この規格ページの目次
JIS T 8142:2003 規格概要
この規格 T8142は、JIS T 8141の遮光保護具に規定するフィルタプレート及びカバープレートと併用することによって,溶接,熱切断などの際に発生する目に有害な紫外放射及び赤外放射並びに強烈な可視光から作業者の目を保護し,かつ,アーク,スパッタなどによる外傷の危険から顔部及び頭けい部の前面を保護する溶接用保護面について規定。
JIST8142 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T8142
- 規格名称
- 溶接用保護面
- 規格名称英語訳
- Personal face protectors for welding
- 制定年月日
- 1970年4月1日
- 最新改正日
- 2017年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- 国際規格分類
ICS
- 13.340.20, 25.160.01
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- 溶接 II(製品) 2021, 労働安全・衛生 2019
- 改訂:履歴
- 1970-04-01 制定日, 1973-03-01 確認日, 1976-04-01 確認日, 1976-11-01 改正日, 1979-09-01 確認日, 1982-01-01 改正日, 1987-09-01 確認日, 1989-06-01 改正日, 1995-05-01 確認日, 2002-01-20 確認日, 2003-07-20 改正日, 2008-04-20 確認日, 2012-10-22 確認日, 2017-10-20 確認
- ページ
- JIS T 8142:2003 PDF [9]
T 8142 : 2003
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本保安
用品協会(JSAA)/財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を改正すべきとの
申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS T 8142:1989は改正され,この規格に置き換えられる。
今回の改正は,国際規格との整合化によって,JIS T 8141が改正されたのに伴いそれとの整合のため改
正された。
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 8142 pdf 1] ―――――
2
T 8142 : 2003
pdf 目 次
ページ
- 1. 適用範囲・・・・[1]
- 2. 引用規格・・・・[1]
- 3. 定義・・・・[1]
- 4. 種類及び形式・・・・[2]
- 5. 品質・・・・[3]
- 5.1 面体・・・・[3]
- 5.2 溶接面の電気絶縁性・・・・[3]
- 5.3 金属部品の耐食性・・・・[3]
- 6. 構造・・・・[3]
- 6.1 一般・・・・[3]
- 6.2 ヘルメット形溶接面・・・・[3]
- 6.3 ハンドシールド形溶接面・・・・[4]
- 7. 面体の寸法・・・・[4]
- 8. 材料・・・・[4]
- 9. 試験・・・・[4]
- 9.1 面体・・・・[4]
- 9.2 溶接面の電気絶縁性試験・・・・[6]
- 9.3 金属部品の耐食性試験・・・・[6]
- 10. 製品の呼び方・・・・[6]
- 11. 表示・・・・[6]
- 12. 取扱説明書・・・・[7]
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 8142 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 8142 : 2003
溶接用保護面
Personal face protectors for welding
1. 適用範囲
この規格は,JIS T 8141の遮光保護具に規定するフィルタプレート及びカバープレートと
併用することによって,溶接,熱切断などの際に発生する目に有害な紫外放射及び赤外放射並びに強烈な
可視光(以下,有害光線という。)から作業者の目を保護し,かつ,アーク,スパッタなどによる外傷の危
険から顔部及び頭けい部の前面を保護する溶接用保護面(以下,溶接面という。)について規定する。
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS T 8131:2000 産業用安全帽
JIS T 8141 遮光保護具
3. 定義
この規格で用いる主な用語の定義は,次による。
a) フィルタプレート 有害光線を遮へいする長方形のフィルタで,JIS T 8141に規定するフィルタプレ
