JIS X 7011-1:1999 行政,商業及び輸送のための電子データ交換(EDIFACT)―業務レベル構文規則―第1部:共通構文規則及び共通構文用ディレクトリ | ページ 2

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X 7011-1 : 1999 (ISO 9735-1 : 1998)
ト/オクテット数としては数えない。

7. 構文構造

 この章で定義するのは論理的な構文構造である。それらの使用の際に適用される規則は8.
で定義される。
7.1 交換構造 交換単位は構文文字指定又は交換見出しで始まり,交換見出しで識別され,交換後書き
で終わり,少なくとも一つのグループ,一つのメッセージ,又は一つのパッケージを含んでいる。交換単
位の中には,一つ以上のグループ又はメッセージ,及び/又はパッケージを含み,各々はその見出しで識
別され,後書きで終了する。交換単位又はグループ内のメッセージには,一つ以上のメッセージ種別のも
のが含まれてもよい。
交換単位は下記だけを含んでいる。
− メッセージ,又は
− パッケージ,又は
− メッセージ及びパッケージ,又は
− メッセージを含んでいるグループ,又は
− パッケージを含んでいるグループ,又は
− メッセージ及びパッケージを含んでいるグループ
7.2 グループ構造 グループは条件付き構造で,交換見出しと交換後書きの間に位置し,一つ以上のメ
ッセージ及び/又はパッケージを含む。
グループはグループ見出しで始まり,かつ識別され,グループ後書きで終わり,少なくとも一つのメッ
セージ又はパッケージを含んでいなければならない。
7.3 メッセージ構造 メッセージは決められた順序のセグメントを含んでいる(附属書E参照)。セグメ
ントはセグメントグループにまとめることができる。各々のセグメントの位置,状態,及び最大繰返し回
数はメッセージ仕様に記述される。
セグメントはメッセージ仕様の中で,必す又は条件付きのどちらかの状態でなければならない。
メッセージ仕様は,受取ったメッセージ内の各々のセグメントを,明確に識別できるようにしなければ
ならない。識別はセグメントタグ(又は,セグメントタグに,UGH/UGTセグメント内のセグメント誤認
識防止セグメントグループ識別を加えたもの。)及び転送されたメッセージ内におけるセグメントの位置に
基づいて行えば可能となる。識別はセグメントの状態又は最大繰返し回数には依存しない。
メッセージはメッセージ見出しで始まり,かつ識別され,メッセージ後書きで終わり,少なくとも一つ
のセグメントを含んでいなければならない。
7.4 セグメントグループ構造 セグメントグループは,決められた順序のセグメントの集合すなわち,
トリガセグメント及び少なくとも一つ以上のセグメント又はセグメントグループを含んでいる。トリガセ
グメントは,セグメントグループ内の最初のセグメントであり,必すの状態をもつ,最大繰返し回数は1
回である。メッセージ構造における各々のセグメントグループの位置,状態,及び最大繰返し回数は,メ
ッセージ仕様に記述される。
セグメントグループは,一つ以上の従属セグメントグループを含んでもよい。あるセグメントグループ
が他のセグメントグループの中に含まれ,直接従属する場合,このセグメントグループを子といい,他方
を親という。
セグメントグループは,メッセージ仕様の中で必す又は条件付きのどちらかの状態でなければならない。

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7.5 セグメント構造 セグメントは,決められた順序の独立データ要素及び/又は複合データ要素の集
合を含んでいる。それらの各要素は,セグメント仕様に記述されていれば,繰返しが可能である。セグメ
ント構造における各々の独立又は複合データ要素の位置,状態,最大繰返し回数はセグメント仕様に記述
されなければならない。セグメントは,ある特定のセグメント仕様を関連付ける,セグメントタグにより
始まり,識別される。セグメントは,セグメントタグに加えて,少なくとも一つのデータ要素を含んでい
る。
データ要素は,セグメント仕様の中で必す又は条件付きのどちらかの状態でなければならない。
7.6 セグメントタグ構造 セグメントタグは単純データ要素である。
文字Uで始まるセグメントタグ(例 : UNB, UIH)は,構文用セグメントとして予約されている。
7.7 複合データ要素構造 複合データ要素は,決められた順序の二つ以上の部品データ要素の集合から
成っている。
複合データ要素構造における各々の部品データ要素の位置及び状態は,複合データ要素仕様に記述され
なければならない。
任意の部品データ要素は,複合データ要素仕様の中で,必す又は条件付きのどちらかの状態でなければ
ならない。
7.8 単純データ要素構造 単純データ要素は,単一のデータ要素値をもっている。単純データ要素は,
独立データ要素又は部品データ要素として使用される。独立データ要素は,複合データ要素外のセグメン
ト内で現れる。部品データ要素は,複合データ要素内で現れる。
各単純データ要素のデータ値表現は,データ要素仕様に記述されなければならない。
7.9 パッケージ構造 パッケージは,オブジェクト見出しによって開始,識別され,オブジェクト後書
きによって終了し,一つのオブジェクトを含んでいなければならない。

