JIS T 62563-1:2019 医用電気機器―医用画像表示システム―第1部:評価方法 | ページ 10

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T 62563-1 : 2019 (IEC 62563-1 : 2009,Amd.1 : 2016)
附属書C
(参考)
テストパターンの説明
試験画像は,次のものからなる。
a) デジタル的に作られた技術的テストパターン。技術的試験画像は,画像表示システムの試験において,
標準的な入力信号を表現している。
b) 対象とする臨床分野における代表的な臨床試験画像。臨床試験画像は,基準臨床画像とも呼ばれる。
表2に例を示す。表C.4は,これらの例の評価基準を要約したものである。
箇条7の試験手順において特に規定がない限り,ほとんどのパターンで原画像の画素とディスプレイの
画素とが一対一の関係にあることが不可欠である。ウィンドウ設定=4 080,レベル設定=2 040での使用
が望ましいTG18-LNテストパターンを除き,DICOM又は16ビットTIFFフォーマットのパターンは,0
4 095の範囲をカバーするようなウィンドウ設定・レベル設定(WW=4 096,WL=2 048)で表示するこ
とが望ましい。8ビットパターンにおいては表示範囲は0255(WW=256,WL=128)であることが望ま
しい。
各々のテストパターン・構成要素の画素単位での寸法,位置及び画素値を表C.1に示す。画素単位での
寸法及び位置は,1 024×1 024のマトリクスサイズ用であり,角括弧内の値は,2 048×2 048のマトリクス
サイズ用である。
1 024×1 024又は2 048×2 048以外のマトリクスサイズについては,様々な寸法及びマトリクスサイズ
の画面上で同じように見えるように,テストパターン及び/又は構成要素を拡大・縮小することが望まし
い。それらのテストパターン及び構成要素は,拡大・縮小の必須の度合いに基づいて次の三つのグループ
に分類される。
− 拡大・縮小してはならない Cxパターン及びラインペアパターンの拡大・縮小(例 7×7から10×
10へ,“1 on,1 off”から“2 on,2 off”へ)は禁止する。
− 拡大・縮小することが望ましい 角括弧内に2 048×2 048のマトリクスサイズ用の画素単位での寸法
が示されているパターン及び構成要素は拡大・縮小することを推奨する。
− 拡大・縮小しなければならない LNパターンの測定領域,UNLパターンの測定領域,GVパターン
の白い円,GVNパターン及びANGパターンのターゲットとなる円の拡大・縮小は,“全領域の10 %”,
“20 cm”又は“22 mm”というような要求事項に適合しなければならない。
ターゲットとするマトリクスサイズが1 536×2 048のように正方形でなかった場合,短辺のピクセル数
に基づいて拡大・縮小率を算出することが望ましい(1 536/1 024=1.5)。1 536×2 048のマトリクスサイズ
用のTG18-QCパターンの説明例を,表C.5及び図C.1にも示している。それらは単なる例で,各々のパ
ターンの背景及び上記3番目の分類(拡大・縮小しなければならない)を除けば,元の1 024×1 024用パ
ターンをそのまま用いることができる。
ターゲットとするマトリクスサイズが正方形でない場合,隅の構成要素の位置には,特に注意を払わな
ければならない。ULNパターンの四隅の測定領域,QCパターンの四隅にある46×46 [92×92] のCxパタ
ーン及び46×46 [92×92] のラインペアパターンは,ターゲットとする長方形の四隅に配置しなければな
らない。

