JIS L 0001:2014 繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法

JIS L 0001:2014 規格概要

この規格 L0001は、家庭洗濯(洗濯,漂白,乾燥及びアイロン仕上げ)及びドライクリーニング並びにウエットクリーニングによる繊維製品のケア(取扱方法)に関する表示記号及び表示方法について規定。工業ランドリーは除く。

JISL0001 規格全文情報

規格番号
JIS L0001 
規格名称
繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法
規格名称英語訳
Textiles -- Care labelling code using symbols
制定年月日
2014年10月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 3758:2012(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020
改訂:履歴
2014-10-20 制定日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS L 0001:2014 PDF [29]
                                                                                   L 0001 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 用語及び定義・・・・[2]
  •  3 記号の説明及び定義・・・・[3]
  •  3.1 記号・・・・[3]
  •  3.2 洗濯処理記号の詳細・・・・[6]
  •  3.3 漂白処理記号の詳細・・・・[8]
  •  3.4 乾燥処理記号の詳細・・・・[8]
  •  3.5 アイロン仕上げ処理記号の詳細・・・・[9]
  •  3.6 商業クリーニング処理記号の詳細・・・・[9]
  •  4 記号の適用及び使用・・・・[11]
  •  4.1 記号の適用・・・・[11]
  •  4.2 表示場所・・・・[11]
  •  4.3 適切な記号を選定するための特性及びその試験方法・・・・[11]
  •  4.4 記号の使用・・・・[11]
  •  4.5 各国の要求事項・・・・[11]
  •  4.6 付記用語の例・・・・[11]
  •  附属書A(参考)適切な記号選定のための特性及び試験方法・・・・[12]
  •  附属書B(参考)取扱表示における地域及び国家の要求事項・・・・[17]
  •  附属書C(参考)付記用語の例示・・・・[21]
  •  附属書JA(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[26]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0001 pdf 1] ―――――

L 0001 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づき,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本
工業規格である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0001 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0001 : 2014

繊維製品の取扱いに関する表示記号及びその表示方法

Textiles-Care labelling code using symbols

序文

  この規格は,2012年に第3版として発行されたISO 3758を基とし,繊維製品の生産,流通のグローバ
ル化,並びに我が国の家庭洗濯及び商業洗濯の一部のドライクリーニング及びウエットクリーニングにお
ける繊維製品のケア(取扱方法)(the textile care process)の実態に対応するため,技術的内容は変更する
ことなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。変更の一
覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。
繊維素材,材料,縫製,製品,材料及び/又は製品に施される仕上げ加工などの多様化と同時に,洗濯
及び取扱い操作技術の進歩によって,製品を見ただけで適切な洗濯方法及び取扱方法を選定することが著
しく困難になってきた。このような状況から消費者(consumer)及びクリーニング業者(professional
launderers and dry cleaners)を支援するため,取扱いに関する情報を繊維製品に表示する目的で,1991年に
この表示記号を使った規格が国際規格として制定され,数回の改正を経て改善されてきた。
この規格は,繊維製品のケアの表示に使用すること,繊維製品の洗濯などの取扱いを行う間に回復不可
能な損傷を起こさない最も厳しい処理・操作に関する情報を提供することを目的とし,表示記号及びその
使用方法を明確にする体系について規定した。
注記 取扱いに関する表示記号又は付記用語で示した事項は,信頼性のある根拠(試験結果,素材の
特性,過去の不具合実績など)による裏付けをもつことが望ましい。例えば,表示者が,×印
を付けて洗濯不可の表示をした場合には,表示者は,洗濯によって不具合が起こることの根拠
を保持していることなどである。

1 適用範囲

  この規格は,家庭洗濯(洗濯,漂白,乾燥及びアイロン仕上げ)及びドライクリーニング並びにウエッ
トクリーニング(以下,商業クリーニングという。)による繊維製品のケア(取扱方法)に関する表示記号
(以下,記号という。)及び表示方法について規定する。ただし,工業ランドリーは除く。
なお,記号で表示される家庭洗濯のための情報は,クリーニング業者の参考にもなる。
この規格は,消費者に供給される全ての繊維製品に適用できる。
注記1 工業ランドリーの対象となるリネンサプライ,作業服などのための記号及び表示方法は,ISO
30023で規定されている。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 3758:2012,Textiles−Care labelling code using symbols(MOD)