8. メッセージ内の構成要素の認識と省略方法

 この章の規則は,転送用のメッセージを作成する場合に
適用しなければならない。これらの規則に基づき,セグメントグループ,セグメント,データ要素,及び
データ要素値内の文字が,ある環境においては認識されました,他の環境においては省略されなければな
らない。
8.1 認識の定義 単純データ要素は,そのデータ要素値内に最低1文字あれば認識される。
複合データ要素は,その部品データ要素が最低一つあれば認識される。
セグメントは,セグメントタグがあれば認識される。
セグメントグループは,そのトリガセグメントがあれば認識される。
8.2 セグメントグループの認識方法 他のセグメントグループに属さない,必すのセグメントグループ
が現れなければならない。
親セグメントグループがあれば,必すの子セグメントグループが現れなければならない。
繰返しがあって,しかも必すの状態が指定されているときの必す要件を満たすには,必すの状態のセグ
メントグループが,ただ一つ現れればよい。
8.3 セグメントグループの省略方法 セグメントグループを省略する場合,含まれるすべてのセグメン
ト及びセグメントグループは,状態に関係なく省略しなければならない。
8.4 セグメントの認識方法 セグメントは,メッセージ仕様で規定した順序どおり記述しなければなら
ない。
セグメントは,セグメント終了記号で終了しなければならない。

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セグメントグループに属さない,必すセグメントが存在しなければならない。
セグメントグループが現れた場合,セグメントグループ内に必すセグメントが現れなければならない。
繰返し可能で,必すのセグメントが,必す要件を満たすためには,必す状態のセグメントが,ただ一つ
現れればよい。
例としてABCというセグメントタグを使った場合,条件付きデータ要素だけしかもたない必すのセグ
メントは,転送時にデータがない場合ABC(はセグメント終了記号である)を転送する。
8.5 セグメントの省略方法 セグメントタグしか存在しない条件付きセグメントは,セグメント全体を
省略しなければならない。
8.6 データ要素の認識方法 データ要素は,セグメント仕様で規定した順序どおり記述しなければなら
ない。
セグメント内で,隣接する非繰返しデータ要素は,データ要素分離記号で区切らなければならない。
セグメント内で,隣接するデータ要素が同じ繰返しのデータ要素ならば,繰返し分離記号で区切らなけ
ればならない。
複合データ要素内の,隣接する部品データ要素は,部品データ要素分離記号で区切らなければならない。
もし,必すの独立データ要素をもつセグメントが現れた場合,その中にその必すのデータ要素が現れな
ければならない。
もし,必すの複合データ要素をもつセグメントが現れた場合,その中にその必すの複合データ要素が現
れなければならない。
もし,必すの部品データ要素をもつ複合データエレメントが現れた場合,その中にその必すの部品デー
タ要素が現れなければならない。
繰返しデータ要素が必すの要件を満たすには,必すの状態のデータ要素がただ一つ現れればよい。
8.7 データ要素の省略方法 以下の章の図で, Tag は,セグメントタグを表し, DE は,複合デー
タ要素又は独立データ要素を表し, CB は,部品データを表す。省略時構文文字を使用する。
8.7.1 複合データ要素と独立データ要素の省略方法 非綾返し複合データ要素又は独立データ要素を省
略した後に,そのセグメント内で他の複合データ要素又は独立データ要素が続く場合,省略したデータ要
素の位置は,省略したデータ要素に続くべきデータ要素分離記号を,あるべき位置に残すことで示す。こ
の規則は,繰返しデータ要素のすべての繰返しが省略される場合にも適用される。
図1. セグメント内の非繰返しデータ要素の省略方法
セグメント末尾の,一つ以上の非繰返し複合データ要素又は独立データ要素を省略する場合,それに続
くデータ要素分離記号も省略しなければならない。

