JIS Z 7151:2000 固定発生源排出物質―ガスの流れるダクト中での粒子状物質の濃度及び質量流量測定―手分析的重量法

JIS Z 7151:2000 規格概要

この規格 Z7151は、ダクト,煙突,排気管など閉鎖空間を流れるガス流中の粒子状物質の濃度と質量流量を測定するための手分析重量法について規定。濃度範囲0.005~10g/m*2の測定に適用。

JISZ7151 規格全文情報

規格番号
JIS Z7151 
規格名称
固定発生源排出物質―ガスの流れるダクト中での粒子状物質の濃度及び質量流量測定―手分析的重量法
規格名称英語訳
Stationary source emissions -- Determination of concentration and mass flow rate of particulate material in gas-carrying ducts -- Manual gravimetric method
制定年月日
2000年2月20日
最新改正日
2015年10月20日
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対応国際規格

ISO

ISO 9096:1992(IDT)
国際規格分類

ICS

13.040.40
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-02-20 制定日, 2005-06-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS Z 7151:2000 PDF [36]
Z 7151 : 2000 (ISO 9096 : 1992)

まえがき

  この規格は,工業標準化法に基づいて,日本工業標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日
本工業規格である。
今回の制定では,国際規格との整合を図った。
JIS Z 7151には,次に示す附属書がある。
附属書A(規定) 測定精度上の影響因子
附属書B(規定) 円形と長方形ダクト中の試料採取点位置を決定するための方法と規則
附属書C(規定) ピトー管の使用と注意
附属書D(規定) ピトー管の校正
附属書E(規定) ダクトの直径の7倍の直管ダクトの必要条件に適しない試料採取位置に関する推
奨事項
附属書F(規定) ダクト内の粒子質量流量を測定するための代替法
附属書G(参考) 参考文献

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS Z 7151 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 7151 : 2000
(ISO 9096 : 1992)

固定発生源排出物質−ガスの流れるダクト中での粒子状物質の濃度及び質量流量測定−手分析的重量法

Stationary source emissions−Determination of concentration andmass flow rate of particulate material in gas-carrying ducts−Manual gravimetric method

序文 この規格は,1992年に第1版として発行されたISO 9096, Stationary source emissions−Determination of
concentration and mass flow rate of particulate material in gas-carrying ducts−Manual gravimetric methodを翻訳
し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
注意−安全確保のための予防措置
一般的事項
試料採取は,現場の状況に応じてさまざまな危険を伴う。管理者・測定実務者・行政担当官などの関係
者は,あらかじめ予期される危険性について十分に考慮しておく。もし,危険性を取り除くことができな
い場合,試料採取を行う以前に,条例,法規制又は国際的規制との関連で適切な安全措置を講じる必要が
ある。
現場で予想される危険性と危険を抑制する手段として,以下のことが考えられる。
あらゆる場合にも,プラントの管理者や運転者は,試料採取が行われていることを十分意識しておく。
測定者に対する危険性
a) 容易に近づくことができない高所での作業−危険の回避手段,手すり及び足場,ベースボード(9.5
を参照),警報システムなどが必要。遠隔場所の連絡を考えて遠距離通信器が必要。測定者は一人で作
業を行わない。
b) 作業場及びプラントの至る所からの有毒,腐食,高温のガス若しくはダスト−現場の状況を考えたモ
ニタリング及び警報システム,個人防御装備などが必要。
c) 電気装置や静電気による電気的危険性−防御装置及び接地などが必要。
d) プラント及び機器からのノイズ及び熱−防御手段が必要。
e) 重量物及び大型装置の取り扱い−測定場所を考えたリフトが必要。
他の人に対する危険性
a) 作業場からの落下物−警告サイン及びバリケードなどが必要。
b) つまずきの原因となるケーブルなどの資材の存在−警告サインなどが必要。
プラントに対する危険性

