この規格ページの目次
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S 4801 : 2022
外部の容器から燃料を充するか,又は新たに燃料タンクを差し込むかのいずれかによって再注入でき
るライター(3.1)
3.8
調整式ライター(adjustable lighter)
使用者によって火炎の高さ(3.13)を変えられる機構のライター(3.1)
3.9
非調整式ライター(non-adjustable lighter)
使用者によって火炎の高さ(3.13)を調整することができない機構のライター(3.1)
注釈1 火炎の高さは,製造業者によって固定される。
3.10
自動調整式パイプライター(automatically adjusting pipe lighter)
パイプに火をつけるために特別に設計されたもので,上向きの状態から傾けたとき,火炎の高さを自動
的に増す特性をもつライター(3.1)
3.11
自動消火式ライター(self-extinguishing lighter)
点火した火炎(3.20)を持続するための使用者の意図的かつ積極的行為を必要とし,その火炎は,積極
的行為を終了することによって消火するライター(3.1)
3.12
非自動消火式ライター(non-self-extinguishing lighter)
点火した火炎(3.20)を持続するための使用者の意図的又は積極的行為は必要とせず,火炎を消火する
ための使用者の意図的な行為を必要とするライター(3.1)
3.13
火炎の高さ(flame height)
目視できる火炎(3.20)の先端からシールドの上端までの直線距離。シールドがない場合は,目視でき
る火炎の先端から目に見えている芯の根元又はバーナーバルブ孔(3.16)の最先端までの直線距離
3.14
シールド(shield)
ガスライター(3.3)のバーナーバルブ孔(3.16)又は液体ライター(3.2)の芯の回りを全部又は一部
囲んでいる構造体
3.15
バーナーバルブ(burner valve)
燃料の放出を制御するガスライター(3.3)の構成部品
3.16
バーナーバルブ孔(burner valve orifice)
燃料が放出されるバーナーバルブ(3.15)の先端
3.17
フレアリング(flaring)
一定の安定した火炎の状態からの火炎の高さ(3.13)の変動
――――― [JIS S 4801 pdf 6] ―――――
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S 4801 : 2022
3.18
自然点火の持続(sustained self-ignition)
手による意図的な操作以外による火炎の発生であって,点火部が作動し,火炎(3.20)が燃え続ける現
象
例 ライターを落とした場合
3.19
スピッティング(spitting)
ガスライター(3.3)における火炎に関する現象であって,気化されていない液体の燃料があふれ出
し,主な火炎と分かれて,燃えた液体粒子がシャワー状に吹き出す現象
注釈1 スパッタリング(sputtering)ともいう。
3.20
火炎(flame)
通常の明るさか,又は薄暗い照明の状態において,肉眼で見ることができる熱及び光を生成する燃料の
燃焼の成果物
3.21
点火(ignite)
ライター(3.1)の内蔵した発火装置と燃料放出装置とを意図した方法で作動させることによって,ラ
イターが火炎(3.20)を作り出すこと
3.22
デュアルフレーム式ライター(dual flame type lighter)
2種類以上の火炎を生成するバーナーバルブ·システムを使用するライター(3.1)(プリミキシングバ
ーナーライター及びポストミキシングバーナーライター)
注釈1 このシステムでは,火炎は独立して別々に生成する場合(一度に一つの火炎)又は従属的に同
時に生成する場合(一度に複数の火炎)がある。
3.23
マルチフレーム式ライター(multiple flame type lighter)
同じ種類の火炎を複数生成するバーナーバルブ·システムを使用するライター(3.1)(プリミキシング
バーナーライター又はポストミキシングバーナーライター)
注釈1 このシステムでは,火炎は独立して別々に生成する場合(一度に一つの火炎)又は従属的に同
時に生成する場合(一度に複数の火炎)がある。
4 機能的要求事項
4.1 火炎の生成
ライターは,不注意による点火又は自然点火の可能性を最小限にするため,火炎を発生するために意図
的な手動操作を必要としなければならない。これらの操作は,少なくとも次の要求事項の一つ以上に適合
しなければならない。
a) 火炎を発生し,かつ,持続するために使用者の積極的な行為を必要とする。
b) 火炎を発生するために,使用者による二つ以上の個別の行為を必要とする。
――――― [JIS S 4801 pdf 7] ―――――
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c) 火炎を発生するために,15 N以上の操作力を必要とする(図1又は図2参照)。
4.2 火炎の高さ
注記 ポストミキシングバーナーライター及びプリミキシングバーナーライターの両方について,この
規格に規定されている火炎の高さの最高値は,技術の進歩に合わせて段階的に削減するように定
期的に見直しされる。
4.2.1 非調整式ライター
4.2.1.1 非調整式液体ライターは,6.2によって試験したとき,火炎の高さは120 mmを超えてはならな
い。
4.2.1.2 非調整式ポストミキシングバーナーライター及び非調整式プリミキシングバーナーライターは,
6.2によって試験したとき,火炎の高さは50 mmを超えてはならない。
4.2.2 調整式ライター
