JIS K 6935-1:1996 プラスチック―ふっ素ポリマーのディスパージョン,成形用材料及び押出用材料―第1部:分類の体系と仕様作成のための基準 | ページ 3

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K 6935-1-1996 (ISO 12086-1 : 1995)
5.3.2.1 標準比重 (SSG) SGは,ISO 12086-2の手続に従って測定する。コード番号及び範囲は,表4に
示す。
表4 データブロック3に使用するコード番号及び標準比重 (SSG)
コード番号 標準比重 (SSG) の範囲
0 <2.140
1 2.140≦<2.160
2 2.160≦<2.180
3 2.180≦<2.200
4 2.200≦<2.220
5 2.220≦<2.240
6 2.240≦
5.3.2.2 メルトマスフローレート及びメルトボリュウムフローレート メルトマスフローレート及びメ
ルトボリュウムフローレートは,ISO 12086-2に従い表6及び表7から選んだ試験条件を用いて測定する。
メルトマスフローレートは,表6及び表7に示される。
温度と重荷は,コードNo.に従って,表5で与えられるコードによってデータブロック3に示す。
もし,メルトボリュウムフローレートが決められれば,メルトマスフローレートは,メルトボリュウム
フローレートとポリマーの溶融比重によって計算できる。
表5 データブロック3に使用するコード番号及びメルトマスフローレート (MFR)
MFR MFR
コード番号 コード番号
g/10min. g/10min.
0 <0.1 5 2.0≦< 5.0
1 0.1≦<0.2 6 5.0≦<10.0
2 0.2≦<0.5 7 10.0≦<20.0
3 0.5≦<1.0 8 20.0≦<50.0
4 1.0≦<2.0 9 50.0≦
表6 データブロック3に使用するコード文字及びMFRの試験温度
コード文字 試験温度℃ コード文字 試験温度℃
A 372 ±1 D 265±1
B 297 ±1 E 230±1
C 271.5±1
表7 データブロック3に使用するコード番号及びMFRの試験荷重
試験荷重
コード番号
N (kgf)
1 3.190 (0.325)
2 11.77 (1.20)
3 21.18 (2.16)
4 37.26 (3.80)
5 49.03 (5.00)
6 98.07 (10.00)
7 122.6 (12.50)
8 211.8 (21.60)
9 309.9 (31.60)
5.3.2.3 ゼロ強度時間 (ZST) ゼロ強度時間について,表8にコード番号で示す。
参考 ゼロ強度時間は,ASTM D 1430に示されている。

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K 6935-1-1996 (ISO 12086-1 : 1995)
表8 データブロック3に使用するゼロ強度時間 (ZST) のコード番号
コード番号 ZST s
0 < 115
1 115≦< 175
2 175≦< 300
3 300≦< 750
4 750≦<2 500
5 2 500≦

5.3.3 機械的特性

 引張強さ,引張降伏応力,引張破壊伸び及び引張弾性率は,JIS K 7161 (ISO 527-1) 及
びJIS K 7162 (ISO 527-2) の試験方法の原則に従って,細部を改良したISO 12086-2によって測定される。
表912に引張強さ(PTFE-Sの厚さも併記),引張降伏応力,引張破壊伸び,引張弾性率の各範囲のコー
ド文字を示す。
注) 5.6.1.3参照
表9 データブロックに使用するコード文字,引張強さ及び引張降伏応力
コード文字 引張強さ及び降伏応力 MPa
A <15
B 15≦<20
C 20≦<25
D 25≦<30
E 30≦<35
F 35≦<40
G 40≦<45
H 45≦<50
I 50≦<55
J 55≦

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K 6935-1-1996 (ISO 12086-1 : 1995)
表10 データブロック3に使用するコード文字及び引張破壊伸び
コード文字 引張破壊伸び %
A < 50
B 50≦<100
C 100≦<150
D 150≦<200
E 200≦<250
F 250≦<300
G 300≦<350
H 350≦<400
I 400≦<500
J 500≦<600
K 600≦<800
L 800≦
表11 データブロック3に使用するコード文字及び引張弾性率
データ文字 引張弾性率 MPa
A < 500
B 500≦< 800
C 800≦<1 200
D 1 200≦<1 600
E 1 600≦<2 000
F 2 000≦<3 000
G 3 000≦<4 000
H 4 000≦<6 000
I 6 000≦
表12 データブロック3に使用するコード番号及びPTFE-Sの試験片厚さ
コード番号 試験片の厚さ mm
1 <0.125
2 0.125≦<0.500
3 0.500≦<1.00
4 1.00≦

