JIS X 5708:1991 遠隔操作―第1部 モデル,記法及びサービス定義 | ページ 5

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X 5708-1991 (ISO/IEC 9072-1 : 1989)
合解放操作の誤り値はこれらのサービスプリミティブの利用者情報パラメタに対応付ける。これらのサー
ビスプリミティブの結果パラメタは,“肯定”とする。
11.2.2 RTSEサービスヘの対応付け 結合操作はRT-OPENサービスに,結合解放操作はRT-CLOSEサー
ビスに対応付ける。
11.2.2.1 結合操作の対応付け 結合操作は,RT-OPENサービスに対応付ける。
11.2.2.1.1 結合操作の起動 結合操作の起動は,RT-OPEN要求及びRT-OPEN指示のサービスプリミティ
ブに対応付ける。
結合操作の引数値は,これらのサービスプリミティブの利用者データパラメタに対応付ける。会話モー
ドパラメタ値は,“両方向交互”とする。
11.2.2.1.2 結合操作の応答 結合操作の応答は,RT-OPEN応答及びRT-OPEN確認のサービスプリミティ
ブに対応付ける。
結合操作が成功した場合,これらのサービスプリミティブの結果パラメタは,“受諾”とし,結合操作の
結果値はこれらのサービスプリミティブの利用者データパラメタに対応付ける。
結合操作が失敗した場合,これらのサービスプリミティブの結果パラメタは“拒否(永久)”とし,結合
操作の誤り値はこれらのサービスプリミティブの利用者データパラメタに対応付ける。
11.2.2.2 結合解放操作の対応付け 結合解放操作は,RT-CLOSEサービスに対応付ける。
11.2.2.2.1 結合解放操作の起動 結合解放操作の起動は,RT-CLOSE要求及びRT-CLOSE指示のサービス
プリミティブに対応付ける。
結合解放操作の引数値は,これらのサービスプリミティブの利用者データパラメタに対応付ける。サー
ビスプリミティブの理由パラメタ値は,“正常”とする。
11.2.2.2.2 結合解放操作の応答 結合解放操作の応答は,RT-CLOSE応答及びRT-CLOSE確認のサービス
プリミティブに対応付ける。
結合解放操作が成功した場合,これらのサービスプリミティブの理由パラメタ値は“正常”とし,結合
解放操作の結果値はこれらのサービスプリミティブの利用者データパラメタに対応付ける。
結合解放操作が失敗した場合,これらのサービスプリミティブの理由パラメタ値は“未完了”とし,結
合解放操作の誤り値はこれらのサービスプリミティブの利用者データパラメタに対応付ける。
11.2.3 ROSEサービスへの対応付け 操作は,ROSEサービスに対応付ける。
11.2.3.1 操作の起動 操作の起動は,RO-INVOKEサービスに対応付ける。
操作の値は,このサービスの操作値パラメタに対応付ける。OPERATIONマクロのARGUMENTの名前
付き型の値は,このサービスの引数パラメタに対応付ける。
11.2.3.2 操作の応答 操作が成功した場合,応答は,RO-RESULTサービスに対応付ける。OPERATION
マクロのRESULTの名前付き型の値は,サービスの結果パラメタに対応付ける。
操作が失敗した場合,応答は,RO-ERRORサービスに対応付ける。この場合,OPERATIONマクロの
ERRORSの誤り一覧中の一つを適用してもよい。適用した誤りの値は,このサービスの誤り値パラメタに
対応付ける。適用した誤りに対応するERRORマクロのPARAMETERの名前付き型の値は,このサービス
のパラメタの誤りパラメタに対応付ける。
12. 順序制御に関する情報 ここでは,遠隔操作間の相互動作及びACSEサービスとROSEサービスとの
相互動作について規定する。
12.1 遠隔操作の順序制御に関する情報

