JIS T 8125-1:2008 手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第1部:チェーンソーでの切断抵抗性試験に用いるフライホイール駆動式試験装置

JIS T 8125-1:2008 規格概要

この規格 T8125-1は、個人用防護具の手持ちチェーンソーによる切断抵抗性の評価に使用するフライホイール駆動式試験装置について規定。

JIST8125-1 規格全文情報

規格番号
JIS T8125-1 
規格名称
手持ちチェーンソー使用者のための防護服―第1部 : チェーンソーでの切断抵抗性試験に用いるフライホイール駆動式試験装置
規格名称英語訳
Protective clothing for users of hand-held chain-saws -- Part 1:Test rig driven by a flywheel for testing resistance to cutting by a chain-saw
制定年月日
2008年4月25日
最新改正日
2017年10月25日
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対応国際規格

ISO

ISO 11393-1:1998(MOD)
国際規格分類

ICS

13.340.10, 65.060.80
主務大臣
経済産業,厚生労働
JISハンドブック
労働安全・衛生 2019
改訂:履歴
2008-04-25 制定日, 2012-10-25 確認日, 2017-10-25 確認
ページ
JIS T 8125-1:2008 PDF [16]
                                                                                  T 8125-1 : 2008

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 用語及び定義・・・・[2]
  •  4 原理・・・・[3]
  •  5 装置・・・・[3]
  •  5.1 試験装置・・・・[3]
  •  5.2 駆動装置及び接続装置・・・・[4]
  •  5.3 ソーユニット・・・・[4]
  •  5.4 キャリブレーション用パッド台・・・・[6]
  •  5.5 キャリブレーション用パッド取付具・・・・[7]
  •  6 キャリブレーション材料・・・・[7]
  •  6.1 キャリブレーション用パッド・・・・[7]
  •  6.2 キャリブレーション用パッドの管理・・・・[8]
  •  7 試験装置のキャリブレーション・・・・[8]
  •  7.1 一般・・・・[8]
  •  7.2 試験装置の始動・・・・[8]
  •  7.3 自由運動停止時間・・・・[8]
  •  7.4 チェーン速度の測定・・・・[8]
  •  7.5 パッドによるキャリブレーション・・・・[8]
  •  附属書A(規定)キャリブレーション用パッドに関する補足情報・・・・[11]
  •  附属書JA(参考)JISと対応する国際規格との対比表・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS T 8125-1 pdf 1] ―――――

T 8125-1 : 2008

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本保安用品協会(JSAA)及び財団
法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に
抵触する可能性があることに注意を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,
このような特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権又は出願公開後の実用新案登録出願に係る確認に
ついて,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS T 8125-1 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
T 8125-1 : 2008

手持ちチェーンソー使用者のための防護服−第1部 : チェーンソーでの切断抵抗性試験に用いるフライホイール駆動式試験装置

Protective clothing for users of hand-held chain-saws-Part 1: Test rig driven by a flywheel for testing resistance to cutting by a chain-saw

序文

  この規格は,1998年に第1版として発行されたISO 11393-1を基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,実
際の使用における簡便性を考慮して技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JAに示す。

1 適用範囲

  この規格は,個人用防護具の手持ちチェーンソーによる切断抵抗性の評価に使用するフライホイール駆
動式試験装置について規定する。
注記1 この規格は,フライホイール駆動式試験装置の特性について規定するものであるが,その特
性にかかわる規定は,手持ちチェーンソーによる切断抵抗性の試験に用いるためのものであ
り,この規格によって適合性評価を行うことは,意図していない。
注記2 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 11393-1:1998,Protective clothing for users of hand-held chain-saws−Part 1: Test rig driven by
a flywheel for testing resistance to cutting by a chain-saw (MOD)
なお,対応の程度を表す記号 (MOD) は,ISO/IEC Guide 21に基づき,修正していること
を示す。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6400-2 軟質発泡材料−物理特性の求め方−第2部 : 硬さ及び圧縮たわみ
注記 対応国際規格 : ISO 3386-1,Polymeric materials, cellular flexible−Determination of stress-strain
characteristics in compression−Part 1: Low-density materials (MOD)
JIS L 0120 ステッチ形式の分類と表示記号
注記 対応国際規格 : ISO 4915,Textiles−Stitch types−Classification and terminology (MOD)
ISO 11393-2,Protective clothing for users of hand-held chain-saws−Part 2: Test methods and performance