――――― [JIS T 62563-1 pdf 46] ―――――

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注記 画像表示デバイスの上部及び下部の領域(例えば,約6 mm7 mm)が保護されていて試験で
きない場合(例えば,イメージングアプリケーション及び/又はツールバー),妥協案として残
りのマトリクスサイズを使用することが望ましい。
表C.1−多目的テストパターンの説明
テストパターン/特徴 ピクセル寸法及び配置 ピクセル値
1k [2k] サイズ 8ビット [12ビット]
TG18-QC
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 128 [2 048]
クロスハッチ 間隔 : 102×102 [204×204] 191 [3 071]
幅 : 1 [1],3 [3] 中央領域の周り
輝度パッチ : 8, 24, ···, 248
102×102 [204×204],中央の領域に時計回り
− 等間隔の16段階 に輝度が増加するように配置(表C.2参照)[128, 384, ···, 3 968]
− 低コントラストコー +4 [64] : 左上,右下
10×10 [20×20],16の同様のパッチのそれぞ
ナ れの隅 −4 [64] : 左下,右上
− 最小/最大レベル 102×102 [204×204],中央領域の下側 0 [0]及び255 [4 095]
− 最小/最大レベルの 前景/背景 :
51×51 [102×102],最小及び最大パッチの中
コントラスト 央 最小 : 13/0 [205/0]
最大 : 242/255 [3 890/4 095]
ラインペア(水平及び垂 高コントラスト : 0, 255 [0, 4 095]
46×46 [92×92],(1 on, 1 off)及び(2 on, 2
直の格子) off),中央及び四隅 低コントラスト : 128, 130 [2 048, 2 088]
Cxパターン 46×46 [92×92],パターンの中央及び四隅背景 : 0 [0]
− 確認パターンセット Cx : 255, 191, 128, 64 [4 095, 3 071, 2 048,
1 024]
− 基準指標セット 最大コントラスト入力 : コーム(Kohm)
95×95 [190×190],時計回りにぼやけが増加
12段階のぼやけ し,−2, −1, 0, 1, ···, 9と番号をふる。及びその他の人によって決められたぼ
(表C.2及び表C.3参照) やけ基準 (2001) 16]
輝度ランプ 1k : 0, 1, ···, 255 [0, 8, ···, 4 088]
512×64 [1 024×128],パターンの右側及び左
2k : 0, 1, ···, 255 [0, 4, ···, 4 092]
側に垂直方向に配置。一定のピクセル値のラ
イン数 :
8 bitでは2 [4]
12 bitでは1 [1]
白/黒ウィンドウ : 815×25 [1 629×50],中央上側 13/242 [205/3 890]
− 外側ウィンドウ 407×25 [813×50],中央上側
− 内側ウィンドウ
クロストークバー 最大コントラスト : 0/255 [0/4 095]
576×86 [1 152×172],パターンの最上部沿い
バーの長さ : 256, 128, ···, 1 [512, 256, ···, 1]
バーの高さ : 3 [6]
中央の垂直のバー : 6×86 [12×172] 上部−6 [−96],下部+6 [+96]
低コントラスト文字 : ボールド体大文字 背景 : 0, 128, 255 [0, 2 048, 4 095]
“QUALITY CONTROL” 23 [46]ピクセルの高さ, 文字 : 背景に対し最初の文字は+1 [16],
中央部の下方にある同様な背景領域 次の文字は+2 [32]など
境界線 幅 : 3 [3],挿入箇所 : 10 [20] 191 [3 071]
OIQ
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 128 [2 048]
クロスハッチ 間隔 : 102×102 [204×204] 191 [3 071]
幅 : 1 [1],3 [3] 中央領域の周り

