,全体の分子
量分布が変化する。この試験方法は,品質管理,製品の検定及び研究に用いることができる。
6. 妨害事項
この試験方法は,カルボニル基,カルボキシル基又はニトリル基と共役する不飽和化合物
には適用できない。また,水分及び無機塩,とりわけハロゲン化物が存在しない系でなければならない。
アセトンが存在すると,滴定の終点が不明りょうとなるが,低濃度であれば影響は少ない。
7. 試薬
すべての分析において,化学分析用純度の試薬を用いる。特に指示がなければ,試薬はJIS K
8001の附属書2,ISO 6353-2及びISO 6353-3の仕様に適合するものとする。測定値が信頼できるような,
十分に純度の高いものであれば,他の品質の試薬を用いてもよい。
特に指示がなければ,水はISO 3696の等級2を用いる。
7.1 0.05 mol/Lメタノール性酢酸第二水銀溶液
酢酸第二水銀[Hg(C2H3O2)2]16 gをメタノール1 Lに
溶かす。次に,この溶液2 mLに対して空試験で0.51 mLの0.05 mol/Lメタノール性KOH(7.2)が必要
となるように氷酢酸を添加する。通常,数滴の酸が必要である。1週間ごとに新たに調製し,使用前にろ
過する。
警告 水銀化合物は,高い毒性をもつ。すべての水銀を含む試薬及び廃液を扱うときには注意が必要
である。有害物質である廃液及び廃棄物の処理は,GLP(Good Laboratory Practice有害性の調査を行
う施設等が具備すべき基準)及び適切な法に従い適切な処置を行う。
7.2 0.05 mol/Lメタノール性水酸化カリウム溶液
調製し,容量分析用標準物質であるフタル酸水素カリ
――――― [JIS K 1557-3 pdf 4] ―――――
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K 1557-3 : 2007 (ISO 17710 : 2002)
ウムを用いて標定する。
7.3 0.05 mol/Lメタノール性塩酸溶液
濃塩酸をメタノールで希釈して調製する。滴定試薬中の水分は
0.5 %未満になる。0.05 mol/Lメタノール性KOH(7.2)で滴定して標定を行う。
7.4 臭化ナトリウム(NaBr)
7.5 メタノール
8. 器具
8.1 自動滴定装置
酸滴定の終点決定ができるもので,1対の電極又はガラス/カロメル複合電極並びに
5 mLのビュレット及び記録計を備えたもの。
8.2 はかり
0.1 mgまでひょう量できるもの。
8.3 ピペット
2 mL容量で,JIS R 3505に規定するもの。
8.4 滴定容器
50100 mL容量のもの。
9. 試料の採取
試料は,よく混合した容器から,よく洗浄乾燥したほうけい酸ガラス容器に採取する(軟
質ガラス容器は不適。)。ライン又はバルブから採取する場合は,試料を採取する前に,試料でライン内を
十分に共洗いする。分析に供するまで密封しておく。湿気又は炭酸ガスが入らないように注意する。
10. 操作
10.1 この試験方法では,不飽和結合を定量的に反応させるために,少なくとも2倍モルの水銀試薬を必
要とする。試料の量が多過ぎると,試験の精度が落ちるので,試料の不飽和結合が0.033ミリグラム当量
(meq)以下であることが必要である。試料1 g当たりの不飽和結合が0.033 meq以下の試料では,約1 g
(0.1 mgまでひょう量)を100 mLの滴定フラスコにはかりとる。不飽和度が分からないときは,あらか
じめ1 gの試料で大体の不飽和度を測定し近似値とする。0.033 meqを超えないための試料量は,この近似
値から次の式によって求める。
m= .0033
UA
ここに, m : 試料量(g)
UA : 試料不飽和度の近似値(meq/g)
10.2 規定量の試料を滴定容器に採取し,酢酸第二水銀溶液(7.1)2 mLを加え,試料が完全に溶けるまで
かくはんする。時計皿でふたをして液を30分間放置する。メタノール(7.5)50 mLを添加し,次に臭化
ナトリウム(7.4)0.25 gを添加する。
10.3 自動滴定装置(8.1)によって,0.05 mol/Lメタノール性KOH(7.2)で滴定する。
10.4 試料を加えないで,同様に空試験を行う。
10.5 結果を補正するために,酢酸水銀を除いた系で試料液を調製し,ポリオールの酸性度又は塩基性度
を測定する。同様に0.05 mol/Lメタノール性KOHで終点まで電位差滴定を行う。もし,試料液が既に終
点を超えていた場合には,もう一度液を調製し,今度は0.05 mol/Lメタノール性HCl(7.3)で滴定する。
11. 計算式
11.1 試料の酸性度は,次の式によって算出する。
A=VA×c(KOH)/m
――――― [JIS K 1557-3 pdf 5] ―――――
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JIS K 1557-3:2007の国際規格 ICS 分類一覧
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