JIS K 6300-1:2013 未加硫ゴム―物理特性―第1部:ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方

JIS K 6300-1:2013 規格概要

この規格 K6300-1は、ムーニー粘度計を用いて,未加硫ゴムのムーニー粘度及びスコーチタイムを求める方法について規定。

JISK6300-1 規格全文情報

規格番号
JIS K6300-1 
規格名称
未加硫ゴム―物理特性―第1部 : ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方
規格名称英語訳
Rubber, unvulcanized -- Physical property -- Part 1:Determination of Mooney viscosity and pre-vulcanization characteristics with Mooney viscometer
制定年月日
2001年1月20日
最新改正日
2018年10月22日
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‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2001-01-20 制定日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2013-09-20 改正日, 2018-10-22 確認
ページ
JIS K 6300-1:2013 PDF [19]
                                                                                 K 6300-1 : 2013

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 試験項目及び原理・・・・[2]
  •  4.1 ムーニー粘度試験・・・・[2]
  •  4.2 ムーニースコーチ試験・・・・[2]
  •  5 ムーニー粘度試験・・・・[3]
  •  5.1 試験装置・・・・[3]
  •  5.2 トルク指示装置の校正・・・・[7]
  •  5.3 試験片・・・・[7]
  •  5.4 試験方法・・・・[8]
  •  5.5 試験結果のまとめ方・・・・[10]
  •  5.6 試験報告書・・・・[10]
  •  6 ムーニースコーチ試験・・・・[11]
  •  6.1 試験装置・・・・[11]
  •  6.2 トルク指示装置の校正・・・・[11]
  •  6.3 試験片・・・・[11]
  •  6.4 試験方法・・・・[11]
  •  6.5 試験結果のまとめ方・・・・[12]
  •  6.6 試験報告書・・・・[12]
  •  附属書A(参考)精度・・・・[13]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[16]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6300-1 pdf 1] ―――――

K 6300-1 : 2013

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本ゴム工業会
(JRMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべき
との申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6300-1:2001は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意を喚
起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願後の特許出願及び実用新案権
に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 6300の規格群には,次に示す部構成がある。
JIS K 6300-1 第1部 : ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方
JIS K 6300-2 第2部 : 振動式加硫試験機による加硫特性の求め方
JIS K 6300-3 第3部 : ラピッドプラストメータによる可塑度及び可塑度残留指数の求め方

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6300-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6300-1 : 2013

未加硫ゴム−物理特性−第1部 : ムーニー粘度計による粘度及びスコーチタイムの求め方

Rubber, unvulcanized-Physical property-Part 1: Determination of Mooney viscosity andpre-vulcanization characteristics with Mooney viscometer

序文

  この規格は,2005年に第2版として発行されたISO 289-1,2009年に発行されたISO 289-1 Technical
Corrigendum 1及び1994年に第1版として発行されたISO 289-2を基にして,技術的内容を変更して作成
した日本工業規格(日本産業規格)である。対応国際規格の規定を不採用とした精度については,附属書A(参考)とした。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表をその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,ムーニー粘度計を用いて,未加硫ゴムのムーニー粘度及びスコーチタイムを求める方法に
ついて規定する。
注記 この規格の対応国際規格を,次に示す。
ISO 289-1:2005,Rubber, unvulcanized−Determinations using a shearing-disc viscometer−Part 1:
Determination of Mooney viscosity及びTechnical Corrigendum 1:2009
ISO 289-2:1994,Rubber, unvulcanized−Determinations using a shearing-disc viscometer−Part 2:
Determination of pre-vulcanization characteristics(全体評価MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
警告 この規格の利用者は,通常の実験室での作業に精通していることを前提とする。この規格は,
その使用に関連して起こる全ての安全上の問題を取り扱おうとするものではない。この規格の
利用者は,各自の責任において安全及び健康に対する適切な措置をとらなければならない。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。引用規格
は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6200 ゴム−用語
JIS K 6250 ゴム−物理試験方法通則
注記 対応国際規格 : ISO 23529,Rubber−General procedures for preparing and conditioning test pieces

