この規格ページの目次
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K 6828-2 : 2003
1 金属製熱板(溝付き) 6 ガラスバー
2 電気抵抗体(加熱源) 7 断熱材
3 冷媒容器(冷却源) 8 乾燥空気入口
4 温度検知器挿入穴(直径5 mm) 9 空気出口
5 熱板上の溝(深さ0.3 mm) 10 一番目の温度検知器挿入穴
図 2 空気循環式測定装置の例
5.2 温度検知器
想定される温度範囲内(主として−10+50 ℃の範囲)で精度0.1 ℃のもの。熱板の
穴に挿入できる水銀温度計及び熱電対式温度計が適している。他に,熱板の温度こう配が測定可能な接触
式又は非接触式の表面温度計を用いてもよい。
5.3 アプリケ-タ又は塗布器
ステンレススチール又はプラスチックなどの不活性材料製で,次のいず
れかの塗布層を複数本同時に,又は1本ずつ連続的に作ることができるもの。
− 溝付き熱板の溝の中の塗布層(図3参照)。
− 平滑熱板上の厚さ約0.1 mm,幅2025 mm,又は受渡当事者間で合意した厚さ及び幅の塗布層。
――――― [JIS K 6828-2 pdf 6] ―――――
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K 6828-2 : 2003
単位 mm
図 3 溝付き熱板用アプリケータの例
6. 手順
6.1 温度こう配の設定
試料に適した温度こう配を設定するため,温度検知器を装着し,加熱源及び冷
却源を次のように調節する。
a) 白化温度又は最低造膜温度が熱板の中央部分になるように設定する。
b) 高温側及び低温側の両端の温度検知器間の温度差は2040 ℃とし,試験中は一定に保つ。
両端の温度検知器間の温度こう配は,可能な限り直線状に近く,すなわち,次の温度検知器との温度差
がすべて同程度になるように調節する。熱的な平衡状態,すなわち温度検知器が変化を示さなくなってか
ら測定を開始する。
――――― [JIS K 6828-2 pdf 7] ―――――
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K 6828-2 : 2003
6.2 測定
JIS K 6387-1又はJIS K 5600-1-2で規定する方法のいずれかによって採取した試料を,高温側
から熱板上に均一に塗布する。
− 溝付き熱板の場合,溝の全容積をわずかに超える量の試料を高温側から溝に流し込む。アプリケータ
で溝に沿って試料を塗布し,余剰分は取り除く。
− 平滑な熱板の場合,試料を熱板の高温側から帯状に塗布する。塗布層の厚さ0.1 mm,幅約2025 mm
に塗布できるアプリケータを使用する。
備考 受渡当事者間で合意がある場合は,規定以外の塗布寸法(厚さ及び幅)を採用してもよい。
試料を乾燥させるため,乾燥剤設置式測定器の場合は,乾燥剤を載せた受け皿を熱板上に設置し,熱板
面と受け皿とを透明カバーで覆う。また,空気循環式測定器の場合は,ガラスカバーをかぶせた後,この
下に低温側から高温側に向けて室温の乾燥空気をゆっくり一定の速度で流す。
完全に造膜し,き裂がなく透明な部分と,造膜せずに白化している部分とが,明りょうに識別できるよ
うになるまで待ち,それぞれの部分の境界位置を読み取る。
横軸を温度検知器間の距離とし,縦軸を温度検知器から読み取った熱板の温度としたグラフを作成する。
このグラフと,読み取った境界位置とから,白化温度(白色不透明部分と透明皮膜との境界温度)及び
/又は最低造膜温度(き裂のない均一な皮膜が形成される最低温度)を決定する。
表面温度計を用いるときは,白化温度及び最低造膜温度は,温度計の目盛から直接読み取ることができ
る。
備考 直線的な温度こう配の場合は,グラフは直線となるので,読取り値をプロットして作成する必
要はない。
測定は2回行い,測定値間の差が2 ℃以内となるまで試験を繰り返す。
7. 結果の表し方
二つの測定値の平均値を算出し,JIS Z 8401によって,小数点以下を四捨五入する。
8. 精度
規定する手順に正確に従えば,次の精度で試験結果を得ることができる。
a) 繰返し精度 同一試料を,同一装置で,同一測定者が測定した場合の試験結果の差は2 ℃以内である。
b) 再現精度 同一試料を,別の試験室の,別の測定者が測定した場合の試験結果の差は4 ℃以内である。
9. 試験報告書
試験報告書には,次の事項を含める。
a) この規格の番号
b) 試料の特定に必要なすべての情報
c) 測定装置の形式及び測定条件
d) 試験室の温度
e) 試験結果(白化温度又は最低造膜温度)
f) 規定された方法と異なる事項
g) 試験中に認められた異常現象
h) 試験年月日及び場所
――――― [JIS K 6828-2 pdf 8] ―――――
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K 6828-2 : 2003
K6
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附属書(参考)JISと対応する国際規格との対比表
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2 : 2002
ISO 2115 : 1996 プラスチックス−ポリマー分散液−白化温度及び最低造膜温
JIS K 6828-2 : 2002 合成樹脂エマルジョン−第2部 : 白化温度及び最低造膜温度の
求め方 度の求め方
(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
表示箇所 : 本文
表示方法 : 点線の下線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1.適用範囲 合成樹脂エマルジョン及ISO 2115 1. ポリマー分散液 MOD/追加 合成樹脂エマルジョンの配合
びその配合物 物を適用範囲として追加
2.引用規格 JIS K 5600-1-2 2. MOD/追加 JIS K 5600-1-2は,ISO 842を改
正したISO 15528 : 2000に対応