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X 5708-1991 (ISO/IEC 9072-1 : 1989)
12.1.1 結合操作
12.1.1.1 使用上の制限 結合操作は,確立された応用アソシエーション上では使用しない。結合操作が成
功すると,応用アソシエーションが確立する。
12.1.1.2 破壊される遠隔操作 結合操作は,どの遠隔操作も破壊しない。
12.1.1.3 破壊する遠隔操作 結合操作を破壊する遠隔操作はない。
12.1.1.4 衝突 両側のAE内の利用者要素が同時に互いに結合操作を起動した場合,衝突が発生する。こ
の場合,二つの独立した応用アソシエーションが確立する。
12.1.2 結合解放操作
12.1.2.1 使用上の制限 結合解放操作は,確立された応用アソシエーション上だけで使用する。結合操作
を起動した利用者要素だけが,この操作を使用する。操作クラスが1又は2の操作の応答待ち状態でない
場合にだけ,この操作を使用する。
結合解放操作が成功するか否かにかかわらず,応用アソシエーションを解放する。
12.1.2.2 破壊される遠隔操作 結合解放操作は,アソシエーションクラスが1で,かつ,操作クラスが1
又は2の場合,遠隔操作を破壊しない。
その他の場合には,結合解放操作は,操作を破壊することがある。操作クラスが35又はアソシエーシ
ョンクラスが23の場合の応用コンテキストは,破壊を受け入れるか又は破壊を回避する操作を提供する
かのいずれかとする。
12.1.2.3 破壊する遠隔操作 結合解放操作を破壊する遠隔操作はない。
12.1.2.4 衝突 アソシエーション起動側だけが応用アソシエーションを解放するため,衝突は発生しない。
12.1.3 操作
12.1.3.1 使用上の制限 確立された応用アソシエーション上だけで,操作を使用する。
12.1.3.2 破壊される遠隔操作 操作は,どの遠隔操作も破壊しない。
12.1.3.3 破壊する遠隔操作 結合解放操作は,操作を破壊することがある(12.1.2.2参照)。
12.1.3.4 衝突 操作の衝突は,発生しない。
12.1.4 順序制御に関する詳細情報 操作インタフェースでは,破壊するサービスは,認識できない。しか
し,サービスは,操作を破壊することがある(12.2参照)。
A-ABORT,A-P-ABORT,RT-U-ABORT及びRT-P-ABORTのサービスは,結合操作及び結合解放操作を
破壊する。
A-ABORT,A-P-ABORT,RT-U-ABORT,RT-P-ABORT,RO-REJECT-U及びRO-REJECT-Pのサービスは,
操作を破壊する。
結合解放操作が操作を破壊することがあるため,A-RELEASEサービスも,操作を破壊することがある。
12.2に示す破壊されるサービスでは,破壊される操作は,特に示さない。
すべての遠隔操作はサービスに対応付けることができ,破壊する遠隔操作(結合解放操作)はA−
RELEASEサービスによって表現できるため,破壊する遠隔操作(結合解放操作)は,12.2に示す破壊す
るサービスの中では特に示さない。
12.2 サービスの順序制御に関する情報
12.2.1 ACSEサービス ACSEサービスの順序制御に関する情報は,JIS X 5701によるほか,次のとおり
とする。