5.3.4 密度

 密度は,ISO 12086-2に規定するISO 1183の原則に従って測定する。コード文字を表13に
示す。

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K 6935-1-1996 (ISO 12086-1 : 1995)
表13 データブロック3に使用するコード文字及び密度
コード文字 密度g/cm3・23℃
A <1.6
B 1.6≦<1.7
C 1.7≦<1.8
D 1.8≦<1.9
E 1.9≦<2.0
F 2.0≦<2.1
G 2.1≦<2.2
H 2.2≦<2.3
I 2.3≦<2.4
J 2.4≦<2.5
K 2.5≦<3.0
L 3.0≦<3.5
M 3.5≦<4.0
N 4.0≦<4.5
O 4.5≦<5.0
P 5.0≦<5.5
Q 5.5≦<6.0
R 6.0≦<6.5
S 6.5≦<7.0
T 7.0≦

5.3.5 ふっ素ポリマー及び界面活性剤の含有率

 ふっ素ポリマー及び界面活性剤の含有率は,ISO
12086-2に規定する手順によって測定する。界面活性剤含有量は,乾燥ふっ素ポリマー含有量を基礎にし
て質量百分率で報告する。
含有率は,データブロック3の位置6に,表14のふっ素ポリマー含有率に対応するコード番号及び表
15の界面活性剤含有率に対応するコード文字で表す。
表14 データブロック3に使用するディスパージョン中のふっ素ポリマーの
含有量表示のためのコード番号及び含有率の範囲
コード番号 ふっ素ポリマー含有率 %
2 ≦40
4 >40
表15 データブロック3に使用する添加界面活性剤の含有量表示のための
コード文字及び含有率の範囲(ポリマーの質量百分率として計算)
コード文字 界面活性剤の最少含有率 %
A <0.5
B 0.5≦<2.5
C 2.5≦<3.5
D 3.5≦

5.3.6 粒径

 粒径は,ISO 12086-2に従って測定する。特定のふっ素ポリマーに対する粒径の測定方法は,
そのポリマーの種類による。その方法とは湿式又は乾式ふるい分け分析,電気感能帯試験方法,及び光散
乱方法である。この規格及びISO 12086-2に詳しい方法が示されているが,同等の測定結果を示す自動計
測又はその他の計測方法があれば代わりの方法として承認するものとする。コード文字及び範囲を表16
に示す。

――――― [JIS K 6935-1 pdf 14] ―――――

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K 6935-1-1996 (ISO 12086-1 : 1995)
表16 データブロック3に使用する粒径 (50%) 表示のためのコード番号及び範囲
コード番号 粒径
0 < 10
1 10≦< 125
2 125≦< 250
3 250≦< 350
4 350≦< 500
5 500≦< 710
6 710≦< 1 000
7 1 000≦

5.3.7 かさ密度

 かさ密度は,ISO 12086-2に示した方法で測定するものとする。コード番号及びかさ密
度範囲を表17に表示する。
表17 データブロック3に使用するかさ密度表示のためのコード番号及び範囲
コード番号 かさ密度 g/l
1 <500
2 500≦<800
3 800≦

5.3.8 粉末流れ時間

 粉末流れ時間の測定は,ISO 12086-2による。コード番号及び時間の範囲を表18
に表示する。
表18 データブロック3に使用する粉末流れ時間のコード番号及び範囲
コード番号 粉末流れ時間 s
0 不適切な試験
1 <10
2 10≦<20
3 20≦

5.3.9 押出圧力

 押出圧力は,ISO 12086-2に規定する試験方法で測定する。コード番号及び圧力値の範
囲を表19に示す。
表19 データブロック3に使用する押出圧力表示のためのコード番号
及び圧力範囲[縮少比 (RR) 400 : 1で測定]
コード番号 押出圧力 MPa
1 <15
2 15≦<35
3 35≦

5.3.10 汚染

 汚染物に関する仕様は,売手と購買者の間で協定を結ぶのもよい。

5.4 データブロック4

− ふっ素ポリマーの添加剤としての充てん材及び強化材料の種類
− 添加剤の物理的形状
この二つの項目は,ISO 12086-2に規定する記号でコードする。表20のものは,代表的添加物のタイプ
及び形態の情報コードのリストである。添加物含有量は,材料記号と“−”で分離し,数字で呼び質量含
有率を表す。
数種類の材料の混合物,材料の形態(粉末,繊維,等々),又はその両方を表示するには情報コード符号
を“+”で結んで示す。

――――― [JIS K 6935-1 pdf 15] ―――――

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