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L 0803 : 2011
表2−単一繊維布及び交織1号の汚染性及び抽出液のpH(続き)
注記 単一繊維布及び交織1号の白色度の測定 単一繊維布(呼び番号 : 1-1,2-1,3-1,4-1,5,6-1,7-1,8-1及
び9-1)並びに交織1号の白色度の測定は,JIS L 1916によって,三刺激値X10,Y10及びZ10を求め,次の式(1)
で白色度を求める。ただし,絹については,式(2)による。
− 白色度
(WL) * 3a* 3b* (1)
L* 116(Y10 / 100.00)/1 3
16
/1 3 /1 3
a* 500 X10 / 94.83Y10 / 100.00
/1 3 /1 3
b* Z10 / 107.32
200 Y10 / 100.00
− 白色度
W10 Y10 800 .0313 8
x10 1 700 .0331 0
y10 (2)
注a) カラーインデックス(I.C.)による一般名。
b) 黄変度(G)は,次の式によって算出する。
.1301X10.1149Z10
G 100
Y10
ここに, X10,Y10及びZ10 : 10度視野における三刺激値
b) 単一繊維布(呼び番号 : 1-2,2-2,3-2,3-3,4-2,6-2,7-2,8-2及び9-2)の汚染性は,9.1 b) によっ
て試験したとき,表3に適合しなければならない。
――――― [JIS L 0803 pdf 6] ―――――
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表3−単一繊維布,交織2号及び交織3号の汚染性及び抽出液のpH
添付白布の種類 汚染性 抽出液 白色度 単位面積
のpH 当たりの
繊維の種類及 質量
等級 標準染色布[染料a)] 適用試験法
び呼び番号 g/m2
単 毛 1-2 汚2-3級 綿3-2 JIS L 0846 x10=0.337±0.002
一 ダイレクト・レッド y10=0.356±0.002
繊
維 16,1.5 % Y10=76±2
布 (Direct Red 16,1.5 %) G=25±2
汚2-3級 毛1-2 JIS L 0846
アシッド・レッド 42,
3%
7.5±0.5 125±5
(Acid Red 42,3 %)
汚3級 毛1-2 JIS L 0844の
A-2
アシッド・レッド 42,
3%
(Acid Red 42,3 %)
変4-5級
以上b)
絹 2-2 変4-5級 綿3-2 JIS L 0846 Y10=91±2
以上b) ダイレクト・レッド 79 W10=79±3
(Direct Red 79) T10=−1±1
7.8±0.5 60±3
絹2-2
アシッド・ブルー 59
(Acid Blue 59)
綿 3-2 変4-5級 綿3-2 JIS L 0844の Y10=89±2
以上b) A-1
ダイレクト・ブルー 71 7.0±0.5 W10=80±3 115±5
(Direct Blue 71) T10=−1±1
綿 3-3 変4-5級 綿3-2 JIS L 0849 Y10=89±2
以上b) ダイレクト・ブルー 71 7.0±0.5 W10=80±3 110±5
(Direct Blue 71) T10=−1±1
レーヨン4-2 変4-5級 綿3-2 JIS L 0844の Y10=89±2
以上b) A-1
ダイレクト・ブルー 71 7.0±0.5 W10=80±3 140±5
(Direct Blue 71) T10=−1±1
アセテート 変4-5級 アセテート6-1 JIS L 0844の Y10=86±2,
6-2 以上b) ディスパース・レッドA-2 W10=69±2,
7.0±0.5 160±5
1 T10=−1±1.
(Disperse Red 1)
ナイロン7-2 変4-5級 ナイロン JIS L 0844の Y10=86±2,
以上b) アシッド・レッド 151A-2 7.0±0.5 W10=65±2 130±5
(Acid Red 151) T10=−1±1.
