JIS K 9005:2006 りん酸(試薬) | ページ 2

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7.15 マンガン(Mn)

 溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.10のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.10のY液を用いる。
c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d)による。

7.16 鉄(Fe)

 溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.10のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.10のY液を用いる。
c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d)による。

7.17 ニッケル(Ni)

 溶液の調製及び操作は,次による。
a) 試料側溶液 7.10のX液を用いる。
b) 標準側溶液 7.10のY液を用いる。
c) 操作 JIS K 8001の5.31 (1) (d)による。

7.18 過マンガン酸還元性物質(H3PO3として)

 試料17 g(10 ml)に水10 ml及び0.02 mol/l過マンガン
酸カリウム溶液0.20 mlを加え煮沸し始めるまで加熱し,水浴上で10分間放置したとき紅色を保つこと。
参考 0.02 mol/l過マンガン酸カリウム溶液1 mlは,0.004 100 g H3PO3に相当する。

8. 容器

 容器は,気密容器とする。

9. 表示

 容器には,次の事項を表示する。
a) 名称“りん酸”及び“試薬”の文字
b) 種類
c) 化学式及び式量
d) 濃度
e) 内容量
f) 製造番号
g) 製造業者名又はその略号

――――― [JIS K 9005 pdf 6] ―――――

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附属書(参考) JISと対応する国際規格との対比表
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JIS K 9005:2006 りん酸(試薬) ISO 6353-2:1983, 化学分析用試薬―第2部 : 仕様−第1シリーズ
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(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ご
国際 との 差異の理由及び今後の対策
規格 評価及びその内容
番号 表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線又は側線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
1. 適用範囲 試薬として用いるりん酸 1 化学分析用試薬40品 MOD/変更 JISは1品目1規格。 試薬の規格使用者が各規格を多
について規定。 目の仕様について規 く引用しやすくするために1品
定。 目1規格としている。
なお,対応国際規格は20年以
上見直しが行われていないため
市場の実態に合わない。国際規
格の改正を検討する。
2. 引用規格 JIS K 0113 1 ISO 6353-1 MOD/変更 ISO規格1件を削除し,JISを追 該当する対比項目を参照。
JIS K 8001 加・引用,基本的には同等内容。
JIS K 8101
JIS K 8951
3. 一般事項 JIS K 8001による。 ― ― MOD/追加 項目を追加 編集上の差異であり,技術的な
JIS K 8001を引用。 差異ではない。
4. 種類 ― ― MOD/追加 種類の項目を追加。 JISは種類として“特級”だけな
ので,ISO規格と技術的な差異
はない。
5. 性質 ― ― MOD/追加 りん酸の性質の項を追加。 一般的な説明事項であり,技術
的な差異はない。
6. 品質 R22.1 MOD/変更 1) 品質に差異のある項目 : 揮 ISO規格は,長期間内容の見直
発性酸,塩化物,硫酸塩,しが行われず国際市場でISO規
ナトリウム,亜鉛,鉛,ひ格品が用いられることはほとん
素及び鉄。 どない。また,技術的差異も軽
2) 追加した項目 : エタノール 微(1)(2)(3)である。
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溶状,硝酸塩及び過マンガ
ン酸還元性物質。
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――――― [JIS K 9005 pdf 7] ―――――

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(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ご
との評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
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国際
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規格 表示箇所 : 本体
: 2
番号 表示方法 : 点線の下線又は側線
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項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
7.試験方法 R22.2 MOD/追加 一般的な試験条件及び試験結果
7.1 試験条件 に関する事項であり,技術的な
及び試験結果 差異はない。
7.2濃度 電位差滴定法 R22.2.1 指示薬による滴定法。 MOD/変更 1) SO規格は指示薬で終点を 実績のある従来のJISの方法を
(H3PO4) 踏襲。
規定。JISは電位差で終点を
規定。 ISO規格の見直し時に,改正提
2) IS K 0113の5.を引用。 案の検討を行う予定。
7.3エタノー ― ― MOD/追加 項目を追加。 JISとして必要。ISO規格の見直
ル溶状 し時に,改正提案の検討を行う
予定。
7.4揮発性酸 アルカリ滴定法 R22.2.7 アルカリ滴定法 MOD/変更 試薬の量,計算法などを変更。 JISは,定期的に見直しを行って
ISO規格はH+ミリモルで規定。 いるが,ISO規格は,長年見直
JISはCH3COOH質量分率%で しが行われていないことから実
規定。 績のある従来のJIS法を踏襲。
7.5塩化物 比濁法 R22.2.2 比濁法 MOD/変更 試薬溶液濃度,標準液の量など 技術的な差異は軽微であり,対
(Cl) を変更。 策は考慮しない。
JIS K 8001の5.7を引用。
7.6硝酸塩 インジゴカルミン法 ― ― MOD/追加 項目を追加。 JISとして必要。ISO規格の見直
し時に,改正提案の検討を行う
予定。
7.7硫酸塩 種晶添加比濁法 R22.2.3 種晶添加比濁法 MOD/変更 1) 試薬溶液濃度,標準液の量 JISは,定期的に見直しを行って
(SO4) などを変更。 いるが,ISO規格は,長年見直
2) IS K 8001の5.15を引用。 しが行われていないことから実
7.8ナトリウ 炎光光度法 R22.2.6 炎光光度法 MOD/変更 1) 試料の量,標準液の量など 績のある従来のJIS法を踏襲。
ム(Na) を変更。 技術的な差異は軽微であり,対
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7.9カリウム 2) IS K 8001の5.30を引用。 策は考慮しない。
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――――― [JIS K 9005 pdf 8] ―――――

