JIS X 6323-3:2011 識別カード―非接触(外部端子なし)ICカード―近傍型―第3部:衝突防止及び伝送プロトコル | ページ 6

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
フラグ Stay quiet
SOF UID CRC16 EOF
バイト コマンド
8ビット 8ビット 64ビット 16ビット
図13−StayQuietコマンドの形式
要求パラメタ :
UID[必す(須)]
Stay quietコマンドは,常にアドレス確定モードで実行される[Selectflag (=0) と設定し,Addressflag
(=1) と設定する]。

10.4 任意選択コマンド

10.4.1 Read Single Block(単一ブロック読取りコマンド)
コマンドコード=“20”
Read Single Blockコマンド(図14参照)を受信すると,VICCは,要求したブロックを読み出し,読み
出した内容を応答に付けて返す。
Optionflag (=1) と設定されている場合,VICCは,ブロックセキュリティ状態に続いてブロック値を返
さなければならない。
Optionflag (=0) と設定されている場合,VICCは,ブロック値だけを返さなければならない。
フラグ Read Single Block
SOF UID ブロック番号 CRC16 EOF
バイト コマンド
8ビット 8ビット 64ビット 8ビット 16ビット
図14−Read Single Blockコマンドの形式
要求パラメタ :
UID(任意選択),
ブロック番号
フラグ
SOF エラーコード CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 16ビット
図15−Errorflag (=1) と設定されている場合のRead Single Block応答
フラグ データ
SOF ブロックセキュリティ状態 CRC16 EOF
バイト (ブロック値)
ブロック長の
8ビット 8ビット 16ビット
ビット数
図16−Errorflag (=0) と設定されている場合のRead Single Block応答
応答パラメタ :

――――― [JIS X 6323-3 pdf 26] ―――――

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図15参照)
エラーがなかった場合(図16参照),
Optionflag (=1) のとき,Errorflag (=0),ブロックセキュリティ状態及びブロックデータ
Optionflag (=0) のとき,Errorflag (=0) 及びブロックデータ
10.4.2 Write Single Block(単一ブロック書込みコマンド)
コマンドコード=“21”
Write Single Blockコマンド(図17参照)を受信すると,VICCは,コマンドに含まれるデータを要求し
たブロックに書き込み,応答において処理が完了したことを報告しなければならない。
Optionflag (=0) と設定されている場合,VICCは,書込み動作を開始し,時間TW後に,書込み動作が
完了し,VCD要求のEOFの立上がりを検出してから遅くとも20 msまでに,応答を返さなければならな
い。
TW=[{t1nom [4 352/fc (320.9 照]+4 096/fc (302 数}]±32/fc
Optionflag (=1) と設定されている場合,VICCは,VCDからのEOFの受信を待たなければならず,そ
の受信を待って応答しなければならない。
フラグ Write Single Block ブロック
SOF UID データ CRC16 EOF
バイト コマンド 番号
ブロック長の
8ビット 8ビット 64ビット 8ビット 16ビット
ビット数
図17−Write Single Blockコマンドの形式
要求パラメタ :
UID(任意選択)
ブロック番号
データ
フラグ
SOF エラーコード CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 16ビット
図18−Errorflag (=1) と設定されている場合のWrite Single Block応答
フラグ
SOF CRC16 EOF
バイト
8ビット 16ビット
図19−Errorflag (=0) と設定されている場合のWrite Single Block応答
応答パラメタ :
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図18参照)
エラーがなかった場合,Errorflag (=0)(図19参照)
10.4.3 Lock block(ブロック施錠コマンド)

――――― [JIS X 6323-3 pdf 27] ―――――

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
コマンドコード=“22”
Lock blockコマンド(図20参照)を受信すると,VICCは,要求されたブロックを永久に施錠しなけれ
ばならない。
Optionflag (=0) と設定されている場合,VICCは,時間TW後に,施錠動作が完了し,VCD要求のEOF
の立上がりを検出してから遅くとも20 msまでに,応答を返さなければならない。
TW=[{t1nom [4 352/fc (320.9 照]+4 096/fc (302 数}]±32/fc
Optionflag (=1) と設定されている場合,VICCは,VCDからのEOFの受信を待たなければならず,そ
の受信を待って応答しなければならない。
フラグ
SOF Lock block UID ブロック番号 CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 64ビット 8ビット 16ビット
図20−Lock blockコマンドの形式
要求パラメタ :
UID(任意選択)
ブロック番号
フラグ
SOF エラーコード CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 16ビット
図21−Errorflag (=1) と設定されている場合のLock block応答
フラグ
SOF CRC16 EOF
バイト
8ビット 16ビット
図22−Errorflag (=0) と設定されている場合のLock block応答
応答パラメタ :
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図21参照)
エラーがなかった場合,Errorflag (=0)(図22参照)
10.4.4 Read Multiple Block(複数ブロック読取りコマンド)
コマンドコード=“23”
Read Multiple Blockコマンド(図23参照)を受信すると,VICCは,要求したブロックを読み出し,読
み出した値を応答に付けて返す。
Optionflag (=1) と設定されている場合,VICCは,ブロック順に,ブロックセキュリティ状態に続いて
ブロック値を返さなければならない。
Optionflag (=0) と設定されている場合,VICCは,ブロック値だけを返さなければならない。
ブロックは,“00”“FF”(0255)の番号が付けられる。
コマンドの中のブロック数は,VICCが応答しなければならないブロック数よりも一つ少ない。

