JIS S 4801:2022 たばこライター―安全仕様 | ページ 4

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不合格 : 安定後の経過時間5秒間で,いかなる時でも,安定した火炎の高さからの変動が50 mmを超え
る場合,又は4.2に規定する最高値を超える火炎の高さがあった場合は,不合格とする。
6.3.2.8 6.3.2.7で試料が不合格でない場合には,6.3.2.106.3.2.12の試験の前に23 ℃±2 ℃で最低5分間
安定させる。
6.3.2.9 異なる試料を6.3.2.106.3.2.12の試験に用いる場合は,6.3.2.1によってそれぞれの試料を安定さ
せる。
6.3.2.10 10秒間試料を逆さまに保持する。
6.3.2.11 火炎が垂直上方向に出るように試料を元の方向に戻し,試料を点火する。
6.3.2.12 安定後の経過時間5秒間で,火炎の高さを観察する。
不合格 : 安定した火炎の高さの変動が50 mmを超える場合,又は高さが4.2に規定する最高値を超える
場合は,不合格とする。

6.4 消火試験

6.4.1 装置
装置は,6.2.1による。
6.4.2 手順
6.4.2.1 全ての試料を,23 ℃±2 ℃で少なくとも10時間安定させる。試験は,薄暗い条件下で行うことが
望ましい。
6.4.2.2 試料は,火炎が上向きに垂直に出るように,火炎の高さを測定する装置に置く。
6.4.2.3 点火後,調整式ライターの試料は,4.5のb)又はe)に規定する火炎の高さに調整する。
6.4.2.4 火を消した後,少なくとも1分間放置する。
6.4.2.5 4.5のa),b),d)又はe)に規定する時間燃焼させ,その後,通常の方法で消火する。
6.4.2.6 消火後に発生する燃焼があれば,その時間を測定して記録する。
不合格 : 4.5に規定する時間を超える残り火(継続燃焼)があった場合は,不合格とする。

6.5 燃料適性試験

6.5.1 一般
この試験の目的は,ライターの構成部分が,製造業者が推奨する燃料に触れることによって劣化するか
どうか,又はこの試験に規定する燃料漏れを引き起こすかどうかを確認することである。
4.14.5の試験に用いたライターは,この燃料適性試験に用いてもよい。
6.5.2 装置
6.5.2.1 液体ライター

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6.5.2.1.1 容器 密閉可能なもの
6.5.2.1.2 恒温槽 40 ℃±2 ℃を維持することができ,ガス又は蒸気が滞留しないように換気装置を備え
たもの
6.5.2.2 ガスライター
6.5.2.2.1 恒温槽 40 ℃±2 ℃を維持することができ,ガス又は蒸気が滞留しないように換気装置を備え
たもの
6.5.2.2.2 温度計 35 ℃45 ℃の範囲で±1 ℃まで測定できるもの
6.5.2.2.3 はかり 0.1 mgまで読み取ることができるもの
6.5.3 手順
6.5.3.1 液体ライター
6.5.3.1.1 製造業者が推奨する手順に従い,製造業者が推奨する燃料を試料に入れる。
6.5.3.1.2 試料が操作可能かどうかを確認するために,試料を意図した方法で点火する。
6.5.3.1.3 消火した試料を閉鎖部材及びカバーを開けたままで,密閉容器に入れる。
6.5.3.1.4 試料が燃料に浸せき(漬)するように製造業者の推奨する燃料を密閉容器に入れ,密閉する。
6.5.3.1.5 40 ℃±2 ℃で恒温槽を安定させる。
6.5.3.1.6 28日間密閉容器を恒温槽の中に入れる。
6.5.3.1.7 28日経過後,恒温槽から密閉容器を取り出し,更に密閉容器から試料を取り出す。
6.5.3.1.8 試料を完全に乾かす。
6.5.3.1.9 製造業者が推奨する手順に従い,製造業者が推奨する燃料を試料に入れる。
6.5.3.1.10 試料を23 ℃±2 ℃で少なくとも10時間安定させる。
6.5.3.1.11 あらゆる方向·位置における液体燃料の漏れを目視で確認する。
不合格 : いかなる漏れもあった場合は,不合格とする。
6.5.3.1.12 意図した方法で点火できる試料は,4.14.5の該当する全ての要求事項への適合を確認する。
6.5.3.1.13 意図した方法で点火できない試料は,不合格としない。
6.5.3.1.14 この試験の再現性は試料の経年に依存するため,試験は新品のライターで行う。
6.5.3.2 ガスライター
6.5.3.2.1 40 ℃±2 ℃で恒温槽を安定させる。
6.5.3.2.2 各試料を点火して燃料が空でないことを確認した後,消火し,恒温槽の中に28日間入れておく。

