JIS L 0204-3:1998 規格概要
この規格 L0204-3は、繊維工業において原料部門の術語として用いる用語のうち,天然繊維及び化学繊維を除く原料部門の用語について規定。
JISL0204-3 規格全文情報
- 規格番号
- JIS L0204-3
- 規格名称
- 繊維用語(原料部門)―第3部 : 天然繊維及び化学繊維を除く原料部門
- 規格名称英語訳
- Glossary of terms used in fiber -- Part 3:Materials except natural and chemical fiber
- 制定年月日
- 1998年8月20日
- 最新改正日
- 2018年10月22日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 01.040.59, 59.060.30
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 繊維 2020
- 改訂:履歴
- 1998-08-20 制定日, 2003-12-20 確認日, 2008-10-01 確認日, 2013-10-21 確認日, 2018-10-22 確認
- ページ
- JIS L 0204-3:1998 PDF [3]
L 0204-3 : 1998
まえがき
この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した
日本工業規格(日本産業規格)である。これによって,JIS L 0204-1972は廃止され,この規格並びにJIS L 0204-1及びJIS
L 0204-2に置き換えられる。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS L 0204-3 pdf 1] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
L 0204-3 : 1998
繊維用語(原料部門)−第3部 : 天然繊維及び化学繊維を除く原料部門
Glossary of terms used in fiber−Part 3 : Materials except natural and chemical fiber
序文 この規格は,JIS L 0204 : 1972[繊維用語(原料部門)]を対応する国際規格(ISO 2076 : 1989, Textiles
−Man-made fibres−Generic names及びISO 6938 : 1984, Textiles−Natural fibres Generic names and definitions)
に整合させるために改正した際,それまでのJISに規定されていた用語で対応国際規格に規定されていな
い用語のうち,JISとして引き続き規定する必要があると認められた用語について規定するために作成し
た,日本工業規格(日本産業規格)である。
1. 適用範囲 この規格は,繊維工業において原料部門の術語として用いる用語のうち,天然繊維及び化
学繊維を除く原料部門の用語について規定する。
2. 分類 繊維用語(原料部門)は,次の4分類とする。
a) 一般
b) 天然繊維
c) 化学繊維
d) その他
3. 番号,用語,定義及び対応英語 番号,用語,定義及び対応英語は,次による。
3.1 一般
番号 用語 定義 対応英語(参考)
3.1.1 繊維 fiber
糸,織物などの構成単位で,太さに比べて十分の長さ
をもつ,細くてたわみやすいもの。
3.1.2 繊維材料 繊維,糸の中間製品,糸,織物などの総称。textile materials
3.1.3 紡織繊維 紡織に使用する繊維。 textile fiber
3.1.4 天然繊維 天然の植物,動物,鉱物などから採取する繊維の総称。 natural fiber
3.1.5 人造繊維 man-made fiber
天然繊維に対する用語で,人造された繊維の総称。
3.1.6 化学繊維 化学的手段によって造った繊維。 chemical fiber,
man-made fiber
3.1.7 植物繊維 植物から得る天然繊維の総称。 vegetable fiber
3.1.8 動物繊維 動物から得る天然繊維の総称。 animal fiber
3.1.9 鉱物繊維 鉱物から得る天然繊維の総称。 mineral fiber
3.1.10 無機繊維 無機物から成る繊維の総称。 inorganic fiber
3.1.11 合成繊維 合成高分子化合物から造った繊維。 synthetic fiber
――――― [JIS L 0204-3 pdf 2] ―――――
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L 0204-3 : 1998
番号 用語 定義 対応英語(参考)
3.1.12 セルロース系繊維 セルロースを主成分とした繊維の総称。 cellulosic fiber
3.1.13 たんぱく繊維 たんぱく質から成る繊維の総称。 protein fiber
3.1.14 故繊維(こせんい) recovered fiber
糸くず,織物くずなどをほぐして再び繊維状にしたも
の。再製繊維,回収繊維ともいう。
3.1.15 再生繊維 regenerated fiber
セルロースやたんぱく質を溶解して再生した繊維。
3.1.16 原綿 raw cotton, raw stock
工場などで使用される言葉で,紡績などの原料とする
綿花又は他の繊維。
3.1.17 綿 ふさふさした状態における繊維の集合体。
3.1.18 落綿(おちわた) 工程中で落ちた綿。
3.1.19 再用綿 工程中で発生したくずで,再び使用される綿くず。
3.1.20 フィラメント 連続した極めて長い繊維。 filament
3.1.21 モノフィラメント 単独に使用できる1本のフィラメント。 monofilament
3.1.22 マルチフィラメント 2本以上から成るフィラメント。 multifilament
3.1.23 ステープル staple fiber
a) 主として紡績などの原料とするため,短く
切断した化学繊維。
b) 可紡性のある繊維の束。 staple
c) 可紡性のある繊維束の長さ。 staple length
3.1.24 トウ 極めて多数のフィラメントをそろえた束。 tow
3.1.25 トップ top
そ毛前紡工程にかける状態としてのスライバ又はこ
れを巻いたもの。
3.2 その他
番号 用語 定義 対応英語(参考)
3.2.1 弾性繊維 ゴム状弾性をもっている繊維。 elastomer fiber
3.2.2 へん平繊維 へん平なテープ状に造った繊維の総称。 flat fiber
3.2.3 リボンストロー ribbon straw,
特殊な口金を使って紡糸したへん平なテープ状のレ
ーヨン flat cross-section filament
3.2.4 スリットファイバ slit fiber
フィルムを細長く切断し延伸して造った繊維。
3.2.5 スプリットファイバ 細長いフィルムを網目構造に細分化して造った繊維。 split fiber
3.2.6 異形断面繊維 modified cross-section fiber
三角形,十字形などの特殊な断面構造をもたせた繊
維。
3.2.7 原液着色繊維 solution-dyed fiber,
紡糸前の原液に,染料又は顔料を混ぜて着色した繊
維。 spun-dyed fiber
3.2.8 けん縮繊維 特に巻き縮みを与えたステープルファイバ。crimped staple
3.2.9 中空繊維 内部に空洞のある繊維。 macaroni fiber, hollow fiber
3.2.10 コンジュゲートファイバ conjugated fiber,
性質の異なる2種類以上のポリマーを口金で複合した
繊維で,複合繊維ともいう。 bicomponent fiber
3.2.11 ブライト bright
つや消剤を混合しない光沢のあるままの繊維。
3.2.12 ダル dull
つや消剤その他の方法によって光沢を減じた繊維。
JIS L 0204-3:1998の国際規格 ICS 分類一覧
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.59 : 繊維及び皮革技術(用語)