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X 0614 : 2015
い。処理システムは,利用可能なOSに関する拡張属性の作成及び保守をしなければならない。参考
として,例えば,Macintoshの処理システムは,媒体中に存在するOS/2の拡張属性を保存しなければ
ならない。Macintoshの処理システムは,この規格が規定する全てのMacintosh拡張属性の作成及び保
守をもしなければならない。
g) 読出しの下位互換性 : この規格(UDF 2.60規定)に適合する処理システムは,UDF 2.60規定より若い
UDF版数の規定に従って書き込まれた全ての媒体の読出しができなければならない。
h) 書込みの下位互換性 : UDF 2.01,UDF 2.50及びUDF 2.60の構造は,UDF 1.50及びUDF 1.02の構造を
含む媒体に書き込んではならない。UDF 1.50及びUDF 1.02の構造は,UDF 2.01,UDF 2.50及びUDF
2.60の構造を含む媒体に書き込んではならない。これら二つの要件は,媒体が,異なる版のUDF構造
を含むことを防止する。
1.3 参照
1.3.1 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成する。これらの
引用規格は,記載の年の版を適用し,その後の改正版(追補を含む。)は適用しない。
JIS X 0221:2007 国際符号化文字集合(UCS)
注記 JIS X 0221:2007は,ISO/IEC 10646:2003,Information technology−Universal Multiple-Octet
Coded Character Set (UCS) に一致している。
JIS X 0606:1998 情報交換用CD-ROMのボリューム構造及びファイル構造
注記 JIS X 0606:1998は,ISO 9660:1988,Information processing−Volume and file structure of
CD-ROM for information interchange及びそのAmendment 1:2013に一致している。
JIS X 6281:2012 120 mm再生専用形光ディスク(CD-ROM)
注記1 JIS X 6281:2012は,ISO/IEC 10149:1995,Information technology−Data interchange on
read-only 120 mm optical data disks (CD-ROM) に一致している。
注記2 Yellow Book:Compact Disc Read Only Memory System Descriptionが,JIS X 6281:2006に対応
している。
JIS X 6282:2012 情報交換用120 mm追記形光ディスク(CD-R)
注記 Orange Book, Recordable Compact Disc System, part-IIが,JIS X 6282:2009に一致している。
JIS X 6283:2012 情報交換用120 mmリライタブル光ディスク(CD-RW)
注記 Orange Book, Recordable Compact Disc System, part-IIIが,JIS X 6283:2009に一致している。
IEC 908:1987,Compact disc digital audio system
注記 IEC 908:1987は,既に改正されて,IEC 60908:1999として発行されている。
ISO/IEC 13346-1,-5:1995及びISO/IEC 13346-2-4:1999,Information technology−Volume and file
structure of write-once and rewritable media using non-sequential recording for information interchange−
Part 1-5
注記1 ECMA 167 3rd Edition, Volume and file structure of write-once and rewritable media using
non-sequential recording for information interchangeは,ISO/IEC 13346-1-5に一致している。
注記2 対応日本工業規格(日本産業規格) : JIS X 0607:2001 非逐次記録を用いる追記形及び書換形の情報交換用
媒体のボリューム及びファイルの構造(全体評価 : MOD)。
注記3 この規格において,[ ]でくくられた参照は,JIS X 0607規格類を[x/a.b.c]の様式で参照し,
ここで,xは部番号,a.b.cは細分箇条番号又は図番号とする。
――――― [JIS X 0614 pdf 6] ―――――
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X 0614 : 2015
1.3.2 用語及び定義
この規格で用いる主な用語及び定義は,次による。
1.3.2.1
オーディオセション(Audio session)
一つ以上のオーディオトラックを含み,データトラックを含まないセション。
1.3.2.2
オーディオトラック(Audio track)
IEC 908が規定するオーディオセクタを含むように設計されたトラック。
1.3.2.3
CD-R(CD-Recordable)
追記形CD。JIS X 6282が規定する追記形コンパクトディスク。
1.3.2.4
CD-RW(CD-Rewritable)
書換形CD。JIS X 6283が規定するリライタブルコンパクトディスク。
1.3.2.5
クリーンファイルシステム(Clean File System)
