6
X 0010-1987
番号 用語及び読み方 意味 対応英語
10.04.04 タイムスライシング 二つ以上の処理が同一処理装置上の細分化された時間 time slicing, time sharing
に割り当てられる操作形態。 (この意味では使用
しないほうがよい。)
じぶんかつ
10.04.05 時分割,タイムシェア 一つの処理装置において,二つ以上の処理を,時間で交 time sharing, time slicing
リング 互配置させるようにする計算機システムの操作技法。
(この意味では使用
しないほうがよい。)
たじゅう
10.04.06 multiprogramming
多重プログラミング, 一つの処理装置によって,二つ以上の計算機プログラム
マルチプログラミング を交互配置して実行する機能を備えた操作形態。
たじゅう
10.04.07 多重タスキング,マル 二つ以上のタスクを,並行して遂行する又は交互配置で multitasking,
チタスキング 実行する機能を備えた操作形態。 multi-tasking(イギリズ
だけ)
たじゅう
10.04.08 多重プロセッシング,多重プロセッサの二つ以上の処理装置による並列処理 multiprocessing
マルチプロセッシング の機能を備えた操作形態。
10.04.09 エミュレートする 模倣システムが,被模倣システムと同様に同一データを to emulate
受け入れ,同一の計算機プログラムを実行し,同一の結
果を得るように,あるシステムが他のシステムを,主と
してハードウェアによって模倣すること。
10.04.10* エミュレーション 模倣システムが,被模倣システムと同様に同一データを emulation
受け入れ,同一の計算機プログラムを実行し,同一の結
果を得るような,あるシステムによる他のシステムの,
主としてハードウェアによる模倣。
10.04.11* エミュレータ 模倣システムが,被模倣システムと同様に同一データを emulator
受け入れ,同一の計算機プログラムを実行し,同一の結
果を得るように,あるシステムが他のシステムを模倣す
る装置又は計算機プログラム。
10.05 記憶管理
番号 用語及び読み方 意味 対応英語
10.05.01 カタログ catalog, catalogue(カナ
ファイル及びライブラリの場所に関連した登録簿であ
って,それらの所在を示すもの。 ダ,イギリスだけ)
注 カタログは,ファイルが記憶される装置の形
式,合言葉,ブロック化因数のようなその他の情
報を含みうる。
10.05.02 カタログする to catalog, to catalogue
ファイル又はライブラリに関する情報をカタログに入
れること。 (カナダ,イギりス
だけ)
たんじゅんかんしょうほう
10.05.03 単純緩衝法 simple buffering
計算機プログラムの実行の間中,緩衝記憶装置を割り当
てておく技法の一つ。
どうてきかんしょうほう
10.05.04 動的緩衝法 緩衝記憶装置の動的割振り。 dynamic buffering
どうてき
10.05.05 資源)わりふ
動力的(しげん dynamic (resource)
割振り 計算機プログラムの実行のために割り当てられる資源
allocation
が,必要時に適用される基準によって決定される割振り
技法の一つ。
どうてきさいはいち
10.05.06 動的再配置 dynamic relocation
計算機プログラムが主記憶装置の異なった領域で実行
されうるように,実行中にこのプログラムに対して新た
な絶対アドレスを割り当てる処理。
10.05.07 ロールアウトする to roll out
主記憶装置を別の用途のために解放することを目的と
して種々の大きさのファイル又は計算機プログラムの
ようなデータの集合を,主記憶装置から補助記憶装置に
転送すること。
――――― [JIS X 0010 pdf 6] ―――――
7
X 0010-1987
番号 用語及び読み方 意味 対応英語
10.05.08 ロールインする to roll in
前にロールアウトされたデータの集合を主記憶装置に
再格納すること。
10.05.09 スワッピング swapping
主記憶装置の領域の内容と補助記憶装置の領域の内容
とを交換する処理。
ほご
10.05.10 保護,ロックアウト lock out,
protection,
計算機システムの全体又は一部分のアクセス又は使用
を制限するための仕組み。 lock-out(イギリスだ
け)
かそうきおく
10.05.11 仮想記憶, virtual
virtual storage,
計算機システムの利用者にとってアドレス可能な主記
かそうきおくそうち
仮想記憶装置 memory(使用しない
憶装置とみなしうる記憶空間であって,仮想アドレスが
実アドレスへ写像されるもの。 ほうがよい。)
注 仮想記憶の大きさは,計算機システムのアドレ
ス指定方式及び使用可能な補助記憶装置の量
によって制限され,主記憶場所の実際の量によ
っては制限されない。
かそう
10.05.12 仮想アドレス 仮想記憶における記憶場所のアドレス。 virtual address
じつきおくそうち
じつきおく
10.05.13 実記記憶,実記憶装置 仮想記憶システムにおける主記憶装置。 real storage
注 物理的には,実記憶装置と主記憶装置とは同一
である。
しかし,概念的には,実記憶装置は仮想記憶
システムの利用者にとって利用可能なアドレ
ス領域の部分だけを表す。かつては,利用者に
とって利用可能なアドレスの全領域は,主記憶
装置によって与えられていた。
じつ実アドレス
10.05.14 実記憶装置における記憶場所のアドレス。 real address
10.05.15 アドレスへんかんきこう
変換機構 仮想アドレスを実アドレスに変換する機能単位。 address translator
10.05.16 ページ(仮想記憶シス page
仮想アドレスをもち,実記憶装置と補助記憶装置との間(in a virtual
テムにおける) において1単位として転送される固定長のブロック。storage system)
10.05.17 ページわく枠 page frame
実記憶装置において,1ページ分の大きさをもつ記憶場
所。
10.05.18 ページング paging
実記憶装置と補助記憶装置との間におけるページの転
送。
10.05.19 ページングぎほう
技法 paging technique
実記憶装置がページ枠に分割されるような実記憶装置
の割振り技法。
ようきゅう
10.05.20 要求時ページング demand paging
必要時の,補助記憶装置から主記憶装置へのページの転
送。
せんこう
10.05.21 先行ページング anticipatory paging
必要となる以前の,補助記憶装置から主記憶装置へのペ
ージの転送。
――――― [JIS X 0010 pdf 7] ―――――
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X 0010-1987
情報部会情報処理用語専門委員会構成表
氏名 所属
(委員会長) 西 野 博 二 東京工科大学情報工学科
池 田 男 株式会社東芝青梅工場
伊 藤 貴 日本電気株式会社情報処理営業支援本部
今 井 秀 樹 横浜国立大学工学部
岩 宮 好 宏 沖電気工業株式会社コンピュータシステム開発本部
魚 木 五 夫 産業能率大学経営情報学部
大 野 義 夫 慶応義塾大学情報科学研究所
小野寺 皙 日本アイ・ビー・エム株式会社谷町事務所
金 子 敏 信 東京理科大学理工学部
菅 忠 義 学習院大学理学部
君 島 浩 富士通株式会社電算機事業本部
河 野 隆 二 東洋大学工学部
斉 藤 隆 弘 神奈川大学工学部
榊 博 史 国際電信電話株式会社研究所
坂 庭 好 一 東京工業大学工学部
佐 藤 文 孝 株式会社東芝情報通信システム技術研究所
下 田 宏 一 日本ユニバック株式会社技術情報サービス部
高 野 彰 三菱電機株式会社情報電子研究所
中 川 正 雄 慶応義塾大学理工学部
中 村 真 和 株式会社日本ビジネスコンサルタント開発研究所
中 村 せつ子 バローズ株式会社システム推進部
西 村 恕 彦 東京農工大学工学部
二 宮 肇 日本電信電話株式会社データ通信事業本部
兵 頭 洋 通商産業省機械情報産業局
平 野 隆 之 工業技術院標準部
(事務局) 伊 藤 彰 一 工業技術院標準部電気・情報規格課
根 上 雄 二 工業技術院標準部電気・情報規格課
JIS X 0010:1987の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 2382-10:1979(MOD)
JIS X 0010:1987の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.020 : 情報技術(IT)一般
- 01 : 総論.用語.標準化.ドキュメンテーション > 01.040 : 用語集 > 01.040.35 : 情報技術.事務機械(用語集)