JIS X 4181-3:2004 メタデータ登録簿(MDR)-第3部:登録簿メタモデル及び基本属性 | ページ 2

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X 4181-3 : 2004 (ISO/IEC 11179-3 : 2003)
1:Country codesが,この規格と一致している。
JIS X 4181-1:2002 データ要素の仕様 - 第1部 : データ要素の仕様に関する枠組み
備考 ISO/IEC 11179-1:1999, Information technology - Specification and standardization of data
elements - Part 1: Framework for the specification and standardization of data elementsが,この規
格と一致している。
JIS X 4181-2:2002 データ要素の仕様 - 第2部 : データ要素の分類
備考 ISO/IEC 11179-2:2000, Information technology - Specification and standardization of data
elements - Part2: Classification for data elementsが,この規格と一致している。
JIS Z 8202-0 量及び単位−第0部 : 一般原則備考 ISO 31-0, Quantities and units - Part 0: General
principlesが,この規格と一致している。
ISO 639-2:1998, Codes for the representation of the names of languages - Part 2: Alpha-3 code
ISO 1087-1:2000, Terminology work - Vocabulary - Part 1: Theory and application
ISO/IEC 2382-17:1999, Information technology - Vocabulary - Part 17: Databases
参考 JIS X 0017:1997は,ISO/IEC 2382-17:1996, Information technology - Vocabulary - Part 17:
Databasesと一致している。すなわち,JIS X 0017:1997は,ISO/IEC 2382-17:1999ではなく,
ISO/IEC 2382-17:1996と一致している。
ISO 5127:2001, Information and documentation - Vocabulary
ISO/IEC 6523-1:1998, Information technology - Structure for the identification of organization and
organization parts - Part 1: Identification of organization identification schemes
ISO/IEC 6523-2:1998, Information technology - Structure for the identification of organization and
organization parts - Part 2: Registration of organization identification schemes
ISO/IEC 11179-4, Information technology - Specification and standardization of data elements - Part 4:
Rules and guidelines for the formulation of data definitions
ISO/IEC 11179-5, Information technology - Specification and standardization of data elements - Part 5:
Naming and identification principles for data elements
ISO/IEC 11179-6, Information technology - Specification and standardization of data elements - Part 6:
Registration of data elements
ISO/IEC 11404:1996, Information technology - Programming languages, their environments and
systemsoftware interfaces - Language-independent datatypes
ISO 12620:1999, Computer applications in terminology - Data categories
ISO/IEC 19501-1:2002, Information technology - Unified Modeling Language (UML) - Part 1:
Specification

3. 定義

 この規格の目的のために,次の用語及び定義を適用する。
3.1は,登録簿メタモデルを規定するのに使用するメタモデル構成要素を定義する。
3.2は,3.1又は3.3のいずれにも含まれないで,この規格で使用する上位語及びその定義を記載する。
3.3は,メタモデルそれ自身によって規定されるメタデータオブジェクトを定義する。
3.13.3の用語のアルファベット順一覧は,附属書Aに示す。

