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K 5101-18 : 2004 (ISO 787-14 : 1973)
処理する。
7.2 親水性顔料
7.2.1 かくはん棒の付いた適切な容量のあらかじめひょう量したビーカー中で,20±0.01 gの顔料に煮沸
伝導度水180 gを加える。
参考 水に容易にぬれる顔料の場合は,通常,20 gの試料で十分である。通常,白色顔料に対しては
250 mlビーカーで十分である。しかし,ある種の白色顔料は発泡してあふれることがあるので,
400 mlビーカーの方が扱いやすい。有機顔料は20 gの試料に対して600 mlビーカーが必要で,
煮沸時に発泡しても十分な容量がある。
時々かくはんしながら5分間ゆっくり煮沸する。次いで約60 ℃の温度まで冷却し,水を加えて正味質
量を200 gに戻す。よくかくはんしてから,目の細かなろ紙で直接ろ過するか,洗浄済みの乾燥した遠心
管又は少量のスリラーで洗浄した遠心管を備えた遠心分離機,若しくは超遠心分離機を用いて固形分を分
離してから,上澄み液をデカントしてろ紙を通す。いずれの場合もろ液の最初の10 mlは捨てる。
7.2.2 ろ液の温度を約20 ℃に冷却する。シリンダー(4.3)及び電気伝導率セル(4.6)を最初に伝導度
水で,次にろ液ですすぐ。シリンダーをろ液で満たし,その中に電気伝導率セルを入れる。セルを上下に
動かし空気の泡を全部取り除く。ゆっくりと温度を23 ℃に調節し,ベントが液の表面から約10 mm下に
なり,シリンダーの中心に鉛直になるようにセルを沈める。温度23±0.5 ℃でその抵抗を少なくとも5回
測定する。この場合,バランスを保つには,その装置に附属の取扱説明書に従って乗数セットの付いた電
気伝導率ブリッジ(4.5)を用いて,読みがスケールの中心近くにくるようにする。
7.3 疎水性顔料
水で容易にぬれない有機顔料に対しては,7.2の手順を修正して行う。
20±0.01 gの顔料を,滑らかにぬれたペーストにするために,適切な量(416 g)のメタノール[3. b)]
でぬらす。かくはん棒の付いた,あらかじめひょう量した1 000 mlのビーカー中で,煮沸伝導度水を用い
て希釈し,全質量を200 gとする。次いで,7.2.2に記載の手順に従って進める。
余っている顔料の水抽出液について,全手順を繰り返す。
8. 結果の表し方
受渡当事者間で協定した温度t(℃)における顔料の水抽出液の電気抵抗率ρt(Ω・m)
は,次の式から計算する。
t Rt
ρ
K
ここに, ρ :
t 電気抵抗率(Ω・m)
tR : 測定したすべての抵抗値の平均(Ω)
K : 6.2に準じて測定したセル定数
得られた値(%)を一の位に丸めて結果を報告する。
9. 試験報告書
試験報告書には,少なくとも次の事項を記載する。
a) この規格の引用
b) 試験した顔料の種類及びその詳細
c) この規格で規定する試験手順との相違点
d) 親水性顔料(7.2)又は疎水性顔料(7.3)のいずれかで顔料を処理したかの結果
e) 8.の試験結果
f) 試験年月日
――――― [JIS K 5101-18 pdf 6] ―――――
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K 5101-18 : 2004 (ISO 787-14 : 1973)
図 1 23 ℃における塩化カリウムの電気抵抗率
――――― [JIS K 5101-18 pdf 7] ―――――
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K 5101-18 : 2004 (ISO 787-14 : 1973)
JIS K 5101-18:2004の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 787-14:1973(IDT)
JIS K 5101-18:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 87 : 塗料及び色材工業 > 87.060 : 塗料配合剤 > 87.060.10 : 顔料及びエキステンダ
JIS K 5101-18:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK5600-1-2:2002
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング