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孔質セラミックス)がシリコンゴムシート側となるようにセット(多孔体の中心及びシリコンゴムシート
の中心をできるだけ合わせる。)する。図A.11は測定用試験片及び孔あきシリコンゴムシートの外観を示
したものである。
図A.11−測定用試験片及びシリコンゴムシート
次に,ガス透過率を評価するために,排気ポンプをON後,V2バルブを開いて,試験機系を減圧する(与
える差圧は任意であるが,与えた差圧は報告事項に明記する。)。その後,V2バルブを閉めて,データロガ
ーにてチャンバー内圧力と試験温度をデータロガーを用いて記録する。また,測定中の大気圧を測定し,
次項の解析に用いる。
なお,記録は,例えば,サンプリング間隔1 sで行う。図A.12はチャンバー内圧力変化及び試験温度を
記録した一例を示したものである。
図A.12−差圧変化測定例
――――― [JIS R 1761 pdf 16] ―――――
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R 1761 : 2016
A.2.6 試験結果の解析
ガス透過率測定試験を行い,データロガーで記録した“時間(t)−差圧(ΔP)”の関係から,試験結果
を解析する。解析方法は次のとおりである。
まず,“時間(t)−差圧(ΔP)”の関係を“時間(t)−ln(ΔP/(P0−(P0−ΔP)))”の関係へ変換する。こ
こで,ΔPはチャンバー内圧力と大気圧との差圧(大気圧−チャンバー内圧力),P0は大気圧である。
次に,“時間(t)−ln(ΔP/(P0−(P0−ΔP)))”の直線関係から,最小二乗法を用いて直線の勾配を求める。
その後,式(A.10)を用いて,試験片寸法とシリコンゴムシート孔径,温度,チャンバー体積と勾配からガ
ス透過係数を求める。図A.13に解析例を示す。
1
R
V ln
R2
K き (A.10)
2πdRT
図A.13−解析例
JIS R 1761:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 81 : ガラス及びセラミック工業 > 81.060 : セラミックス > 81.060.30 : ニューセラミックス
JIS R 1761:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISR1600:2011
- ファインセラミックス関連用語
- JISZ8401:2019
- 数値の丸め方