この規格に適合する媒体のファイルシステム。
1.3.2.6
データトラック(Data track)
JIS X 6281が規定するデータセクタを含む設計がなされたトラック。
1.3.2.7
ダーティファイルシステム(Dirty File System)
クリーンファイルシステムではないファイルシステム。
1.3.2.8
ECCブロック長[ECC Block Size (bytes)]
関連する装置及び/又は媒体の規定が定義する値を参照するブロック長。適切な文書,例えば,CD/DVD
クラス媒体のための“MMC (Multi-Media Commands)”又は“Mt. Fuji”の規定を参考にすることが望まし
い。(例えば,ハードディスクのような)外部的にはそのような概念を見せない媒体では,ECCブロック
長は媒体のセクタ長として解釈しなければならない。さらに,完全に同じではないが,CD-RWのような
固定パケットである媒体には,固定パケットをECCブロックと同じであると考え,この規格のECCブロ
ックの規定を適用しなければならない。
1.3.2.9
固定パケット(Fixed Packet)
与えられたトラックに含まれるパケット全てが,トラック記述子ブロックに指定された長さをもつ,イ
ンクリメンタル記録方式。CDドライブに提示される番地は,JIS X 6282及びJIS X 6283が規定する,番
地付け方式の方式2に従って翻訳される。UDFファイルシステムである固定パケットの媒体上では,パケ
ットは媒体の全てのトラックで同じ長さでなければならない。各パケットの最初のセクタの論理セクタ番
地は固定パケットごとの論理セクタ数の整数倍でなければならない。固定パケット媒体はECCブロックの
規定にも従わなければならない(1.3.2.8のECCブロック長の定義を参照)。
――――― [JIS X 0614 pdf 7] ―――――
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X 0614 : 2015
1.3.2.10
ICB(Information Control Block)
JIS X 0607規格類における制御ノード。
1.3.2.11
論理ブロック番地(Logical Block Address)
論理ブロック番号[3/8.8.1]。
特記事項1 これを,[4/7.1]で規定する論理ブロック番地と混同してはならない。[4/7.1]で規定する論
理ブロック番地は,論理ブロック番号[3/8.8.1]と,区画参照番号[3/8.8]とを含むlbaddr
構造で示され,区画参照番号は,指し示された論理ブロック[3/8.8.1]を含む区画[3/8.7]を
識別する。
特記事項2 [3/8.8.1]で定義する論理ブロック番号は,指し示す論理ブロック[3/8.8.1]を含む区画
[3/8.7]の,区画マップ[3/10.7]が示す方法に従って,論理セクタ番号[3/8.1.2]に変換される。
1.3.2.12
媒体ブロック番地(Media Block Address)
記録のための関連規格[1/5.10]で示される,一意のセクタ番地によって定まるセクタ番号[3/8.1.1]。この
規格では,セクタ番号[3/8.1.1]は,論理セクタ番号[3/8.1.2]に等しい。
1.3.2.13
パケット(Packet)
連続する整数個のセクタ[1/5.9]からなる記録可能単位。利用者データセクタから構成される。パケット
ライト動作のオーバヘッドとして記録される追加セクタ[1/5.9]を含むことがあり,記録のための関連規格
[1/5.10]に従って指し示すことができる。
1.3.2.14
物理番地(Physical Address)
記録のための関連規格[1/5.10]で示される,特有のセクタ番地によって定まるセクタ番号[3/8.1.1]。この
規格では,セクタ番号[3/8.1.1]は,論理セクタ番号[3/8.1.2]に等しい。
1.3.2.15
物理ブロック番地(Physical Block Address)
物理番地。
1.3.2.16
物理セクタ(Physical Sector)
記録のための関連規格[1/5.10]で示されるセクタ[1/5.9]。この規格では,セクタ[1/5.9]は,論理セクタ
[3/8.1.2]に等しい。
1.3.2.17
疑似上書き(Pseudo OverWrite)
追記媒体上に,ドライブが逐次記録を用いて論理的に実行する上書き。
1.3.2.18
ランダムアクセスファイルシステム(Random Access File System)
任意の位置に書込みができる媒体のためのファイルシステム。追記形又は書換形のいずれか。
1.3.2.19
予約トラック(reserved track)
――――― [JIS X 0614 pdf 8] ―――――
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X 0614 : 2015
有効な記録可能次アドレス(NWA)をもつトラック。疑似上書きに関しては,予約トラックは,NWA
における逐次記録及びNWAまでの疑似上書きがこのトラックに関して可能であることを意味する。使用
済みトラック1.3.2.24も参照。
1.3.2.20
逐次ファイルシステム(Sequential File System)
逐次に書き込まれる媒体(例えば,CD-R)のためのファイルシステム。
1.3.2.21
セション(Session)
トラックの列(トラックは1個でもよい。)であって,各トラック番号が連続した昇順を形成しているも
の。ボリューム中のトラックは,JIS X 6282の規定どおりに,一つ以上のセションに編成しなければなら
ない。
1.3.2.22
トラック(Track)
セクタの列であって,各セクタ番号が連続した昇順を形成しているもの。ボリューム中のセクタは,一
つ以上のトラックに編成されなければならない。一つのセクタが複数のトラックに属してはならない。
特記事項 トラック間に間隙がある場合もある。すなわち,トラックの最後のセクタが,次のトラッ
