JIS T 5504:2021 歯科用回転及び振動器具―軸 | ページ 3

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T 5504 : 2021
5.2.2.2 セラミック製の軸の硬さ
セラミック製の軸の硬さは,1 400 HV0.5以上でなければならない。
試験は7.5によって行う。
5.2.3 プラスチック製の軸
5.2.3.1 プラスチック製の軸の材料の種類
プラスチック材料の種類及び処理は,製造販売業者の任意による。
5.2.3.2 プラスチック製の軸の引張強さ
プラスチック製の軸の引張強さは,130 MPa以上でなければならない。
試験は7.6によって行う。
5.2.3.3 プラスチック製の軸の耐熱性及び色調安定性
この要求事項は,単回使用の器具には適用しない。
プラスチック製の軸は,試験後に変形及び色調の変化が認められてはならない。
試験は7.7によって行う。
5.2.3.4 プラスチック製の軸の耐膨張性及び耐薬品性
この要求事項は,単回使用の器具には適用しない。
プラスチック製の軸は,製造販売業者が推奨する滅菌又は消毒液で処理したとき,図9の寸法の許容範
囲を超えて膨張してはならない。また,7.7によって滅菌したとき,図9の寸法の許容範囲でなければな
らない。
寸法の測定は,7.17.3によって行う。
5.2.3.5 マーキング
マーキングは,単回使用の器具を除き,製造販売業者が指定する消毒,洗浄,滅菌などの処理に5回以
上耐えなければならない。

6 サンプリング及び評価

  同一ロットから無作為に10個の試験片を取り出し,箇条7によって試験する。
要求事項への適合が8個以下の場合は,不合格とする。
要求事項への適合が9個の場合は,更に10個の試験片を試験する。追加の10個の試験片が全て要求事
項に適合した場合に合格とする。

7 試験方法

7.1 軸径

  軸径(d1)は,適切な精度の測定器具を用い,JIS T 5502によって測定する。製造販売業者は,測定器
具の精度が適切であることを検証しなければならない。
軸径(d1)は,装着部の長さ(l1)全体にわたって測定する。

7.2 その他の寸法

  その他の寸法は,適切な精度の測定器具を用い,JIS T 5502によって測定する。製造販売業者は,測定
器具の精度が適切であることを検証しなければならない。

7.3 軸の円筒度

  例えば,振れ試験法又は真直度測定技術を基にした試験方法を用い,適格性確認プロセスを通して少な
くとも3か所測定する。

――――― [JIS T 5504 pdf 11] ―――――

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7.4 表面粗さ

  JIS B 0633及びJIS B 0651によって試験する。

7.5 ビッカース硬さ

  金属製及びタングステンカーバイド製の軸は,JIS Z 2244-1によって試験する。セラミック製の軸は,
JIS Z 2244-1又はEN 843-4によって試験する。

7.6 引張強さ(プラスチック製の軸の場合)

  引張強さは,JIS K 7161-2によって試験する。

7.7 耐熱性,色調安定性及び耐膨張性(プラスチック製の軸の場合)

7.7.1 装置
蒸気滅菌器(オートクレーブ)を用いる。
7.7.2 手順
各サイズ10個の試験片を蒸気滅菌器で温度134 ℃±2 ℃,圧力220 kPaで20分間滅菌する。
7.7.3 再使用における耐膨張性
製造販売業者の指示に従って再使用する際の処理を1回行う。室温まで冷却し,試験片が十分に乾燥し
た後,2時間以内に直径を測定する。

