この規格ページの目次
JIS K 9003:2014 規格概要
この規格 K9003は、試薬として用いる流動パラフィンについて規定。
JISK9003 規格全文情報
- 規格番号
- JIS K9003
- 規格名称
- 流動パラフィン(試薬)
- 規格名称英語訳
- Liquid paraffin (Reagent)
- 制定年月日
- 1953年3月28日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 71.040.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 石油 2020, 試薬 II 2020
- 改訂:履歴
- 1953-03-28 制定日, 1956-03-28 改正日, 1957-03-29 改正日, 1960-03-15 確認日, 1961-03-01 改正日, 1964-03-01 確認日, 1967-03-01 確認日, 1970-03-01 確認日, 1973-04-01 確認日, 1976-03-01 確認日, 1979-05-01 確認日, 1985-02-01 確認日, 1992-02-01 確認日, 1994-01-01 改正日, 2002-09-20 確認日, 2006-11-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2014-03-20 改正日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS K 9003:2014 PDF [14]
K 9003 : 2014
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 種類・・・・[2]
- 4 性質・・・・[2]
- 4.1 性状・・・・[2]
- 4.2 定性方法・・・・[2]
- 5 品質・・・・[2]
- 6 試験方法・・・・[3]
- 6.1 一般事項・・・・[3]
- 6.2 密度(20 ℃)・・・・[3]
- 6.3 酸(H2SO4として)又は塩基(NaOHとして)・・・・[3]
- 6.4 塩化物(Cl)・・・・[7]
- 6.5 硫酸塩(SO4)・・・・[8]
- 6.6 硫化物・・・・[8]
- 6.7 固形パラフィン・・・・[9]
- 6.8 硫酸着色物質・・・・[9]
- 6.9 過マンガン酸還元性物質・・・・[11]
- 7 容器・・・・[12]
- 8 表示・・・・[12]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS K 9003 pdf 1] ―――――
K 9003 : 2014
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
試薬協会(JRA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正
すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS K 9003:1994は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成26年9月19日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJISマ
ーク表示認証において,JIS K 9003:1994によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS K 9003 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
K 9003 : 2014
流動パラフィン(試薬)
Liquid paraffin (Reagent)
序文
この規格は,1953年に制定され,その後3回の改正を経て今日に至っている。前回の改正は1994年に
行われたが,その後の試験・研究開発などの技術進歩に対応するために改正した。
なお,対応国際規格は現時点で制定されていない。
1 適用範囲
この規格は,試薬として用いる流動パラフィンについて規定する。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 0050 化学分析方法通則
JIS K 0061 化学製品の密度及び比重測定方法
JIS K 0117 赤外分光分析方法通則
JIS K 1107 窒素
JIS K 8001 試薬試験方法通則
JIS K 8005 容量分析用標準物質
JIS K 8101 エタノール(99.5)(試薬)
JIS K 8102 エタノール(95)(試薬)
JIS K 8129 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
JIS K 8142 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8155 塩化バリウム二水和物(試薬)
JIS K 8180 塩酸(試薬)
JIS K 8247 過マンガン酸カリウム(試薬)
JIS K 8288 くえん酸三ナトリウム二水和物(試薬)
JIS K 8374 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS K 8550 硝酸銀(試薬)
JIS K 8574 水酸化カリウム(試薬)
JIS K 8576 水酸化ナトリウム(試薬)
――――― [JIS K 9003 pdf 3] ―――――
2
K 9003 : 2014
JIS K 8603 ソーダ石灰(試薬)
JIS K 8842 ブロモチモールブルー(試薬)
JIS K 8951 硫酸(試薬)
JIS K 8962 硫酸カリウム(試薬)
JIS K 8983 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
JIS K 9007 りん酸二水素カリウム(試薬)
JIS R 3503 化学分析用ガラス器具
JIS R 3505 ガラス製体積計
3 種類
種類は,特級とする。
4 性質
4.1 性状
流動パラフィンは,無色透明,油状の液体で,蛍光を発しない。ジエチルエーテルに溶けやすく,エタ
ノールに極めて溶けにくく,水にほとんど溶けない。沸点は約300 ℃以上である。通常は,安定剤として