クの最初のセクタと隣接している必要はない。
1.3.2.23
UDF(Universal Disk Format)
ユニバーサルディスクフォーマット。
1.3.2.24
使用済みトラック(used track)
有効な記録可能次アドレス(NWA)をもたないトラック。疑似上書きに関しては,使用済みトラックは,
このトラックへの逐次記録が不可能であることを意味する。それでも,疑似上書きは可能である。予約ト
ラック1.3.2.19も参照。
1.3.2.25
利用者データブロック(user data blocks)
パケットのセクタ[1/5.9](この規格では,論理セクタ[3/8.1.2]と同じ。)に記録された論理ブロック[3/8.8.1]。
ドライブの利用者が意図的に記録したデータが含まれる。記録のための関連規格[1/5.10]に従って番地付
け可能なセクタが存在したときでも,そのセクタがパケット記録のオーバヘッドに使用された論理ブロッ
ク[3/8.8.1]は,特にこれには含まれない。利用者データブロックは,論理ブロック[3/8.8.1]と同様に,論理
ブロック番号[3/8.8.1]で識別される。
1.3.2.26
利用者データセクタ(user data sectors)
ドライブの利用者が意図的に記録したデータを含む,パケットのセクタ[1/5.9]。パケットを記録するオ
ーバヘッドに使用されるセクタ[1/5.9]は,記録のための関連規格[1/5.10]に従って番地付けできても,利用
者データセクタには含まれない。いずれのセクタ[1/5.9]とも同じく,利用者データセクタはセクタ番号
[3/8.1.1]で識別される。この規格では,セクタ番号[3/8.1.1]は,論理セクタ番号[3/8.1.2]に等しい。
1.3.2.27
可変パケット(Variable Packet)
――――― [JIS X 0614 pdf 9] ―――――
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X 0614 : 2015
与えられたトラックにおける各パケットが,ホストが決定した長さをもつインクリメンタル記録方式。
CDドライブに提示される番地は,JIS X 6282及びJIS X 6283における,方式1の番地付けで規定すると
おりとする。
1.3.2.28
仮想番地(Virtual Address)
仮想区画における論理ブロック[3/8.8.1]の論理ブロック番号[3/8.8.1]。このような論理ブロック[3/8.8.1]
は,対応する非仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]の空間を使って記録される。VATのN番目のUint32は,
対応する仮想区画の論理ブロック番号Nを記録するために使われる,非仮想区画の論理ブロック番号
[3/8.8.1]を表す。最初の仮想番地は,0である。
1.3.2.29
仮想区画(virtual partition)
この規格の2.2.8に従って記録される種別2の区画マップ[3/10.7.3]によって,論理ボリューム記述子
[3/10.6]で識別される論理ボリューム[3/8.8]の区画。仮想区画マップには,区画番号が含まれるが,これは,
同一の論理ボリューム記述子[3/10.6]における種別1の区画マップ[3/10.7.2]の区画番号[3/10.7.2.4]と同じで
ある。仮想区画の各論理ブロック[3/8.8.1]は,その対応する非仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]の空間を使
って記録される。VATには,その対応する仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]を記録するために使われてい
る,非仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]が列挙される。
1.3.2.30
仮想セクタ(virtual sector)
仮想区画の論理ブロック[3/8.8.1]。このような論理ブロック[3/8.8.1]は,対応する非仮想区画の論理ブロ
ック[3/8.8.1]の空間を使って記録される。仮想セクタを,セクタ[1/5.9]又は論理セクタ[3/8.1.2]と混同しな
いほうがよい。
1.3.2.31
仮想割付け表,VAT(Virtual Allocation Table, VAT)
非仮想区画の空間に記録されるファイル[4/8.8]。対応する仮想区画をもち,そのデータ空間[4/8.8.2]は
2.2.11に従って構成される。このファイルでは複数のUint32の配列リストを備えているが,N番目のUint32
は,対応する仮想区画の論理ブロック番号Nを記録するのに使う,非仮想区画の論理ブロック番号[3/8.8.1]
を表す。このファイル[4/8.8]は,論理ボリューム[3/8.8]のファイル集合[4/8.5]におけるディレクトリ[4/8.6]
のファイル識別記述子[4/14.4]で,必ずしも参照されるわけではない。
1.3.2.32
VAT ICB(Virtual Allocation Table ICB)
VATを含むファイルを記述する,ファイルエントリICB。
1.3.3 用語遣い
1.3.3.1
してもよい(May)
任意選択の行為又は機能を示す。
1.3.3.2
任意選択の(Optional)
実装しても,しなくてもよい機能を示す。実装する場合,その機能は規定どおりに実装しなければなら
ない。
――――― [JIS X 0614 pdf 10] ―――――
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JIS X 0614:2015の国際規格 ICS 分類一覧
JIS X 0614:2015の関連規格と引用規格一覧
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