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JIS T 8141:2016 規格概要
この規格 T8141は、目に対して有害な紫外放射及び赤外放射並びに強烈な可視光(有害光線)が存在する場所において,作業者の目を保護するため,各人が着用する遮光保護具について規定。溶接用保護面の面体には適用しない。この規格の有害光線には,レーザ光を含まない。
JIST8141 規格全文情報
- 規格番号
- JIS T8141
- 規格名称
- 遮光保護具
- 規格名称英語訳
- Personal eye protectors for optical radiations
- 制定年月日
- 1970年6月1日
- 最新改正日
- 2016年10月25日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 4007:2012(MOD), ISO 4849:1981(MOD), ISO 4850:1979(MOD), ISO 4854:1981(MOD), ISO 4855:1981(MOD)
- 国際規格分類
ICS
- 13.280, 13.340.20
- 主務大臣
- 経済産業,厚生労働
- JISハンドブック
- 溶接 II(製品) 2021, 労働安全・衛生 2019
- 改訂:履歴
- 1970-06-01 制定日, 1973-04-10 確認日, 1978-04-01 確認日, 1980-03-01 改正日, 1985-06-15 確認日, 1990-11-15 確認日, 2003-07-20 改正日, 2008-06-25 確認日, 2012-10-25 確認日, 2016-10-25 改正
- ページ
- JIS T 8141:2016 PDF [26]
T 8141 : 2016
pdf 目 次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1 適用範囲・・・・[1]
- 2 引用規格・・・・[1]
- 3 用語及び定義・・・・[2]
- 4 種類,形式及び区分・・・・[4]
- 4.1 保護具の種類及び形式・・・・[4]
- 4.2 オキュラの区分・・・・[6]
- 5 品質・・・・[7]
- 5.1 フィルタレンズ及びフィルタプレート・・・・[7]
- 5.2 カバーレンズ及びカバープレート・・・・[8]
- 5.3 耐食性・・・・[9]
- 5.4 難燃性・・・・[9]
- 5.5 完成品・・・・[9]
- 6 構造・・・・[9]
- 7 オキュラの寸法・・・・[9]
- 8 材料・・・・[9]
- 9 試験・・・・[10]
- 9.1 フィルタレンズ及びフィルタプレート・・・・[10]
- 9.2 カバーレンズ及びカバープレート・・・・[15]
- 9.3 耐食性試験・・・・[15]
- 9.4 各部の難燃性試験・・・・[15]
- 9.5 完成品の試験・・・・[16]
- 10 表示・・・・[18]
- 10.1 製品表示・・・・[18]
- 10.2 包装表示・・・・[18]
- 11 取扱説明書・・・・[18]
- 附属書JA(参考)使用標準及び透過率測定方法・・・・[19]
- 附属書JB(参考)JISと対応国際規格との対比表・・・・[22]
(pdf 一覧ページ番号 1)
――――― [JIS T 8141 pdf 1] ―――――
T 8141 : 2016
まえがき
この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,公益社団法人日本
保安用品協会(JSAA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)
を改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,厚生労働大臣及び経済産業大臣が改正
した日本工業規格(日本産業規格)である。
これによって,JIS T 8141:2003は改正され,この規格に置き換えられた。
なお,平成29年10月24日までの間は,工業標準化法第19条第1項等の関係条項の規定に基づくJIS
マーク表示認証において,JIS T 8141:2003によることができる。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。厚生労働大臣,経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の
特許出願及び実用新案権に関わる確認について,責任はもたない
(pdf 一覧ページ番号 2)
――――― [JIS T 8141 pdf 2] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
T 8141 : 2016
遮光保護具
Personal eye protectors for optical radiations
序文
この規格は,1981年に第1版として発行されたISO 4849,ISO 4854及びISO 4855,1979年に第1版と
して発行されたISO 4850並びに2012年に第2版として発行されたISO 4007を基とし,規格体系の違いか
ら我が国の実情に合わせて技術的内容を変更して作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で側線又は点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格を変更している事項である。
変更の一覧表にその説明を付けて,附属書JBに示す。
1 適用範囲
この規格は,目に対して有害な紫外放射及び赤外放射並びに強烈な可視光(以下,有害光線という。)が
存在する場所において,作業者の目を保護するため,各人が着用する遮光保護具(以下,保護具という。)
について規定する。ただし,溶接用保護面の面体には適用しない。
なお,この規格の有害光線には,レーザ光を含まない。
注記 この規格の対応国際規格及びその対応の程度を表す記号を,次に示す。
ISO 4007:2012,Personal protective equipment−Eye and face protection−Vocabulary
ISO 4849:1981,Personal eye-protectors−Specifications
ISO 4850:1979,Personal eye-protectors for welding and related techniques−Filters−Utilisation and
transmittance requirements
