JIS K 6922-1:2018 プラスチック―ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料―第1部:呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

JIS K 6922-1:2018 規格概要

この規格 K6922-1は、ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料の呼び方のシステムについて規定。マスターバッチ類,EPMゴム,及びPE-UHMWには適用しない。

JISK6922-1 規格全文情報

規格番号
JIS K6922-1 
規格名称
プラスチック―ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料―第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
規格名称英語訳
Plastics -- Polyethylene (PE) moulding and extrusion materials -- Part 1:Designation system and basis for specifications
制定年月日
1997年7月20日
最新改正日
2018年6月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
プラスチック II(材料) 2021
改訂:履歴
1997-07-20 制定日, 2002-01-20 確認日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認日, 2018-06-20 改正
ページ
JIS K 6922-1:2018 PDF [14]
                                                                                 K 6922-1 : 2018

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[2]
  •  3 呼び方及び仕様表記のシステム・・・・[2]
  •  3.1 一般事項・・・・[2]
  •  3.2 データブロック1・・・・[3]
  •  3.3 データブロック2・・・・[3]
  •  3.4 データブロック3・・・・[3]
  •  3.5 データブロック4・・・・[4]
  •  3.6 データブロック5・・・・[6]
  •  4 呼び方の例・・・・[7]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6922-1 pdf 1] ―――――

K 6922-1 : 2018

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,日本プラスチック
工業連盟(JPIF),石油化学工業協会(JPCA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案
を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が
改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 6922-1:1997は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
JIS K 6922の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS K 6922-1 第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
JIS K 6922-2 第2部 : 試験片の作製方法及び特性の求め方

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6922-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6922-1 : 2018

プラスチック−ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料−第1部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎

Plastics-Polyethylene (PE) oulding and extrusion materials- Part 1: Designation system and basis for specifications

序文

  この規格は,2014年に第1版として発行されたISO 17855-1を基とし,国内の実情を反映させるため,
技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

1.1   この規格は,ポリエチレン(PE)成形用及び押出用材料の呼び方のシステムについて規定する。こ
のシステムは,仕様表記の基礎として用いることができる。
1.2 PEを,次の性質の適切なレベル,用途及び/又は加工方法,重要な性質,添加剤,着色剤,充材
及び強化材に関する情報に基づいて区分する。
a) 密度
b) メルトマスフローレイト(MFR)
1.3 この規格は,ポリエチレンホモポリマー及びポリエチレンコポリマーに適用する。ポリエチレンコ
ポリマーは,エチレン及び質量分率 50 %未満の他の1-オレフィンモノマー又は質量分率 3 %以下の官能
基をもつ非オレフィンモノマーからなる。
この規格は,着色剤,添加剤,充材などを加えた材料又は加えない材料で,粉状,か粒状又はペレッ
ト状の,通常使用されるものに適用する。
この規格は,マスターバッチ類,EPMゴム,及びPE-UHMWには適用しない。PE-UHMWは,JIS K 6936-1
を参照する。
注記1 この規格で同じ呼び方をする材料が,必ずしも同一の性能を示すとは限らない。この規格は,
特定用途及び/又は成形方法を規定するために必要な技術的なデータ,性能データ又は成形
条件に関するデータを提供するものではない。このような追加のデータが必要な場合は,JIS
K 6922-2に規定する試験方法が適用できる場合には,それに従って測定する。
注記2 特定の用途向けに熱可塑性材料を規定するため,又は再現性のある成形加工を確実にするた
めに,追加要求事項をデータブロック5に入れてもよい(3.1参照)。
注記3 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。

