この規格ページの目次
- JISK7385 規格全文情報
- まえがき
- pdf 目 次
- プラスチック―塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー―塩素含有量の求め方
- 序文
- 1. 適用範囲
- 2. 原理
- 3. 試薬
- 3.1 硝酸銀標準液
- 3.2 硝酸溶液
- 3.3 濃硝酸
- 3.4 過酸化ナトリウム
- 3.5 でんぷん,しょ糖又はエチレングリコール
- 3.6 酸素ガス
- 3.7 硝酸ナトリウム
- 3.8 水酸化カリウム溶液
- 3.9 過酸化水素溶液
- 4. 装置
- 4.1 乾燥機
- 4.2 はかり
- 4.3 (Volhard)滴定用又は電位差滴定用装置
- 4.4 燃焼ボンベ
- 4.5 ふた付きニッケルるつぼ
- 4.6 安全オーブン
- 4.7 ビーカ
- 4.8 丸底又は平底フラスコ
- 4.9 ろ紙
- 4.10 ビーカ
- 5. 試料
- 6. 操作
- 6.1 A法(燃焼ボンベ法)
- 6.2 B法(燃焼フラスコ法)
- JIS K 7385:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- JIS K 7385:2002の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 7385:2002 規格概要
この規格 K7385は、可塑剤又は添加剤を含まない塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー中の塩素含有量を測定する2種類(A法 : 燃焼ボンベ法;B法 : 燃焼フラスコ法)の方法について規定。
JISK7385 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K7385
- 規格名称
- プラスチック―塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー―塩素含有量の求め方
- 規格名称英語訳
- Plastics -- Vinyl chloride homopolymers and copolymers -- Determination of chlorine content
- 制定年月日
- 2002年6月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 1158:1998(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 83.080.20
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- プラスチック I(試験) 2021, プラスチック II(材料) 2021
- 改訂:履歴
- 2002-06-20 制定日, 2006-10-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS K 7385:2002 PDF [8]
K 7385 : 2002 (ISO 1158 : 1998)
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まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,塩ビ工業・環境協会(VEC) / 財団法人日本規
格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 1158 : 1998,Plastics―Vinyl chloride
homopolymers and copolymers―Determination of chlorine contentを基礎として用いた。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 7385 pdf 1] ―――――
K 7385 : 2002 (ISO 1158 : 1998)
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 原理・・・・[1]
- 3. 試薬・・・・[1]
- 3.1 硝酸銀標準液・・・・[1]
- 3.2 硝酸溶液・・・・[1]
- 3.3 濃硝酸・・・・[1]
- 3.4 過酸化ナトリウム・・・・[1]
- 3.5 でんぷん,しょ糖又はエチレングリコール・・・・[1]
- 3.6 酸素ガス・・・・[2]
- 3.7 硝酸ナトリウム・・・・[2]
- 3.8 水酸化カリウム溶液・・・・[2]
- 3.9 過酸化水素溶液・・・・[2]
- 4. 装置・・・・[2]
- 4.1 乾燥機・・・・[2]
- 4.2 はかり・・・・[2]