ISO 4854:1981,Personal eye-protectors−Optical test methods
ISO 4855:1981,Personal eye-protectors−Non-optical test methods(全体評価 : MOD)
なお,対応の程度を表す記号“MOD”は,ISO/IEC Guide 21-1に基づき,“修正している”
ことを示す。
2 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS B 1501 転がり軸受−鋼球
JIS B 7183 レンズメータ
JIS B 7538 オートコリメータ
JIS G 3505 軟鋼線材
JIS K 6380 ゴムパッキン材料−性能区分
JIS Z 8720 測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源
ISO 23539 CIE S 010/E,Photometry−The CIE system of physical photometry
――――― [JIS T 8141 pdf 3] ―――――
2
T 8141 : 2016
3 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
3.1
オキュラ(ocular)
着用者がそれを通してものを見る,保護具の一部(例えば,レンズ,プレートなど)の総称。
3.2
フィルタ(filter)
入射放射の強度を弱めるように設計されたオキュラ。
3.3
フィルタレンズ
有害光線を遮蔽する円形,楕円形状などのフィルタ。遮光めがねに使用する。
3.4
カバーレンズ
スパッタ,ヒュームなどがフィルタレンズに付着するのを防ぐための円形,楕円形状などの無色のガラ
ス板又はプラスチック板。フィルタレンズと併用する。
3.5
フィルタプレート
有害光線を遮蔽する長方形のフィルタ。遮光保護面に使用する。
3.6
カバープレート
スパッタ,ヒュームなどがフィルタプレートに付着するのを防ぐための長方形で無色のガラス板又はプ
ラスチック板。フィルタプレートと併用する。
3.7
スペクタクル形(spectacle)めがね(以下,スペクタクル形という。)
オキュラが,一眼形又は二眼形で枠に取り付けられているめがね,又は枠と一体となっているめがねの
形式(サイドシールドの有無にかかわらない。)。
3.8
フロント形
スペクタクル形の前部に取付けできる構造の遮光めがね,又は安全帽の前部に取付けできる構造の遮光
めがねの形式。次のとおり区分される。
3.8.1
固定形
普通めがね又は安全帽に取り付けた状態で,オキュラが動かせない構造の遮光めがねの形式。
3.8.2
上下自在形
普通めがね又は安全帽に取り付けた状態で,オキュラが上下に動かせる構造の遮光めがねの形式。
3.9
ゴグル(goggle)形
眼か(窩)領域を覆うように設計されている単一の,又は二つに分離したオキュラが付けられた遮光
めがねの形式(この形のものは,通常,ヘッドバンドによって装着される。)。
――――― [JIS T 8141 pdf 4] ―――――
3
T 8141 : 2016
3.10
ヘッドバンド(headband)
ゴグルを顔に安定して装着するための伸縮性のあるバンド又は安全帽に取り付けて装着するための伸縮
性のあるバンド。
3.11
平行度(prismatic power)
レンズの光軸に沿ってレンズに入射した光がレンズを通過した場合の角度のずれ(誤差)。光学系による
対象物の見掛けの変位を,レンズの表面からターゲットまでの距離で除した値の100倍。
3.12
屈折力(refractive power)
光学系の焦点距離の逆数。単位はm−1で表す。
3.13
主経線(principal meridians)
二つの焦線に平行なレンズの二つの互いに直交する経線。
3.14
視感透過率(luminous transmittance)
標準イルミナントAの光が,オキュラに入射したときの入射光束に対する透過光束の比。
780
PeλT(λ) V(λ) dλ
380
TV 780
PeλV(λ) dλ
380
ここに, Peλ : 入射する分光放射束
V(λ) : ISO 23539 CIE S 010/Eに規定する2度視野における明所視標
準比視感度
T(λ) : 試験フィルタの分光透過率(%)
TV : 視感透過率(%)
λ : 波長(nm)
3.15
遮光能力
フィルタレンズ又はフィルタプレートの有害光線を遮蔽する能力。この能力は,紫外放射,可視光及び
赤外放射の透過率によって規定する。
3.16
分光透過率(spectral transmittance)
入射する分光放射束に対する透過する分光放射束の比。次の式で定義する。
λ
T(λ) 100
eλ
ここに, Peλ : 入射する分光放射束
T(λ) : 試験フィルタの分光透過率(%)
Pλ : 透過する分光放射束
λ : 波長
3.17
近赤外透過率(near infrared transmittance)
波長7801 300 nmの分光透過率の平均値。次の式で定義する。
――――― [JIS T 8141 pdf 5] ―――――
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JIS T 8141:2016の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 4007:2012(MOD)
- ISO 4849:1981(MOD)
- ISO 4850:1979(MOD)
- ISO 4854:1981(MOD)
- ISO 4855:1981(MOD)
JIS T 8141:2016の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.340 : 防護設備 > 13.340.20 : 頭部防護設備
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.280 : 放射線防護
JIS T 8141:2016の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称
- JISB1501:2009
- 転がり軸受―鋼球
- JISB7183:1995
- レンズメータ
- JISB7538:1992
- オートコリメータ
- JISG3505:2017
- 軟鋼線材
- JISK6380:2014
- ゴムパッキン材料―性能区分
- JISZ8720:2012
- 測色用の標準イルミナント(標準の光)及び標準光源