ート。
b) カバープレート スパッタ,ヒュームなどがフィルタプレートに付着するのを防ぐための長方形で無
色透明のガラス板又はプラスチック板。フィルタプレートと併用する。
c) 面体 顔部及び頭けい部の前面を覆うものであって,フィルタプレート及びカバープレートを挿入で
きる窓部をもつもの。
d) ヘルメット形 頭部に装着する溶接面。
e) ハンドシールド形 手で保持する溶接面。
f) 安全帽 JIS T 8131の産業用安全帽に規定するもの又は労働安全衛生法の保護帽の規格に規定するも
の。
――――― [JIS T 8142 pdf 3] ―――――
2
T 8142 : 2003
4. 種類及び形式
溶接面の種類及び形式は,表 1及び図 1による。
表 1 溶接面の種類及び形式
種類 形式 記号
ヘッドギヤ 開閉式 (1) EH-1
ヘルメット形 タイプ 固定式 (2) EH-2
安全帽取付け 開閉式 ES-1
タイプ 固定式 ES-2
開閉式 F-1
ハンドシールド形 ―
固定式 F-2
注(1) 開閉式とは,窓部が二重になっていて外側窓枠が開閉できるもの。
(2) 固定式とは,窓部が開閉できないもの。
備考1. 表の記号は,次による。
E : ヘルメット形の略号
F : ハンドシールド形の略号
H : ヘッドギヤタイプの略号
S : 安全帽取付けタイプの略号
1 : 開閉式の略号
2 : 固定式の略号
2. ヘッドギヤについては,参考図 1に示す。
図 1 溶接面の種類及び形式(図は一例を示す)
――――― [JIS T 8142 pdf 4] ―――――
3
T 8142 : 2003
参考図 1 ヘッドギヤ(図は一例を示す)
5. 品質
5.1 面体
面体は,次の性能をもたなければならない。
a) 難燃性 9.1 a)によって試験を行ったとき,1分間に75 mm以上の速度で燃えてはならない。
b) 引張強さ 9.1 b)によって試験を行ったとき,次の規定を満足しなければならない。
1) 常温における引張強さ 50 MPa以上でなければならない。
2) 加熱後の引張強さ 30 MPa以上でなければならない。
c) 耐熱ひずみ 9.1 c)によって試験を行ったとき,変形が10.0 mm以下でなければならない。
5.2 溶接面の電気絶縁性
溶接面は,9.2によって試験を行ったとき,電気絶縁抵抗は,0.50 MΩ以上で
なければならない。
5.3 金属部品の耐食性
金属部品は,9.3によって試験を行ったとき,腐食があってはならない。ただし,
ばねは除く。
6. 構造
6.1 一般
面体は,顔部及び頭けい部の前面を有害光線,スパッタなどから防護するような大きさと形
状をもち,内面は反射を防ぐために暗色とし,金属部品が面体を貫通している構造のものは,金属部品の
面体の内側又は外側を電気絶縁体で覆ったものでなければならない。また,窓枠は,着用者の視野を妨げ
ない構造のもので,フィルタプレート及びカバープレートが自由に交換でき,かつ,有害光線がプレート
と窓枠のすき間から漏れない構造でなければならない。
なお,各部は,着用者に切り傷,擦過傷を与えないよう鋭角,凹凸などがなく,仕上げが良好でなけれ
ばならない。
6.2 ヘルメット形溶接面
ヘルメット形溶接面は,次のa) c)を満足しなければならない。
a) ヘッドギヤ ヘッドギヤは,面体が着用者の頭部のいずれにも触れないように,かつ,しっかりと顔
の前面に面体を保持できるとともに,着用者が面体を頭上にはね上げて使用できる構造でなければな
らない。また,面体の上げ下げは容易でなければならない。
なお,ヘッドギヤは,容易に調節でき,かつ,前額部に当たる部分には,汗止めを取り付けられる
構造でなければならない(参考図 1参照)。
b) 安全帽取付け部 ヘッドギヤの代わりに安全帽を着用し,面体をこれに連結するものについては,安
全帽取付け部の機構は,a)の条件を満たさなければならない。
c) あご止め又は位置決めストッパ 着用者の顔面に面体が直接触れないようにするためのあご止め又は
位置決めストッパを設ける場合には,あご止め及び位置決めストッパの取外しが可能でなければなら
ない。
――――― [JIS T 8142 pdf 5] ―――――
次のページ PDF 6
JIS T 8142:2003の国際規格 ICS 分類一覧
- 25 : 生産工学 > 25.160 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け > 25.160.01 : 溶接,ろう付け及びはんだ付け一般
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.20 : 頭部防護設備
JIS T 8142:2003の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JIST8141:2016
- 遮光保護具