- 4.3 (Volhard)滴定用又は電位差滴定用装置・・・・[2]
- 4.4 燃焼ボンベ・・・・[2]
- 4.5 ふた付きニッケルるつぼ・・・・[2]
- 4.6 安全オーブン・・・・[2]
- 4.7 ビーカ・・・・[2]
- 4.8 丸底又は平底フラスコ・・・・[2]
- 4.9 ろ紙・・・・[2]
- 4.10 ビーカ・・・・[2]
- 5. 試料・・・・[2]
- 6. 操作・・・・[2]
- 6.1 A法(燃焼ボンベ法)・・・・[2]
- 6.2 B法(燃焼フラスコ法)・・・・[3]
- 7. 結果の表示・・・・[4]
- 8. 精度・・・・[4]
- 9. 試験報告書・・・・[4]
- 解 説・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 7385 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 7385 : 2002
(ISO 1158 : 1998)
プラスチック―塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー―塩素含有量の求め方
Plastics―Vinyl chloride homopolymers and copolymers― Determination of chlorine content
序文
この規格は,1998年に第3版として発行されたISO 1158,Plastics―Vinyl chloride homopolymers and
copolymers―Determination of chlorine contentを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲
この規格は,可塑剤又は添加剤を含まない塩化ビニルホモポリマー及びコポリマー中の塩
素含有量を測定する2種類の方法について規定する。
− A法(燃焼ボンベ法)
− B法(燃焼フラスコ法)
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 1158 : 1998 Plastics―Vinyl chloride homopolymers and copolymers―Determination of
chlorine content (IDT)
警告−これらの方法がもつ危険から測定者を保護するため,あらゆる措置,特にこの規格で記述してい
る措置が取られなければならない。
2. 原理
試料を過酸化ナトリウム(A法)又は酸素ガス(B法)で酸化し,生じる塩化物を電位差滴定
又は容量滴定する。
3. 試薬
分析には,試薬特級品及び蒸留水又は同等の純度の水を使用する。
3.1 硝酸銀標準液
c (AgNO3) = 0.1 mo1/l又は 0.05 mo1/l
3.2 硝酸溶液
c (HNO3) = 2 mo1/l
(A法用)
3.3 濃硝酸
3.4 過酸化ナトリウム
粒状のもの
3.5 でんぷん,しょ糖又はエチレングリコール
助燃剤として
――――― [JIS K 7385 pdf 3] ―――――
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K 7385 : 2002 (ISO 1158 : 1998)
(B法用)
3.6 酸素ガス
3.7 硝酸ナトリウム
3.8 水酸化カリウム溶液
100 g/l
3.9 過酸化水素溶液
300 g/l
4. 装置
4.1 乾燥機
50±2 ℃又は75±2 ℃に調整できるもの。
4.2 はかり
A法は0.1 mg,B法は0.01 mgまで正確に量れるもの。
4.3 (Volhard)滴定用又は電位差滴定用装置
採用する方法(A法又はB法)に適した容量と精度とをも
つビュレット付きのもの。
(A法用)
4.4 燃焼ボンベ
[例えば,パー(Par)ボンベ又は同じ結果を与える他のボンベ]
ガス又は電気燃焼式のもの。適したガス燃焼式ボンベの例を,図1に示す。
4.5 ふた付きニッケルるつぼ
ボンベ(ガス燃焼式)に装着できるもの。適切な寸法は,直径25 mm,
高さ40 mmである。
4.6 安全オーブン
4.7 ビーカ
容量600 ml
(B法用)
4.8 丸底又は平底フラスコ
容量5001 000 mlで,酸素燃焼用栓付き(図2参照)のもの。直径1.0 mm,
長さ120 mmの白金線をテーパ状にらせん状巻きにして栓に取り付ける。らせん部分は,直径15 mm,長
さ15 mmが適切である。安全のため,フラスコを金網で囲むことを推奨する。
4.9 ろ紙
約3 cm×3.5 cmでハロゲン及び灰分のないもの。
4.10 ビーカ
容量250 ml
5. 試料
試料は,粉状又は粒状でなければならない。必要ならば13 mmに切断する。また,試料は75
±2 ℃で2時間,又は50±2 ℃で16時間乾燥しなければならない。
6. 操作
6.1 A法(燃焼ボンベ法)