――――― [JIS T 5504 pdf 12] ―――――

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附属書A
(参考)
品質管理
A.1 軸部形式(タイプ)
品質管理のために,軸は箇条4のように分類する。
A.2 欠点
A.2.1 重欠点
重欠点は,表A.1に示す規格値からの逸脱とする。重欠点には,器具の動作又は適切な機能を妨げる事
項だけを含んでいる。
A.2.2 軽欠点
軽欠点は,表A.1に示されていない装着部の寸法の全ての逸脱とする。軽欠点には,器具の品質を低下
させる規定値からの逸脱の全てが含まれるが,適切な動作を妨げるものではない。
表A.1−重欠点
単位 mm
軸 d1 d2 l3 l4 s
>2.35
<2.334
軸部形式1 >1.45 <1.80 <0.85 >1.80
<2.3(プラスチック製の軸の場
合)
>2.35
軸部形式2 − − − −
<2.334
>1.60
軸部形式3 − − − −
<1.59
>3.00
軸部形式4 − − − −
<2.984
参考文献 JIS Z 9015-1 計数値検査に対する抜取検査手順−第1部 : ロットごとの検査に対するAQL指
標型抜取検査方式
注記 対応国際規格 : ISO 2859-1,Sampling procedures for inspection by attributes−Part 1:
Sampling schemes indexed by acceptance quality limit (AQL) or lot-by-lot inspection

――――― [JIS T 5504 pdf 13] ―――――

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T5
2
附属書JA
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(参考)
4 : 2
JISと対応国際規格との対比表
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JIS T 5504:2021 歯科用回転及び振動器具−軸 ISO 1797:2017,Dentistry−Shanks for rotary and oscillating instruments
(I) JISの規定 (II)国際 (III)国際規格の規定 (V) JISと国際規格との技術的差
(IV) JISと国際規格との技術的差異の箇条ごと
規格番号 の評価及びその内容 異の理由及び今後の対策
箇条番号 内容 箇条 内容 箇条ごと 技術的差異の内容
及び題名 番号 の評価
3 用語及び − 3.1 ISO及びIECのデータ 削除 データベース情報を削除した。 データベースの情報は,国内では
定義並びに ベース情報 不要なため削除した。
記号 3.2 記号 3.2 − 追加 “図2図11に示す記号は,次に 使用者の利便性を考慮した。
よる。”を追加した。
d1 : 軸の直径 3.2 d1 : 軸の直径 追加 使用者の利便性を考慮した。
“(以下,軸径という。)”を追加し
た。
4 種類 軸部形式(タイプ) 4 タイプ 追加 “軸部形式”を追加した。 旧規格JIS T 5504-1JIS T 5504-3
(以降も同様) に整合させた。
ストレートハンド 4 ハンドピース 変更 旧規格JIS T 5504-1JIS T 5504-3
“ハンドピース”を“ストレートハ
ピース ンドピース”に変更した。 に整合させた。
5 要求事項 5.1.1金属製,タング 5.1.1 − 追加 “(mm)”及び“(μm)”を追加した。 使用者の利便性を考慮した。
ステンカーバイド
製又はセラミック
製の軸の寸法
5.1.2.1 一般 5.1.2 − 追加 “(mm)”及び“(μm)”を追加した。 使用者の利便性を考慮した。
.1
5.1.3 図11 5.1.3 − 追加 図11を追加した。 使用者の利便性を考慮した。
5.2.3.4 プラスチッ 5.2.3 プラスチック製の軸の 変更 “図5図9”を“図9”に変更し プラスチック製の軸の寸法の許容
ク製の軸の耐膨張 .4 耐膨張性及び耐薬品性 た。 範囲は図9に記載されている。ISO
性及び耐薬品性 規格の見直しの際に提案する。
7 試験方法 7.1 軸径 7.1 − 追加 “(d1)”を追加した。 使用者の利便性を考慮した。

――――― [JIS T 5504 pdf 14] ―――――

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JISと国際規格との対応の程度の全体評価 : ISO 1797:2017,MOD
注記1 箇条ごとの評価欄の用語の意味は,次による。
− 削除 国際規格の規定項目又は規定内容を削除している。
− 追加 国際規格にない規定項目又は規定内容を追加している。
− 変更 国際規格の規定内容を変更している。
注記2 JISと国際規格との対応の程度の全体評価欄の記号の意味は,次による。
− MOD 国際規格を修正している。
T5 504 : 2
0 21
2

JIS T 5504:2021の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 1797:2017(MOD)

JIS T 5504:2021の国際規格 ICS 分類一覧

JIS T 5504:2021の関連規格と引用規格一覧