JIS K 6900:1994 プラスチック―用語

JIS K 6900:1994 規格概要

この規格 K6900は、プラスチック産業において使用されている用語を英語及びフランス語で定義。

JISK6900 規格全文情報

規格番号
JIS K6900 
規格名称
プラスチック―用語
規格名称英語訳
Plastics -- Vocabulary
制定年月日
1960年8月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 472:1988(IDT)
国際規格分類

ICS

01.040.83, 83.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック II(材料) 2021, 金型 2020
改訂:履歴
1960-08-01 制定日, 1963-09-18 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-11-01 確認日, 1971-11-01 改正日, 1975-04-01 確認日, 1977-05-01 改正日, 1980-10-01 確認日, 1986-01-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 1999-10-20 確認日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS K 6900:1994 PDF [119]
K 6900-1994 (ISO 472 : 1988)

まえがき

  ISO(国際標準化機構)は,国家規格団体(ISO会員団体)の世界的連合体である。国際規格作成業務
は正規にはISO専門委員会によって実施される。専門委員会の設立されている主題に関係を持つ各会員団
体は当該委員会に代表を送る権利を有する。
またISOと連係している政府系及び非政府系国際機関もこの業務に参加できる。ISOは国際電気標準会
議 (IEC) と電気技術標準化のすべての問題について密接に協力している。
専門委員会によって採択された国際規格案はISO理事会によって国家規格として受理される前に,承認
のため会員団体に回付される。それらはISOの手続きに従って承認されるが,少なくとも75%の会員団体
の投票による承認を必要とする。
国際規格ISO 472はISO/TC61プラスチック専門委員会により作成された。
この第2版は,第1版 (ISO 472 : 1979) 及びその追加,ISO 194 : 1981及びその追加,ISO 6354 : 1982
及びISO 6355 : 1988を廃止のうえこれらの内容を包括統合したものである。
利用者は,すべての国際規格が折々改定を受けており,かつ別に記載のないかぎり,ここに引用したそ
の他の国際規格のいずれもその最新版を意味することに留意することが望ましい。

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS K 6900 pdf 1] ―――――

                                                                       K 6900-1994 (ISO 472 : 1988)

pdf 目次

ページ

  •  1. 目的及び適用範囲・・・・[1]
  •  2. 用語及び定義・・・・[2]
  •  3. 参考文献・・・・[82]
  •  附属書 いくつかの特別の部門において定義した用語の分類・・・・[84]
  •  A.1 接着・・・・[84]
  •  A.2 織物用ガラ・・・・[84]
  •  A.3 減衰専門用語・・・・[85]
  •  A.3.1 用語・・・・[85]
  •  A.3.2 記号・・・・[86]
  •  [参考]日本語による索引(五十音順)・・・・[88]

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS K 6900 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6900-1994
(ISO 472 : 1988)

プラスチック−用語

Plastics−Vocabulary

日本工業規格(日本産業規格)としてのまえがき
この規格は,1988年第2版として発行されたISO 472 (Plastics−Vocabulary) を翻訳し,技術的内容及び規
格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で下線(点線)を施してある箇所は,原国際規格にない事項である。

1. 目的及び適用範囲

 この国際規格はプラスチック産業において使用されている用語を英語及びフラン
ス語で定義する。その用語は英語のアルファベット順に列挙する。
一つの用語が一つ又はそれ以上の同義語を有する場合には,その同義の用語は好ましい用語のあとに続
ける。避けた方がよい同義の用語は“(避けた方がよい)”と表示する。ある定義(又は注)の後の“···も
参照”の表現は,その用語に関連する情報を含む他の定義又は注(同義語ではない)に注意を向けるため
に使用する。
すべての用語はフランス語−英語,英語−ロシア語及びロシア語−英語の索引の中に正規の語順でアル
ファベット順に列挙する(1)が,いくつかの用語は逆の語順でも列挙する。いくつかの定義及び又は注では
本文中に,重要な注釈的用語(同義語ではない)が入っている。これらの注釈的用語も索引の中に列挙し,
“対比···”の表現に続いて定義された好ましい用語が読者に分かるようにしてある。同義語も索引中に列
挙し,“···参照”の表示の後にその好ましい用語を引用した。
注(1) 本規格では日本語による五十音順の索引とした。
備考
1 若干の重合体及び共重合体に対する記号は,例えばポリカーボネート [PC] のように,角括弧の中に示
す。オレフィン類を含む用語に対しては,IUPAC(国際純正応用化学連合)により承認されている用語を,
プラスチック産業において一般に使用されている名称に続いて,例えばポリエチレン[ポリエテン][PE],
のように角括弧内に示す。
2 重合体の原料基礎名称に対するIUPACの規則は,“poly(ポリ)”に二語以上が続く場合には,囲み符
号 ( ) を用いて特定する。この国際規格においてはそのIUPACの実施要領に従っている。しかし,一般
に使用される場合には,括弧はしばしば省略される。
3 この国際規格におけるいくつかの用語は,その用語が特殊な分野に特別に限定されていることを示すた
めに挿入句的情報を追加してある。
4 英語の本文において,動詞として定義した用語は“(動詞)”によって表示する。
5 定義の次の括弧の中の数字は参考文献を示す。

