JIS L 7509:1999 染色加工用ガイドローラ―主要寸法

JIS L 7509:1999 規格概要

この規格 L7509は、染色加工機械に使用するスチール製ガイドローラの外径,軸径の公称値の範囲及び実用性上必要とする条件を規定。

JISL7509 規格全文情報

規格番号
JIS L7509 
規格名称
染色加工用ガイドローラ―主要寸法
規格名称英語訳
Guide rollers for dyeing and finishing -- Main dimensions
制定年月日
1999年4月20日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

59.120.50
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
1999-04-20 制定日, 2004-11-20 確認日, 2009-10-01 確認日, 2014-10-20 確認日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS L 7509:1999 PDF [7]
L 7509 : 1999

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。これによってJIS L 7504 : 1995は改正され,JIS L 7504及びJIS L 7509に置き換えら
れる。
今回の制定では,対応国際規格であるISO 5249 : 1988, Textile machinery and accssories−Guide rollers for
dyeing and finishing machineryとの整合化を図るため,対応国際規格に該当する部分についてはJIS L 7509
として独立・制定し,対応国際規格に該当しない部分については最近の実情を反映させてJIS L 7504とし
て改正を行った。また,この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案
権,又は出願公開後の実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。通商産業大臣及
び日本工業標準調査会は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又
は出願公開後の実用新案登録出願にかかわる確認について,責任はもない。
JIS L 7509には,次に示す附属書がある。
附属書(参考) 染色加工用ガイドローラー定義及び公式

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS L 7509 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
L 7509 : 1999

染色加工用ガイドローラ−主要寸法

Guide rollers for dyeing and finishing−Main dimensions

序文 この規格は1988年に第1版として発行されたISO 5249, Textile machinery and accssories−Guide
rollers fordyeing and finishing machinery−Main dimensionsを翻訳し,対応する部分については,技術的内容
を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,対応国際規格には規定されていない規定内容(ロー
ラの寸法II型)を追加している。
1. 適用範囲 この規格は,染色加工機械に使用するスチール製ガイドローラの外径,軸径の公称値の範
囲及び実用性上必要とする条件を規定する。
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。
ISO 1505 : 1993 Textile machinery−Widths relating to dyeing and finishing machines−Definitions and
range ofnominal widths
ISO 1940/1 : 1986 Mechanical vibration−Balance quality requirements of rigid rotors Part−1 :
Determination of permissible residual unbalance
ISO 2013 : 1983 Textile machinery and accessories−Beams−Method of measuring variations of form and
position
ISO 4200 : 1991 Plain end steel tubes, welded and seamless−General table of dimensions and masses per
unit length
3. ローラの型式 図1及び図2のとおりとする。
図1 A型 : 回転軸

――――― [JIS L 7509 pdf 2] ―――――

2
L 7509 : 1999
図2 B型 : 固定軸
4. 寸法
4.1 ローラの外径 (d1) ローラの外径は表1による。
表1
単位mm
区分 d1(1)
1(2) 85 110 135 165 215
2(2) 85 110 135 165 215
3 60 80 100 120 160 200
4 125 140 150 175
注(1) 直径d1の全体のローラの振動(振幅)はISO 2013の測定方法による。
(2) これらの区分の指示値は,管の外径の機械加工を考慮に入れるものとする。
備考1. 区分1は,ISO 4200のグループ1の中の非合金及び合金鉄中の管(及び附属部品)の分類シリ
ーズ1の管である。
2. 区分2は,ISO 4200の中のグループ1のステンレス鋼管分類シリーズ1の管である。
3. 区分3は,ISO 4200(精密管)の中のグループ2の中の分類シリーズ2の管である。
4. 区分4は,プラスチック又はゴムの被覆した管である。
4.2 軸径 (d2) 軸径d2に対する値は,ローラに加えられる力に応じて選択しなければならない。また,
その数値は最小15mm以上で5mmの倍数でなければならない。
d2=15, 20, 25, 30, 35, ······mm
4.3 公称幅 (b) ローラの公称幅bは,ISO 1505による。
5. 運転性能上の必要事項 次の必要事項は標準的な基準であり,最も重要な基準はローラ上を布が完全
に通ることである。
5.1 許容される曲がり 曲がりを表すために4通りの品質等級が定められており,品質等級を選択する
ための適当な基準は使用目的による。
品質等級の照合番号は,均等な負荷を250N/mを基礎としたときのローラのメータ当たりの公称幅当た
りの許容曲がり (mm) に符合している。
負荷が変われば曲がりはほとんど比例的に変わる。
品質等級に基づいて,公称ローラ幅に対応した限定数値,ローラの標準の直径及びローラの管壁の三通
りの厚さを表2に示す。
計算値は,ISO 1505の公称幅と一致したけた数とする。
ローラシャフトと軸受は,計算の対象にしない。
静荷重による曲がりは,与えられた品質等級の数値を考慮する。
布の張力は,ローラが180°(半円周)布が巻き付いた状態では軸負荷の半分に相当する。

