JIS K 6380:2014 ゴムパッキン材料―性能区分

JIS K 6380:2014 規格概要

この規格 K6380は、ゴム製のパッキン材料・ガスケット材料及びこれに類するゴム製品に使用する加硫ゴム材料の性能に基づく区分について規定。

JISK6380 規格全文情報

規格番号
JIS K6380 
規格名称
ゴムパッキン材料―性能区分
規格名称英語訳
Rubber packing material -- Classification of physical properties
制定年月日
1959年3月30日
最新改正日
2019年10月21日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

83.060
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
ゴム・エラストマー II 2020
改訂:履歴
1959-03-30 制定日, 1962-03-30 確認日, 1966-07-01 確認日, 1969-08-01 確認日, 1972-11-01 確認日, 1976-03-01 改正日, 1979-03-01 確認日, 1984-03-01 確認日, 1989-06-01 確認日, 1994-06-01 改正日, 1999-10-20 改正日, 2006-03-25 確認日, 2010-10-01 確認日, 2014-09-22 改正日, 2019-10-21 確認
ページ
JIS K 6380:2014 PDF [14]
                                                                                   K 6380 : 2014

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1 適用範囲・・・・[1]
  •  2 引用規格・・・・[1]
  •  3 性能区分・・・・[1]
  •  3.1 区分の体系・・・・[1]
  •  3.2 基本性能・・・・[2]
  •  3.3 物理特性・・・・[3]
  •  3.4 ゴムパッキン材料の性能区分の表示例・・・・[4]
  •  附属書A(参考)追加性能の表示方法・・・・[5]
  •  附属書B(参考)参考文献・・・・[12]

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS K 6380 pdf 1] ―――――

K 6380 : 2014

まえがき

  この規格は,工業標準化法第14条によって準用する第12条第1項の規定に基づき,一般社団法人日本
ゴム工業会(JRMA)及び一般財団法人日本規格協会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を
改正すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審議を経て,経済産業大臣が改正した日本工業規格(日本産業規格)で
ある。
これによって,JIS K 6380:1999は改正され,この規格に置き換えられた。
この規格は,著作権法で保護対象となっている著作物である。
この規格の一部が,特許権,出願公開後の特許出願又は実用新案権に抵触する可能性があることに注意
を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会は,このような特許権,出願公開後の特許出願及び実
用新案権に関わる確認について,責任はもたない。

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS K 6380 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
K 6380 : 2014

ゴムパッキン材料−性能区分

Rubber packing material-Classification of physical properties

序文

  この規格は,1959年に制定され,その後4回の改正を経て今日に至っている。対応国際規格であるISO
4632-1は2001年に廃止されたが,日本国内ではこの規格の必要性があるため,使用者の要望を重視し,
性能表示を含む規定内容をより分かりやすくするために改正した。

1 適用範囲

  この規格は,ゴム製のパッキン材料・ガスケット材料及びこれに類するゴム製品に使用する加硫ゴム材
料(以下,ゴムパッキン材料という。)の性能に基づく区分について規定する。

2 引用規格

  次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS K 6251 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−引張特性の求め方
JIS K 6253-2 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第2部 : 国際ゴム硬さ(10 IRHD100
IRHD)
JIS K 6253-3 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−硬さの求め方−第3部 : デュロメータ硬さ
JIS K 6257 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−熱老化特性の求め方
JIS K 6258 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−耐液性の求め方
JIS K 6261 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−低温特性の求め方
JIS K 6262 加硫ゴム及び熱可塑性ゴム−常温,高温及び低温における圧縮永久ひずみの求め方

3 性能区分

3.1 区分の体系

  ゴムパッキン材料を規定するためには,図1に示す七つの性能項目による区分が含まれていなければな
らない。
それぞれのゴムパッキン材料を3.2に規定する基本性能及び3.3に規定する物理特性によって区分する。
ただし,図1に示す基本性能の一部若しくは物理特性の一部を変更するか,又は別の性能を追加する必要
があるときは,受渡当事者間の合意によって,追加性能a)を追加記号,試験方法区分数字及び試験温度区
分数字によって表示することができる。
注a) 追加性能の表示方法を,附属書Aに記載する。

