JIS Q 17021-10:2018 適合性評価―マネジメントシステムの審査及び認証を行う機関に対する要求事項―第10部:労働安全衛生マネジメントシステムの審査及び認証に関する力量要求事項 | ページ 2

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Q 17021-10 : 2018 (ISO/IEC TS 17021-10 : 2018)
システムの意図した成果を達成しているかどうかの評価に適用しなければならない。
OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,働く人及び働く人の代表(いる場合)の
協議及び参加のための効果的なプロセスを組織がもっているかどうかを判定するため,障害及び障壁を含
む協議及び参加の方法論に関する知識をもたなければならない。

5.5 法的要求事項及びその他の要求事項

  OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,次の事項を含む法的要求事項及びその他
の要求事項を決定し,適用し,定期的にレビューするプロセスを組織がもっているかどうかを評価するた
め,OH&Sにおける専門分野に関連する要求事項を含めて,作業における健康・安全分野の法的要求事項
及びその他の要求事項の知識をもたなければならない。
− 働く人及び働く人の代表(いる場合)の協議及び参加
− 個人の医療情報についてのプライバシー
− 安全衛生に関する委員会の設立

5.6 OH&Sリスク,OH&S機会並びにその他のリスク及びその他の機会

5.6.1  リスク及び機会
OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,組織の状況及びOH&Sマネジメントシス
テムの適用範囲を踏まえ,危険源を特定するとともに,OH&Sリスク,OH&S機会,その他のリスク及び
その他の機会を決定するための適切な方法を組織が適用しているかどうかを評価するため,OH&Sにおけ
る専門分野に関連するリスク及び機会を含めて,リスク及び機会の知識をもたなければならない。
注記 リスク及び機会を決定するための関連する方法及び基準に関する例は,タスク解析,HAZOPS
(危険源及び操作可能性研究)及びFMEA(故障モードとその影響解析)のような定性分析及
び定量分析を含み得る。
5.6.2 危険源の特定
OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,組織の状況及びOH&Sマネジメントシス
テムの適用範囲を踏まえ,危険源を特定するための適切な方法を組織が適用しているかどうかを評価する
ため,OH&Sにおける専門分野に関連する危険源を含めて,危険源の知識をもたなければならない。
危険源の知識は,次のカテゴリを含まなければならないが,これらに限らない。
− 物理学
− 化学
− 生物学
− 生理学
− 機械
− 電気
− 心理社会学
− 運動及びエネルギーに基づくもの
危険源及びそれらの原因は,次の事項を含まなければならないが,これらに限らない。
− 内部又は外部の原因又は状況
− 起こり得る緊急事態
− 複数の事業者がいる作業場
− 職場及び設備
− 製品及びサービスの設計,調査,開発,試験,生産,組立,建設,サービス提供,保守及び廃棄

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− 調達,請負者及び外部委託
− 新技術及びそれらの適用
− 計画した又は意図しない変更
− 作業組織,人的及び社会的要因
5.6.3 OH&Sリスクの評価
OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,OH&Sマネジメントシステムの適用範囲
内で,かつ,組織の状況を踏まえて,方法論及び基準を適切に,事前に及び体系的に組織が適用している
かどうかを評価するため,OH&Sにおける専門分野に関連する危険源を特定し,OH&Sリスクの評価をす
るための方法論及び基準を含めて,危険源を特定し,OH&Sリスクの評価をするための方法論及び基準の
知識をもたなければならない。
5.6.4 OH&S機会
OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,OH&Sパフォーマンスの改善につながる
プロセスのタイプに関する知識をもたなければならない。
プロセスの知識は,次の事項を含まなければならないが,これらに限らない。
− 働く人への作業の適合
− 作業組織の変更
− 職場レイアウトの変更

5.7 緊急事態への準備及び対応

  OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,組織の状況を踏まえ,組織が次の事項を
適切に実施しているか評価するため,OH&Sにおける専門分野に関連する緊急事態及びその通常の対応に
関する知識を含めた,起こり得る緊急事態及びその通常の対応の知識をもたなければならない。
− 組織の起こり得る緊急事態を特定しているか
− 外部の対応者を含めた組織の緊急事態への対応を計画し,試行しているか
− 組織が計画した緊急事態への対応の試行,及び場合によっては実際の緊急事態への対応によって有効
性を評価しているか

5.8 パフォーマンス評価

  OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,組織のOH&Sマネジメントシステムの意
図した成果が達成できているかどうかを判定するための,事前及び事後の,定性的及び定量的指標を含め
た適切なOH&Sパフォーマンス評価方法を組織が適用しているかどうかを評価するためのパフォーマン
ス評価の知識をもたなければならない。

5.9 危険源の除去及びOH&Sリスクの低減

  OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,組織が次の事項を適用したかどうかを評
価するため,OH&Sにおける専門分野に関連する危険源の除去及びOH&Sリスクの低減のための管理策又
は管理方法を含めた,危険源の除去及びOH&Sリスクの低減のための管理策又は管理方法の知識をもたな
ければならない。
− 働く人への作業の適合及びその適切な適用を含めた管理策の優先順位の考え方
− 全ての有害な影響の可能性を含めた組織によって選定された適切かつ効果的な管理策,及び外部提供
者へのこれらの適用

5.10 インシデント調査

  OH&Sマネジメントシステム審査に関与するチームの要員は,OH&Sマネジメントシステムの適用範囲

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内で,かつ,組織の状況を踏まえて,組織が効果的な調査を実施しているかどうかを評価するため,OH&S
における専門分野に関連するインシデントの調査方法を含めた,インシデントの調査方法の知識をもたな
ければならない。これは,次の事項を含む。
− 根本原因解析,フォルトツリー解析のようなインシデント調査のための関連する方法及び実践
− 原因除去のための処置の特定

