6
L 0120-1984
表示記号 図及び説明
209 1本の針糸(1)で構成する。
布を通り抜けた糸は,ある長
さだけ前に進んで布を通り抜け
てもとの側に戻り,再び前に進
んで布を通り抜ける。
(参考)このステッチ形式は,
ステッチの間隔を自由に変える
ことができる。
211 1本の針糸(1)で構成する。
布を通り抜けた糸は,巻いて
いる布端を回って前に進み,再
び同じ側からステッチ形成線上
で布を通り抜ける。
(参考)このステッチ形式は,
通常柔らかな薄地の布の端部の
仕上げに用いられ,左から右に
縫われる場合もある。
また,ステッチの間隔を自由
に変えることができる。
213 1本の針糸(1)で構成する。
1枚の布をすくった糸は,前に進んで三つ折り
にした内側の布を,ステッチ形成線上に通り抜
け,再び少し前に進んで向かい側の布をすくう。
(参考)このステッチ形式は,最終的にステッチ
が見えないことが特に必要な場合に用いられる。
214 1本の針糸(1)で構成する。
布の折り目側を通り抜けた糸は,短い長
さでもう一方の布のわずか右寄りの位置に
入り,次に,両方の布を斜めに通り抜けて
ステッチ形成線上の布の折り目側に出る。
(参考)このステッチ形式は,被服に裏地
などを縫い付けるような場合に用いられる。
215 1本の針糸(1)で構成する。
布の折り目の中をある長さだけ進んで,折り目の端
に出た糸は,その位置からわずかに後方に戻って反対
側の布の折り目の端に入り,その中をある長さ進んで
折り目の端に出る。
(参考)このステッチ形式は,カラーや折りえりなど
の二つの折り重ねた布の端部を同時に引き寄せ,突き
合わせて縫うのに用いられる。
――――― [JIS L 0120 pdf 6] ―――――
7
L 0120-1984
表示記号 図及び説明
217 1本の針糸(1)で構成する。
布を斜めに通り抜けた糸は,後方にある長さ
だけ戻って,斜めに最初の斜線を横切って布を
通り抜ける。
(参考)このステッチ形式は,布の両側で小さ
なくぼみのように見え,被服などの端部を補強
するのに用いられる。
219 1本の針糸(1)で構成する。
糸は布の中をくぐり抜けるか,又は布の一部を通り抜けて
もとの側に出てくる。
布を渡る糸は,ステッチ形成線に対して斜めとなる。また,
隣り合わせの列では,傾きが反対となる。
(参考)このステッチ形式は,カラーや折りえりにしんをつ
けて反りを持たせるために用いられ,また,そのしんに胸を
固くする増ししんをとめるのにも用いられるが,糸は常にこ
の二つのしんを通り抜けている。
220 1本の針糸(1)で構成する。
糸は,布にあけられたボタン穴の切断端部から穴の線に直角に布
の下を進んで布面に現れ,前のステッチの糸のループをくぐり,切
断端部に向かって,そのループを強く引き寄せ,そこに結び目を作
る。
(参考)このステッチ形式は,ボタン穴の切断端部の仕上げに用い
るが,左又は右から縫われ,若しくは,下又は上から糸を差し込む
など種々の方法で縫われたり,更に補強するために飾りひもの上を
縫う場合もある。
――――― [JIS L 0120 pdf 7] ―――――
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L 0120-1984
付図3 クラス300の細分穎
表示記号 図及び説明
301 1本の針糸(1)と,1本のボビン糸(a)の2本の糸で構成する。
糸1のループは,針側から布を通り抜けて,その裏面で糸
aと他糸レーシングし,布の厚みの中間に他糸レーシングの
部分がくるように糸を引き戻す。
(参考)このステッチ形式は,1本の糸で作られることもあ
るが,その場合の最初の一ステッチは,後に連続して形成さ
れるステッチとは異なっている。
302 2本の針糸(1及び2)と1本のボビン糸(a)の3本の糸で構
成する。
糸1及び2のループは,針側から布を通り抜けて,その裏
面で糸aと他糸レーシングする。
303 3本の針糸(1,2及び3)と1本のボビン糸(a)の4本の糸で
構成する。
糸1,2及び3のループは,針側から布を通り抜けて,その
裏面で糸aと他糸レーシングする。