3.1 メタモデル構成要素の定義

 この3.1では,4.の登録簿メタモデルを規定するのに使用するメタモデ
ル構成要素を定義する。

――――― [JIS X 4181-3 pdf 6] ―――――

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X 4181-3 : 2004 (ISO/IEC 11179-3 : 2003)
3.1.1 相互関係(association) <メタモデル>二つのクラス間における意味上の関連。
備考 相互関係は,関連の型とする。
(ISO/IEC 19501-1:2001の2.5.2.3を変更)
3.1.2 相互関係クラス(association class) <メタモデル>クラスでもある相互関係。
備考 クラスの集合を結合するだけでなく,その関連自身に属する特徴の集合を定義する。
(ISO/IEC 19501-1:2001の2.5.2.4を変更)
3.1.3 属性(attribute) <メタモデル>オブジェクト又は実体の性質。
3.1.4 クラス(class) <メタモデル>同じ属性,操作,メソッド,関連及び意味を共有するオブジェクト
の集合の記述。
(ISO/IEC 19501-1:2001の2.5.2.9)
3.1.5 合成属性(composite attribute) <メタモデル>データ型が非原子的である属性。
3.1.6 合成データ型(composite datatype) <メタモデル>クラスでもあるデータ型。
備考 合成データ型は,合成属性に対するデータ型として使用する。
3.1.7 はん(汎)化(generalization) <メタモデル>より一般的なクラス(親)と,より特化したクラス
(子)との間の関連。ここで,クラス(子)は,クラス(親)(すなわち,それはその全属性及び関連を
もつ。)と完全に一致し,付加的な情報を加えている。
備考 はん(汎)化は,関連の型とする。
(ISO/IEC 19501-1:2001の2.5.2.24を変更)
3.1.8 (メタデータ登録簿における)識別子 [identifier (in Metadata Registry) ] <メタモデル>特定の文脈
内で,その文字列で関連づけられるものを,一意に識別することができる文字列。
備考 名前は,言語学上,中立でないので識別子として使用すべきでない。
3.1.9 (登録簿メタモデルにおける)関連 [relationship (in registry metamodel) ] <メタモデル>モデル要素
間の関係。
備考 この規格では,関連は,相互関係又ははん(汎)化のいずれかとする。
(ISO/IEC 19501-1:2001の2.5.2.36)

3.2 この規格で使用する上位語

3.2.1  属性実現値(attribute instance) 属性の特定の実現値。
備考 属性の実現値とその属性の値とを区別するため,ISO 2382-17:1993の17.02.13を修正。
3.2.2 属性値(attribute value) 属性実現値と関連をもつ値。
備考 属性の実現値とその属性の値とを区別するため,ISO 2382-17:1993の17.02.13を修正。
3.2.3 基本属性(basic attribute) メタデータの仕様で共通に必要なメタデータ項目の属性。
3.2.4 結合(binding) 一つの枠組み又は仕様から他のものへの写像。
3.2.5 性質(characteristic) オブジェクト又はオブジェクトの集合がもつ特性の抽象化したもの。
備考 性質は,概念を記述するために使用する。
(ISO 1087-1の3.2.4)
3.2.6 共通属性(common attribute) メタデータ項目のすべての型に適用可能である基本属性。
3.2.7 (メタデータ登録簿の)共通機能 [common facility (of Metadata Registry) ] 登録簿の管理項目のす
べての型へ適用可能なメタデータ登録簿によって提供される機能。
備考 この規格のこの版で定義される共通機能は,次のとおりとする。
− 管理及び識別(4.8参照)

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X 4181-3 : 2004 (ISO/IEC 11179-3 : 2003)
− 名前付け及び定義(4.9参照)
− 分類(4.10参照)
3.2.8 概念データモデル(conceptual data model) 現実世界の抽象的な見方を表現するデータモデル。
3.2.9 条件付き(conditional) ある特定の条件の下で必要とされること。
備考1. メタデータ項目の属性に適用される三つの義務状態の一つで,その属性を必要とする条件を
示す。必す(須)(3.2.17)及び任意選択(3.2.28)も参照。
2. 義務状態は,“記録済み”又はより高位の登録状態をもつメタデータ項目に適用する。
3.2.10 データ(data) 情報の表現であって,伝達,解釈又は処理に適するように形式化され,再度情報
として解釈できるもの。
備考 データに対する処理は,人間が行ってもよいし,自動的手段で行ってもよい。
(JIS X 0001の01.01.02)
3.2.11 データモデル(data model) 特性,構造及び相互関係を規定するデータの図式的及び/又は文章
的な表現。
3.2.12 定義(definition) 関連した概念からそれを区別するのに役に立つ記述的文による概念の表現。
(ISO 1087-1の3.3.1)
備考 (管理項目の)定義(3.3.53)も参照。
3.2.13 指定(designation) それを表記する記号による概念の表現。(ISO 1087-1の3.4.1)
備考 (管理項目の)指定(3.3.61)及び名前(3.2.26)も参照。
3.2.14 実体(entity) 物の間の関連を含めて,存在するか,存在したか,又は存在するかもしれない任
意の具体的又は抽象的なもの。
例 人間,オブジェクト,事象,観念,処理など。
備考 実体についてのデータが入手可能かどうかにかかわらず実体は,存在することに注意する。
(ISO/IEC 2382-17の17.02.05)
3.2.15 拡張(extension) <JIS X 4181-3>この規格で定義しない特徴。
<登録簿メタモデル>この規格で定義しない,メタデータ登録簿の実装が提供するクラス,属性又は関連。
3.2.16 言語(language) 通常は語い(彙)及び規則からなる伝達のための記号体系。
(ISO 5127の1.1.2.01)
3.2.17 必す(須)(mandatory) 常に必要とされること。
備考1. メタデータ項目の属性に適用される三つの義務状態の一つで,その属性を必要とする条件を
示す。条件付き(3.2.9)及び任意選択(3.2.28)も参照。
2. 義務状態は,“記録済み”又はより高位の登録状態をもつメタデータ項目に適用する。
3.2.18 メタデータ(metadata) 他のデータを定義し記述するデータ。
3.2.19 メタデータ項目(metadata item) メタデータオブジェクトの実現値。
備考1. この規格群において,この用語は,この規格の4.のメタモデルで記述されるメタオブジェク
トの実現値にだけ適用する。例は,データ要素,データ要素概念,許可値などの実現値を含
む。
2. メタデータ項目は,実現値化するメタデータオブジェクトに適切な関連した属性をもつ。
3.2.20 メタデータオブジェクト(metadata object) メタモデルによって定義されるオブジェクト型。
備考 この規格群において,この用語は,この規格の4.のメタモデルで記述されるメタデータオブジ
ェクトにだけ適用する。例は,データ要素,データ要素概念,許可値などを含む。完全な表は,