6 審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員に対する力量要求事項

6.1 OH&Sの用語,原則,プロセス及び概念

  審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,OH&S及びOH&Sマネジメントシステムの用語,
原則,プロセス及び概念に関する最新の知識をもち,かつ,維持しなければならない。
OH&S及びOH&Sマネジメントシステムの用語,原則及び概念は,次の事項を含むが,これらに限らな
い。
− OH&Sマネジメントシステムの意図した成果
− 危険源及びOH&Sリスク
− リスクの最小化又は低減
− 管理策の優先順位
− 調達(外部委託及び請負者を含む。)
− 実施する作業についての管理の分担

6.2 組織の状況

  審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,組織の状況及び労働に関する活動を踏まえて,組
織のOH&Sマネジメントシステムの境界及び適用可能性を含めて,審査チームが適用範囲を適切に確認し
たかを判定するため,次の事項について十分な知識をもたなければならない。
− 組織の状況に関連する潜在的な課題
− その他の潜在的な利害関係者

6.3 リーダーシップ,働く人の協議及び参加

  審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,リーダーシップの役割及び影響,文化,働く人及
び働く人の代表(いる場合)の協議及び参加に関する知識をもたなければならない。

6.4 法的要求事項及びその他の要求事項

  審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,作業における健康・安全分野の法的要求事項及び
その他の要求事項を認識していなければならない。

6.5 OH&Sリスク,OH&S機会並びにその他のリスク及びその他の機会

6.5.1  危険源の特定
審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,OH&Sにおける専門分野に関する危険源及び危険
源を特定する方法を含め,危険源及び危険源を特定する方法の知識をもたなければならない。
審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,次の危険源のカテゴリに関する知識を含めてもた
なければならないが,これらに限らない。
− 物理学
− 化学
− 生物学
− 生理学

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− 機械
− 電気
− 心理社会学
− 運動及びエネルギーに基づくもの
6.5.2 OH&Sリスクの評価
審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,OH&Sにおける専門分野に関するOH&Sリスクの
評価のための方法論及び基準を含め,OH&Sリスクの評価のための方法論及び基準のタイプの知識をもた
なければならない。
6.5.3 OH&S機会
審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,OH&S機会の概念について認識していなければな
らない。

6.6 パフォーマンス評価

  審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,OH&Sパフォーマンス評価の方法に関する知識を
もたなければならない。

6.7 危険源の除去及びOH&Sリスクの低減

  審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,管理策の優先順位の概念に関する知識をもたなけ
ればならない。

6.8 インシデント調査

  審査報告書をレビューし,認証の決定をする要員は,インシデント調査の方法に関する知識をもたなけ
ればならない。

7 その他の認証に関わる要員の力量要求事項

7.1 OH&Sの用語,原則,プロセス及び概念

  審査チームに要求する力量を決定し,審査チームのメンバーを選定し,審査工数を決定するための申請
書をレビューする要員は,その機能にふさわしく,OH&Sの用語,原則,プロセス及び概念に関する最新
の知識をもち,かつ,維持しなければならない。
OH&S及びOH&Sマネジメントシステムの用語,原則及び概念は,次の事項を含むが,これらに限らな
い。
− OH&Sマネジメントシステムの意図した成果
− 危険源及びOH&Sリスク
− リスクの最小化及び低減
− 管理策の優先順位
− 調達(外部委託及び請負者を含む。)
− 実施する作業についての管理の分担

7.2 組織の状況

  審査チームに要求する力量を決定し,審査チームのメンバーを選定し,審査工数を決定するための申請
書をレビューする要員は,その機能にふさわしく,次に示す事項の知識をもたなければならない。
− 審査工数の決定及び力量のある審査チームの選定のために十分な,現場に関連した要因及びリスク,
現場及び組織の活動に関連した複雑さの知識
− 提案された認証の範囲が組織の状況及び労働に関連する活動に対して適切か判定するための知識

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附属書A
(参考)
OH&Sマネジメントシステムの審査及び認証に関する知識
表A.1は,OH&Sマネジメントシステムの審査及び認証に関する知識の概要を提供している。
表A.1−OH&Sマネジメントシステムの審査及び認証に関する知識
知識 認証の機能
審査報告書のレビュ
審査チームに要求する力量を 審査及び審査チー
ー及び認証の決定
決定し,審査チームメンバー ムの指揮
を選定し,審査工数を決定す
るための申請のレビューの実

OH&Sの用語,原則,プロ X(7.1参照) X(6.1参照) X(5.2参照)
セス及び概念
組織の状況 X(7.2参照) X(6.2参照) X(5.3参照)
リーダーシップ,働く人の X(6.3参照) X(5.4参照)
協議及び参加
法的要求事項及びその他の X(6.4参照) X(5.5参照)
要求事項
OH&Sリスク,OH&S機会 X(6.5参照) X(5.6参照)
並びにその他のリスク及び
その他の機会
危険源の特定 X(6.5.1参照) X(5.6.2参照)
OH&Sリスクの評価 X(6.5.2参照) X(5.6.3参照)
OH&S機会 X(6.5.3参照) X(5.6.4参照)
緊急事態への準備及び対応 X(5.7参照)
パフォーマンス評価 X(6.6参照) X(5.8参照)
危険源の除去及びOH&Sリ X(6.7参照) X(5.9参照)
スクの低減
インシデント調査 X(6.8参照) X(5.10参照)

――――― [JIS Q 17021-10 pdf 10] ―――――

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JIS Q 17021-10:2018の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC TS 17021-10:2018(IDT)

JIS Q 17021-10:2018の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Q 17021-10:2018の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称