JIS T 6532:2014 歯列矯正用ブラケット及びチューブ | ページ 2

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T 6532 : 2014

4 サンプリング

  一つの製品について6個の試料を,同一バッチから採取する。各試料について3.2に規定した寸法及び
角度を測定する。

5 試験方法

5.1 寸法及び角度

5.1.1  機器
測定機器は,寸法が0.005 mm又は角度が0.5°まで測定可能なキャリパ,マイクロメータ,光学コンパ
レータ,その他の機器を用いる。
5.1.2 手順
5.1.2.1 トルク角度(図1参照)
トルク角度は,次による。
a) 側・唇側から見て,次の操作を行う。
1) スロットの近遠心方向長軸(X軸)に沿って,線を引く。
2) スロットの中心において,(記号 で表す)X軸に直交する面1(図1中のA−A参照)を作成
する。
b) 面1上において,次の操作を行う。
1) スロットをこう(咬)合側−歯肉側に2等分する線2を引く。
2) ベースの歯面側と線2との交点(図1中の点3参照)において,ベースの歯面側に接する線4を引
く。
3) 点3を通り,(記号 で表す)線4に垂直な線5を引く。
4) 線5と線2との間のトルク角度(θ)を測定する。
推奨する方法は,次による。
ブラケット又はチューブのスロットの近遠心長軸(X軸)方向から見て,ブラケット又はチューブの面
1内において,ベースの歯面側に対して,凸面のテンプレート(convex radius template)を置く。すなわち,
ベースの歯面側を作成する。その後,1),2),及び3)によって,線2,線4及び線5を引く。

――――― [JIS T 6532 pdf 6] ―――――

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a) トルク・イン・フェイス(スロットにトルク角度を付けたもの)
b) トルク・イン・ベース(ベースにトルク角度を付けたもの)
X スロットの近遠心方向長軸
1 スロットの中心において,X軸に直交する面
2 スロットをこう(咬)合側−歯肉側に2等分する線
3 線2の,ベースの歯面側との交点
4 点3を通り,ベースの歯面側に接する線
5 点3を通り,線4に垂直な線
θ トルク角度
図1−ブラケット又はチューブのトルク角度
5.1.2.2 アンギュレーション(図2参照)
側・唇側から見て,次の操作を行う。
a) スロットの近遠心方向長軸(X軸)に沿って,線を引く。
b) スロットの中心において,(記号 で表す)X軸に直交する線1を引く。
c) こう(咬)合−歯肉方向中心軸に沿って,線2を引く。

――――― [JIS T 6532 pdf 7] ―――――

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d) 線1と線2との間のアンギュレーション(α)を測定する。
X スロットの近遠心方向長軸
1 スロットの中心において,X軸に直交する線
2 こう(咬)合−歯肉方向中心軸上の線
α アンギュレーション
図2−ブラケット又はチューブのアンギュレーション
5.1.2.3 イン・アウト(図3参照)
5.1.2.3.1 ブラケットのイン・アウト[図3 a) 参照]
側・唇側から見て,次の操作を行う。
a) スロットの近遠心方向長軸(X軸)に沿って,線を引く。
b) ブラケット・スロットの中心において,(記号 で表す)X軸に直交する面1[図3 a) 中のA−A
参照]を作成する。
c) 面1上において,スロットをこう(咬)合側−歯肉側に2等分する面2を作成する。
d) 面1内で,スロット床面から,面2がベースの歯面側と交わる線までのイン・アウト距離(li)を測定
する。
5.1.2.3.2 チューブのイン・アウト[図3 b) 参照]
歯肉側から見て,次の操作を行う。
a) チューブのスロットを,こう(咬)合側−歯肉側に2等分する面2を作成する。
b) 面2上において,チューブのスロットの近心端に接してスロット床面の延長線と直交する面3を作成
する。
c) 面2と面3との交わる線を引き,その線上で,スロット床面から,ベースの歯面側までのイン・アウ
ト(li)を測定する。

――――― [JIS T 6532 pdf 8] ―――――

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a) ブラケットのイン・アウト b) チューブのイン・アウト
X スロットの近遠心方向長軸
1 ブラケット・スロットの中心において,X軸に直交する面
2 スロットをこう(咬)合側−歯肉側に2等分する面
3 チューブの近心端に接してスロット床面の延長線と直交する面
li イン・アウト
図3−イン・アウト
5.1.2.4 ローテーション・オフセット(図4参照)
こう(咬)合側から見て,次の操作を行う。
a) スロット床面に平行な線1を引く。
b) スロットの近心端面及び遠心端面に接する線2及び線3をベース方向へ引く。
c) 線2及び線3と,ベースの歯面側との両交点を結ぶ線4を引く。
d) ローテーション・オフセットとして,線1と線4との間の角度(δ)を測定する。
1 スロット床面に平行な線
2,3 それぞれ,スロットの近心端面及び遠心端面に接する線
4 線2及び線3とベースの歯面側との交点を結ぶ線
δ ローテーション・オフセット
図4−ローテーション・オフセット[こう(咬)合側から見た図]

――――― [JIS T 6532 pdf 9] ―――――

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5.1.2.5 スロット深さ(図5参照)
側・唇側から見て,次の操作を行う。
a) スロットの近遠心方向長軸(X軸)に沿って,線を引く。
b) ブラケット・スロットの中心において,(記号 で表す)X軸に直交する面1(図5中のA−A参
照)を作成する。
c) 面1上において,短い方のスロット壁頂点を通り,スロット床面に平行な接線2を引く。
d) スロット深さ(d)を測定する。
5.1.2.6 スロット高さ(図5参照)
側・唇側から見て,次の操作を行う。
a) スロットの近遠心方向長軸(X軸)に沿って,線を引く。
b) ブラケット・スロットの中心において,(記号 で表す)X軸に直交する面1(図5中のA−A参
照)を作成する。
c) 面1上において,こう(咬)合−歯肉方向の最大寸法をスロット高さ(h)として測定する。
X スロットの近遠心方向長軸
1 ブラケット・スロットの中心において,X軸に直交する面
2 短い方のスロット壁頂点を通り,スロット床面に平行な接線
h スロット高さ
d スロット深さ
図5−スロット高さ及びスロット深さ
5.1.3 評価
要求事項に適合するには,各試料の試験結果が製造販売業者の指定する範囲内でなければならない。

6 包装

  製品は,輸送中及び保管中に汚染されないように包装しなければならない。

――――― [JIS T 6532 pdf 10] ―――――

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  • ISO 27020:2010(MOD)

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