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6.5.3.2.3 28日経過後,恒温槽から試料を取り出す。
6.5.3.2.4 試料を23 ℃±2 ℃で少なくとも10時間安定させる。
6.5.3.2.5 ガス漏れの量が1分間に15 mgを超えるかどうかを測定する。
不合格 : ガス漏れの量が1分間に15 mgを超える場合は,不合格とする。液体燃料の入っていない空の
試料も不合格とする。
全体的に又は部分的に透明な燃料タンクの場合は,タンク内の液体燃料の確認を目視で行う。液体燃料
がなければ試料は空とする。
6.5.3.2.6 意図した方法で点火できる試料は,4.14.5の該当する全ての要求事項への適合を確認する。意
図した方法で点火できない試料は,不合格としない。
燃料タンクが不透明な試料の場合は,6.5.3.2.7によって空かどうかの試験をする。
6.5.3.2.7 意図した方法で点火できない不透明な試料の液体燃料が,空であるかどうかを決めるために,
次の試験を行う。
a) 0.1 mgまで読み取ることのできるはかりで,試料の質量を測定する。
b) 燃料タンクを開放する(非注入式ライターの場合は,シーリングボールを押し込むか,又はバーナー
バルブを開放し,注入式ライターの場合は,注入バルブを開放する。)。
c) 全ての部品を付けて,試料の質量を再度測定する。
質量差が10 mg以内であれば,試料は空である。
6.5.3.2.8 意図した方法で点火できる試料は,4.14.5の該当する全ての要求事項への適合を確認する。意
図した方法で点火できない試料は,不合格としない。
6.5.3.2.9 この試験の再現性は,試料の経年に依存するため,試験は新品のライターで行う。

6.6 燃料漏れ試験

6.6.1 一般
この試験の目的は,試料の注入口の閉鎖部材から危険な燃料漏れがないかどうかを確認することである。
6.6.2 装置
6.6.2.1 はかり 時間の経過に伴いガス漏れを測定することができるもの(注入式ガスライターの場合)
6.6.3 手順
6.6.3.1 密閉した燃料タンクをもつ液体ライター
6.6.3.1.1 密閉した燃料タンクをもつ試料から,注入口には(嵌)め込まれている閉鎖部材を取り外す。
6.6.3.1.2 製造業者の推奨する方法で,製造業者の推奨する燃料を燃料タンクに入れる。
6.6.3.1.3 注入口から取り外した閉鎖部材を注入口に再びはめ込み,試料を拭いてから乾かす。
6.6.3.1.4 閉鎖部材近辺から,又は燃料タンク自体からの燃料漏れを観察する。

