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L 0001 : 2014
洗濯処理は,図1に示す洗濯おけ(桶)の形で表す。
図1−洗濯処理記号(基本記号)
3.1.2.2 漂白処理記号
漂白処理は,図2に示す三角形で表す。
図2−漂白処理記号(基本記号)
3.1.2.3 乾燥処理記号
乾燥処理は,図3に示す正方形で表す。
図3−乾燥処理記号(基本記号)
3.1.2.4 アイロン仕上げ処理記号
アイロン仕上げ処理は,図4に示すアイロンの形で表す。
図4−アイロン仕上げ処理記号(基本記号)
3.1.2.5 商業クリーニング処理記号
商業クリーニング処理は,図5に示す円で表す。
――――― [JIS L 0001 pdf 6] ―――――
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L 0001 : 2014
図5−商業クリーニング処理記号(基本記号)
3.1.3 付加記号
3.1.3.1 弱い処理(mild treatment)を表す付加記号
記号の下の一本線(図6参照)は,下線のない同じ記号で示される処理よりも弱い処理を表す。
図6−弱い処理記号(付加記号)
3.1.3.2 非常に弱い処理(very mild treatment)を表す付加記号
記号の下の二本線(図7参照)は,非常に弱い処理を表す。
図7−非常に弱い処理記号(付加記号)
3.1.3.3 処理温度を表す付加記号
処理温度を表す付加記号は,次による。
a) 3.1.2.1の洗濯処理記号の処理温度を表す付加記号は,セルシウス度(摂氏度)の単位記号“℃”を省
略した温度の数字(30,40,50,60,70又は95)で表示する(表1参照)。
b) 乾燥処理記号及びアイロン仕上げ処理記号の処理温度を表す付加記号は,ドット表示する。ドットは,
使用する基本記号によってその温度が異なるが,ドット数が増えると処理温度がより高いことを表す
(図8参照)。
c) 3.1.2.3の乾燥処理記号におけるドット数の示す温度は,表3による。
d) 3.1.2.4のアイロン仕上げ処理記号におけるドット数の示す温度は,表5による。
e) 3.1.2.1の洗濯処理記号に摂氏(℃)の洗濯温度及びドットを併用して使用する場合には,温度に関す
る共通の情報として使用する。その根拠を,B.4に示す。
――――― [JIS L 0001 pdf 7] ―――――
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L 0001 : 2014
図8−処理温度記号(付加記号)
3.1.3.4 処理・操作の禁止を表す付加記号
5個の基本記号に重ね書きした×印(St. Andrew's cross)は,その記号が表す処理・操作ができないこと
(禁止)を表す(図9参照)。
図9−処理・操作の禁止記号(付加記号)
3.2 洗濯処理記号の詳細
おけの記号は,洗濯処理(手洗い又は洗濯機使用)を表す(図1を参照)。この記号は,表1に示すとお
り,上限の洗濯温度及び最も厳しい洗濯処理に関する情報を提供するために使用される。
注記 最も厳しい洗濯処理とは,洗濯後の乾燥・仕上げ処理において被洗物の状態が洗濯前とほぼ同
等に回復する上限に近い洗濯処理である。通常は,被洗物に対応した洗い方を選ぶ指標となる。
――――― [JIS L 0001 pdf 8] ―――――
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L 0001 : 2014
表1−洗濯処理の記号
記号番号 記号 洗濯処理
− 液温は,95 ℃を限度とし,洗濯機で通常の洗濯処理
190 ができる。
− 液温は,70 ℃を限度とし,洗濯機で通常の洗濯処理
170 ができる。
− 液温は,60 ℃を限度とし,洗濯機で通常の洗濯処理
160 ができる。
− 液温は,60 ℃を限度とし,洗濯機で弱い洗濯処理が
161 できる。
− 液温は,50 ℃を限度とし,洗濯機で通常の洗濯処理
150 ができる。
− 液温は,50 ℃を限度とし,洗濯機で弱い洗濯処理が
151 できる。
− 液温は,40 ℃を限度とし,洗濯機で通常の洗濯処理
140 ができる。
− 液温は,40 ℃を限度とし,洗濯機で弱い洗濯処理が
141 できる。
− 液温は,40 ℃を限度とし,洗濯機で非常に弱い洗濯
142 処理ができる。
− 液温は,30 ℃を限度とし,洗濯機で通常の洗濯処理
130 ができる。
− 液温は,30 ℃を限度とし,洗濯機で弱い洗濯処理が
131 できる。
− 液温は,30 ℃を限度とし,洗濯機で非常に弱い洗濯
132 処理ができる。
− 液温は,40 ℃を限度とし,手洗いによる洗濯処理が
110 できる。
− 洗濯処理はできない。
100
――――― [JIS L 0001 pdf 9] ―――――
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L 0001 : 2014
3.3 漂白処理記号の詳細
三角形の記号は,漂白処理を表す(図2及び表2参照)。
表2−漂白処理の記号
記号番号 記号 漂白処理
− 塩素系及び酸素系漂白剤による漂白処理ができる。
220
− 酸素系漂白剤による漂白処理ができるが,塩素系漂
210 白剤による漂白処理はできない。
− 漂白処理はできない。
200
3.4 乾燥処理記号の詳細
正方形の記号は,乾燥処理を表す(図3,表3及び表4参照)。
3.4.1 タンブル乾燥記号
正方形に内接円のある記号は,洗濯処理後のタンブル乾燥処理を表す(図3及び表3参照)。ただし,商
業クリーニングにおけるタンブル乾燥処理には適用しない。排気の上限設定温度は,表3に示すとおり,
記号内の1個又は2個のドットで表示する。
表3−タンブル乾燥処理の記号
記号番号 記号 タンブル乾燥処理
− 洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。
320 − 高温乾燥 : 排気温度の上限は最高80 ℃
− 洗濯処理後のタンブル乾燥処理ができる。
310 − 低温乾燥 : 排気温度の上限は最高60 ℃
− 洗濯処理後のタンブル乾燥処理はできない。
300
3.4.2 自然乾燥記号
正方形の内部に線のある記号は,線の方向と本数とによって洗濯処理後の自然乾燥処理の方法を表し,
次による(図3及び表4参照)。
a) 縦の一本線は,脱水を行った後のつり干し乾燥を表す。
b) 縦の二本線は,脱水を行わないぬれつり干し乾燥を表す。
c) 横の一本線は,脱水を行った後の平干し乾燥を表す。
d) 横の二本線は,脱水を行わないぬれ平干し乾燥を表す。
e) 斜め一本線は,日陰干しを表す。表4の記号番号の440,430,420及び410の記号と組み合わせて用
いる。
――――― [JIS L 0001 pdf 10] ―――――
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JIS L 0001:2014の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 3758:2012(MOD)