――――― [JIS L 7509 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
L 7509 : 1999
表2 ガイドローラの主要寸法
I型 (ISO)
単位mm
品質 ローラ壁 ローラ径d1
等級 の厚さ 60 80 85 100 110 120 125 135 140 150 160 165 175 200 215
(S) ローラ幅b
2 2 2 6003 4003 6004 000 4 4004 800 5 2005 200 5 600 6 0006 400 6 800 7 2007 600 8 800
4 3 0004 0004 0004 800 5 2006 000 6 0006 400 6 800 7 2007 600 8 000 8 4008 80010 000
6 3 2004 4004 4005 200 5 6006 400 6 4006 800 7 200 7 6008 000 8 400 8 800 960010 400
1 2 2 0002 7002 9003 400 3 4004 000 4 0004 000 4 400 4 8005 200 5 200 5 6006 000 6 800
4 2 4003 2003 4004 000 4 0004 400 4 8004 800 5 200 5 6006 000 6 000 6 4007 200 8 000
6 2 6003 4003 6004 000 4 4004 800 5 2005 200 5 600 6 0006 400 6 800 6 8007 600 8 400
0.5 2 1 6002 1002 3002 700 2 8003 200 3 3003 400 3 600 3 8004 000 4 000 4 4004 800 5 200
4 1 9002 5002 7003 100 3 3003 600 3 8004 000 4 000 4 4004 800 4 800 5 2005 600 6 000
6 2 0002 7002 9003 400 3 6004 000 4 0004 000 4 400 4 8005 200 5 200 5 6006 000 6 400
0.25 2 1 3001 7001 8002 100 2 2002 500 2 6002 700 2 900 3 1003 300 3 400 3 6003 8004400
4 1 5002 0002 1002 500 2 6003 000 3 1003 200 3 400 3 6003 800 4 000 4 0004 400 4 800
6 1 6002 2002 3002 700 2 8003 200 3 3003 400 3 600 3 8004 000 4 000 4 4004 800 5 200
II型 (JIS)
品質等級ローラ壁の ローラ径d1
厚さ 100 125 150 200
(S) ローラ幅b
0.5 2.5 2 800 3 500 4 200 5 400
3.0 2 900 3 700 4 300 5 600
0.25 2.5 2 200 2 800 3 300 4 300
3.0 2 300 2 900 3 400 4 500
5.2 許容される振れ ローラの許容される振れは,ローラ幅1m当たり0.5mmを超えてはならない。
5.3 許容される残留アンバランス ロール許容アンバランス(不均衡)は,バランス量G40級(ISO 1940/1
参照)を超えてはならない。
6. 製品の呼び方 ガイドローラの呼び方は,次の順序による。
a) “ガイドローラ”
b) 型の場合は対応国際規格番号,II型の場合は日本工業規格(日本産業規格)番号
c) 型式
d) 外径区分
e) 外径d1
f) 軸部の径d2
g) 公称幅
h) 品質等級
これらに任意の有効な補助的情報を加えてもよい。
例 I型,固定軸(B型),区分2,外径d1=110mm,軸径d2=30mm,公称幅b=2 800mmで品質等級
0.5のガイドローラは,次のような呼称となる。
ガイドローラISO 5249-B2-110×30×2 800-0.5

――――― [JIS L 7509 pdf 4] ―――――

4
L 7509 : 1999
附属書(参考) 染色加工用ガイドローラ−定義及び公式
序文 この附属書は,ローラ幅bの計算方式と結果,計算に用いる記号を記載したもので,規格の一部で
はない。
A.1 ローラ幅bの計算 ローラ幅bは,伝統的な計算式によって計算される。
f= 5 FEb3
384 I
この式は,附属書表1に示された単位で計算を行う。
384 fL E I
bmax=3
5 FL
附属書表1 定義及び公式
記号 定義 公式 単位
bmax 最大ローラ幅 上記のとおり cm
da チューブの外径 da=d1 cm
d1 チューブの内径 d1=d1−2s cm
E 弾性係数 E=21×106 N/cm2
f ローラの曲がり 上記のとおり mm
fL fL=0.05
1メータ当たりのローラの曲がり cm/m
F 全軸荷重
FL 1メータ当たりの軸荷重 FL=250+G N/m
(荷重+ローラの重さ)
2 2 2
G ローラの重さ G=
4
da 1d 100 .785 10 N/m
a4 4
I 慣性モーメント I=
64
d d1 cm4
A.2 計算結果の例 品質等級0.5の鋼管に対する計算結果の3例を,附属書表2に示す。
附属書表2 計算結果の例
例 ローラの呼称 ISO 1505に
No. よる公称幅
d1×s da di I G FL bmax b
mm cm cm cm4 N/m N/m cm mm
1 120×2 12 11.6 129.08 58.20 308.20 323.2 3 200
2 120×4 12 11.2 245.48 114.42364.42 378.7 3 600
3 120×6 12 10.8 350.05 168.68418.68 407.0 4 000

――――― [JIS L 7509 pdf 5] ―――――

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JIS L 7509:1999の国際規格 ICS 分類一覧