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L 1951 : 2019
単位 mm
図3−試験装置の例
6.3 日射計 ISO 9060に規定するsecond classのもの,又は同等以上の性能をもつもので,光源の放射照
度を測定可能な装置。
7 試験片の調製
試験片は,JIS L 0105の6.3(布状の試料及びその試験片)又は6.4[製品(縫製品)状の試料の試験片]
によって,90 mm×90 mmの試験片を4枚採取する。
なお,柄物などの不均一な生地の試験片採取については,受渡当事者間の協定によって,その試料を代
表する部分から採取する。
8 操作手順
試験の操作手順は,次による。
a) 試験場所の照明を消灯した状態で,試験台(6.1.2)の開口部中央に日射計のセンサ部を光源に向けて
設置し,試験台の4か所全ての開口部の放射照度が800±100 W/m2になるように光源の出力を調節す
る。
なお,光源は,全ての測定操作が終わるまで消灯しない。
b) 光源と試験台との間に遮蔽板を挿入して光源の光を遮り,試験台を標準状態まで冷却する。
c) 試験台の4か所の開口部を熱線受光体(6.1.3)で覆う。
――――― [JIS L 1951 pdf 6] ―――――
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なお,熱線受光体は,使用前に外観の変形,塗装面のきず又はがれがないことを確認する。
d) 4か所の熱線受光体にスペーサ(6.1.4)をそれぞれかん(嵌)合させる。
e) 試験面を光源側に向けて,たるみ又はゆがみがないように試験片を試験片ホルダ(6.1.5)の下面に固
定し,試験片ホルダとスペーサの開口部とが合うようにスペーサの上に取り付ける。
なお,試験台の4か所の開口位置のうち少なくとも1か所は,試験片を装着しない空の試験片ホル
ダを取り付けたブランク試験とし,試験片と同時測定する。
f) 遮蔽板で光源の光を遮った状態で,光照射前の試料の熱線受光体の初期温度Ts0及びブランクの熱線
受光体の初期温度Tb0をサーモグラフィで測定する。
g) 遮蔽板を除いて光源の光を照射する。光を照射して30分後の試料の熱線受光体の温度Ts30及びブラン
クの熱線受光体温度Tb30を測定する。
h) 遮蔽板を挿入して光源の光を遮り,試験台,熱線受光体,スペーサ及び試験片ホルダを標準状態まで
冷却し,使用済みの試験片を取り外す。
i) 新しい試験片及び空の試験ホルダ(ブランク試験)を先に測定した開口位置とは異なる箇所に取り付
ける。
j) e) i) の操作を,4か所の開口位置全てで測定されるよう,繰り返す。
k) 4か所の,Ts0の平均(以下,試料の平均初期温度Ts0aveという。),Ts30の平均(以下,試料の平均到達
温度Ts30aveという。),Tb0の平均(以下,ブランク試験の平均初期温度Tb0aveという。)及びTb30の平均
(以下,ブランク試験の平均到達温度Tb30aveという。)を求める。
9 遮熱率の求め方
遮熱率は,次の式によって求め,小数点以下を切り捨て整数に丸めて表す。
S ΔTb ΔTs
/ ΔTb (%)
ここに, S : 遮熱率(%)
ΔTs : Ts30ave−Ts0ave···試料の平均上昇温度(℃)
ΔTb : Tb30ave−Tb0ave···ブランク試験の平均上昇温度(℃)
Ts0ave : 試料の平均初期温度(℃)
Ts30ave : 試料の平均到達温度(℃)
Tb0ave : ブランク試験の平均初期温度(℃)
Tb30ave : ブランク試験の平均到達温度(℃)
10 試験結果
試験結果は,箇条9によって求められた遮熱率及び表1の区分記号で表す。
表1−遮熱率及びその区分記号
遮熱率 65 %以上 55 %以上 45 %以上 35 %以上 25 %以上 15 %以上
65 %未満 55 %未満 45 %未満 35 %未満 25 %未満 15 %未満
区分記号 S65+ S55 S45 S35 S25 S15 S15−
11 試験報告書
試験報告書には,次の事項を記載する。
a) 試験年月日
b) 規格番号
――――― [JIS L 1951 pdf 7] ―――――
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c) 試験条件[試験場所の温湿度,光源の機種,試験面(試験片の表裏)など]
d) 試料情報(試料名,品番など受渡当事者間で必要な情報)
e) 試験結果(遮熱率及びその区分記号)
f) その他特記すべき事項及び受渡当事者間の協定によって取り決めた諸条件(柄物などの試験片の調整
方法,洗濯前処理など)
JIS L 1951:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS L 1951:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
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- 繊維製品の物理試験方法通則
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- 遠赤外ヒータの遠赤外域における分光放射エネルギーの測定方法