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P 8144 : 2006
ンの質量分率の平均値及び標準偏差(試験所間)を,表1に示す。
表 1
試料 塩化物イオンの 標準偏差
質量分率の平均値
mg/kg mg/kg
さらしクラフトパルプを原料とする純白ロール紙 14.6 3.6
カバ材さらしクラフトパルプ 27.1 6.6
コピー用紙 1 297 25
コピー用紙 2 1 240 76
11. 報告
報告書には,次の事項を記載する。
a) 規格名称又は規格番号
b) 測定年月日及び測定場所
c) 試料の種類及び名称
d) 測定結果
e) この規格に規定した方法とは異なる操作,及び測定結果に影響した可能性のある環境条件
――――― [JIS P 8144 pdf 6] ―――――
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附属書A(参考)実験手引書
この附属書は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
この規格で適用する手順は,かなり複雑な装置に依存している。幾つかの製造業者が,そのような装置
を世界市場に展開している。これらの装置は,原理は同じであるが,詳細において異なる。
特定の製造業者の装置を指定しないことは,標準化の原則である。その理由は,日本工業規格(日本産業規格)が会社間
の競争に関して中立でなければならないというだけでなく,装置の改良を不必要に妨げないように,細か
な点まで規定することを避けるためである。
実際問題として,ある試験所特有の詳細な操作手順は,規格として採用できない。分析を行うための幾
つかの詳細な情報は,製造業者の手順書によるか,予備試験でそれぞれの試験所で確立しなければならな
い。例えば,液の流量,温度,電力,待機時間などの調整である。
――――― [JIS P 8144 pdf 7] ―――――
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附属書B(参考)参考文献
[1] JIS P 8110 紙及び板紙−平均品質を測定するためのサンプリング方法
備考 ISO 186:2002,Paper and board−Sampling to determine average qualityが,この規格と一致してい
る。
[2] JIS P 8201 製紙用パルプの試料採取方法
備考 ISO 7213:1981,Pulps−Sampling for testingからの引用事項は,この規格の該当事項と同等であ
る。
関連規格 JIS K 8121 塩化カリウム(試薬)
JIS K 8150 塩化ナトリウム(試薬)
JIS K 8541 硝酸(試薬)
JIS P 0001 紙・板紙及びパルプ用語
JIS Z 8401 数値の丸め方
――――― [JIS P 8144 pdf 8] ―――――
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P 8144 : 2006
附属書1(参考)JISと対応する国際規格との対比表
ISO 9197 : 1998,紙,板紙及びパルプ−水可溶性塩化物
JIS P 8144 : 2006 紙,板紙及びパルプ−水溶性塩化物の測
定方法 の測定方法
(I) ISの規定 (II) (III) 国際規格の規定(IV) ISと国際規格との技 (V) ISと国際規格との技術
国際 的差異の理由及び今後の対策
術的差異の項目ごとの評価
規格 及びその内容
番号 表示箇所 : 本体
表示方法 : 点線の下線又
は実線の側線
項目 内容 項目 内容 項目ごと 技術的差異の
番号 番号 の評価 内容
1.適用範囲 ISO 1 JISと同じ IDT − −
9197
2.引用規格 JIS P 0001 2 − MOD/追加 JIS用語を追加。技術的差
JIS P 8127 ISO 287 IDT 異なし。
JIS P 8203 ISO 638 IDT
3.定義 3 JISと同じ IDT − −
4.原理 4 JISと同じ IDT − −
5.試薬 5.2 塩化物 5.2 原液調製 MOD/選択 JISはナトリウ 日本国内で市販されている
原液 試薬はカ ム塩を併記 塩化物イオン標準液の試薬
リウム塩 はすべてナトリウム塩であ
る。ナトリウム塩の使用を
ISOに提案する。
6.装置及び器具 6 JISと同じ IDT − −
7.試料の採取及 7 JISと同じ IDT − −
び調製
8.操作 8 JISと同じ IDT − −
9.試験結果の表 9 JISと同じ IDT − −
し方
10.精度 10 JISと同じ IDT − −
11.報告 11 JISと同じ IDT − −
附属書A(参考) Annex A JISと同じ IDT − −
実験手引書 informative
附属書B(参考) Annex B JISと同じ IDT − −
文献 informative
JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : MOD
備考1. 項目ごとの評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― IDT 技術的差異がない。
― MOD/追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
― MOD/選択 国際規格の規定内容と別の選択肢がある。
2. JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次のとおりである。
― MOD 国際規格を修正している。
JIS P 8144:2006の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9197:1998(MOD)
JIS P 8144:2006の国際規格 ICS 分類一覧
JIS P 8144:2006の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISP0001:1998
- 紙・板紙及びパルプ用語
- JISP8127:2010
- 紙及び板紙―ロットの水分試験方法―乾燥器による方法
- JISP8203:2010
- 紙,板紙及びパルプ―絶乾率の測定方法―乾燥器による方法