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6.7 浸せき試験
6.7.1 水浸せき試験 試験片3個をそれぞれ塩化カルシウムを乾燥剤としたデシケーター中に室温で24
時間放置した後各試験片の質量を量る。次に約50℃の蒸留水を入れたフラスコ中に試験片を沈め,恒温槽
内で50±1℃に24時間保った後試験片を取り出し,ろ紙で表面の水分をふき取り質量を量る。これを50
±2℃の乾燥器で9時間乾燥し,更に塩化カルシウムを乾燥剤としたデシケーターの中で放冷し,再び質量
を量り,次の式によって抽出率 (%) d及び吸水率 (%) aを算出する。この試験の結果は,試験片3個の平
均値をもって表す。
W W1
rd 100
W
ここに, W : 浸せき前の質量 (g)
W1 : 乾燥後の質量 (g)
W2 W1
ra 100
W
ここに, W2 : 浸せき後の質量 (g)
6.7.2 薬品浸せき試験 試験片3個を試験液(5)に50±1℃に24時間保った後試験片を取り出し,流水中
で5秒間洗浄し,ろ紙で表面の水分をふき取り質量を量り,次の式によって質量変化率 (%) wを算出する。
この試験の結果は,試験片3個の平均値をもって表す。
W1 W
rw 100
W
ここに, W : 浸せき前の質量 (g)
W1 : 浸せき後の質量 (g)
注(5) 試験液は表5による。試験液に用いる薬品は,JIS試薬特級とする。
表5 試験液
薬品の種類 試験液
塩化ナトリウム10%の塩化ナトリウム溶液
硫酸 30%の硫酸
硝酸 40%の硝酸
水酸化ナトリウム 40%の水酸化ナトリウム溶液
7. 表示 管には少なくとも両端に,製造業者名又はその略号を表示する。
関連規格 JIS Z 8203 国際単位系 (SI) 及びその使い方
――――― [JIS K 6771 pdf 6] ―――――
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参考 軟質ビニル管は,酸性,アルカリ性その他の液体,ガス体などに対し使用し得るが,耐腐食性,
耐抽出性などは使用された可塑剤によって相違があり,その程度を明示しがたいが,耐薬品性
の例を示せば,次のとおりである。
耐薬品性
(各種薬品に常温で6か月間浸せきした結果)
薬品名 水溶液濃度 質量変化 外観変化 使用の可否
(%)
塩酸 35% − 2.5 不透明となる。 可
12% − 1.5 不透明となる。 可
硫酸 98% 黒化し著しく硬化する。 不可
りん酸 90% − 2.5 ほとんど変化しないが,やや透明度を失 可
う。
硝酸 60% − 7.4 著しく硬化する。 不可
モノクロル酢酸 50% − 0.15 やや透明度を失う。 可
氷酢酸 −14.2 不透明となり著しく硬化する。 不可
酢酸 50% + 1.3 不透明となる。 可
アンモニア水 28% +14.2 不透明となり硬化する。 不可
過酸化水素水 35% − 0.3 やや透明度を失う。 可
過マンガン酸カリウム 8% + 2.8 不透明となり表面にMnO2を生成する。 不適当
硫化ソーダ 10% − 3.8 ほとんど変化しない。 可
石けん水 1% + 1.3 不透明となる。 可
塩化石灰 30% − 0.3 ほとんど変化しない。 可
発煙硫酸 (50%SO3) 黒変し,膨れ,もろくなる。 不可
黄銅めっき液 − 1.46 ほとんど変化しない。 可
クロムめっき液 −3 透明度は変化しない。 可
(30%クロム酸)
現像液 −0.5 やや透明度を失う。 可
――――― [JIS K 6771 pdf 7] ―――――
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化学部会 軟質ビニル管専門委員会 構成表(昭和33年7月9日改正のとき)
氏名 所属
(委員会長) 水 谷 久 一 東京農工大学
小 川 辛 一 新潟化工株式会社
箕 田 輝之助 横浜護謨製造株式会社
牛 山 喜 作 プラスチック株式会社
金 子 清 東洋化学株式会社
高 安 新一郎 農業ビニル協会
村 田 久 人 旭電化株式会社
戸河里 正 鐘淵化学工業株式会社
清 野 繁 夫 シェル石油株式会社
中 村 秀 男 合成樹脂工業技術研究会
日 比 芳治郎 第一商工株式会社
佐々木 甚 一 佐々木商事株式会社
大 橋 吉之助 東京工業試験所
折 美 儔 プラスチックス協会
広 瀬 三 郎 日本ビニル工業会
稲 波 為 一 塩化ビニル管協会
武 藤 和 雄 通商産業省軽工業局
霜 永 忠 平 工業技術院標準部
(事務局) 三 瓶 滋 工業技術院標準部繊維化学規格課
(事務局) 青 木 誠 治 工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)
石 川 哲之介 工業技術院標準部繊維化学規格課(昭和52年5月1日改正のとき)
(事務局) 渡 辺 武 夫 工業技術院標準部繊維化学規格課(平成7年12月1日改正のとき)
稲 葉 知 英 工業技術院標準部繊維化学規格課(平成7年12月1日改正のとき)
JIS K 6771:1995の国際規格 ICS 分類一覧
- 23 : 一般的に利用される流体システム及びその構成要素 > 23.040 : パイプライン部品及びパイプライン > 23.040.20 : プラスチック管
JIS K 6771:1995の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB7502:2016
- マイクロメータ