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X 6141-1993 (ISO/IEC 11319 : 1993)
附属書D(参考) 輸送条件
D.1 環境条件 カートリッジの輸送の場合は,次の環境条件とすることが望ましい。
温度 : −40℃45℃
相対湿度 : 5%80%
湿球温度 : 26℃以下
カートリッジの内部及び表面は,結露してはならない。
D.2 危険 カートリッジの輸送には,次の3種類の危険がある。
D.2.1 衝撃及び振動 輸送中のカートリッジへの損傷を最小限にするために,次の対策をとることが望ま
しい。
a) カートリッジを変形させるおそれのある機械的な荷重を加えてはならない。
b) カートリッジは,1mを超える高さから落下させてはならない。
c) カートリッジは,十分な衝撃吸収材がある堅い箱の中に収容する。
d) カートリッジの収容箱は,内部が清浄で,かつ,じんあい(塵埃)や水の浸入防止が十分可能な構造
とする。
e) カートリッジの収容方向は,カートリッジの収容箱内でテープリールの中心軸を水平にする。
f) カートリッジの収容箱は,正しい位置方向(天地)に置くように明確な表示をする。
D.2.2 温度及び湿度の極端な変化 温度及び湿度の極端な変化は,いかなる場合でも可能な限り回避する。
輸送されたカートリッジは,必ず使用環境条件に最低24時間放置する。
D.2.3 誘導磁界の影響 カートリッジとカートリッジの収容箱の最外壁との距離は,外部磁界の影響によ
る信号破壊の危険性を最小限にするため80mm以上とする。
――――― [JIS X 6141 pdf 56] ―――――
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X 6141-1993 (ISO/IEC 11319 : 1993)
附属書E(参考) 不良テープ
テープ装置又は他のテープの性能を低下させるテープを不良テープとよぶ。テープの特性には,テープ
装置の性能を低下させる次のものがある。このような不良テープを使用するとき,テープ装置の性能が低
下し,かつ,誤りが多く発生するので不良テープは,使用しない方がよい。
E.1 不良特性 テープの不良特性を,次に示す。
a) 高い研磨性
b) テープ走行部に対する高い摩擦力
c) テープエッジの不良な状態
d) テープ又はテープ走行部への帯電
e) テープの層間の滑り
f) テープの裏面への記録表面塗膜の移転
g) テープのスティッキング又は他のテープの特性を低下させるようなテープ組成物の浸み出し
JIS磁気テープ原案作成委員会 構成表
(敬称略,順不同)
氏名 所属
(委員長) 大 石 完 一 パルステック工業株式会社
(幹事) 多羅尾 悌 三 富士通株式会社
(幹事) 富 田 正 典 日本電信工業株式会社
(委員) 徳 永 賢 次 住友スリーエム株式会社
横 山 克 哉 日本ビクター株式会社
平 川 卓 富士写真フイルム株式会社
竹 内 正 株式会社トリム・アソシエイツ
今 井 伸 二 日本電気株式会社
中川原 一 彦 ティアック株式会社
新 井 清 日本システムハウス株式会社
安 藤 晴 夫 日立マクセル株式会社
三 瓶 徹 株式会社日立製作所
堀 川 憲 一 ソニー株式会社
三 宅 信 弘 通商産業省
栗 原 史 郎 工業技術院標準部
丸 川 章 工業技術院標準部
(事務局) 東 條 喜 義 社団法人日本電子工業振興協会
JIS X 6141:1993の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO/IEC 11319:1993(IDT)
JIS X 6141:1993の国際規格 ICS 分類一覧
- 35 : 情報技術.事務機械 > 35.220 : データ蓄積装備 > 35.220.23 : 磁気テープ用カセット及びカートリッジ