――――― [JIS K 6380 pdf 3] ―――――

2
K 6380 : 2014
引張 切断時 圧縮永久
耐熱性 耐油性 耐寒性 硬さ(2桁の整数)強さ 伸び ひずみ
3.2 基 本 性 能 3.3 物 理 特 性
図1−区分の体系

3.2 基本性能

  ゴムパッキン材料の基本性能の表示方法及び区分方法は,次による。
a) 基本性能の表示方法 ゴムパッキン材料の基本性能(耐熱性,耐油性及び耐寒性)は,図2に示す3
文字の英文字で表示する。例えば,ゴムパッキン材料の基本性能がBCDの場合は,耐熱性が“B”,
耐油性が“C”,耐寒性が“D”であるゴムパッキン材料であることを示す。
1文字目 2文字目 3文字目
耐熱 耐油 耐寒
B C D
図2−基本性能の表示方法
b) 基本性能の区分方法 ゴムパッキン材料の基本性能(耐熱性,耐油性及び耐寒性)の区分方法は,次
による。
1) 耐熱性 ゴムパッキン材料の耐熱性の区分は,表1による。AKの耐熱性の区分は,JIS K 6257
の促進老化試験A法AA-2強制循環形熱老化試験機(横風式)(ギヤー式老化試験機ともいう。)を
0
用いて,連続72 −時間熱老化させたとき,表1に示す規定を満足する上限の試験温度を耐熱性の
2
区分とする。
表1−耐熱性の区分
試験温度a) 耐熱性
耐熱性
℃ 引張強さ変化率 切断時伸び変化率 硬さ変化
A 70
B 100
C 125
D 150
±30 %以内 −50 %以内 ±15以内
E 175
F 200
G 225
H 250
J 275 試験方法 試験方法 試験方法
K 300 JIS K 6251 JIS K 6251 JIS K 6253-2,-3
注a) 試験温度は,促進老化試験時の温度であるので,必ずしも実使用時に耐える温度の意味ではない。
実使用時のゴムパッキン材料選定には,用途,使用環境,使用設備などを考慮した総合的な判断
が必要である。
2) 耐油性 ゴムパッキン材料の耐油性の区分は,表2による。AGの耐油性の区分は,JIS K 6258
0
に規定する方法によって,試験用潤滑油No.3油を用い,試験温度100±1 ℃で連続72 −時間浸せ
2
きしたときの体積変化率から規定する。

――――― [JIS K 6380 pdf 4] ―――――

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K 6380 : 2014
表2−耐油性の区分
耐油性 体積変化率の範囲a)
%
A 140を超えるもの(又は規定せず)
B 121 140
C 81 120
D 41 80
E 21 40
F 0 20
G 0を超えないもの(体積変化率が負のもの)
注a) 体積変化率の範囲には,油の吸収による膨潤又は油の抽出によ
る収縮を含む。
3) 耐寒性 ゴムパッキン材料の耐寒性の区分は,表3による。AHの耐寒性の区分は,JIS K 6261
に規定する50 %衝撃ぜい化温度による。
表3−耐寒性の区分
耐寒性 50 %衝撃ぜい化温度a)

A 0
B −10
C −25
D −40
E −55
F −70
G −85
H 規定せず
注a) 衝撃ぜい化限界温度については,受渡当事者間の合意によって,
表A.2の追加記号“F”の追加性能で規定することができる。

3.3 物理特性

  ゴムパッキン材料の物理特性の表示方法及び区分方法は,次による。
a) 物理特性の表示方法 ゴムパッキン材料の物理特性は,次の5桁の表示数字で表す(図3参照)。また,
その例を図4に示す。
1) 1桁目及び2桁目は,硬さ[タイプAデュロメータ又はIRHD(N法)]の設計値(2桁の整数)を
示す。
2) 3桁目は,引張強さ(MPa)の最小値を示す。
3) 4桁目は,切断時伸び(%)の最小値を示す。
4) 5桁目は,3.2 b) 1)(耐熱性)で規定する試験温度での圧縮永久ひずみ(%)の最大値を示す。
なお,硬さの試験方法は,タイプAデュロメータを用いる。ただし,IRHD(N法)を用いたときには,
末尾に[IRHD(N法)]と追記する。
硬さ(2桁の整数) 引張強さ 切断時伸び 圧縮永久ひずみ
図3−物理特性の表示方法

――――― [JIS K 6380 pdf 5] ―――――

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