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JIS K 8119:2004 規格概要
この規格 K8119は、放射線励起法による硫黄分の分析に用いるジブチルジスルフィド(DBDS)について規定。
JISK8119 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K8119
- 規格名称
- ジブチルジスルフィド(放射線励起法硫黄分析用)(試薬)
- 規格名称英語訳
- Dibutyl disulfide
- 制定年月日
- 1998年1月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.020.40, 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 試薬 I 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1998-01-20 制定日, 2002-09-20 確認日, 2004-03-20 改正日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 8119:2004 PDF [5]
K 8119 : 2004
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会(JRA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの申出
があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 8119:1998は改正され,この規格に置き換えられる。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 8119 pdf 1] ―――――
K 8119 : 2004
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 共通事項・・・・[1]
- 4. 性質・・・・[1]
- 4.1 性状・・・・[1]
- 4.2 定性方法・・・・[1]
- 5. 品質・・・・[2]
- 6. 試験方法・・・・[2]
- 6.1 純度 (GC)・・・・[2]
- 6.2 ジブチルジスルフィド及び異性体含量(GC)・・・・[3]
- 6.3 密度(20 ℃)・・・・[3]
- 6.4 屈折率 nD20・・・・[3]
- 6.5 水分・・・・[3]
- 7. 容器・・・・[3]
- 8. 表示・・・・[3]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 8119 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 8119 : 2004
ジブチルジスルフィド(放射線励起法硫黄分析用)(試薬)
Dibutyl disulfide
CH3(CH2)3SS(CH2)3CH3
C8H18S2 FW : 178.36
1. 適用範囲
この規格は,放射線励起法による硫黄分の分析に用いるジブチルジスルフィド(1)について
規定する。
注(1) 略名 : DBDS
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0062 化学製品の屈折率測定方法
JIS K 0068 化学製品の水分測定方法
JIS K 0114 ガスクロマトグラフ分析通則
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 8001 試薬試験方法通則
3. 共通事項
共通する事項は,JIS K 8001による。
4. 性質
4.1 性状
ジブチルジスルフィドは,無色わずかにうすい黄色の液体で,強い不快臭がある。エタノ
ール及びジエチルエーテルに極めて溶けやすく,水にほとんど溶けない。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117によって測定すると,波数2 960 cm-1, 2 930 cm-1,
2 870 cm-1,1 462 cm-1,1 379 cm-1,1 344 cm-1,1 271 cm-1,1 217 cm-1,1 097 cm-1,912 cm-1及び744 cm-1
付近に主な吸収を認める。この場合,試料調製はJIS K 0117の5.4 a)(液膜法)による。 窓板に臭化カリ
ウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの一例を図1に示す。
――――― [JIS K 8119 pdf 3] ―――――
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K 8119 : 2004
図 1 赤外吸収スペクトルの一例
5. 品質
品質は,6.によって試験し,表1に適合しなければならない。
表 1 品質
項目 規格値
純度(GC) % 98.5 以上
%
ジブチルジスルフィド及び異性体含量 99.5 以上
密度(20 ℃) g/ml 0.9340.938
屈折率nD20 1.4901.494
水分 % 0.03 以下
6. 試験方法
6.1 純度 (GC)
ここで,6.2の試験も行う。JIS K 0114による。
a) 検出器の種類 水素炎イオン化検出器
b) 分析条件
カラム充てん剤 粒径150250 鉢 体に用い,それにシリコーン系固定相液体を20 %
含侵させたもの,又はこれと同等の分離能をもつもの。
参考 けい藻土には,クロモソルブWなどがあり,シリコーン系固定相液体には,シリコンDC-550
などがある。
カラム用管の内径及び長さ 24 mm,23 m
設定温度 カラム槽 190210 ℃
試料気化室 220240 ℃
検出器槽 220240 ℃
キャリヤーガスの種類及び流量 窒素又はヘリウム,3050 ml/min
試料の注入量 0.1
――――― [JIS K 8119 pdf 4] ―――――
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K 8119 : 2004
c) 計算
1) 純度 (GC) : ジブチルジスルフィドの面積百分率(%)を測定値とする。
2) ジブチルジスルフィド及び異性体混合物(GC) : ジブチルジスルフィド,ブチル2-メチルプロピル
ジスルフィド及びブチル1-メチルプロピルジスルフィドの面積百分率(%)の合計を測定値とする。
参考 ジブチルジスルフィドの相対保持時間を1.00とすると,ブチル2-メチルプロピルジスルフィド
及びブチル1-メチルプロピルジスルフィドの相対保持時間は0.82である。
d) ガスクロマトグラム 一例を図2に示す。
図 2 ガスクロマトグラムの一例
6.2 ジブチルジスルフィド及び異性体含量(GC)
6.1による。
6.3 密度(20 ℃)
JIS K 0061の7.2 (比重瓶法)による。
6.4 屈折率 nD20
JIS K 0062による。
6.5 水分
JIS K 0068の6.(カールフィッシャー滴定法)6.3.5 a)(直接滴定)による。この場合,試料
10 gをとり,滴定溶媒はメタノールとする。
7. 容器
遮光した気密容器とする。
8. 表示
容器には,次の事項を表示しなければならない。
a) 名称 “ジブチルジスルフィド”及び“試薬”の文字
b) 化学式及び式量
c) 品質(純度,ジブチルジスルフィド及び異性体含量)
d) 内容量
e) 製造番号
f) 製造業者又はその略号
JIS K 8119:2004の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.020 : 環境保護 > 13.020.40 : 汚染,汚染制御及び保護
JIS K 8119:2004の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0062:1992
- 化学製品の屈折率測定方法
- JISK0068:2001
- 化学製品の水分測定方法
- JISK0114:2012
- ガスクロマトグラフィー通則
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則