――――― [JIS K 6900 pdf 3] ―――――

2
K 6900-1994 (ISO 472 : 1988)

2. 用語及び定義

 番号                       用語                                         定義
(参考)(英語)
1 absolute compliance |C| (Pa−1) 絶対コンプライアンス
|C| (Pa−1) 対比.絶対弾性率。
2 absolute modulus |M| (Pa)絶対弾性率|M| (Pa) σ0
|M|= M 2' 2"
[絶対コンプライアンス
[absolute compliance |C| 0
(Pa−1) ] |C| (Pa−1)]
|C|= C2' 2" 0
σ0
ここに Y 力であり;
攀 Y 爰
注−測定は引張り,せん断,体積圧縮又は縦圧
縮による。
例 : 複素せん断弾性率の絶対値
|G*|=G*=G2' G2" (Pa)
弾性率,複素コンプライアンス,複素弾性率及
びコンプライアンスも参照。
3 accelerator ; promoter 促進剤 化学系(反応体にその他の添加剤を加えたもの)
の反応速度を増大するために少量使用する物質。
活性化剤,触媒も参照。
4 accuracy of the mean 平均の確度 真の数値と極めて多数回の実験手続きを実施し
て得られる平均の結果との間の一致の近似性
[30]。
注−結果に影響を及ぼす測定の誤差の系統的な
部分が少なければ少ないほど,その手続きは一層
正確である。
5 acetal plastic アセタールプラスチック 鎖中の繰返し構造単位がアセタール形のもので
ある重合体,又はアセタール及び他の形の繰返し
構造単位が鎖中に存在し,そのアセタール成分(複
数)が質量で最大量存在している共重合体を主成
分とするプラスチック。
ポリオキシメチレンプラスチックも参照。
6 acetone resin アセトン樹脂 アセトンと他の化合物,例えばホルムアルデヒ
ド又はフェノールとの重縮合によって製造された
樹脂。
7 acrylic plastic アクリルプラスチック アクリル酸又はアクリル酸構造誘導体で製造さ
れた重合体,又は他の単量体とのそれらの共重合
体で,そのアクリル単量体(複数)が質量で最大
量存在しているものを主成分とするプラスチッ
ク。
8 acrylonitrile/butadiene/styrene
アクリロニトリル/ブタ アクリロニトリル,ブタジエン及びスチレンで
[ABS] plastic ジエン/スチレン [ABS]製造されたターポリマー及び又はそれらの重合体
プラスチック と共重合体の混合物を主成分とするプラスチッ
ク。
9 acrylonitrile/methyl methacrylate
アクリロニトリル/メタ アクリロニトリルとメタクリル酸メチルの共重
[A/MMA] plastic クリル酸メチル [A/MMA]合体を主成分とするプラスチック。
プラスチック
10 activator 活性化剤 促進剤の効果を増大するために少量使用する物
質。
11 addition polymer 付加重合体 付加重合によって製造された重合体。

――――― [JIS K 6900 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
K 6900-1994 (ISO 472 : 1988)
番号 用語 定義
(参考)(英語)
12 addition polymerization ; 付加重合;重付加 繰返し付加過程による重合[41]。
polyaddition 重付加も参照。
注−繰返し付加過程は水又はその他の簡単な分
子の脱離を伴うことなく行われる。
13 additive 添加剤;添加物 一つ又はそれ以上の性質を改良又は改質するた
めに重合体に添加するいずれかの物質。
注−狭義では,用語の添加剤は少量添加する成
分のみを含む。このような場合,比較的多量に添
加する成分に対しては用語の変性剤を使用する。
14 adhere (intransitive verb) 接着する(自動詞) 付着の状態にあること。
結合する(動詞)も参照。
15 adherence 付着;接着 二つの表面が界面に働く力でつなぎ合わされて
いる状態。
注−付着は接着剤を使用し,又は使用しないで
も達成できる。
接着及び凝集も参照。
16 adherend 被着材 接着剤によって他の物体に固定され,又は固定
されようとしている物体。
17 adhesion 接着 二つの表面が接着剤の助けをかりて,化学的又
は物理的力又は双方によってつなぎ合わされてい
る状態。
接着及び凝集も参照。
18 接着破壊
adhesion failure ; adhesive failure 割れ目が接着剤と被着材の界面にあることが目
に見える接着剤結合の破壊。
凝集破壊も参照。
19 adhesive 接着剤 接着によって材料をつなぎ合わせることのでき
る物質。
注−用語グルーは元来は硬質ゼラチンから調製
した接着剤に使用されていた。この用語が広範囲
にわたり使用され合成樹脂から調製した接着剤に
対しても用語接着剤と同義語となった。現在では
用語接着剤が望ましい一般用語である。
20 adhesive line ; glue line 接着層;グルーライン(避結合される2個の部材間の又は結合された製品
(deprecated) けた方がよい) における接着剤で満たした間げき。
ボンドライン及び接合(接着剤結合における)
も参照。
21 afterflame 残炎 特定の試験条件のもとで,点火源を取除いた後
にも材料が火炎を持続する状態。
22 afterflame time 残炎時間 特定の試験条件のもとで,点火源を取除いた後
にも材料が火炎をあげ続ける時間。
23 afterglow 残光 火炎の終了後又は点火源を取除いた後にも材料
が赤熱を持続する状態。
24 ageing 老化 時間の経過の中で材料に生ずるすべての不可逆
的な化学的及び物理的作用の全体。
変質も参照。
25 air-assist vacuum thermoforming
エア−アシスト真空熱成 真空で吸引する前に加熱したシートの部分的な
形 予備成形を空気圧で行う真空熱成形工程。

――――― [JIS K 6900 pdf 5] ―――――

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