――――― [JIS L 0001 pdf 3] ―――――

2
L 0001 : 2014
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。

2 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
2.1
繊維製品(textile articles)
少なくとも質量で80 %以上の繊維素材を含む糸,生地及び完成品(製品)。
2.2
洗濯(washing)
繊維製品に付いた汚れを水浴中で除去するための処理。
注記 洗濯とは,次の処理の一部又は全部を適宜組み合わせたものをいう。これらの処理は,機械又
は手で行う。
− つけ置き,予洗及び本洗(通常は,温水又は加熱と機械作用とを伴い,洗剤などの存在下
で行う。)並びにすすぎ。
− 上記の処理中又は処理の最後に行う遠心脱水又は絞り(以下,脱水という。)。
2.3
漂白(bleaching)
洗濯前,洗濯途中又は洗濯後に,塩素系又は酸素系の酸化形漂白剤を使用し,汚れ,しみの除去及び/
又は白さの向上を目的として水中で行う処理。
注記 一般家庭での使用量が少ない還元形漂白剤は,この規格では考慮していない。
2.3.1
塩素系漂白剤(chlorine bleach)
水中に次亜塩素酸イオンを放出する漂白剤。例えば,次亜塩素酸ナトリウムがある。
2.3.2
酸素系漂白剤(oxygen/non-chlorine bleach)
水中に過酸化物を放出する漂白剤。例えば,過炭酸ナトリウム,過酸化水素がある。
注記 酸素系漂白剤には,活性度の異なる様々な漂白成分が含まれる。この漂白剤には,低水温洗濯
で漂白力を向上させる漂白活性化剤が含まれるものが多い。
2.4
乾燥(drying)
洗濯又は商業クリーニング処理後の繊維製品から水分又は溶剤を除去する処理。
2.4.1
タンブル乾燥(tumble drying)
洗濯又は商業クリーニング処理後の繊維製品に残留している水分又は溶剤を,回転ドラム中で熱風によ
って除去する処理。
2.4.2
自然乾燥(natural drying)
洗濯処理後の繊維製品を日なた又は日陰で,つり干し,ぬれつり干し,平干し,ぬれ平干しなどをする
ことによって水分を除去する処理。

――――― [JIS L 0001 pdf 4] ―――――

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L 0001 : 2014
2.4.2.1
つり干し乾燥(line drying)
洗濯・脱水後の繊維製品を,物干しさお(竿),ハンガーなどにつるして水分を除去する処理。
2.4.2.2
平干し乾燥(flat drying)
洗濯・脱水後の繊維製品を,水平に広げて水分を除去する処理。
2.4.2.3
ぬれつり干し乾燥(だら干し)(drip line drying)
洗濯後の繊維製品を,脱水せずにぬ(濡)れた状態のまま物干しさお,ハンガーなどにつるして水分を
除去する処理。
2.4.2.4
ぬれ平干し乾燥(drip flat drying)
洗濯後の繊維製品を,脱水せずにぬれた状態のまま水平に広げて水分を除去する処理。
2.5
アイロン仕上げ(ironing and pressing)
熱,圧力及び場合によっては蒸気を用いるアイロンなどの適切な器具を使用して,繊維製品の形状及び
外観を復元する仕上げ処理。
2.6
商業クリーニング(professional textile care)
ドライクリーニング及びウエットクリーニングの総称。
2.6.1
ドライクリーニング(professional dry cleaning)
各種の溶剤(水を除く。)及び洗剤を用いた業者による繊維製品のクリーニング処理。
注記 ドライクリーニングとは,次の処理の一部又は全部を適宜組み合わせたものをいう。
− 洗い(通常は,温度調節及び機械作用を伴い,洗剤などの存在下で行う。),すすぎ,脱液,
タンブル乾燥及び仕上げ。
2.6.2
ウエットクリーニング(professional wet cleaning)
特殊な技術を用いた業者による繊維製品の水洗い処理。ただし,洗剤及び/又は水洗いによる影響を最
小限度に抑えるために,水洗い・すすぎ及び遠心脱水時に添加剤などを使用する場合もある。
注記 ウエットクリーニングとは,次の処理の一部又は全部を適宜組み合わせたものをいう。
− 水洗い(通常は,温度調節及び機械作用を伴い,洗剤などの存在下で行う。),すすぎ,脱
水,乾燥(タンブル乾燥及び/又は自然乾燥)及び仕上げ。

3 記号の説明及び定義

3.1 記号

3.1.1  概要
5個の基本記号,及び基本記号と組み合わせて用いる幾つかの付加記号で構成する。
3.1.2 基本記号
3.1.2.1 洗濯処理記号

――――― [JIS L 0001 pdf 5] ―――――

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JIS L 0001:2014の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 3758:2012(MOD)

JIS L 0001:2014の国際規格 ICS 分類一覧