している。技術的差異はない。
JIS K 6387-1 ISO 123 : 1985 IDT
ISO 842 MOD/削除 ISO 842は,現在ISO 15528に ISOの誤記とおもわれるので
改正されているため,削除。 ISOに提案する。
ISO 12000 MOD/削除 本体中に引用されていないた
め,削除。
3.定義 合成樹脂エマルジョン 3. ポリマー分散液 IDT −
白化温度 JISに同じ IDT −
最低造膜温度 JISに同じ IDT −
4.原理 温度こう配のある熱板上 4. JISに同じ IDT −
で試料を乾燥させ,造
膜・非増膜部分の境界温
度を測定
5.装置 空気循環式測定装置 5. 空気循環式測定装 MOD/追加 乾燥剤設置式測定装置を追加 国内では主として乾燥剤設置
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乾燥剤設置式測定装置 置 式測定装置が市販されている。
828
5.3の備考の下線について記入次回改正時に見直しを行う。
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2 : 2002
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――――― [JIS K 6828-2 pdf 9] ―――――
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K 6828-2 : 2003
K6
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(I) ISの規定 (II) 国際 (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的差
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ごと
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規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
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表示箇所 : 本文
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2 : 2
表示方法 : 点線の下線
0
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
02
番号 番号 の評価
6.手順 JIS K 6837-1又はJIS K 6. ISO 123又はISO MOD/変更 ISO 842は,現在ISO 15528に 塗布厚0.3 mm以下,塗布幅15
5600-1-2によって試料を 842の方法で試料 改正されており,JIS K mm以上であれば,測定値に大
採取 を採取 5600-1-2が対応している。技術
差ないことが,日本エマルジョ
的差異はない。 ン工業会技術委員会で行った
測定手順 : 空気循環測定 JISに同じ。ただ MOD/追加 乾燥剤設置式測定装置に関す 実験によって確認されている。
装置の場合の手順及び乾 し,乾燥剤設置式 る手順を追加。また,規定値以
燥剤設置式測定装置に関 測定装置に関する 外の塗布厚,塗布幅を受渡当事
する手順 手順の規定はな 者間の合意によって採用でき
塗布厚 い。 ることを備考に規定。
平滑熱板 : およそ0.1 mm
溝付き熱板 : 0.3 mm
塗布幅 : 2025 mm
7.結果の表 JIS Z 8401によって小数 7. 小数点以下を四捨 MOD/変更 数値の丸め方はJIS Z 8401によ
し方 点以下を四捨五入 五入 るとした。
8.精度 繰返し精度2 ℃,再現精 8. JISに同じ IDT −
度4 ℃
9.試験報告 規定する8項目を含む。 9. JISに同じ IDT −
書
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT·················· 技術的差異がない。
― MOD/削除········· 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
― MOD/追加········· 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
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― MOD/変更········· 国際規格の規定内容を変更している。
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2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
8-
2
― MOD··············· 国際規格を修正している。
: 2002
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JIS K 6828-2:2003の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2115:1996(MOD)
JIS K 6828-2:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 83 : ゴム及びプラスチック工業 > 83.080 : プラスチック > 83.080.01 : プラスチック一般
JIS K 6828-2:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK5600-1-2:2002
- 塗料一般試験方法―第1部:通則―第2節:サンプリング
- JISK6387-1:2005
- ゴムラテックス―第1部:サンプリング
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方