――――― [JIS T 8125-1 pdf 3] ―――――

2
T 8125-1 : 2008
requirements for leg protectors
ISO 11393-3,Protective clothing for users of hand-held chain-saws−Part 3: Test methods for footwear

3 用語及び定義

  この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
ソーチェーン
刃が付いたエンドレスチェーン。
3.2
チェーンソー (chain-saw)
ソーチェーンによるきょ(鋸)断装置。
3.3
切断抵抗性 (resistance to cutting)
防護材料がチェーンソーのソーチェーンをはねのけ,又はこれを十分減速させることができる性能。
なお,これは,ある速度とエネルギーとをもつ動いているソーチェーンを,防護材料に当てて,ソーチ
ェーンが防護材料をカットスルーするかどうかによって判定する。
3.4
チェーン停止時間 (chain stopping time)
ソーユニットの駆動を断ったときに,ソーチェーンが規定速度から静止状態に達するまでの時間。
3.5
カットスルー (cut-through)
試料が防護材料として使用されるとき,最も身体側に近い面において長さが,10 mmを超える切断。
注記 試料が単層又は複数層からなる素材であって,例えば,防護ズボンなどの最終製品を構成した
とき,着用者の身体から見て外側になる試料の面から動いているソーチェーンを当てる。ソー
チェーンが試料の層を切りながら減速して止まったときに,ソーチェーンを当てた面と反対側
の面にできる,10 mmを超える切断結果である。
3.6
自由運動停止時間 (free-running stopping time)
ソーチェーンに負荷がかかっていない場合のソーチェーン停止時間。
3.7
チェーンスリッピング (chain-slipping)
ソーチェーンが防護材料の表面を滑って切断を生じさせないことによる防護効果。
3.8
クロッギング (clogging)
繊維,糸,その他の材料などがソーチェーンによってソーユニットに引き込まれ,ソーチェーンの動き
を停止させる効果。
3.9
チェーンブレーキング (chain braking)
繊維,その他の材料などがソーチェーンの速度を大幅に低下させてその前進を阻む効果。
3.10

――――― [JIS T 8125-1 pdf 4] ―――――

                                                                                              3
T 8125-1 : 2008
カッティングライン (cutting line)
ソーチェーンの刃が供試試料に接触する点によって描かれる曲線への接線。

4 原理

  この試験装置は,切断のためのソーチェーン速度と運動エネルギー量とを制御して,動いているソーチ
ェーンが個人用防護具に当たるように作られたものである。
試験時には,駆動力は作用せず,ソーチェーン自体の慣性力とソーチェーンに接続する既知の慣性モー
メントとをもつフライホイールの慣性力だけでソーチェーンが動いていることを前提としている。
試験は,チェーンを適切な駆動によって規定の速度に設定する。次に切断試験時点で駆動源を,ソーチ
ェーン及びフライホイールから物理的に切り離す。同時に,回転を続けているソーチェーンを最小の高さ
から試料上へ振り下ろす。ソーチェーンは,引き続き,その運動エネルギーがすべて消費されるまで動く。
(ソーチェーンは,通常の条件下では試料に切り込む。試料表面でソーチェーンが滑る場合もある。)
なお,規定の試験速度において,試料にカットスルーが生じたかどうかを報告する。

5 装置

5.1 試験装置

  試験装置は,次の主要部品で構成される。
− 駆動装置及び回転エネルギーをソーユニットに伝達する接続装置
− 規定の慣性モーメントをもつ,シャフト,フライホイール,スプロケット,チェーン及び案内板を含
むソーユニット
− ソーユニット取付器具
− 試料用試験片取付台
− 計器類
試験装置の一般的構成を,図1に示す。
1 ソーユニット取付部 5 スプロケット
2 ソーチェーン 6 支点(ソーユニット全体を回転させる中心点)
3 案内板 7 水平面
4 試料取付台
図1−試験装置の一般的構成

――――― [JIS T 8125-1 pdf 5] ―――――

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