――――― [JIS X 4181-3 pdf 8] ―――――

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X 4181-3 : 2004 (ISO/IEC 11179-3 : 2003)
3.3を参照。
3.2.21 メタデータ登録簿内容(metadata register) メタデータ登録簿によって保守される情報蓄積又はデ
ータベース。
3.2.22 メタデータ登録簿(Metadata Registry,MDR) メタデータを登録するための情報システム。
備考 関連した情報蓄積又はデータベースは,メタデータ登録簿として知られる。
3.2.23 メタデータ集合(metadata set) メタデータの収集。
3.2.24 メタモデル(metamodel) 一つ以上の他のデータモデルを規定するデータモデル。
3.2.25 メタモデル構成要素(metamodel construct) モデル化のための表記単位。
備考 この規格で使用するメタモデル構成要素は,3.1で定義する。
3.2.26 名前(name) 言語表現によるオブジェクトの指定。
備考 (管理項目の)名前(3.3.77)も参照。
3.2.27 オブジェクト(object) 認知できる又は考えられるすべてのもの。
備考 オブジェクトは,物質的なもの(例えば,エンジン,一枚の紙,ダイアモンド),非物質的なも
の(例えば,変換率,プロジェクト計画)又は想像上のもの(例えば,一角獣)であってもよ
い。
(ISO 1087-1の3.1.1を変更)
3.2.28 任意選択(optional) 許されるが必要とされないこと。
備考1. メタデータ項目の属性に適用される三つの義務状態の一つで,その属性を必要とする条件を
示す。条件付き(3.2.9)及び必す(須)(3.2.17)も参照。
2. 義務状態は,“記録済み”又はより高位の登録状態をもつメタデータ項目に適用する。
3.2.29 登録簿項目(registry item) メタデータ登録簿に記録されるメタデータ項目。
3.2.30 登録簿メタモデル(registry metamodel) メタデータ登録簿を指定するメタモデル。
3.2.31 関連メタモデル参照(related metadata reference) あるメタデータ項目から他への参照。
備考 登録機関は,関連メタモデル参照を記録するために,参照文書,管理記録,又は注釈を使用す
ることができる。
3.2.32 (メタデータの)幹事職 [stewardship (of metadata) ] 一つ以上の管理項目に適用できる管理レコー
ドを維持するための責務。
備考1. メタデータの登録の責務は,メタデータの幹事職の責務とは異なってもよい。
2. (管理項目の)幹事職(3.3.120)も参照。

