この規格ページの目次
JIS K 6253-1:2012 規格概要
この規格 K6253-1は、加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さの求め方の通則について規定。
JISK6253-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K6253-1
- 規格名称
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第1部 : 通則
- 規格名称英語訳
- Rubber, vulcanized or thermoplastic -- Determination of hardness -- Part 1:General guidance
- 制定年月日
- 2012年3月21日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 18517:2005(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 83.060
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ゴム・エラストマー I 2020, ゴム・エラストマー II 2020
- 改訂:履歴
- 2012-03-21 制定日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 6253-1:2012 PDF [11]
K 6253-1 : 2012
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 硬さ測定の原理・・・・[3]
- 5 試験の種類・・・・[3]
- 6 硬さと弾性率との関係・・・・[5]
- 7 硬さ試験の用途・・・・[5]
- 8 試験法の選択・・・・[5]
- 9 試験片・・・・[6]
- 10 硬さ試験機確認用ゴム試験片・・・・[6]
- 11 硬さ試験法の比較・・・・[6]
- 附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[8]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 6253-1 pdf 1] ―――――
K 6253-1 : 2012
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本ゴム工業会(JRMA)及び財団法人日本
規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準
調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6253:2006は廃止され,その一部を分割して制定したこの規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 6253の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6253-1 第1部 : 通則
JIS K 6253-2 第2部 : 国際ゴム硬さ(10 IRHD100 IRHD)
JIS K 6253-3 第3部 : デュロメータ硬さ
JIS K 6253-4 第4部 : IRHDポケット硬さ
JIS K 6253-5 第5部 : 硬さ試験機の校正及び検証
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 6253-1 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 6253-1 : 2012
加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第1部 : 通則
Rubber, vulcanized or thermoplastic-Determination of hardness- Part 1: General guidance
序文
この規格は,2005年に第1版として発行されたISO 18517を基に,技術的内容を変更して作成した日本
工業規格である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
1 適用範囲
この規格は,加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さの求め方の通則について規定する。
なお,この規格は,加硫ゴム及び熱可塑性ゴムの硬さの求め方の種類及びその選択方法について示して
いる。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 18517:2005,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Hardness testing−Introduction and guide
(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通している者とする。この規格は,その使用
に関して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の利用者は,
各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6200 ゴム−用語
JIS K 6253-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第2部 : 国際ゴム硬さ(10 IRHD100
IRHD)
注記 対応国際規格 : ISO 48,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of hardness (hardness
between 10 IRHD and 100 IRHD)(MOD)
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
注記 対応国際規格 : ISO 7619-1,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of indentation
――――― [JIS K 6253-1 pdf 3] ―――――
2
K 6253-1 : 2012
hardness−Part 1: Durometer method (Shore hardness)(MOD)
JIS K 6253-4 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第4部 : IRHDポケット硬さ
注記 対応国際規格 : ISO 7619-2,Rubber, vulcanized or thermoplastic−Determination of indentation
hardness−Part 2: IRHD pocket meter method(MOD)
JIS K 6253-5 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第5部 : 硬さ試験機の校正及び検証