304 このステッチ形式は,301が図のようなジグ
ザグ模様を形成したものである。
305 このステッチ形式は,302が図のようなジグ
ザグ模様を形成したものである。
306 1本の針糸(1)と1本のボビン糸(a)の2本の糸で構成する。
糸1のループは,針側から布の中に入り,その一部を通り
抜けて針側に現れ,そこで糸aと他糸レーシングする。
また,針の貫通は,ステッチ形成線に対して直角である。
307 4本の針糸(1, 2, 3及び4)と1本のボビン
糸(a)の5本の糸で構成する。
糸1, 2, 3及び4のループは,針側から布を通
り抜けて,その裏面で糸aと他糸レーシングす
る。
――――― [JIS L 0120 pdf 8] ―――――
9
L 0120-1984
表示記号 図及び説明
308 このステッチ形式は,301が図のようなジグ
ザグ模様を形成したものである。
309 2本の針糸(1及び2)と1本のボビン糸(a)の3本の糸で
構成する。
糸1及び2のループは,針側から布を通り抜けて,その裏
面で糸aと他糸レーシングする。
310 このステッチ形式は,309が図のよう
なジグザグ模様を形成したものである。
311 2本の針糸(1及び2)と1本のボビン糸(a)
の3本の糸で構成する。
糸1及び2のループは,針側から布を通り抜
けて,その裏面で糸aと他糸レーシングし,布
の厚みの中間に他糸レーシングの部分がくるよ
うに糸1及び2を引き戻す。
312 このステッチ形式は,311が図のようなジグ
ザグ模様を形成したものである。
313 1本の針糸(1)と1本のボビン糸(a)の2本の糸
で構成する。
糸1のループは,針側から布の中に入り,そ
の一部を通って針側に現れ,そこで糸aと他糸
レーシングする。
このステッチ形式は,317が図のようなジグ
ザグ模様を形成したものである。
314 1本の針糸(1)と1本のボビン糸(a)の2本の糸で構成する。
糸1のループは,針側から布の中に入り,その一部を通って針
側に現れ,そこで自糸ルーピングし,更に糸aと他糸レーシング
する。
――――― [JIS L 0120 pdf 9] ―――――
10
L 0120-1984
表示記号 図及び説明
315 2本の針糸(1及び2)と2本
のボビン糸(a及びb)及び2本
の飾り糸(Z及びY)の6本の糸
で構成する。
糸1及び2のループは,既に布
の針側に渡っている糸ZとYの
ループ及び布を通り抜けて,その
裏面で,糸1のループは糸aと,
糸2のループは糸bと他糸レーシ
ングし,布の厚みの中間に他糸レ
ーシングの部分がくるように糸1
及び2を引き戻す。糸Z及びY
は,対称的に交差する。
316 2本の針糸(1及び2)と2本のボビン
糸(a及びb)の4本の糸で構成する。
糸1及び2のループは針側から布を通
り抜けて,その裏面で糸1のループは糸a
と,糸2のループは糸bと他糸レーシン
グし,布の厚みの中間に他糸レーシング
の部分がくるように糸1及び2を引き戻
す。また,次の針の貫通点で糸1は糸b
と,糸2は糸aと他糸レーシングする。
317 1本の針糸(1)と1本のボビン糸
(a)の2本の糸で構成する。
糸1のループは,針側から布の
中に入り,その一部を通り抜けて
針側に現れ,そこで糸aと他糸レ
ーシングする。
針の貫通は,ステッチ形成線と
一線になっている。
318 1本の針糸(1)と1本のボビン
糸(a)の2本の糸で構成する。
糸1のループは,針側で糸a
のループを通り抜けて布の中に
入り,その一部を通って針側に
現れ,そこで糸aと他糸レーシ
ングする。
針の貫通は,ステッチ形成線
と一線になっている。
319 このステッチ形式は,301が図のように,糸
1のループを糸aとの他糸レーシングの点でね
じって形成したものである。
――――― [JIS L 0120 pdf 10] ―――――
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JIS L 0120:1984の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4915:1981(MOD)