――――― [JIS K 6300-1 pdf 3] ―――――

2
K 6300-1 : 2013
for physical test methods(MOD)
JIS K 6298 原料ゴム−天然ゴム・合成ゴム−サンプリング及びその後の準備手順
注記 対応国際規格 : ISO 1795,Rubber, raw natural and raw synthetic−Sampling and further preparative
procedures(IDT)
JIS K 6299 ゴム−試験用試料の作製方法
注記 対応国際規格 : ISO 2393,Rubber test mixes−Preparation, mixing and vulcanization−Equipment
and procedures(MOD)
JIS Z 2245 ロックウェル硬さ試験−試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 6508,Metallic materials−Hardness test−Rockwell test (scales
A-B-C-D-E-F-G-H-K)(MOD)
JIS Z 8401 数値の丸め方

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,JIS K 6200によるほか,次による。
3.1
ムーニー単位
ムーニー粘度試験及びムーニースコーチ試験で用いるトルク指示装置によって指示又は記録する単位。
注記 ロータのシャフトに作用するトルクが8.30 N・mのときを100ムーニー単位(100 M)と呼ぶ。
トルク1) とムーニー単位(以下,Mという。)との関係は,直線的である。
注1) トルク=R×m×g
ここに, R : プーリーの有効半径
m : おもりの質量
g : 重力加速度
3.2
スコーチタイム(Pre-vulcanization time,scorch time)
粘度が最低値から一定値増加するまでの,未加硫ゴムの予熱時間も含めた時間(分)。
注記 L形ロータ(表1参照)を用いた場合は,5 M,S形ロータ(表1参照)を用いた場合は,3 M
の増加とし,それぞれt5,t3と表す。

4 試験項目及び原理

  この規格で規定する試験項目及び原理は,次のとおりとする。

4.1 ムーニー粘度試験

  二つのダイで構成する円筒状の中空部(キャビティ)の中に,円盤状の金属製ロータを装着し,キャビ
ティにゴムを充し,規定の条件の下でロータを回転する。
このとき,ゴムの抵抗によってロータが受けるトルクをゴムのムーニー粘度としてムーニー単位で表す。

4.2 ムーニースコーチ試験

  配合ゴムを用いる加工工程に適した温度において,ゴムのムーニー粘度が,操作時間とともにどのよう
に変化するかを測定する。ムーニー粘度が,規定の値に上昇するまでの時間を記録する。

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K 6300-1 : 2013

5 ムーニー粘度試験

5.1 試験装置

5.1.1  試験装置の構成
試験装置の基本構成は,次による。
a) ダイ(図1参照)
b) ロータ及びロータ駆動装置
c) 加熱及び温度制御装置
d) ダイの密閉装置
e) トルク指示装置
単位 mm
1 上部ダイ 4 ロータ
2 下部ダイ 5 温度センサ
3 キャビティ 6 シール
図1−ムーニー粘度計のダイの主要部分の例
5.1.2 ダイ
ダイは,摩耗しにくく,かつ,腐食しにくい鋼で作られたロックウェル硬さ(JIS Z 2245)HRC60以上
のもので,上下のダイによって円筒形のキャビティを構成する(図1参照)。ダイのキャビティの大きさ
は,直径(50.9±0.1)mm,深さ(10.59±0.03)mmとする。
下部ダイの中心には,ロータのシャフトを挿入するための孔を設ける。孔とロータシャフトとの間隙は,
試験片が漏れないように十分小さくなければならない。また,孔に試験片が流れ込むのを防ぐために,O
リング,グロメットなどの適切なシールを用いる(図1参照)。キャビティ側に向いたダイの表面は,試
験片との滑りを防ぐためにV形溝を設ける。溝の寸法及び刻み方は,次のとおりとする(図2参照)。
a) 形状 V形
b) 寸法 幅(1.0±0.1)mm,角度90°とし,長さは,上部ダイにおいては,中心から3.5 mmのところ
から周に向かって20 mm,下部ダイにおいては,ロータのシャフトを挿入する孔から周に向かって中
心から23.5 mmとする。
c) 刻み方 上下面は,放射状に角度20°の等間隔で18本のV形溝を設け,円周面には,溝を設けない。

――――― [JIS K 6300-1 pdf 5] ―――――

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JIS K 6299:2012の国際規格 ICS 分類一覧