注記 対応国際規格 : ISO 18898,Rubber−Calibration and verification of hardness testers(MOD)
ISO 7267-1,Rubber-covered rollers−Determination of apparent hardness−Part 1: IRHD method
ISO 7267-2,Rubber-covered rollers−Determination of apparent hardness−Part 2: Shore-type durometer
method
ISO 7267-3,Rubber-covered rollers−Determination of apparent hardness−Part 3: Pusey and Jones method
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200によるほか,次による。
3.1
国際ゴム硬さ,IRHD(international rubber hardness degrees)
下端が球面のプランジャを,試験片表面に垂直に規定の押込み力で押し付けたときのプランジャの押込
み深さを,換算表(JIS K 6253-2参照)を用いて換算して得られる硬さ。
注記 ヤング率0の材料の硬さを“0”とし,ヤング率無限大の材料の硬さを“100”としたときの硬
さの尺度である。ほとんどの硬さの範囲で,次の条件を満たす。
1) 国際ゴム硬さで1 IRHDの差のある二つの試験片のヤング率を比較すると,その比率は,
ほとんどの硬さ範囲で,ほぼ同じとなる。
2) 高弾性のゴム(国際ゴム硬さ測定時に,押込み力負荷後,指示値がほとんど低下しないゴ
ム)に対しては,国際ゴム硬さの測定値とタイプAデュロメータの測定値とは,共通の測
定値として,相互に比較できる。
3.2
デュロメータ硬さ(durometer hardness)
デュロメータ硬さ試験機を用いて,規定の形状の押針を,規定のスプリングの力で試験片表面に押し付
け,そのときの押針の押込み深さから得られる硬さ。
注記 押針は,試験片表面に押し付けていないときには,試験機下面から規定の寸法で突き出ている。
この突出し寸法が最大のときの硬さを“0”,突出し寸法が0のときの硬さを“100”とし,その
間を100等分した指示機構を用いる。
3.3
IRHDポケット硬さ(IRHD pocket hardness)
IRHD ポケット硬さ試験機を用いて,規定の形状の押針を,規定のスプリングの力で試験片表面に押し
付け,そのときの押針の押込み深さから得られる硬さ。
注記 押針は,試験片表面に押し付けていないときには,試験機下面から規定の寸法で突き出ている。
この突出し寸法が最大のときの硬さを“30 IRHD”,突出し寸法が0のときの硬さを“100 IRHD”
とし,その間の国際ゴム硬さ(IRHD)を,簡便に読み取ることができる指示機構を用いる。
3.4
標準硬さ(standard hardness)
――――― [JIS K 6253-1 pdf 4] ―――――
3
K 6253-1 : 2012
JIS K 6253-2で規定する国際ゴム硬さ(IRHD)を求める方法において,規定を満足する形状及び寸法の
試験片を用いて測定したときの硬さ。
3.5
見掛け硬さ(apparent hardness)
JIS K 6253-2で規定する国際ゴム硬さ(IRHD)を求める方法において,規定を満足しない形状及び寸法
の試験片を用いて測定したときの硬さ。
4 硬さ測定の原理
ゴム用語で用いる“硬さ”とは,図1に示す押針を用いて行う押込み試験で得られる,剛性の一つの尺
度である。押針をゴムの表面に押し付ける力(押込み力)を得る方法としては,定荷重式(分銅による静
荷重を用いる方法)と,スプリング式(スプリングを用いて押し付ける力を与える方法)とがある。定荷
重式では,測定される押込み深さは,微小な一次押込み力による押込み深さと,その後の二次押込み力に
よる押込み深さとの差である。ほとんどの場合,押針の周囲には,規定の力で試験片を押さえる加圧板が
組み込まれているが,試験片の形状によっては加圧板を用いないこともある。
注記 “押針”という用語には,JIS K 6253-2におけるプランジャの先端球も含まれる。
1 押込み力
2 押針
3 加圧板
4 試験片
5 押込み深さ
図1−硬さ測定の原理
5 試験の種類
この規格群における硬さ試験は,押込み力を分銅などによる定荷重で得る国際ゴム硬さ試験並びに押込
み力をスプリングで得るデュロメータ硬さ試験及びIRHDポケット硬さ試験に分類される。
国際ゴム硬さ(IRHD)として表される硬さの試験法は,球状の押針(プランジャの先端球)を用いてお
り,JIS K 6253-2に規定している。この硬さの尺度は,JIS K 6253-2の附属書A[国際ゴム硬さ(IRHD)
と押込み深さとの関係]に規定するlog10E(E : ゴムのヤング率)とIRHDとの関係を示す正規分布の累積
確率密度曲線で定義されている。この定義の結果,0100の測定値は,無限に軟らかいゴム材料から無限
に硬いゴム材料に対応し,またIRHDの測定値が,後述するタイプAデュロメータの測定値とある程度一
致するように決められている。
中硬さゴム材料用のN法は,35 IRHD85 IRHDの範囲のゴム材料で使用される。これより低い又は高
い硬さのゴム材料に対しては,試験機の押針の寸法などがN法と異なる。低硬さ材料用のL法は,10 IRHD
35 IRHDの範囲を,高硬さ材料用のH法は,85 IRHD100 IRHDの範囲を測定できる。薄い材料用のM
――――― [JIS K 6253-1 pdf 5] ―――――
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JIS K 6253-1:2012の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 18517:2005(MOD)
JIS K 6253-1:2012の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.060 : ゴム
JIS K 6253-1:2012の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK6200:2019
- ゴム―用語
- JISK6253-2:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第2部:国際ゴム硬さ(10 IRHD~100 IRHD)
- JISK6253-3:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第3部:デュロメータ硬さ
- JISK6253-4:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第4部:IRHDポケット硬さ
- JISK6253-5:2012
- 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム―硬さの求め方―第5部:硬さ試験機の校正及び検証