トコフェロール(質量分率0.001 %以下)が添加されている。
4.2 定性方法
試料の赤外吸収スペクトルをJIS K 0117に従って測定すると,波数2 952 cm-1,2 924 cm-1,2 854 cm-1,
1 458 cm-1,1 377 cm-1及び720 cm-1付近に主な吸収ピークを認める。試料調製をJIS K 0117の5.4 a)(液膜
法)によって行い,窓板に臭化カリウムを用いたときの赤外吸収スペクトルの例を図1に示す。
図1−赤外吸収スペクトルの例
注記 図1は,独立行政法人産業技術総合研究所のSDBSから引用したものである。
5 品質
品質は,箇条6によって試験したとき,表1に適合しなければならない。
――――― [JIS K 9003 pdf 4] ―――――
3
K 9003 : 2014
表1−品質
項目 規格値 試験方法
密度(20 ℃) g/ml 0.860.89 6.2
酸(H2SO4として) 質量分率 % 0.002以下 6.3
塩基(NaOHとして) 質量分率 % 0.001以下 6.3
塩化物(Cl) 質量分率 % 0.001以下 6.4
硫酸塩(SO4) 質量分率 % 0.001以下 6.5
硫化物 試験適合 6.6
固形パラフィン 試験適合 6.7
硫酸着色物質 試験適合 6.8
過マンガン酸還元性物質 試験適合 6.9
6 試験方法
6.1 一般事項
試験方法の一般的な事項は,JIS K 0050及びJIS K 8001による。
6.2 密度(20 ℃)
密度(20 ℃)の試験方法は,JIS K 0061の7.2(比重瓶法)又は7.3(振動式密度計法)による。
6.3 酸(H2SO4として)又は塩基(NaOHとして)
酸(H2SO4として)又は塩基(NaOHとして)の試験方法は,次による。
a) 試薬,ガス及び試験用溶液類 試薬,ガス及び試験用溶液類は,次のものを用いる。
1) エタノール(95) JIS K 8102に規定するもの(必要な場合に用いる。)。
2) ソーダ石灰 JIS K 8603に規定するもの。
3) 窒素 JIS K 1107に規定するもの。
4) 塩酸(0.02 mol/l) JIS K 8180に規定する塩酸0.9 mlをとり,水で500 mlにする。
5) 水酸化ナトリウム溶液(0.02 mol/l) JIS K 8576に規定する水酸化ナトリウム0.4 g(質量分率100 %
としての相当質量)をとり,水で500 mlとする。
6) 水酸化カリウム溶液(250 g/l) JIS K 8574に規定する水酸化カリウム29.4 gを水に溶かして100 ml
にする(必要な場合に用いる。)。高密度ポリエチレンなどの樹脂製の瓶に保存する。
7) 二酸化炭素を除いた水 次の7.1)7.4) のいずれか,又はそれらの二つ以上を組み合わせたものを
用い,使用時に調製する。
7.1) 水をフラスコに入れ,加熱し,沸騰が始まってから5分間以上その状態を保つ。加熱を止め,フ
ラスコの口を時計皿で軽く蓋をして少し放置して沸騰が止まった後に,ガス洗浄瓶に水酸化カリ
ウム溶液(250 g/l)を入れたもの,又はソーダ石灰管を連結して空気中の二酸化炭素を遮り,冷却
したもの。
7.2) 水をフラスコに入れ,水の中に窒素を15分間以上通じたもの。
7.3) 二酸化炭素分離膜をもつガス分離管を用いて,水から二酸化炭素を除いたもの。
7.4) 新鮮な18 MΩ・cm以上の抵抗率のある水を,窒素を通じた三角フラスコに泡立てないように採取
したもの。採水後速やかに用いる。
8) ブロモチモールブルー溶液 JIS K 8842に規定するブロモチモールブルー0.10 gをエタノール(95)
50 mlに溶かし,水で100 mlにする。褐色ガラス製瓶に保存する。
9) 緩衝液(pH 6.8)(りん酸二水素カリウム−水酸化ナトリウム混合溶液) 0.1 mol/l りん酸二水素カ
――――― [JIS K 9003 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS K 9003:2014の国際規格 ICS 分類一覧
JIS K 9003:2014の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK0050:2019
- 化学分析方法通則
- JISK0061:2001
- 化学製品の密度及び比重測定方法
- JISK0117:2017
- 赤外分光分析通則
- JISK1107:2005
- 窒素
- JISK8001:2017
- 試薬試験方法通則
- JISK8005:2014
- 容量分析用標準物質
- JISK8101:2006
- エタノール(99.5)(試薬)
- JISK8102:2012
- エタノール(95)(試薬)
- JISK8129:2016
- 塩化コバルト(II)六水和物(試薬)
- JISK8142:2018
- 塩化鉄(III)六水和物(試薬)
- JISK8150:2006
- 塩化ナトリウム(試薬)
- JISK8155:2017
- 塩化バリウム二水和物(試薬)
- JISK8180:2015
- 塩酸(試薬)
- JISK8180:2021
- 塩酸(試薬)
- JISK8247:2015
- 過マンガン酸カリウム(試薬)
- JISK8288:2007
- くえん酸三ナトリウム二水和物(試薬)
- JISK8374:2007
- 酢酸鉛(II)三水和物(試薬)
- JISK8541:2015
- 硝酸(試薬)
- JISK8541:2021
- 硝酸(試薬)
- JISK8550:2006
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8550:2021
- 硝酸銀(試薬)
- JISK8574:2006
- 水酸化カリウム(試薬)
- JISK8576:2019
- 水酸化ナトリウム(試薬)
- JISK8603:2011
- ソーダ石灰(試薬)
- JISK8842:2012
- ブロモチモールブルー(試薬)
- JISK8951:2006
- 硫酸(試薬)
- JISK8962:2008
- 硫酸カリウム(試薬)
- JISK8983:2016
- 硫酸銅(II)五水和物(試薬)
- JISK9007:2008
- りん酸二水素カリウム(試薬)
- JISR3503:1994
- 化学分析用ガラス器具
- JISR3505:1994
- ガラス製体積計