3.3 メタモデルにおけるメタデータオブジェクトのアルファベット順一覧

 この3.3は,4.のメタデータ
モデルにおけるメタデータオブジェクトの名前である用語を定義する。各メタデータオブジェクトは,3.1
のメタモデル構成要素の一つ(すなわち,クラス,属性,合成属性,関連又は相互関係クラス)でモデル
化される。各メタモデルオブジェクトに適用できるメタモデル構成要素は,定義の後に示す。属性に対し
て,関連するクラスも示す。
この3.3は,モデルの英大文字使用規約に従う。すなわち,クラス,相互関係クラス及び合成データ型
の名前は,頭文字を英大文字で書き,属性又は関連の名前は,英小文字を用いる。
参考 頭文字を英大文字で書く用語に対する日本語の用語は,太字で表示する。
3.3.1 管理項目(Administered Item) 管理情報が管理レコードに記録されるための登録簿項目。
備考1. メタモデル構成要素 : クラス
2. この規格によって規定した管理項目の型は,4.7.2で規定する。

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X 4181-3 : 2004 (ISO/IEC 11179-3 : 2003)
3.3.2 管理項目分類(administered item classification) 管理項目が指定した分類体系に基づいて分類され
た場合の関連。
備考 メタモデル構成要素 : 関連
3.3.3 管理項目文脈(administered item context) 管理項目のための文脈を与える関連。
備考 メタモデル構成要素 : 関連
3.3.4 管理項目識別子(administered item identifier) 関連項目のための識別子。
備考 メタモデル構成要素 : 管理レコードの属性。
3.3.5 管理レコード(Administration Record) 管理項目のための管理情報の収集。
備考 メタモデル構成要素 : 合成データ型
3.3.6 管理記録(administrative note) 管理項目についての一般的な記録。
備考 メタモデル構成要素 : 管理レコードの属性
3.3.7 管理状態(administrative status) 登録要求を取り扱うための登録機関の管理処理における状態の
指定。
備考1. メタモデル構成要素 : 管理レコードの属性
2. “管理状態”の値及び関係する意味は,登録機関によって決定される。“登録状態”を参照。
3.3.8 変更記述(change description) 管理項目における,前の版からの変更点に関する記述。
備考 メタモデル構成要素 : 管理レコードの属性
3.3.9 分類体系(Classification Scheme) 共通にもつ性質に基づいてオブジェクトをグループに配置又は
分割するための記述情報。
例 源,合成,構造,応用,関数など。JIS X 4181-2を参照。
備考 メタモデル構成要素 : クラス
3.3.10 分類体系項目,CSI(Classification Scheme Item) 分類体系の内容の項目。
備考1. メタモデル構成要素 : クラス
2. これは分類学又はオントロジの節,シソーラスの用語などとしてもよい。
3.3.11 分類体系項目関連(Classification Scheme Item Relationship) 分類体系における項目間の関連。
備考 メタモデル構成要素 : 相互関係クラス
3.3.12 分類体系項目関連型記述(classification scheme item relationship type description) 分類体系項目と,
ある分類体系における一つ以上の他の分類体系項目との間における関連の型の記述。
備考 メタモデル構成要素 : 分類体系項目関連の属性
3.3.13 分類体系項目型名(classification scheme item type name) 分類体系項目の型の名前。
備考 メタモデル構成要素 : 分類体系項目の属性
3.3.14 分類体系項目値(classification scheme item value) 分類体系項目の実現値。
備考 メタモデル構成要素 : 分類体系項目の属性
3.3.15 分類体系所属(classification scheme membership) 項目をもった分類体系の関連。
備考 メタモデル構成要素 : 関連
3.3.16 分類体系型名(classification scheme type name) 分類体系の型の名前。
備考 メタモデル構成要素 : 分類体系の属性
3.3.17 概念(Concept) 性質の固有な組合せによってつくられる知識の単位。
備考 メタモデル構成要素 : クラス
(ISO 1087-1の3.2.1)

――――― [JIS X 4181-3 pdf 10] ―――――

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JIS X 4181-3:2004の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 11179-3:2003(IDT)

JIS X 4181-3:2004の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 4181-3:2004の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称
JISZ8202-0:2000
量及び単位―第0部:一般原則