ポリエステル 変4-5級 ポリエステル ISO 105-P01 Y10=86±2
8-2 以上b) ディスパース・レッド(180±2)℃, W10=70±2
7.0±0.5 130±5
4 30秒,(4± T10=0±1
(Disperse Red 4) 1)kPa
アクリル9-2 変4-5級 アクリル JIS L 0878 Y10=86±2
級以上b) ベーシック・グリーン115 ℃,10分, W10=67±2
7.0±0.5 135±5
4 170 kPa T10=1±1
(Basic Green 4)
――――― [JIS L 0803 pdf 7] ―――――
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表3−単一繊維布,交織2号及び交織3号の汚染性及び抽出液のpH(続き)
添付白布の種類 汚染性 抽出液 白色度 単位面積
のpH 当たりの
繊維の種類及 質量
等級 標準染色布[染料a)] 適用試験法
び呼び番号 g/m2
交 アセテート 変4-5級 毛 多繊交織布を ナイロン
繊 綿 級以上b),ナイロン 構成する繊維 W10=71±5
2号 ナイロン c)
アシッド・オレンジ 86
の種類によっ
ポリエステル (Acid Orange 86) てそれぞれ対 綿
アクリル 応した左記の W10=76±5
毛 綿 染料をJIS L レーヨン
交 トリアセテー レーヨン 0844のA-2の W10=47±5
繊 ト ダイレクト・ブルー 71
試験液中に直
3号 綿 (Direct Blue 71) 接投入して汚 アセテート
ナイロン 染性を試験す W10=63±5
ポリエステル アセテート る。 トリアセテート
アクリル ナイロン W10=63±5
レーヨン トリアセテート
ポリエステル ポリエステル
ディスパース・イエロ W10=68±5
ー 54
(Disperse Yellow 54)
アセテート
ナイロン
トリアセテート
ポリエステル
ディスパース・ブルー
130
(Disperse Blue 130)
注記 白色度の測定は,ISO 105-J01及びISO 105-J02による。
注a) カラーインデックス(I.C.)による一般名。
b) 標準布の汚染との差を変退色用グレースケールで比較した値。
c) 交織2号及び交織3号の汚染性は,ISO 105-F10 Annex Aを参照する。
4.2 抽出液のpH
単一繊維布(呼び番号 : 1-1,2-1,3-1,4-1,5,6-1,7-1,8-1及び9-1)の抽出液のpHは,9.2によっ
て試験したとき,表2又は表3に適合しなければならない。
4.3 白色度
単一繊維布(呼び番号 : 1-2,2-2,3-2,3-3,4-2,6-2,7-2,8-2及び9-2),交織2号及び交織3号の白
色度は,9.3によって測定したとき,表3に適合しなければならない。
4.4 単位面積当たりの質量
単一繊維布(呼び番号 : 1-2,2-2,3-2,3-3,4-2,6-2,7-2,8-2及び9-2),交織2号及び交織3号の単
位面積当たりの質量は,9.4によって試験したとき,表3に適合しなければならない。
5 寸法
交織1号の幅は,各繊維のストライプ幅が約12 mm,合計100 mmとする。交織2号及び交織3号を構
――――― [JIS L 0803 pdf 8] ―――――
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成する各種繊維のよこ糸のストライプの幅は15 mm,ポリエステル紡績糸によるカットラインの幅は,5
mmとする。
6 外観
添付白布には,きず,汚れ,仕上げむらなど使用上差し支えのある欠点があってはならない。
7 材料
添付白布に用いる原糸は,糸むら,よりむらなどが目立たない良質のものでなければならない。
8 加工方法
加工方法は,次による。
a) 単一繊維布(呼び番号 : 1-1,2-1,3-1,4-1,5,6-1,7-1,8-1及び9-1)は,通常,精練・漂白し,
無のり仕上げを行う。ただし,綿の場合は,精練後,特に過酸化水素漂白し,無のり仕上げを行う。
b) 交織1号は,たて糸及びよこ糸をあらかじめ糸状で精練・漂白する。ただし,綿の場合は,精練後,
特に過酸化水素漂白を行う。次に,表2の順序にそれぞれ8種類のたて糸を並べ,規定の幅になるよ
う製織して洗浄後,無のり仕上げを行う。
c) 蛍光増白剤による処理は,行ってはならない。
9 試験方法
9.1 汚染性
汚染性は,次による。
a) 単一繊維布(呼び番号 : 1-1,2-1,3-1,4-1,5,6-1,7-1,8-1及び9-1)の汚染性は,JIS L 0844の
A-2号に準じ,次の1)3) によって操作し,試験片の汚染の程度を判定する。
1) 100 mm×40 mmの添付白布1枚を試験片とする。
2) 試験液には,添付白布の繊維の種類に応じて,表2に示す染料を添加する。