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図2. セグメント末尾の非繰返しデータ要素の省略方法
8.7.2 複合データ要素の省略方法 部品データ要素を省略した後に,他の部品データ要素が続く場合,省
略した要素の位置は,省略したデータ要素に続くべき部品データ要素分離記号を,あるべき位置に残すこ
とで示す。
図3. 複合データ要素内での部品データ要素の省略方法
セグメント末尾の,一つ以上の部品データ要素を省略する場合,それに続く部品データ要素分離記号も
省略しなければならない。
図4. 複合データ要素の末尾での部品データ要素の省略方法
8.7.3 繰返しデータ要素の繰返しの省略方法 繰返しデータ要素の,データ要素の位置は,例えばデータ
並びを転送するときなどに意味をもつ。
繰返しデータ要素の,省略したデータ要素の後に,同じ繰返しデータ要素の他のデータ要素が続く場合,
省略した繰返しデータ要素のデータ要素の位置は,省略したデータ要素に続く,繰返しデータ要素分離記
号を,あるべき位置に残すことで示す。
図5. 繰返しデータ要素中でのデータ要素の省略方法
セグメント末尾の,一つ以上の部品データ要素を省略する場合,それに続く部品データ要素分離記号も

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省略しなければならない。
図6. 繰返しデータ要素の末尾のデータ要素の省略方法

9. データ要素内の文字の省略

 可変長データ要素の中では,意味のある文字を記述するのに対し,意味
のない文字は省略する。すなわち転送時に省略する。
9.1 意味のない文字 可変長数字データ要素の中では,前ゼロは省略しなければならない。ただし小数
点直前のゼロは許される。可変長の和欧文字及び和欧文字数字データ要素では,最後に続く間隔文字は省
略しなければならない。
9.2 意味のあるゼロ 意味のあるゼロは省略してはならない。ゼロが一文字の場合,例えば温度又は税
率を示す場合意味をもつ。小数点の後に続くゼロも精度を示すために意味をもつ。
9.3 意味のある間隔文字 意味のある間隔文字は省略してはならない。前にある間隔文字や途中に埋め
込んである間隔文字は意味をもつ。間隔文字だけのデータ要素値は許されない。

10. 数値データ要素値の表現

 この標準の目的として,以下に続く例外を除き,数値データ要素値の表現
は,ISO 6093(3けたごとの分離信号は含まない。)で規定している表現のいずれかに該当しなければなら
ない。
− JIS X 0201で規定する符号化は,必要としない。
− 間隔文字と正符号は,許さない。
− 数字データ要素の長さは,負符号 (−),小数点記号(.及び,),指数記号(E及びe)及び指数を
含まない。
− 小数点記号を転送する場合,小数点記号の後に少なくとも1けたの数字が必要。
ピルオド又はコンマが単一の数値の小数点を表すために使用可能である。
小数点の使用例 :
許される例(ピリオド) : 2及び2.00及び0.5及び.5
許されない例(ピリオド) : 1. 及び0. 及び.
許される例(コンマ) : 2及び2.00及び0.5及び,5
許されない例(コンマ) : 1, 及び0, 及び,

11. 依存性注釈

11.1 概要 依存関係を示すために,メッセージ及びセグメント又は複合データ要素仕様において,必要
に応じ依存性注釈を利用する。
依存性注釈では,二つ以上の要素(ここでの要素は,セグメントグループ,セグメント,複合データ要
素,独立データ要素又は部品データ要素のことである。)について明細が定義されている。いずれの要素も

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JIS X 7011-1:1999の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 9735-1:1998(IDT)

JIS X 7011-1:1999の国際規格 ICS 分類一覧

JIS X 7011-1:1999の関連規格と引用規格一覧

規格番号
規格名称