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X 5708-1991 (ISO/IEC 9072-1 : 1989)
12.2.1.1 破壊されるROSEサービス JIS X 5701に規定した破壊されるサービスに加え,A-ABORTサー
ビス及びA-P-ABORTサービスは,RO-REJECT-Pサービスを除くすべてのROSEサービスを破壊する。
A-RELEASEサービスは,RO-REJECT-Pサービスを除くすべてのROSEサービスを破壊することがある
(12.2.3.6参照)。
12.2.1.2 破壊するROSEサービス ACSEサービスを破壊するROSEサービスはない。
12.2.2 RTSEサービス RTSEサービスの順序制御に関する情報は,ISO 9066-1によるほか,次のとおり
とする。
12.2.2.1 破壊されるROSEサービス ISO 9066-1で規定した破壊されるサービスのほかに,RT-U-ABORT,
RT-P-ABORT及び否定的RT-TRANSFER確認のサービスは,RO-REJECT-Pサービスを除くすべてのROSE
サービスを破壊する。
12.2.2.2 破壊するROSEサービス RTSEサービスを破壊するROSEサービスはない。
12.2.3 ROSEサービス ここでは,ROSEサービス間の相互動作を規定する。ACSEサービスとの相互動
作は12.2.1で規定し,RTSEサービスとの相互動作は12.2.2で規定する。
12.2.3.1 RO-INVOKEサービス
12.2.3.1.1 サービスの型 RO-INVOKEサービスは,非確認型サービスとする。
12.2.3.1.2 使用上の制限 RO-INVOKEサービスは,確立された応用アソシエーション上だけで使用する。
12.2.3.1.3 破壊されるサービス RO-INVOKEサービスは,どのサービスも破壊しない
12.2.3.1.4 破壊するサービス RO-REJECT-Pサービスは,RO-INVOKEサービスを破壊する。
12.2.3.1.5 衝突 RO-INVOKEサービスの衝突は,発生しない。
12.2.3.2 RO-RESULTサービス
12.2.3.2.1 サービスの型 RO-RESULTサービスは,非確認型サービスとする。
12.2.3.2.2 使用上の制限 RO-RESULTサービスは,確立された応用アソシエーション上だけで使用し,
RO-INVOKEサービスに対する応答として使用する。
12.2.3.2.3 破壊されるサービス RO-RESULTサービスは,どのサービスも破壊しない
12.2.3.2.4 破壊するサービス RO-REJECT-Pサービスは,RO-RESULTサービスを破壊する。
12.2.3.2.5 衝突 RO-RESULTサービスの衝突は,発生しない。
12.2.3.3 RO-ERRORサービス
12.2.3.3.1 サービスの型 RO-ERRORサービスは,非確認型サービスとする。
12.2.3.3.2 使用上の制限 RO-ERRORサービスは,確立された応用アソシエーション上だけで使用し,
RO-INVOKEサービスに対する応答として使用する。
12.2.3.3.3 破壊されるサービス RO-ERRORサービスは,どのサービスも破壊しない。
12.2.3.3.4 破壊するサービス RO-REJECT-Pサービスは,RO-ERRORサービスを破壊する。
12.2.3.3.5 衝突 RO-ERRORサービスの衝突は,発生しない。
12.2.3.4 RO-REJECT-Uサービス
12.2.3.4.1 サービスの型 RO-REJECT-Uサービスは,非確認型サービスとする。
12.2.3.4.2 使用上の制限 RO-REJECT-Uサービスは,確立された応用アソシエーション上だけで使用し,
RO-INVOKE, RO-RESULT及びRO-ERRORのサービスに対する応答として使用する。
12.2.3.4.3 破壊されるサービス RO-REJECT-Uサービスは,どのサービスも破壊しない。
12.2.3.4.4 破壊するサービス RO-REJECT-Pサービスは,RO-REJECT-Uサービスを破壊する。
12.2.3.4.5 衝突 RO-REJECT-Uサービスの衝突は,発生しない。

――――― [JIS X 5708 pdf 23] ―――――

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X 5708-1991 (ISO/IEC 9072-1 : 1989)
12.2.3.5 RO-REJECT-Pサービス
12.2.3.5.1 サービスの型 RO-REJECT-Pサービスは,提供者起動型サービスとする。
12.2.3.5.2 使用上の制限 使用上の制限はない。
12.2.3.5.3 破壊されるサービス RO-REJECT-Pサービスは,他のすべてのROSEサービスを破壊する。
12.2.3.5.4 破壊するサービス RO-REJECT-Pサービスを破壊するサービスはない。
12.2.3.5.5 衝突 ACSEサービス又はRTSEサービスが応用アソシエーションを中断又は解放する場合,
実行中のRO-REJECT-Pサービスをサービス利用者に返送パラメタとともに通知するか否かは,実装上の
事項とする。
12.2.3.6 順序制御に関する追加情報 アソシエーションクラスが1で,かつ,操作クラスが1又は2の場
合,結合解放操作をA-RELEASEサービスへ対応付けて,結合解放操作の使用を制限(12.1.2.1参照)する
ことによって,ROSEサービスの破壊を防止できる。
アソシエーションクラスが23又は操作クラスが35の場合,A-RELEASEサービスは,ROSEサービ
スを破壊することがある。この場合,応用コンテキストの設計者は,この破壊を受け入れるか又は応用ア
ソシエーションの解放に備える手段(例えば,操作)を提供しなければならない。