6.1.1 最初に,77.5 gの過酸化ナトリウム(3.4)を,ガス燃焼式ボンベの場合はニッケルるつぼ(4.5)
に,電気燃焼式ボンベの場合はボンベの溶融カップに入れ,次いで0.160.17 gのでんぷん又はしょ糖と
よく混合した約0.25 g(0.1 mgまで正確に質量を量る。)の試料を加え,更に77.5 gの過酸化ナトリウム
を重ねて入れる。過酸化ナトリウムの充てんは,オペレータ保護用遮へい物越しに行われなければならな
い。全部をよく振り混ぜ,るつぼにふたをしてボンベ内に挿入し,ボンベをしっかりと閉める。電気燃焼
式ボンベを使用する場合には,ボンベを組み上げ,放電回路につなぐより小さなるつぼと試料も使用でき
る。
6.1.2 ボンベに着火する。
ガス燃焼式ボンベを使用する場合には,ボンベを専用の加熱炉(4.6)内に置く。オーブン内の空ボンベ
を用いて,火炎の頂部がボンベ底部から数ミリメートル(mm)にあるように,あらかじめ炎を調節してお
――――― [JIS K 7385 pdf 4] ―――――
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K 7385 : 2002 (ISO 1158 : 1998)
く。それから空ボンベを取り去る。試験ボンベを300 400 ℃で約10分間加熱する。着火は,通常50
60 ℃で始まる。これは燃焼音及びボンベの底が赤くなっていくことから分かる。
6.1.3 ボンベを冷却する。
ガス燃焼式の場合には,栓を開き,るつぼを取り出して,注意しながら蒸留水100 mlを入れた600 ml
ビーカ(4.7)にこれを入れ,直ちにビーカを時計皿でふたをする。反応が終了したとき,ボンベ及び栓の
内側を洗浄し,洗浄液をビーカ(4.7)に集める。
電気燃焼式の場合には,冷却後ボンベを取り外し,栓を開き,るつぼを取り出して,蒸留水100 mlを入
れたビーカにこれを入れる。同じビーカに溶融カップを入れて直ちに時計皿でふたをする。
警告−ボンベを水中で冷却する場合,水がボンベと栓との接触部に達しないように注意する。
6.1.4 ビーカ及び内容物を煮沸し,冷却する。るつぼ,ふた又は溶融カップ及び栓を水で洗浄し,ビーカ
から取り除く。洗浄液はビーカに集める。
6.1.5 一定速度でかくはんしながら濃硝酸(3.3)20 mlをゆっくり加え,更に混合液が中性になるまで硝
酸(3.2)を加える。これに更に2 mlの硝酸溶液(3.2)を加える。
備考 中和の指示薬には,メチルオレンジが適切である。
6.1.6 ビーカ内溶液を水で200 mlにまで希釈し,硝酸銀溶液(3.1)を用いて,電位差滴定法又は(Volhard
法)によって滴定する。
6.1.7 試料に使用したのと同量の過酸化ナトリウム(3.4)及び助燃剤(3.5)を燃焼させ,6.1.46.1.6に
規定する操作を繰り返して,空試験を実施する。
6.1.8 反応の完了に疑問がある場合には,爆発のおそれがあるボンベ内容物を規定の操作に従って水に溶
解してはならない。内容物が急激に爆発するおそれがあるからである。ボンベ内容物を乾燥した砂の上に
広げ,次いで安全な距離から水を噴霧し,その後,大量の水で洗浄する。
6.2 B法(燃焼フラスコ法)
6.2.1 試料約2535 mgを0.01 mgまで正確に量り,図3 a) に示す形に切ってあらかじめ折り目を付け
たろ紙の上に移す。図3 b) ,図3 c) 及び図3 d) に従ってろ紙を折り,白金線らせん(図2)の中に,尾
部が外に出るように取り付ける。
6.2.2 フラスコ(4.6)に水約20 ml,水酸化カリウム溶液(3.8)1 ml及び過酸化水素水(3.9)0.15 mlを
入れる。ガラス管で酸素(3.6)を250350 ml/minで5分間通し,空気を置換する。
6.2.3 ろ紙の尾部にガス炎で火を付け,白金線及び燃焼ろ紙付きの栓を素早くフラスコに入れる。
6.2.4 燃焼中,内部液が栓の底部を覆うことによってガスがもれないよう,フラスコを倒立させておく。
燃焼が完了したら,フラスコを元に戻し,冷流水下でゆっくり振りながら冷却して,生じた塩化水素を急
速,かつ,完全に吸収させる。
6.2.5 30 分後,フラスコの栓を取り,内容液をすべて250 mlビーカ(4.10)に移し,ビーカを洗浄して
洗浄液を合わせる。最終容積が約60 mlになるようにする。硝酸ナトリウム(3.7)1 g及び硝酸溶液(3.2)
2.5 mlを加えて,5 分間煮沸する。冷却後,塩素含有量を硝酸銀溶液(3.1)で電位差滴定法又は(Volhard
法)によって滴定する。
6.2.6 6.2.16.2.4に規定した操作に従い,測定に使用したのと同量のすべての試薬を用いた空試験を行
う。
――――― [JIS K 7385 pdf 5] ―――――
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