4.2.2.1 調整式ライターは,異なる使用条件下で使用者が確認できる最高の火炎の高さを,6.2によって
試験したとき,次の要求事項に適合しなければならない。
4.2.2.2 調整式ポストミキシングバーナーライター(注入式又は非注入式)は,使用者によって調整を変
えることなく最初に点火したとき,火炎の高さは100 mmを超えないように,製造業者によって調整され
なければならない。
4.2.2.3 調整式注入式ポストミキシングバーナーライターは,製造業者が設計した最高の火炎の高さにま
で使用者が意図的に調整した場合,火炎の高さは120 mmを超えてはならない。
4.2.2.4 調整式非注入式ポストミキシングバーナーライターは,製造業者が設計した最高の火炎の高さに
まで使用者が意図的に調整した場合,火炎の高さは100 mmを超えてはならない。
――――― [JIS S 4801 pdf 8] ―――――
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記号説明
1 : ライター
2 : おもり
F : 火炎生成操作力
図1−火炎生成操作力の負荷方法の例(プッシュボタン式)
記号説明
1 : 荷重計
F : 火炎生成操作力
図2−火炎生成操作力の負荷方法の例(回転式)
4.2.2.5 調整式プリミキシングバーナーライターは,使用者によって調整を変えることなく最初に点火し
たとき,火炎の高さは60 mmを超えないように,製造業者によって調整されなければならない。
4.2.2.6 調整式プリミキシングバーナーライターは,製造業者が設計した最高の火炎の高さにまで使用者
が意図的に調整した場合,火炎の高さは75 mmを超えてはならない。
4.2.2.7 調整式ポストミキシングバーナーライター及び調整式プリミキシングバーナーライターは,最低
の火炎の高さに調整したとき,火炎の高さは50 mmを超えてはならない。
4.2.2.8 自動調整式パイプライターは,どのような位置でも火炎の高さは100 mmを超えてはならない。
――――― [JIS S 4801 pdf 9] ―――――
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4.2.2.9 ライターの最高の火炎の高さは,製造時の設定及び/又は製品設計によって制限しなければなら
ない。
4.2.3 デュアルフレーム式ライター
デュアルフレーム式ライターは,それぞれの種類における火炎の高さにおいて,4.2.1又は4.2.2に規定
する要求事項に適合しなければならない。ただし,バーナーバルブ孔に耐火テープを貼付するなどの簡便
な方法によって,それぞれの種類における火炎の高さが測定できない場合などは,通常に使用するために
点火した状態,すなわち,全ての種類の火炎が重なり合った状態(以下,使用状態という。)で火炎の高さ
の測定を行い,4.2.1又は4.2.2に規定する要求事項に適合しなければならない。
使用状態で火炎の高さの測定を行う場合は,ポストミキシングバーナーライターの要求事項に適合しな
ければならない。
4.2.4 マルチフレーム式ライター
マルチフレーム式ライターは,それぞれの火炎の高さにおいて,4.2.1又は4.2.2に規定する要求事項に
適合しなければならない。ただし,バーナーバルブ孔に耐火テープを貼付するなどの簡便な方法によって,
それぞれの火炎の高さが測定できない場合などは,使用状態で火炎の高さの測定を行い,4.2.1又は4.2.2
に規定する要求事項に適合しなければならない。
4.3 火炎の高さの調整機能
4.3.1 調整式ライターは,通常の方法で使用する場合,火炎の高さを低く又は高くするために,使用者の
意図的行為が必要でなければならない。調整式ライターは,高い火炎又は低い火炎とするための調整機構
の調整の方向を明示しなければならない。
4.3.2 4.3.3及び4.3.4に適合する調整式ライターは,容易に視認でき,かつ,調整の方向が理解できるよ
うにライターの調整機構の近辺に,容易に消えない方法で,印字又は刻印によって調整の方向を表示しな
ければならない。
4.3.3 火炎に対してほぼ直角に回転する火炎調整機構の付いているガスライターは,次の機能をもたなけ
ればならない。
a) 火炎調整機構がライターの上部にあるライターは,その火炎が垂直に上に向かって出るようにライタ
ーが保持され,また,使用者が火炎調整機構を見て操作した場合,左に動かすと火炎の高さが低くな
る。
b) 火炎調整機構がライターの底にあるライターは,使用者が火炎調整機構を見て操作した場合,時計回
りの動きで火炎の高さが低くなる。
4.3.4 火炎軸にほぼ平行して火炎調整機構の動きを必要とするガスライターは,動きの方向に従って火炎
の高さを増減できなければならない。
4.3.5 火炎調整機構がライターの本体から突き出ている場合は,調整範囲全体にわたって,接線方向に1
N以上の操作力を必要としなければならない(図3参照)。
4.4 スピッティング及びフレアリング
ガスライターは,6.3によって試験したとき,スピッティング及びフレアリングを起こしてはならない。
――――― [JIS S 4801 pdf 10] ―――――
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JIS S 4801:2022の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 9994:2018(MOD)
JIS S 4801:2022の国際規格 ICS 分類一覧
- 97 : 家庭用及び商業用設備.娯楽.スポーツ > 97.180 : 種々の家庭用及び商業用設備
JIS S 4801:2022の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISK2240:2013
- 液化石油ガス(LPガス)