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T 62563-1 : 2019 (IEC 62563-1 : 2009,Amd.1 : 2016)
ベル(DDL)又はそれらに対応したP値4) 全てについて,試験領域の輝度値L(P)を測定しなければな
らない。
注4) 値とは,知覚的線形グレースケール空間において定義される装置から独立した値。DICOMプ
レゼンテーションLUTの出力はP値である。すなわち,全てのDICOM定義されたグレースケ
ール変換が適用された後の画素値。P値は,標準表示システムへの入力である。
画像表示システムは,GSDFでキャリブレーションしなければならない。何らかの実施上の理由によっ
てLambの値を規定できない場合は,キャリブレーションするときに使用したLamb(又はE×Rd)を輝度応
答評価に用いなければならない。
画像表示システムの,環境光の条件に依存しない輝度応答の評価を目的とする場合も,Lambをゼロに設
定することで,この方法は依然として有効である。ただし,グレースケール標準表示関数(GSDF)につ
いて参考文献[2]には,“グレースケール標準表示関数は,拡散反射した環境照度の影響を明示的に含む。”
と明記されている。
測定値は,GSDFと相関を取って評価しなければならない。まず,測定値を人間の視覚特性に基づいた
弁別いき(閾)[Just Noticeable Difference(JND),J値]に変換しなければならない(J値対輝度)。測定値
L'min及びL'maxに対するJ値として,Jmin及びJmaxを特定しなければならない。次に,それらの間のJ値を,
JminJmaxの範囲(ΔJ=Jmax−Jmin)に等間隔に配置し,実際のP値に対して次の式を用いて線形的に関連付
けなければならない。
Pi j
Ji Jmin
P
ここに, P : システムへのデジタル入力値
ΔP : PminPmaxのデジタル入力値の範囲( Pmax−Pmin)
i : この試験で用いる18の試験画像のインデックス
次に,輝度応答の傾斜を用いてコントラスト応答を算出する。測定値に基づいた傾斜δi(測定コントラ
スト)及びグレースケール標準表示関数(GSDF)の値に基づいた傾斜δid[グレースケール標準表示関数
(GSDF)の目標コントラスト]を,次のように算出する。
2 L'i L'i
1
i
L'i L'i1 Ji Ji1
d d
d 2 L'i L'i1
i
d
L'i L'id
1 Ji Ji1
ここに, L'i : インデックスiにおける輝度の測定値
L'id : L'iに対応するグレースケール標準表示関数(GSDF)に
基づいた目標輝度値
楓 び 椀 0.5×(Ji+Ji−1)(輝度の測定値から特定できるJ値の平均)に対してプロットする。
δiの値は,δidに対して定められた一定の基準偏差を超えてはならない。図8は,目標輝度応答に関連付
けて,18の表示段階の測定輝度をプロットした例であり,この場合の目標輝度は,グレースケール標準表
示関数(GSDF)である。図9は,図8に示した輝度値のデータに対応したコントラスト応答例である。
――――― [JIS T 62563-1 pdf 21] ―――――
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TG18-LN12-18
1 000
TG18-LN12-9
100
280 cd/m2
TG18-LN12-1
m)
2
d/
Barten model
バーテンモデル
c
(
Measured values
測定値
輝度
10
1,5 cd/m2
1
0 200 400 600
JND指数 (JND index Dicom 3.14)
図8−グレースケール標準表示関数(GSDF)に基づいた標準輝度応答関数に対して
プロットした輝度の測定値例
0.100
測定値
Measuredvalues
1515%限界
% limit
dL/L
バーテンモデル
ND
Barten model
raJ
ND当たりの
o
0.010
1J dLLf
/
0.001
0 200 400 600
JND指数 (JND index Dicom 3.14)
図9−DICOM3.14[2]の標準輝度応答の理想的なコントラスト応答及びそれからの一定の許容誤差(図では
15 %)に対してプロットしている,18段階のグレーの測定値から算出されたコントラスト応答例
――――― [JIS T 62563-1 pdf 22] ―――――
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7.4.4 マルチディスプレイの輝度評価
複数の画像表示デバイスが同じ画像表示システムに接続されている場合は,それら全ての白輝度を基本
的な輝度評価(7.4.1)によって測定し,比較しなければならない。比較は,L'max又はLmaxで行う。この測
定には,附属書Bの全ての測定方法(A,B,C及びD)を使用することができる。輝度の最大偏差は,最
小値に対する最大値と最小値との差のパーセント値として,次のように計算する。
100×(Lhighest−Llowest) / Llowest
7.4.5 色度均一性評価
画像表示デバイスにTG18-UNL80テストパターンを表示する。色度計を用いて,表示面の中央及び四隅
