JIS K 8962:2008 硫酸カリウム(試薬)

JIS K 8962:2008 規格概要

この規格 K8962は、試薬として用いる硫酸カリウムについて規定。

JISK8962 規格全文情報

規格番号
JIS K8962 
規格名称
硫酸カリウム(試薬)
規格名称英語訳
Potassium sulfate (Reagent)
制定年月日
1950年7月25日
最新改正日
2017年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 6353-3:1987(MOD)
国際規格分類

ICS

71.040.30
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
試薬 II 2020
改訂:履歴
1950-07-25 制定日, 1953-07-24 改正日, 1956-07-24 改正日, 1959-02-27 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1975-02-01 改正日, 1978-02-01 確認日, 1983-04-01 確認日, 1988-03-01 確認日, 1992-08-01 改正日, 1996-07-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2008-03-20 改正日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
ページ
JIS K 8962:2008 PDF [10]
                                                                                   K 8962 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 一般事項・・・・[1]
  •  4 種類・・・・[1]
  •  5 性質・・・・[1]
  •  5.1 性状・・・・[1]
  •  5.2 定性方法・・・・[1]
  •  6 品質・・・・[2]
  •  7 試験及び検査方法・・・・[2]
  •  7.1 試験及び検査方法の条件及び結果・・・・[2]
  •  7.2 純度 (K2SO4)・・・・[2]
  •  7.3 水溶状・・・・[2]
  •  7.4 pH (50 g/l, 25 ℃)・・・・[2]
  •  7.5 塩化物 (Cl)・・・・[3]
  •  7.6 りん酸塩 (PO4)・・・・[3]
  •  7.7 窒素化合物(Nとして)・・・・[3]
  •  7.8 ナトリウム (Na)・・・・[3]
  •  7.9 銅 (Cu)・・・・[3]
  •  7.10 カルシウム (Ca)・・・・[3]
  •  7.11 鉛 (Pb)・・・・[3]
  •  7.12 ひ素 (As)・・・・[4]
  •  7.13 鉄 (Fe)・・・・[4]
  •  8 容器・・・・[4]
  •  9 表示・・・・[4]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 8962 pdf 1] ―――――

K 8962 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本試薬
協会 (JRA) 及び財団法人日本規格協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきと
の申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。これに
よって,JIS K 8962 : 1996は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許
権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認について,責任は
もたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 8962 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 8962 : 2008

硫酸カリウム(試薬)

Potassium sulfate (Reagent)

                                   K2SO4      FW : 174.26

序文

  この規格は,1987年に第1版として発行されたISO 6353-3を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対
応国際規格の規定の一部を技術的に変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,試薬として用いる硫酸カリウムについて規定する。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 6353-3 : 1987,Reagents for chemical analysis−Part 3:Specifications−Second series (MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していることを
示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 8001 試薬試験方法通則

3 一般事項

  試験及び検査方法の一般的な事項は,JIS K 8001による。

4 種類

  種類は,特級とする。

5 性質

5.1 性状

  硫酸カリウムは,無色から白色の結晶又は粉末で,水に溶けやすく,エタノール及びジエチルエーテル
にほとんど溶けない。

5.2 定性方法

  定性方法は,次による。

――――― [JIS K 8962 pdf 3] ―――――

2
K 8962 : 2008
a) 試料1 gに水20 mlを加えて溶かす(A液)。A液5 mlに塩化バリウム溶液 (100 g/l) 1 mlを加えると
白い沈殿が生じ,この沈殿は塩酸 (2 + 1) 2 mlに溶けない。
b) 液を用いてJIS K 8001の5.29(炎色試験)(1)(アルカリ金属及びアルカリ土類金属試験法)による
と,紫が現れる。

6 品質

  品質は,箇条7によって試験及び検査したとき,表1に適合しなければならない。
表1−品質
項目 規格値
純度 (K2SO4) 質量分率 % 99.0以上
水溶状 試験適合
pH (50 g/l, 25 ℃) 5.08.0
塩化物 (Cl) 質量分率 ppm 5 以下
りん酸塩 (PO4) 質量分率 ppm 5 以下
窒素化合物(Nとして) 質量分率 ppm 5 以下
ナトリウム (Na) 質量分率 % 0.02以下
銅 (Cu) 質量分率 ppm 2 以下
カルシウム (Ca) 質量分率 % 0.001以下
鉛 (Pb) 質量分率 ppm 2 以下
ひ素 (As) 質量分率 ppm 1 以下
鉄 (Fe) 質量分率 ppm 3 以下