――――― [JIS T 62563-1 pdf 47] ―――――

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T 62563-1 : 2019 (IEC 62563-1 : 2009,Amd.1 : 2016)
表C.1−多目的テストパターンの説明(続き)
テストパターン/特徴 ピクセル寸法及び配置 ピクセル値
1k [2k] サイズ 8ビット [12ビット]
輝度パッチ : 8, 24, ···, 248
102×102 [204×204],中央の領域に時計回り
− 等間隔の16段階 に輝度が増加するように配置(表C.2参照)[128, 384, ···, 3 968]
− 低コントラストコー +4 [64] : 左上,右下
10×10 [20×20],16の同様のパッチのそれぞ
ナ れの隅 −4 [64] : 左下,右上
− 最小/最大レベル 102×102 [204×204],中央領域の下側 0 [0] 及び255 [4 095]
− 最小/最大レベルの 前景/背景 :
51×51 [102×102],最小及び最大パッチの中
コントラスト 央 最小 : 13/0 [205/0]
最大 : 242/255 [3 890/4 095]
ラインペア(水平及び垂 高コントラスト : 0, 255 [0, 4 095]
46×46 [92×92],(1 on, 1 off)及び(2 on, 2
直の格子) off),中央及び四隅 低コントラスト : 128, 130 [2 048, 2 088]
輝度ランプ 1k : 0, 1, ···, 255 [0, 8, ···, 4 088]
512×64 [1 024×128],パターンの右側及び左
2k : 0, 1, ···, 255 [0, 4, ···, 4 092]
側に垂直方向に配置。一定のピクセル値のラ
イン数 :
8 bitでは2 [4]
12 bitでは1 [1]
白/黒ウィンドウ 815×25 [1 629×50],中央上側 13/242 [205/3 890]
− 外側ウィンドウ 407×25 [813×50],中央上側
− 内側ウィンドウ
クロストークバー 最大コントラスト : 0/255 [0/4 095]
576×86 [1 152×172],パターンの最上部沿い
バーの長さ : 256, 128, ···, 1 [512, 256, ···, 1]
バーの高さ : 3 [6]
中央の垂直のバー : 6×86 [12×172] 上部−6 [−96],下部+6 [+96]
低コントラスト文字 : ボールド体大文字 背景 : 0, 128, 255 [0, 2 048, 4 095]
“QUALITY CONTROL” 23 [46] ピクセルの高さ, 文字 : 背景に対し最初の文字は+1 [16],
中央部下の下方にある同様な背景領域 次の文字は+2 [32] など
境界線 幅 : 3 [3],挿入箇所 : 10 [20] 191 [3 071]
TG18-MP
背景 1 024×1 024 16 [256]
垂直ランプ 768×48の輝度ランプが16個 各ランプ : 各ピクセル値当たり48 [3]本
の水平ライン
境界線 770×770,ランプ領域の境界のピクセル幅 ピクセル値 : 32 [512]
マーカ 各種ビットの区間を示す1×3及び1×5のマ 8ビットごとに四つの1×3のマーカ
ーカ [10ビットごとに1×3のマーカ及び8
ビットごとに1×5のマーカ]
ピクセル値 : 隣接した線のピクセル値
+16 [256](左半分)及び−16 [256](右
半分)
TG18-CT
背景 1 024×1 024 128 [2 048]
輝度パッチ 8, 24, ···, 248
102×102,間隔は51,4×4のマトリクスで,
− 等間隔の16段階 [128, 384, ···, 3 968]
対角にジグザグに増加し,パターンの中央に
配置
− 低コントラストコー 10×10,各輝度パッチの四隅 +4 [64] : 左上,右下
ナ −4 [64] : 左下,右上

――――― [JIS T 62563-1 pdf 48] ―――――

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T 62563-1 : 2019 (IEC 62563-1 : 2009,Amd.1 : 2016)
表C.1−多目的テストパターンの説明(続き)
テストパターン/特徴 ピクセル寸法及び配置 ピクセル値
1k [2k] サイズ 8ビット [12ビット]
− 中央の低コントラス 直径 : 34 ±2 [32]
トの円盤(半月) 右半分は+,左半分は−
TG18-LN[{8,12}]-nn
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 153 [2 457]
ピーク輝度の20 %
輝度測定領域 : 0, 15, ···, 255
324×324 [648×648](画面全体の10 %),背
nn=0118 景の中央 [0, 240, ···, 4 080]
TG18-UN[{10,80}]
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 26 [410] 又は204 [3 276]
TG18-UNL[{10,80}]
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 26 [410] 又は204 [3 276]
測定領域の境界線 324×324 [648×648](画面全体の10 %) 128 [2 048]
1ピクセル幅,パターンの中央及び隅
TG18-GV
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 0 [0]
白の輪 255 [4 095]
内円の半径 : 1 cm(±20 %),外円の半径 :
20 cm(±20 %),中央に配置
低コントラストの円盤 2, 4, 6, 8, 10 [32, 64, 96, 128, 160]
五つの円盤を白い輪の内円の中に等間隔に配