なお,染料は,基準を満たした添付白布の汚染性が3級となる量を確認のうえ,その量を添加す
る1)。
3) 水洗後の希酢酸溶液による処理は行わない。
b) 単一繊維布(呼び番号 : 1-2,2-2,3-2,3-3,4-2,6-2,7-2,8-2及び9-2)の汚染性は,表3に示す汚
染性を試験する単一繊維布及びマスター染色布2) から調製した複合試験片を,表3に規定した試験法
によって処理し,その結果が表3に示す汚染等級又は変退色等級に合致することを確認する。
c) 交織1号の汚染性は,各構成繊維について,汚染性を同種類の各単一繊維布と同じ染料を用いて試験
する。
なお,染料は,基準を満たした添付白布の汚染性が3級となる量を確認のうえ,その量を添加する。
交織2号及び交織3号の汚染性は,多繊交織布を構成する繊維の種類ごとに,多繊交織布の試験片
及びそれと同一種類で規定の汚染性をもった単一繊維布の試験片をISO 105-F10のAnnex Aに準じて
試験し,二つの試験片の汚染の程度の差が,変退色用グレースケールの4-5号以上であることを確認
する。
注1) 新ロットの添付白布においては,基準を満たした添付白布と同時に試験し,汚染性を比較す
ることが望ましい。
――――― [JIS L 0803 pdf 9] ―――――
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2) 添付白布の汚染性を評価するための標準染色布である。その調製方法の詳細は,ISO 105-F01
ISO 105-F07,ISO 105-F09及びISO 105-F10を参照する。
9.2 抽出液のpH
抽出液のpHは,次による。
a) 単一繊維布(呼び番号 : 1-1,2-1,3-1,4-1,5,6-1,7-1,8-1及び9-1)及び交織1号の抽出液のpH
は,JIS L 1096の8.37(抽出液のpH)A法による。
b) 単一繊維布(呼び番号 : 1-2,2-2,3-2,3-3,4-2,6-2,7-2,8-2及び9-2),交織2号及び交織3号の
抽出液のpHは,JIS L 1096の8.37(抽出液のpH)B法による。
9.3 白色度
単一繊維布(呼び番号 : 1-2,2-2,3-2,3-3,4-2,6-2,7-2,8-2及び9-2),交織2号及び交織3号の白
色度の測定は,ISO 105-J01及びISO 105-J02による。
9.4 単位面積当たりの質量
単一繊維布(呼び番号 : 1-2,2-2,3-2,3-3,4-2,6-2,7-2,8-2及び9-2),交織2号及び交織3号の単
位面積当たりの質量の測定は,JIS L 1096の8.3(単位面積当たりの質量)B法による。
10 表示
添付白布には,添付白布の種類を表示する。単一繊維布は,添付白布の種類,繊維の種類及び呼び番号
(呼び番号は括弧内に入れて付記する。)を表示する。
なお,必要に応じて呼び番号だけを表示してもよい。
例1 単一繊維布 毛(1-1号)
例2 交織1号
例3 単一繊維布 絹(2-2号)
例4 単一繊維布 4-2号
――――― [JIS L 0803 pdf 10] ―――――
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JIS L 0803:2011の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 105-F01:2001(MOD)
- ISO 105-F02:2009(MOD)
- ISO 105-F03:2001(MOD)
- ISO 105-F04:2001(MOD)
- ISO 105-F05:2001(MOD)
- ISO 105-F06:2000(MOD)
- ISO 105-F07:2001(MOD)
- ISO 105-F09:2009(MOD)
- ISO 105-F10:1989(MOD)
- ISO 105-F10:1989/AMENDMENT 1:2009(MOD)
JIS L 0803:2011の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 0803:2011の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISL0844:2011
- 洗濯に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0846:2004
- 水に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0849:2013
- 摩擦に対する染色堅ろう度試験方法
- JISL0878:2005
- 蒸気プリーチングに対する染色堅ろう度試験方法
- JISL1096:2010
- 織物及び編物の生地試験方法