JIS Z 8311:1998 製図―製図用紙のサイズ及び図面の様式 | ページ 2

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Z 8311 : 1998 (ISO 5457 : 1980)
画面からの図面の復元を容易にするために,分割するこま(駒)の数は,分割画面に十分な重なりを生じ
るように選ぶのがよい。図面番号は各分割画面に現れるようにし,必要に応じて,分割画面の番号をその
後に続ける。
8. 方向マーク 製図板上の製図用紙の向きを示すために,2個の方向マークを設けてもよい。
方向マークには矢印を用い(図7参照),製図用紙の一つの長辺側に1個,一つの短辺側に1個,をそれ
ぞれの中心マークに一致させて,輪郭線を横切って置くのがよい。方向マークの一つが,常に製図者を指
すようにする(図811参照)。
図6 中心マーク 図7 方向マーク
図8 X形用紙 図9 X形用紙
図10 Y形用紙 図11 Y形用紙
9. 比較目盛 すべての図面上に,長さが最小100mmで,10mm間隔に目盛をした,数字の記載がない比
較目盛を設けることが望ましい(図12参照)。
比較目盛は,輪郭内で輪郭線に近く,なるべく中心マークに対称に,幅は最大5mmにして配置する。
また,目盛の線は,太さが最小0.5mmの直線とする。
二つ以上の分割画面でマイクロフィルム撮影すると考えられる図面では,各分割画面に比較目盛を配置
する(7.参照)。

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図12 比較目盛
10. 格子参照方式 詳細図示の部分,追記,修正などの,図面上の場所を容易に示すために,すべてのサ
イズの図面に格子参照方式を設けることが望ましい。
分割の数は,偶数とし,図面の複雑さに応じて選ぶのがよい。格子を形成する長方形の各辺の長さは,
25mm75mmにするのがよい。
格子参照方式の線は,太さが最小0.5mmの実線とする。
格子の長方形は,用紙の一つの辺に沿ってローマ字の大文字,他の辺に沿って数字を用いて参照するの
がよい。記入する文字・数字の順番は,表題欄の反対側の隅から始まるようにし,対辺にも同じ記入をす
る。
文字及び数字は,輪郭の中に,裁断された用紙の縁から最小5mmあけて輪郭線の近くに,JIS Z 8313-1
に規定する直立体のローマ字・数字で記入する(図13参照)。
文字記入の区域の数がアルファベットの数を超える場合には,超えた部分の参照文字は二重文字とする
のがよい(AA, BB, CCなど)。
図13 格子参照方式
11. 裁断マーク 複写図の裁断に便利なように,裁断された用紙の4隅の輪郭内に裁断マークを付けても
よい。
裁断マークは,2辺の長さが約10mmの直角二等辺三角形にしてもよい(図14参照)。
しかし,多くの自動裁断機では三角形では不都合が生じるかもしれないので,その場合には,マークは,
太さ2mmの2本の短い直線にするのがよい(図15参照)。

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図14 裁断マーク 図15 裁断マーク(代わりの方法)
12. 印刷された製図用紙 印刷された製図用紙には,すべての場合に次の事項が示されているのがよい。
− 表題欄
− 図を描く領域を限定する輪郭線
− 中心マーク
次の事項は,任意である。
− 方向マーク
− 比較目盛
− 格子参照方式
− 裁断マーク
製図用紙は,透明,半透明,不透明のいずれでもよいが,表面はつや消しされたものが望ましい。
印刷は,表面又は裏面(透明又は半透明の用紙)のいずれでもよい。

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Z 8311 : 1998 (ISO 5457 : 1980)
附属書(参考) 図面の折り方
この附属書(参考)は,本体に関連する事柄を補足するもので,規定の一部ではない。
1. 適用範囲 この附属書は,JIS P 0138に規定するA0A3の大きさの複写した図面及び関連文書(以
下,複写図という。)を,A4の大きさに折りたたむときの標準的な折り方について示す。
長手方向に延長した図面(本体の3.2及び3.3参照)についても,この折り方に準じる。
備考 この附属書に対応する国際規格はない。
2. 折り方の種類・呼び方
2.1 折り方の種類 折り方の種類は,次に示す3種類とする。
a) 基本折り 複写図を,一般的に折りたたむ方法で,その大きさは,A4の大きさとする(附属書付図1
参照)。
b) ファイル折り 複写図を,とじ代を設けて折りたたむ方法で,その大きさは,A4の大きさとする(附
属書付図2参照)。
c) 図面袋折り 複写図を,主にとじ穴のあるA4の袋の大きさに入るように折りたたむ方法で,その大
きさは,A4の大きさ(幅はA4の幅−40mm)とする(附属書付図3参照)。
2.2 折り方の呼び方 折り方の呼び方は,“JIS”の文字,折り方の種類及び用紙のサイズの呼び方を用
いて表す。
例 この附属書に従って,基本折りで,A0の用紙の場合の呼び方
3. 折りたたみの寸法許容差 最終的に折りたたんだときの寸法許容差は,附属書図1による。
附属書図1 折りたたみの寸法許容差

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4. とじ穴 とじ穴は,附属書図2に示す3種類とする。
備考 とじ穴の寸法は,JIS Z 8303(帳票の設計基準)の10.2(とじ穴)(1)を参照。
附属書図2 とじ穴の寸法
5. 注意書項 注意事項を,次に示す。
a) 図面の表題欄は,すべての折り方について,最上面の右下に位置して読めるようにしなければならな
い。
b) 折りの手順は,特に定めない。
c) 基本折りに,とじ代の部分(みみ)を付け加える場合には,とじ代の部分の幅を含み,最大230mm×
297mm(A4の幅+20mm)とする。
備考 原図は,折りたたまないのが普通である。原図を巻いて保管する場合には,その内径は40mm
以上にするのがよい。

――――― [JIS Z 8311 pdf 10] ―――――

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JIS Z 8311:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 5457:1980(IDT)

JIS Z 8311:1998の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8311:1998の関連規格と引用規格一覧