JIS L 0804:2004 変退色用グレースケール

JIS L 0804:2004 規格概要

この規格 L0804は、染色堅ろう度試験の結果,試験片に生じた変退色の程度を視感によって判定する場合,その基準として用いる変退色用グレースケールについて規定。

JISL0804 規格全文情報

規格番号
JIS L0804 
規格名称
変退色用グレースケール
規格名称英語訳
Grey scale for assessing change in colour
制定年月日
1965年1月1日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 105-A02:1993(MOD)
国際規格分類

ICS

59.080.01
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
繊維 2020, 計測標準 2019, 色彩 2019
改訂:履歴
1965-01-01 制定日, 1968-04-01 確認日, 1971-03-01 確認日, 1974-04-01 改正日, 1977-03-01 改正日, 1980-02-01 確認日, 1983-12-01 改正日, 1988-12-01 確認日, 1994-02-01 改正日, 2002-02-20 確認日, 2004-04-20 改正日, 2009-10-01 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS L 0804:2004 PDF [9]
                                                                                   L 0804 : 2004

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,財団法人スガウェ
ザリング技術振興財団(SWTF)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。これによって,JIS L 0804:1994は改正され,この規格に置き換えられる。
改正に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 105-A02:1993,Textiles−Tests for
colour fastness−Part A02 : Grey scale for assessing change in colourを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任はもたない。
JIS L 0804には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定)アダムス−ニッカーソンの色差式による色差
附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS L 0804 pdf 1] ―――――

L 0804 : 2004

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[1]
  •  3. 定義・・・・[1]
  •  4. 色票の色・・・・[1]
  •  5. 構造,形状及び寸法・・・・[2]
  •  6. 外観 変・・・・[3]
  •  7. 測色方法・・・・[3]
  •  8. 検査方法・・・・[3]
  •  附属書1(規定)アダムス-ニッカーソンの色差式による色差・・・・[4]
  •  附属書2(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[5]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS L 0804 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 0804 : 2004

変退色用グレースケール

Grey scale for assessing change in colour

序文

 この規格は,1993年に第4版として発行されたISO 105-A02:1993,Textiles−Tests for colour fastness
−Part A02 : Grey scale for assessing change in colourを元に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格に
ない規定内容(色票の色)及び規定(アダムス−ニッカーソンの色差式による色差)を加えている。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,原国際規格を変更している事項である。変
更の一覧表をその説明を付けて,附属書2(参考)に示す。

1. 適用範囲

 この規格は,染色堅ろう度試験の結果,試験片に生じた変退色の程度を視感によって判定
する場合,その基準として用いる変退色用グレースケールについて規定する。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 105-A02:1993,Textiles−Tests for colour fastness−Part A02 : Grey scale for assessing change in
colour (MOD)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8105 色に関する用語
JIS Z 8721 色の表示方法−三属性による表示
JIS Z 8722 色の測定方法−反射及び透過物体色
JIS Z 8730 色の表示方法−物体色の色差

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) 無彩色 色相をもたない色(JIS Z 8105を参照)。
b) *a*b*表色系による色差(ΔE*ab) JIS Z 8722の5.(分光測色方法)又は6.(刺激値直読方法)に
よって測定し,標準の光D65によるX10,D65,Y10,D65,Z10,D65を用い,JIS Z 8730の7.1(L*a*b*表色
系による色差)によって求めた数値。
c) アダムス−ニッカーソンの色差式による色差(ΔEAN) JIS Z 8722の5.又は6.によって測定し,標準
の光CによるX2,C,Y2,C,Z2,Cを用い,附属書1(規定)によって求めた数値。

4. 色票の色

 色票の色は,次による。
a) 図1における5号の色票a5,b5及び4-51号の色票のうち,a4-5,a4,a3-4,a3,a2-3,a2,a1-2及びa1は

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L 0804 : 2004
無彩色で,刺激値Yが(12±1)%のものとする。
b) 4-51号の色票のうちb4-5,b4,b3-4,b3,b2-3,b2,b1-2及びb1は無彩色であって,それと対をなす色
票より反射率の大きいものとする。
c) 51号の各組の対をなす2枚の色票間には,表1又は表2の色差がなければならない。
d) 各号の色票は,蛍光がなく,かつ,光沢,経時変化がほとんどないものとする。
e) 本体の色票面以外の部分及びマスクの表面の色は,JIS Z 8721の無彩色の記載方式による約N2.5のも
のとする。
表 1 各号色票の色差(ΔE*ab) 表 2 各号色票の色差(ΔEAN)
色 票(号) 色 差 色 票(号) 色 差
5 0 0.2 5 0 0.2
0 0
4-5 0.8±0.2 4-5 0.75±0.2
4 1.7±0.3 4 1.5 ±0.2
3-4 2.5±0.35 3-4 2.25±0.2
3 3.4±0.4 3 3.0 ±0.2
2-3 4.8±0.5 2-3 4.25±0.3
2 6.8±0.6 2 6.0 ±0.5
1-2 9.6±0.7 1-2 8.5 ±0.7
1 13.6±1.0 1 12.0 ±1.0

5. 構造,形状及び寸法

 構造,形状及び寸法は,次による。
a) 変退色用グレースケールは,本体及びマスクで構成する。マスクは,グレースケール用及び試験片用
の2個とする。
b) 本体は,図1に示すとおり,51号の間を9段階に分け,各色票を台紙の上に示す。
c) 各号の色票は,各号a,bの色票を組にし,隣接して配置する。
単位 cm
図 1 本体
d) マスクの形状及び寸法は,図2による。
なお,目的に応じ,図3に示すように,同一寸法の窓をもったものを用いてもよい。

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L 0804 : 2004
単位 cm
図 2 マスク
単位 cm
図 3 同一寸法の窓を2つ並べたマスク(一例)

6. 外観 変

退色用グレースケールには,次のような欠点があってはならない。a) 各色票のむらなど。
b) 各色票の表面状態の汚れ,こすれなど。
c) マスク表面の色及び表面状態の凹凸むらなど。

7. 測色方法

 色票の測色は,JIS Z 8722の5.又は6.に規定する方法によって行う。

8. 検査方法

 変退色用グレースケールは,4.,5.及び6.について検査を行う。
参考 変退色用グレースケールは,財団法人日本規格協会で販売している。

――――― [JIS L 0804 pdf 5] ―――――

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