7 試験及び検査方法

7.1 試験及び検査方法の条件及び結果

  試験及び検査方法の環境は,JIS K 8001の3.7(試験操作など)(1)(試験の環境)による。湿度管理は,
必要に応じて実施する。また,表1で規定する各品質項目は,次の各試験及び検査方法によって行う。得
られる測定値の計算方法及び規格値に対する判定は,JIS K 8001の3.5(測定値)によって行い,これに適
合しなければならない。

7.2 純度 (K2SO4)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料溶液 試料3 gを0.1 mgのけたまではかりとり,全量フラスコ250 mlに入れて水を加えて溶かし
た後,水を標線まで加える。この液25 mlを正確にとる。
b) 操作 JIS K 8001の5.33(イオン交換滴定法)による。滴定用溶液は0.1 mol/l水酸化ナトリウム溶液,
指示薬はブロモチモールブルー溶液を用いる。終点は,液の色が黄色から青みの黄色に変わる点とす
る。この場合,0.1 mol/l 水酸化ナトリウム溶液1 mlは,0.008 713 g K2SO4に相当する。

7.3 水溶状

  水溶状は,JIS K 8001の5.2(溶状)による。この場合,試料1 gを用い,濁りの程度の適合限度標準は
(a)(澄明)を用いる。

7.4 pH (50 g/l, 25 ℃)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料溶液 試料5.0 gに二酸化炭素を含まない水を加えて溶かし,100 mlにする。

――――― [JIS K 8962 pdf 4] ―――――

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K 8962 : 2008
b) 操作 JIS K 8001の5.5 (pH) (2)(操作)による。

7.5 塩化物 (Cl)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに水を加えて溶かし,20 mlにする。
b) 標準側溶液 塩化物標準液 (Cl : 0.01 mg/ml)1.0 mlに水を加えて20 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.7[塩化物 (Cl)](1)(比濁法)による。

7.6 りん酸塩 (PO4)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに水を加えて溶かし,20 mlにする。
b) 標準側溶液 りん酸塩標準液 (PO4 : 0.01 mg/ml) 1.0 mlに水を加えて20 mlにする。
c) 操作 JIS K 8001の5.13[りん酸塩 (PO4)](1)(比色法)による。

7.7 窒素化合物(Nとして)

  窒素化合物は,JIS K 8001の5.12[窒素化合物(Nとして)](3)(セミミクロケルダール法)による。
ケルダールフラスコAに試料5gをとる。
なお,滴定は最小目盛0.01 mlのメスピペットを用いて行い,滴定量は,0.18 ml以下である。
注記 試料に含まれる窒素化合物が少ないので,試料量は,JIS K 8001の5.12 (3) (b)(操作)1に記
載している“窒素として23 mgに相当する量”を満たしていない。

7.8 ナトリウム (Na)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料0.50 gに水を加えて溶かし,100 mlにする(X液)。
b) 標準側溶液 試料0.50 gに水20 ml,ナトリウム標準液 (Na : 0.1 mg/ml) 1.0 ml及び水を加えて溶かし,
100 mlにする(Y液)。
c) 操作 JIS K 8001の5.30(炎光光度法)(3)(操作)による。

7.9 銅 (Cu)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料8.0 gに塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて溶かし,80 mlにする。
b) 標準側溶液 試料8.0 gに銅標準液 (Cu : 0.01 mg/ml) 1.6 ml,鉛標準液 (Pb : 0.01 mg/ml) 1.6 ml,鉄標準
液 (Fe : 0.01 mg/ml) 2.4 ml,塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて溶かし,80 mlにする。
c) 空試験用溶液 塩酸 (2+1) 1 mlに水を加えて5 mlにする。
d) 操作 JIS K 8001の5.31(原子吸光法)(2)(抽出液噴霧法)(d)(操作)による(操作の途中で得られ
るX液,Y液及びZ液は,7.11及び7.13にも用いる。)。

7.10 カルシウム (Ca)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 試料2.0 gに塩酸 (2+1) 1 ml及び水を加えて溶かし,100 mlにする(X液)。
b) 標準側溶液 試料2.0 gに水20 ml,カルシウム標準液 (Ca : 0.01 mg/ml) 2.0 ml,塩酸 (2+1) 1 ml及び
水を加えて溶かし,100 mlにする(Y液)。
c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1)(直接噴霧法)(d)(操作)による。

7.11 鉛 (Pb)

  溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.9のX液を用いる。

――――― [JIS K 8962 pdf 5] ―――――

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JIS K 8962:2008の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-3:1987(MOD)

JIS K 8962:2008の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 8962:2008の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK8001:2017
試薬試験方法通則