――――― [JIS X 6323-3 pdf 28] ―――――

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
例えば,“ブロック数”フィールドに“06”の値があると,7個のブロックを読み出す。“00”の場合,
単一のブロックを読み出す。
フラグ Read Multiple 最初の
SOF UID ブロック数 CRC16 EOF
バイト Block ブロック番号
8ビット 8ビット 64ビット 8ビット 8ビット 16ビット
図23−Read Multiple Blockコマンドの形式
要求パラメタ :
UID(任意選択)
最初のブロック番号
ブロック数
フラグ
SOF エラーコード CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 16ビット
図24−Errorflag (=1) と設定されている場合のRead Multiple Block応答
フラグ ブロックセキュリティ
SOF データ CRC16 EOF
バイト 状態
8ビット 8ビット ブロック長のビット数 16ビット
必要な回数繰り返す。
図25−Errorflag (=0) と設定されている場合のRead Multiple Block応答
応答パラメタ :
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図24参照)
エラーがなかった場合,VICCの応答は次のように繰り返す(図25参照)。
Optionflag (=1) と設定されているとき,
Errorflag (=0),ブロックセキュリティ状態N及びブロック値N,
ブロックセキュリティ状態N+1及びブロック値N+1,
以下同様に···
Nは,最初に要求された(そして返される)ブロック値
Optionflag (=0) と設定されているとき,
Errorflag (=0),ブロック値N,
ブロック値N+1,
以下同様に···
10.4.5 Write Multiple Block(複数ブロック書込みコマンド)
コマンドコード=“24”
Write Multiple Blockコマンド(図26参照)を受信すると,VICCは,コマンドに含まれるデータを要求
したブロックに書き込み,応答において処理が完了したことを報告しなければならない。

――――― [JIS X 6323-3 pdf 29] ―――――

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X 6323-3 : 2011 (ISO/IEC 15693-3 : 2009)
Optionflag (=0) と設定されている場合,VICCは,書込み動作を開始し,時間TW後に,書込み動作が
完了し,VCD要求のEOFの立上がりを検出してから遅くとも20 msまでに,応答を返さなければならな
い。
TW=[{t1nom [4 352/fc (320.9 照]+4 096/fc (302 数}]±32/fc
Optionflag (=1) と設定されている場合,VICCは,VCDからのEOFの受信を待たなければならず,そ
の受信を待って応答しなければならない。
ブロックは,“00”“FF”(0255)の番号が付けられる。
コマンドの中のブロック数は,VICCが応答しなければならないブロック数よりも一つ少ない。
例えば,“ブロック数”フィールドに“06”の値があると,7個のブロックを書き込む。“00”の場合,1
個のブロックを書き込む。データフィールドには1個のブロックの内容が含まれなければならない。
Write 最初の
フラグ ブロック
SOF Multiple UID ブロック データ CRC16 EOF
バイト 数
Block 番号
ブロック長の
8ビット 8ビット 64ビット 8ビット 8ビット 16ビット
ビット数
必要な回数
繰り返す。
図26−Write Multiple Blockの形式
要求パラメタ :
UID(任意選択)
最初のブロック番号
ブロック数
ブロックデータ(図26に示すように繰り返す。)
フラグ
SOF エラーコード CRC16 EOF
バイト
8ビット 8ビット 16ビット
図27−Errorflag (=1) と設定されている場合のWrite Multiple Block応答
フラグ
SOF CRC16 EOF
バイト
8ビット 16ビット
図28−Errorflag (=0) と設定されている場合のWrite Multiple Block応答
応答パラメタ :
エラーがあった場合,Errorflag (=1)(表6参照)及びエラーコード(図27参照)
エラーがなかった場合,Errorflag (=0)(図28参照)
10.4.6 Select(選択コマンド)

――――― [JIS X 6323-3 pdf 30] ―――――

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JIS X 6323-3:2011の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO/IEC 15693-3:2009(IDT)

JIS X 6323-3:2011の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 6323-3:2011の関連規格と引用規格一覧