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不合格 : いかなる燃料漏れもあった場合は,不合格とする。
6.6.3.2 注入式ガスライター
6.6.3.2.1 試料の燃料タンクを空にして,製造業者が推奨する方法で,製造業者が推奨する燃料を入れる。
6.6.3.2.2 ガス漏れの量が1分間に15 mgを超えるかどうかを測定する。
不合格 : ガス漏れの量が毎分15 mgを超える場合は,不合格とする。
6.7 燃料充量試験
6.7.1 一般
この試験の目的は,燃料タンクの内容積に対する液化燃料の充量を求めることである。この試験は,
液体ライターには適用しない。
6.7.2 試料
試料は,出荷状態のライターとする。
6.7.3 装置
6.7.3.1 はかり 0.1 mgまで読み取れるもの
6.7.4 手順
6.7.4.1 全ての試料を23 ℃±2 ℃で少なくとも10時間安定させる。
6.7.4.2 新品の試料の質量を測定し,その後燃料を抜き,30分後に燃料が空になった試料の質量を再度測
定することによって,燃料の総質量を測定する。
6.7.4.3 燃料の液体部分の充容量V1を,次の式によって算出する。
mf
V1
ρf
ここで, mf : 燃料の質量(g)
ρf : 23 ℃における燃料の密度(g/cm3)
燃料の種類及び化学成分が分からない場合は,密度0.54 g/cm3を使用する。
6.7.4.4 燃料タンクに6 mm以下の孔をあけ,試料の質量を測定する。
6.7.4.5 注射器又はその他の適切な装置を使って,23 ℃±2 ℃の温度の蒸留水をその燃料タンクに入れ
て,タンク内に気泡がないことを確認する。
試料及び燃料タンクの設計内容(形状·寸法及び板厚)によって,充中に混じる空気を容易に取り出
せるようにするため,燃料タンクに空気抜き孔をあける必要がある場合もある。空気抜き孔を適用した場
合には,充及び空気抜きの両方の孔をあけた後に,試料及び燃料タンクの質量を測定する。
6.7.4.6 水を充した試料の質量を測定する。
6.7.4.7 水を充した試料の質量から空の試料の質量を減じて求めるか,試料の燃料タンクを充するた

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めに必要とした水の質量を計測するか,又はその他の方法によって水の質量を測定する。
6.7.4.8 試料の燃料タンクの容量V0を,次の式によって求める。
mw
V0
ρw
ここで, mw : 水の質量(g)
ρw : 23 ℃における水の密度(g/cm3)
6.7.4.9 燃料の種類及び化学成分が明らかな場合,V1のV0に対する比(V1/V0)が0.85を超える場合は,
不合格とする。
6.7.4.10 燃料の種類及び化学成分が明らかでなく,燃料の密度を0.54 g/cm3とした場合で,V1のV0に対
する比が0.85を超える場合は,更に次の確認を行う。
23 ℃における燃料密度を決定するため,燃料の種類及び化学成分を明らかにするJIS K 2240の6.10[組
成分析方法(ガスクロマトグラフ法)]によって成分分析を実施する。ガスクロマトグラフ分析から得られ
た燃料の種類及び化学成分から,23 ℃における燃料密度を確認して,次の式によって,燃料の液体部分の
容量V2を計算する。
mf
V2
ρf
ここで, mf : 燃料の質量(g)
ρf : 23 ℃における燃料の密度(g/cm3)
不合格 : V2のV0に対する比(V2/V0)が0.85を超える場合は,不合格とする。
6.8 耐落下性試験
6.8.1 一般
この試験の目的は,使用中に起こり得る落下に対して,ライターが安全であることを確認することであ
る。4.14.5で規定する試験に用いたライターは,この試験に用いてもよい。
6.8.2 装置
6.8.2.1 コンクリートの表面
6.8.2.2 高さ測定器 1.5 m±0.1 mの高さまで目盛が付いたもの
6.8.2.3 はかり ガス漏れを経過時間1分間で測定できる場合は0.1 mg,又はガス漏れを経過時間10分
間で測定できる場合は1 mgの質量が読み取れるもの
6.8.3 手順
6.8.3.1 それぞれのタイプのライター
次の二つの異なった試料で耐落下性試験を実施する。
試料1 : 試料は,23 ℃±2 ℃で少なくとも10時間安定させる。
調整式ライターの場合は,火炎の高さを最高値に調整する。
試料2 : 試料は,−10 ℃±2 ℃で24時間維持し,その後23 ℃±2 ℃で少なくとも10時間安定させる。
調整式ライターの場合は,火炎の高さを最高50 mmに調整する。

――――― [JIS S 4801 pdf 20] ―――――

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JIS S 4801:2022の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9994:2018(MOD)

JIS S 4801:2022の国際規格 ICS 分類一覧

JIS S 4801:2022の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISK2240:2013
液化石油ガス(LPガス)