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Z 7151 : 2000 (ISO 9096 : 1992)
a) 可燃性ガスの着火−スパークを起こさない装置などが必要。
b) 測定ダクト中への装置の落下−採取器ヘッドなどとくに注意を払い,脱落しないようにする。
1. 適用範囲
この規格は,ダクト,煙突,排気管などの閉鎖空間を流れるガス流中の粒子状物質の濃度と質量流量を
測定するための手分析重量法について規定したもので,濃度範囲0.00510g/m3の測定に適用する。
0.050g/m3以下の濃度では誤差は±10%以上になる(12.及び14.を参照)。
この方法は,主として固定発生源から排出される粒子状物質を測定するための基準となる方法で,自動
計測器の校正にも使用する。この方法は,ダクト内のガス流ができるだけ安定した状況で適用する。換気
及び空調システム,室内空気又はミスト同伴ガスには適さない。
この規格は,測定装置の設計・機能,試料採取位置選定の条件も規定している。条件が満たされない場
合には,測定した粒子濃度及び質量流量には大きな誤差が含まれる(14.を参照)。
備考 この規格の対応国際規格を次に示す。
ISO 9096 : 1992 Stationary source emissions−Determination of concentration and mass flow rate of
particulate material in gas-carrying ducts−Manual gravimetric method
2. 引用規格
次の規格は,この国際規格条項を構成する条項を含む。この印刷時において,指摘された版は有効であ
った。全規格は,必要な場合に改訂される。本国際規格に基づいた同意事項に賛同する関係各機関は,次
に示す規格の最新版を採用する可能性を検討することが望ましい。
ISO 3966 : 1977, 閉鎖管内の流体の測定−ピトー静圧管を用いた速度測定
3. 定義
3.1 測定孔 : 試料採取線端のダクトに開けた孔で。ここから試料採取管を挿入する[図1と試料採取線
(3.15) を参照]。

――――― [JIS Z 7151 pdf 3] ―――――

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Z 7151 : 2000 (ISO 9096 : 1992)
図1 円形ダクトに関する定義図

――――― [JIS Z 7151 pdf 4] ―――――

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Z 7151 : 2000 (ISO 9096 : 1992)
3.2 実ガス状態 : 試料採取点での温度と圧力。
3.3 移動採取方法 : 各試料採取点に試料採取装置を移動しながら,決められた時間内での試料採取。
3.4 ダクト,排気管,煙突,スタック : ガスを輸送するための閉鎖された構造物。
3.5 有効圧力 : 試料採取点の圧力と同じ高さの大気中の圧力との差。
3.6 ガス : ダクト内を流れる粒子状物質とガス状物質との混合物。
4 測定断面積
3.7 動水直径 : 測定断面の周囲の長さ
3.8 各点採取方法 : 各試料採取点から別々に試料採取する方法。
3.9 等速吸引試料採取 : 試料採取点のガス速度と吸引ノズル内に入るガス速度を等しくして試料採取を
行う方法(図2を参照)。
図2 等速吸引
3.10 粒子濃度 : ガスの温度と圧力における単位体積当たりの粒子質量。
3.11 粒子質量流量 : 単位時間当たりガス流中に含まれる粒子質量。
3.12 粒子,粒子状物質 : 連続するガス相中に分散された様々な形状,構造,密度の固体粒子。
3.13 代表ガス試料 : 測定断面において平均粒子濃度が得られる試料ガス。
3.14 測定断面 : 試料採取位置においてダクトの中心線に垂直な平面(図1を参照)。
3.15 試料採取線 : ダクト内の試料採取点が置かれる測定断面上の仮想線(図1を参照)。
3.16 試料採取点 : 試料採取線上で試料採取を行う位置。
3.17 試料採取位置 : 試料採取を行うために適したダクトの位置。
3.18 作業現場 : 試料採取を行う作業場。
3.19 標準状態 : 標準の温度と圧力で,273.15K, 101.325kPa。
4. 記号とそれらの単位,下付き記号と指数
4.1 記号とそれらの単位
表1による。

――――― [JIS Z 7151 pdf 5] ―――――

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