TG18-GVN
TG18-GVと同じだが,白
い輪なし。
GD
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 128 [2 048]
線 四つの象限に224ピクセルの半径をもった四円周64 [1 024]
つの円
64 [1 024]
円の中心とパターンの隅とを結んだ六つの対
角線
円の中心を結んだ4軸線 64 [1 024]
0 [0] 及び255 [4 095]
パターンの境界に垂直に接するラインペアが
パターンの4辺にあり,10ピクセル幅で2ピ
クセルon/2ピクセルoffのラインペアパター

ANG
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 10 [160]
ターゲット 境界から10 mm20 mmの間に3×3の配列 12時から始まり,スライスのグレーレベ
で等間隔に配置された九つの円 ルは,時計回りに+4 [+64],+3 [+48],
時計の文字盤の数字配置と相関をもち,5時+2 [+32],+1 [+16],0 [0],0 [0],−4
[−64],−3 [−48],−2 [−32],−1 [−
又は11時で変化のない線(又は境界)をもっ
た12のスライスを各々の円に含んでいる。 16],0 [0] と変化し,0は背景のレベル
に準じる。
四つのスライスは背景のグレーレベルに等し
く,八つのスライスは違ったグレーレベル
徐々に変化する。
ターゲットのピクセルの拡張は,画面上で約
22 mm(±10 %)の物理的なサイズであるこ
とが望ましい。

――――― [JIS T 62563-1 pdf 49] ―――――

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T 62563-1 : 2019 (IEC 62563-1 : 2009,Amd.1 : 2016)
表C.1−多目的テストパターンの説明(続き)
テストパターン/特徴 ピクセル寸法及び配置 ピクセル値
1k [2k] サイズ 8ビット [12ビット]
TG18-CH 胸部後前X線試験画像(表2参照) 12ビットの範囲 : 83 944
2 048×2 048
TG18-KN 膝関節X線試験画像(表2参照) 12ビットの範囲 : 83 902
2 048×2 048
TG18-MM1 乳房X線試験画像1(表2参照) 12ビットの範囲 : 84 095
2 048×2 048
TG18-MM2 乳房X線試験画像2(表2参照) 12ビットの範囲 : 84 095
2 048×2 048
BNnn
背景 1 024×1 024 [2 048×2 048] 0 [0]
輝度測定領域 : 0, 15, ···, 255
324×324 [648×648](画面全体の10 %),背
nn=0118 景の中央に配置 [0, 240, ···, 4 080]
表C.2−TG18-QCパターン : 8ビット(12ビット)のピクセル値の輝度レベル及びCxの格付け
レベル6 レベル7 レベル8 レベル9 レベル10 レベル11
88 [1 408] 104 [1 664] 120 [1 920] 136 [2 176] 152 [2 432] 168 [2 688]
レベル5 Cx 2 Cx 3 Cx 4 Cx 5 レベル12
72 [1 152] 184 [2 944]
レベル4 Cx 1 Cx 6 レベル13
56 [896] 200 [3 200]
レベル3 Cx 0 Cx 7 レベル14
40 [40] 216 [3 456]
レベル2 Cx −1 Cx −2 Cx 9 Cx 8 レベル15
24 [384] 232 [3 712]
レベル1 0 %/5 % 100 %/95 % レベル16
8 [128] 0/13 [0/205] 255/242 248 [3 968]
[4 095/3 890]
表C.3−TG18-QCテストパターンで利用するCx参照セットのぼやけ特性
参照番号 ピクセルのぼやけ標準偏差 相当する解像度アドレサビリティ比(RAR)
−2 0.35 σ1,0.875 σ2 * NA
−1 0.3 σ1,0.99 σ2 * NA
0 0 1(パーフェクト)
1 0.339 0.80
2 0.383 0.90
3 0.432 1.02
4 0.488 1.15
5 0.551 1.30
6 0.622 1.47
7 0.703 1.65
8 0.794 1.87
9 0.896 2.11
プロファイル=0.85 N(σ1)+0.15 N(σ2 Nはガウス分布)

――――― [JIS T 62563-1 pdf 50] ―――――

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