の色度座標(u',v')を測定し,u'-v'色空間における全ての(u',v')点間の距離を次の計算式を用いて算出
し,それらの中の最大値をΔu'v'とする。
Δu'v'=[(u1'−u2')2+(v1'−v2')2]1/2
ディスプレイ表示面内の全ての2か所の組合せの中から最大となる距離を算出する。色度計がx,y座標
値で出力する場合,次の変換式を用いてu',v'を求めることができる。
u'=4x / (−2x+12y+3)
v'=9y / (−2x+12y+3)
7.4.6 マルチディスプレイ間の色度評価
同じ画像表示システムに同じタイプの画像表示デバイスが接続されている場合は,各画像表示デバイス
の中央の(u',v')色度を比較しなければならない。この場合の各画像表示デバイスの中央の測定値として,
個々の画像表示デバイスの色度評価(7.4.5)で測定した値を代用することもできる。u'-v'色空間における
全ての中央測定値間の距離を次の計算式を用いて算出し,それらの中の最大値をΔu'v'とする。
Δu'v'=[(u1'−u2')2+(v1'−v2')2]1/2
三つ以上の画像表示デバイスがある場合,最も大きなu'v'値を用いなければならない。
オプションとして(他規格との整合性を保つために),7.4.5に記載している個々の画像表示デバイスに
おける色度座標(u',v')の5点測定の平均値を,中央での測定値の代わりに用いることができる。u'-v'色
空間における全ての平均色度間の距離を上記の計算式を用いて算出し,それらの中の最大値をΔu'v'とする。
7.4.7 輝度均一性評価
TG18-UNL80テストパターン及び附属書Bの方法A又は方法Bを用いて,画像表示デバイスの表示面5
か所(中央及び四隅)の輝度を測定する。輝度の最大偏差は,最大値と最小値との平均値に対する両者の
差分の比率をパーセント値として,次のように計算する。
200×(Lhighest−Llowest) / (Lhighest+Llowest)
7.4.8 視野角評価
画像表示デバイスの定量的な視野角評価は,参考文献[15]で提案されている[観視円すい(viewing cone)
いき(閾)値法]に従って,製造業者が行ってもよい。
使用者は,受入試験時にこの情報を製造業者から提供してもらってもよい。この試験を形式試験として
行い,試験結果を画像表示デバイスの特定機種の代表値として提供する。
注記1 視野角応答の定量評価は,次の手順で行うことができる。
a) 法線方向から画像表示デバイスの中央部の輝度及び色度を測定できるように輝度計を配
置する。
b) 観察方向の非法線方向へと徐々に角度を広げていく場合に,画面の法線と輝度計とがな
す角度が正確に調整されていることを保証するために,円形回転台又はモータ駆動位置
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決めシステムのような測角位置決め装置を使用する(傾斜角は最大5°刻み,方位角は
最大10°刻みで変える。)。
注記2 視野角は,コントラスト比の軸上方向からの劣化をパーセント値として評価することが望ま
しい[10]。
7.4.9 グレースケール色度評価
TG18-LNテストパターン(TG-18-LNx-i,i = 01,02,···,18)を用いて,色度計で輝度及び色度座標(u',
v')を測定する。測定は,環境光を含めずに行う。記録された輝度値のうち,5 cd/m2以上の測定値だけを
対象とし,全白(すなわち,TG18-LNx-18)の測定値を基準としたu'-v'色空間上の距離を次の計算式を用
いて算出する。
Δu'iv'i=[(ui'−u18')2+(vi'−v18')2]1/2
対象外とする測定点(輝度値が5 cd/m2未満)の数は,キャリブレーションされた表示関数によって異な
る。このためグレースケール色度の結果報告には,画像表示デバイスの表示関数を測定した輝度も同時に
記載することが望ましい。
計算結果の中から最大となるグレースケール色度を求め,判定する。この細分箇条に記載しているグレ
ースケール色度評価は,カラー及びモノクロ画像表示デバイスに適用できる。
――――― [JIS T 62563-1 pdf 24] ―――――
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附属書A
(参考)
試験報告書例
この附属書は,次の試験報告書例を提供する。
表A.1−診断用ディスプレイの受入試験報告書例
表A.2−診断用ディスプレイの不変性試験報告書例
表A.3−参照用モノクロディスプレイの受入試験報告書例
表A.4−参照用モノクロディスプレイの不変性試験報告書例
表A.5−参照用カラーディスプレイの受入試験報告書例
表A.6−参照用カラーディスプレイの不変性試験報告書例
――――― [JIS T 62563-1 pdf 25] ―――――
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JIS T 62563-1:2019の引用国際規格 ISO 一覧
- IEC 62563-1:2009(IDT)
- IEC 62563-1:2009/Amendment 1:2016(IDT)
JIS T 62563-1:2019の国際規格 ICS 分類一覧
JIS T 62563-1:2019の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称