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(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定 (V) ISと国際規格との技術的
(IV) ISと国際規格との技術的差異の項目ご
との評価及びその内容 差異の理由及び今後の対策
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国際
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規格 表示箇所 : 本体
: 2
番号 表示方法 : 点線の下線又は側線
005
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の内容
番号 番号 の評価
7.10銅(Cu) 原子吸光法 R22.2.5 原子吸光法 MOD/変更 1) 試料の量,標準液の量など JISは,定期的に見直しを行って
7.11亜鉛(Zn) を変更。 いるが,ISO規格は,長年見直
7.12カドミウム(Cd) 2) IS K 8001の5.31を引用 しが行われていないことから実
7.13鉛(Pb) 績のある従来のJIS法を踏襲。
技術的な差異は軽微であり,対
策は考慮しない。
7.14ひ素(As) AgDDTC法 R22.2.4 AgDDTC法 MOD/変更 1) 試料の量,標準液の量など JISは,定期的に見直しを行って
を変更。 いるが,ISO規格は,長年見直
2) IS K 8001の5.19を引用。 しが行われていないことから実
7.15マンガン(Mn) 原子吸光法 R22.2.5 原子吸光法 MOD/変更 1) 試料の量,標準液の量など 績のある従来のJIS法を踏襲。
7.16鉄(Fe) を変更。 技術的な差異は軽微であり,対
7.17ニッケル(Ni) 2) IS K 8001の5.31を引用。 策は考慮しない。
7.18過マンガン酸 直接法 ― ― MOD/追加 項目を追加 JISとして必要。ISO規格の見直
還元性物質(H3PO3 し時に,改正提案の検討を行う
として) 予定。
8.容器 ― ― MOD/追加 項目を追加 規格適合性を評価する関係で必
9.表示 ― ― MOD/追加 項目を追加 要な項目を追加。
注(1) 理由 : 軽微な技術的差異。6.品質の(IV)欄の1)2)は,いずれも一般用途の試薬としては軽微な技術的差異であり,この差が取引上の障害になる可能性はほと
んどない。ISO規格,JISとも品質項目の設定・品質水準の設定は,市場での長い使用実績・経験を踏まえたものである。ISO規格とJISとの質量分率ppm質
量分率pptレベルの不純物のごくわずかの差異は,経験上,一般用途の試薬としては実用上差し支えないものと考えられる。
なお,不純物のごくわずかの差異がどのような影響を及ぼすか,あらゆる用途を想定して検証することは現実的ではない。(IV)の1)2)の品質項目及び品質
水準が不満足な場合は,通常,JIS試薬,ISO規格試薬とも対応できない。この場合,対応策としては,目的にあった高純度試薬など特殊用途の試薬を使用する
ことになる。
(2) SO試薬規格の状況 : ISO規格の試薬は,規格の維持管理が行われていない(規格制定後約20年経過)。このため,ISO規格の内容が現在の市場の要求に応え
ているかどうかの検討が行われていない(JISとの差)。また,ISO規格の試薬は,我が国だけではなく,国際市場でも商取引がほとんどなく国際規格としての
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存在意義が乏しい。
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(3) 今後の対策 : (1)及び(2)の理由から,当面,対策を考慮しない。
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JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
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――――― [JIS K 9005 pdf 9] ―――――

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備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
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− MOD/追加・・・・・・・・・国際規格の規定項目又は規定内容を追加している。
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− MOD/変更・・・・・・・・・国際規格の規定内容を変更している。
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2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
− MOD ・・・・・・・・・・・・国際規格を修正している。
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JIS K 9005:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 6353-2:1983(MOD)

JIS K 9005:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS K 9005:2006の関連規格と引用規格一覧