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X 5708-1991 (ISO/IEC 9072-1 : 1989)
附属書A(規定) ASE及び応用コンテキストの仕様を規定する記法
この附属書は,ASE及び応用コンテキストの仕様を規定するRO記法を規定する。RO記法を使用して,
応用コンテキストの結合操作及び結合解放操作の仕様を記述できる。更に,RO記法は,幾つかのASE
(ROSE利用者ASE)の操作型及び誤り型を記述するためにも使用できる。
この附属書は,ASE及び応用コンテキストの仕様を規定する二つのマクロを定義する。これらのマクロ
の形式記述を附属書A図1に示す。
A.1 ASE この記法によって,ASEを一意に識別できる。
ASEがROSE利用者の場合,この記法は,ASEの特性に関する仕様も規定する。操作型及び誤り型を使
って,ROSE利用者ASEの操作インタフェース及びプロトコルが記述できる。
ASEが使用するプロトコルは,次のいずれかとする。
(a) 対称
(b) 非対称
ASEが使用するプロトコルが対称の場合,両側のASE利用者は,同一の操作型を起動できる。
ASEが使用するプロトコルが非対称の場合,一方のASE利用者(この附属書では,供給側と呼ぶ。)が,
情報処理機能を提供し,これを同位ASE利用者(この附属書では,消費側と呼ぶ。)が使用する。この場
合,操作型は,次のいずれか又は両方とする。
(a) 消費側が起動する。
(b) 供給側が起動する。
参考 “供給側”及び“消費側”という用語は,多くの場合感覚的に割り当てる。例えば,通常,フ
ァイルシステムを供給側,その利用者を消費側と考えることができる。しかし,厳密には,こ
の用語の割当ての基準は,明確でない。
ASEが連結操作を使用する場合,操作型を子操作として起動する。子操作の起動者は,連結された親操
作の実行者とする。子操作としてだけ起動する操作型は,ASEの記述に含めてはならない。これは,親操
作の型記述の操作一覧に記述する。
操作が報告する誤り型は,ASEの記述には含めない。これは,操作の型記述の誤り一覧に記述する。
ROSE利用者ASEの形式記述は,子操作としてだけ起動する操作以外の操作及びこの操作の起動が許さ
れる利用者要素を規定する。
A.1.1 ASEの記述 APPLICATION-SERVICE-ELEMENTマクロ(附属書A図1参照)が規定する形式記述
を使用すると,ASEが記述できる。
APPLICATION-SERVICE-ELEMENTマクロの型記法によって,ASEが記述できる。
APPLICATION-SERVICE-ELEMENTマクロの値記法によって,ASEの一意の識別子が記述できる。
ASE型の記法は,キーワードAPPLICATION-SERVICE-ELEMENT及び任意選択でその後に続く操作
の記述とする。
ASEが使用するプロトコルが対称な場合,キーワードOPERATIONS及び操作の参照名を記述する。
ASEが使用するプロトコルが非対称な場合,キーワードCONSUMER INVOKES及び消費側が起動する
操作の参照名並びに/又はキーワードSUPPLIER INVOKES及び供給側が起動する操作の参照名を記述

――――― [JIS X 5708 pdf 25] ―――――

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JIS X 5708:1991の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 9072-1:1989(IDT)

JIS X 5708:1991の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 5708:1991の関連規格と引用規格一覧