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K 8342 : 2007
記録は,JIS K 0050の12.(記録)による。
9 容器
容器は,気密容器とする。
10 表示
容器には,次の事項を表示する。
a) 名称 “酸化りん(V)”及び“試薬”の文字
b) 種類
c) 化学式及び式量
d) 純度
e) 内容量
f) 製造番号
g) 製造年月又はその略号
h) 製造業者名又はその略号
11 取扱い上の注意事項
酸化りん(V)は,強い吸湿性があり,水と激しく反応するので,不用意に水と接触させない。また,
粘膜及び皮膚に付着しないようにする。
警告 この規格の使用者は,試験室での作業に精通するように努めなければならない。また,この規
格の使用に関連して起こるすべての安全上の問題は記載していないので,MSDS(化学物質等
安全データシート)などを参考にして安全及び健康に留意した適切な措置をとらなければなら
ない。
――――― [JIS K 8342 pdf 6] ―――――
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附属書JA
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(参考)
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JISと対応する国際規格との対比表
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JIS K 8342:2007 酸化りん(V)(試薬) ISO 6353-3:1987 Reagents for chemical analysis−Part 3:Specifications−Second
series
(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご (V) JISと国際規格との技術的
国際規格番 との評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
号
箇条番号及び名称 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
の評価
1 適用範囲 試薬として用いる 1 化学分析用試 変更 JISは1品目1規格。 試薬の規格使用者が各規格を
酸化りん(V)に 薬57品目の仕 多く引用しやすくするために
ついて規定。 様について規 1品目1規格としている。
定。 なお,対応国際規格は,20
年以上見直しが行われていな
いため,市場の実態に合わな
い。国際規格の改正提案を検討
する。
2 引用規格
3 一般事項 JIS K 8001によ ― ― 追加 項目を追加。 編集上の差異であり,技術的な
る。 JIS K 8001を引用。 差異はない。
4 種類 ― ― 追加 種類の項目を追加。 JISは種類として“特級”だけ
なので,ISO規格と技術的な差
異はない。
5 性質 ― ― 追加 性質の項目を追加。 一般的な説明事項であり技術
的差異はない。
6品質 R 74 変更 1) 品質に差異のある項目 : 重金ISO規格は,長期間内容の見直
しが行われず国際市場でISO
属,過マンガン酸還元性物質。
2) 追加した項目 : 硫酸塩,ひ素。
規格品が用いられることはほ
3) SO規格は水不溶分,JISは水とんどない。また,技術的差異
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溶状に変更。 も軽微1)2)3)である。
3
7 試験及び検査方法 追加 一般的な試験及び検査方法の
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7.1試験及び検査方 条件並びに結果に関する事項
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法の条件並びに結果 であり,技術的な差異はない。
0
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――――― [JIS K 8342 pdf 7] ―――――
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご (V) JISと国際規格との技術的
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国際規格番 との評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
42 : 2
号
箇条番号及び名称 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
00
の評価
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― 試料溶液の調製 R 74.2 試料溶液 変更 JISは,具体的な操作の注意事項編集上の差異であり,技術的な
を追加。 差異はない。
7.2 純度(P2O5) 滴定法 R 74.3.1 滴定法 変更 操作法などを変更。 技術的な差異は軽微であり,対
策は考慮しない。
7.3 水溶状 水溶状 R 74.3.2 水不溶分 変更 JIS K 8001の5.2を引用。 ISO規格の水不溶分をJISは水
溶状に変更。
ISO規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。
7.4 硫酸塩(SO4) 重量法 追加 項目を追加 品質確保のために必要。
ISO規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。
7.5 重金属(Pbとし 分液硫化ナトリウ R 74.3.4 硫化水素法 変更 1) 試料の量,試薬,操作などをJISは,技術的改良から硫化水
て) ム法 変更。 素法を分液硫化ナトリウム法
2) IS K 8001の5.24を引用。 に変更。ISO規格の見直し時
に,改正提案の検討を行う予
定。
7.6 ひ素(As) AgDDTC法 追加 項目を追加 品質確保のために必要。
ISO規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。
7.7 窒素化合物(N 蒸留−インドフェ R 74.3.3 蒸留−ネスラ 変更 1) 蒸留−ネスラー法を蒸留−イISO規格のネスラー法は環
として) ノール青法 ー法 ンドフェノール青法に変更。境・安全上,変更が必要。
2) IS K 8001 の5.12を引用。 ISO規格の見直し時に,改正提
案の検討を行う予定。
7.8 過マンガン酸還 比色法 R 74.3.5 滴定法 変更 試料量,試薬,操作などを変更。
技術的な差異は軽微であり,対
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元性物質 策は考慮しない。
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――――― [JIS K 8342 pdf 8] ―――――
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(I) JISの規定 (II) (III)国際規格の規定 (IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ご (V) JISと国際規格との技術的
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国際規格番 との評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
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号
箇条番号及び名称 内容 箇条番号 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
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の評価
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8 記録 ― ― 追加 項目を追加。 規格適合性を評価する関係で
9 容器 ― ― 追加 項目を追加。 必要な項目を追加。
10 表示 ― ― 追加 項目を追加。
11 取扱い上の注意 ― ― 追加 項目を追加。
事項
注1) 理由 : 軽微な技術的差異。箇条6(品質)の(IV)欄の1)3)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可能
性はほとんどない。ISO規格,JISとも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO規格とJISとの質量分率
ppm質量分率pptレベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。
なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。この(IV)の1)3)の品質項目及び品
質水準が不満足な場合は,通常,JIS試薬,ISO規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的にあった高純度試薬など特殊用途の試薬を使用す
ることになる。
2) SO試薬規格の状況 : ISO規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約20年経過)。このため,ISO規格の内容が現在の市場の要求にこたえ
ているかどうかの検討が行われていない(JISとの差)。また,ISO規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての
存在意義が乏しい。
3) 今後の対策 : 注1)及び注2)の理由から,当面,対策を考慮しない。
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 6353-3:1987,MOD
被引用法規 生物学的製剤基準(平成5年厚生省告示第217号)
飼料及び飼料添加物の成分規格(昭和51年農林省令第35号)
第十四改正日本薬局方(平成13年厚生労働省告示第111号)
関連する法規 労働安全衛生法施行令(昭和47年政令第318号)−第18条 名称等を表示すべき有害物質
化学物質危険有害性等の表示に関する指針(平成4年労働省告示第60号) MSDS]
関連する外国規格 REAGENT CHEMICALS―American Chemical Society Specifications ACS(2000)
BS 6376-3(1989)
イギリス British Standards
韓国 韓国産業規格(Korean Standards) KS M 8279(1997),KS MISO 6353-3(2002)
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中国 国家標準(Guojia Biaozhum) B/T 2305(2000)
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NF ISO 6353-3(1988)
フランス Norme Franaise(フランス標準)
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注記1 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次による。
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− 追加···············国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
0
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− 変更···············国際規格の規定内容を変更している。
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注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
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− MOD···············国際規格を修正している。
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K8 342 : 200
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JIS K 8342:2007の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 6353-3:1987(MOD)