――――― [JIS K 6922-1 pdf 3] ―――――

2
K 6922-1 : 2018
ISO 17855-1:2014,Plastics−Polyethylene (PE) oulding and extrusion materials−Part 1:
Designation system and basis for specifications(MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6899-1 プラスチック−記号及び略語−第1部 : 基本ポリマー及びその特性
注記 対応国際規格 : ISO 1043-1,Plastics−Symbols and abbreviated terms−Part 1: Basic polymers and
their special characteristics
JIS K 6936-1 プラスチック−超高分子量ポリエチレン(PE-UHMW)成形用及び押出用材料−第1
部 : 呼び方のシステム及び仕様表記の基礎
注記 対応国際規格 : ISO 11542-1,Plastics−Ultra-high-molecular-weight polyethylene (PE-UHMW)
moulding and extrusion materials−Part 1: Designation system and basis for specifications
JIS K 7210-1 プラスチック−熱可塑性プラスチックのメルトマスフローレイト(MFR)及びメルト
ボリュームフローレイト(MVR)の求め方−第1部 : 標準的試験方法
注記 対応国際規格 : ISO 1133-1,Plastics−Determination of the melt mass-flow rate (MFR) nd melt
volume-flow rate (MVR) f thermoplastics−Part 1: Standard method
ISO 1183-1,Plastics−Methods for determining the density of non-cellular plastics−Part 1: Immersion method,
liquid pyknometer method and titration method
ISO 1183-2,Plastics−Methods for determining the density of non-cellular plastics−Part 2: Density gradient
column method
ISO 1183-3,Plastics−Methods for determining the density of non-cellular plastics−Part 3: Gas pyknometer
method

3 呼び方及び仕様表記のシステム

3.1 一般事項

  熱可塑性プラスチックの呼び方及び仕様表記のシステムは,次の標準様式による。
呼び方
種類 識別項目ブロック
ブロック 規格番号 個別項目ブロック
(記載任意) ブロック データ データ データ データ データ
ブロック ブロック ブロック ブロック ブロック
1 2 3 4 5
この呼び方は,記載任意の種類ブロック(“熱可塑性プラスチック”と記載する。)及び識別項目ブロッ
クによって構成し,更に識別項目ブロックは,規格番号ブロック及び個別項目ブロックによって構成する。
曖昧な表示を避けるため,個別項目ブロックを,更に次の五つのデータブロックに細分する。

――――― [JIS K 6922-1 pdf 4] ―――――

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K 6922-1 : 2018
データブロック1 : JIS K 6899-1に規定する記号(PE-VLD,PE-LD,PE-LLD,PE-MD又はPE-HD)を
表示してプラスチックを識別(3.2参照)
データブロック2 : 充材又は強化材,及びそれらの公称含有率(3.3参照)
データブロック3 : 位置1 : 用途又は加工方法(3.4参照)
位置28 : 重要な性質,添加剤及び補足情報(3.4参照)
データブロック4 : 区分用の性質(3.5参照)
データブロック5 : 仕様の基礎とするために,追加情報を5番目のデータブロックに加えてもよい(3.6
参照)。
個別項目ブロックの最初の文字は,ハイフンとする。それぞれのデータブロックは,互いにコンマで区
切る。使用しないデータブロックがある場合は,そのデータブロックを二つ続きの分離記号,すなわち,
二つのコンマ(,,)によって示す。

3.2 データブロック1

  データブロック1では,ハイフンの後に,JIS K 6899-1に規定する記号(PE-VLD,PE-LD,PE-LLD,
PE-MD又はPE-HD)を表示し,ポリエチレンを識別する。

3.3 データブロック2

  データブロック2では,位置1に充材及び/又は強化材の種類を,位置2にその物理的形状を,それ
ぞれ表1に示すコードで表示する。位置1及び位置2のコードに続いて,その含有率を位置3及び位置4
に2桁の数字で表示する。
表1−データブロック2で使用する充材及び強化材のコード
コード 物質(位置1) コード 形状(位置2)
B ボロン B ボール,ビーズ,スフェア
C カーボンa)
D 粉末
F 繊維
G ガラス G 粉砕品(繊維状粉砕品も含む。)
H ウィスカ
K 炭酸カルシウム
L セルロースa)
M 鉱物a),金属a)
S 有機合成物a) S りん片,フレーク
T タルク
W 木
X 指定なし X 指定なし
Z その他a) Z その他a)
注記 数種の物質及び/又は異なる形状の混合物を表示する場合,“+”の記号を使って関連するコードを
つなぎ,その全体を括弧でくくるとよい。例えば,25 %ガラス繊維(GF)及び10 %鉱物粉末(MD)
の場合は,(GF25+MD10)の表示になる。
注a) これらの物質は,例えば,化学記号又は関連規格に規定された略号で詳しく表示してもよい。金属(M)
の場合,含有率の後に化学記号によって金属の種類を表示する。

3.4 データブロック3

  データブロック3では,位置1に用途及び/又は加工方法についての情報を表示し,位置28に重要な
性質,添加剤及び着色剤についての情報を表示する。それらのコードを,表2に示す。

――――― [JIS K 6922-1 pdf 5] ―――――

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JIS K 6920-2:2009の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 6922-1:2018の関連規格と引用規格一覧