JIS Z 8313-5:2000 製図―文字―第5部:CAD用文字,数字及び記号

JIS Z 8313-5:2000 規格概要

この規格 Z8313-5は、製品技術情報(特に,図面)に用いられるCADD(Computer-aided design and draughting)用レタリングのための一般事項について規定。

JISZ8313-5 規格全文情報

規格番号
JIS Z8313-5 
規格名称
製図―文字―第5部 : CAD用文字,数字及び記号
規格名称英語訳
Technical product documentation -- Lettering -- Part 5:CAD lettering of the Latin alphabet, numerals and marks
制定年月日
2000年12月20日
最新改正日
2015年10月20日
JIS 閲覧
‐ 
対応国際規格

ISO

国際規格分類

ICS

主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2000-12-20 制定日, 2006-02-20 確認日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS Z 8313-5:2000 PDF [69]
Z 8313-5 : 2000

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,社団法人日本設計工学会 (JSDE) /財団法
人日本規格協会 (JSA) から工業標準原案を具して,日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業
標準調査会の審議を経て,通商産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
JIS Z 8313-5には,次に示す附属書がある。
附属書1(規定) CAD用平仮名,片仮名及び漢字
附属書2(参考) JISと対応する国際規格との対比表
JIS Z 8313の規格群には,次に示す部編成がある。
第0部 通則
第1部 ローマ字,数字及び記号
第2部 ギリシャ文字
第5部 CAD用文字,数字及び記号
第10部 平仮名,片仮名及び漢字

(pdf 一覧ページ番号 )

――――― [JIS Z 8313-5 pdf 1] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8313-5 : 2000

製図−文字−第5部 : CAD用文字,数字及び記号

Technical product documentation−Lettering− Part 5 : CAD lettering of the Latin alphabet, numerals and marks

序文 この規格は,1997年に発行されたISO 3098-5,Technical product documentation−Lettering−Part 5 :
CAD lettering of the Latin alphabet, numerals and marksを基に作成した日本工業規格(日本産業規格)であるが,我が国特有の
平仮名,片仮名及び漢字について,附属書1に規定した。
なお,この規格中で点線の下線を施してある箇所は,対応国際規格にはない事項である。
1. 適用範囲 この規格は,製品技術情報(特に,図面)に用いられるCADD (Computer-aided design and
draughting) 用レタリングのための一般事項について規定する。
この規格には,数値制御によるレタリング及び描画技術を利用したCAD用レタリングのアプリケーシ
ョンのためのルールのほかに,基本原則が含まれる。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 3098-5 : 1997 Technical product documentation−Lettering−Part 5 : CAD lettering of the Latin
alphabet, numerals and marks [MOD]
2. 引用規格 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで発行年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構成
するものであって,その後の改訂版・追補には適用しない。発効年を付記していない引用規格は,その最
新版を適用する。
JIS Z 8313-0 製図−文字−第0部 : 通則
備考 ISO/FDIS 3098-0 : 1997 Technical product documentation−Lettering−Part 0 : General
requirementsが,この規格と一致している。
JIS Z 8313-10 製図−文字−第10部 : 平仮名,片仮名及び漢字
ISO/TR 10623 : 1991 Technical product documentation−Requirements for computer-aided design and
draughting−Vocabulary
3. 定義 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8313-0及びISO/TR 10623によるほか,次による。

――――― [JIS Z 8313-5 pdf 2] ―――――

2
Z 8313-5 : 2000
3.1 比例形式配置 (proportional spacing arrangement) 文字の幅に比例し,文字間隔で並べられた図形文字
の配置。
3.2 表形式配置 (tabular spacing arrangement) 文字の幅に関係なく,決められた位置に一定の間隔で並べ
られた図形文字の配置。
4. 一般事項 CAD用文字に要求される一般事項は,JIS Z 8313-0による。
5. CAD用文字の必要事項
5.1 CAD用文字の書体は,次による。
直立体 (V) の書体CB : 図1(標準)参照
斜体 (S) の書体CB :
直立体 (V) の書体CA : 図2参照
斜体 (S) の書体CA :
CAD用文字の寸法は,表1による。
備考 書体CAの文字の幅及び線の太さは,書体CBに対し(JIS Z 8313-0のA形書体に近くなるよ
うに)係数21を用いて狭めてもよい。
参考 文字に用いる線分の端部の丸みは描き方の一つの例であって,任意の形でよい。
図1 図2

――――― [JIS Z 8313-5 pdf 3] ―――――

                                                                                              3
Z 8313-5 : 2000
表1 CB及びCA形書体の大きさ
区分 比率 寸法 mm
文字の高さ(1) h (10/10) 1.8 2.5 3.5 5 7 10 14 20
小文字の高さ(x−ハイト) c1 (7/10) 1.26 1.75 2.5 3.5 5 7 10 14
小文字の尾部 c2
(3/10) 0.54 0.75 1.05 1.5 2.1 3 4.2 6
小文字の柄部 c3
ダイヤクリティカルマークの領域 f (4/10) 0.72 1.0 1.4 2 2.8 4 5.6 8
文字の幅 k − 8.及び表36参照
文字の線の中央線の高さ h1 (9/10) 1.62 2.25 3.15 4.5 6.3 9 12.6 18
固定 (T) 1 (11/10) 1.98 2.75 3.85 5.5 7.7 11 15.4 22
文字枠の幅(2)
可変 (P) 3 (2/10) +k 8.及び表36参照
ベースラインの最小ピッチ(3) b1
(19/10) 3.42 4.75 6.65 9.5 13.3 19 26.6 38
文字枠の高さ b5
文字枠の側面と 固定 (T) 2 (a1−k) /2 8.及び表36参照
文字とのすき間 可変 (P) 4
文字枠の上下面と文字とのすき間 b4 (1/10) 0.18 0.2 0.35 0.5 0.7 1 1.4 2
CB形書体 d
文字の線の太さ(4)
CA形書体 d1 (1/14) 0.13 0.18 0.25 0.35 0.5 0.7 1 1.4
単語間のすき間 可変 (P)(5) 1 (6/10) 1.08 1.5 2.1 3 4.2 6 8.4 12
固定 (T) 2 (11/10) 1.98 2.75 3.85 5.5 7.7 11 15.4 22
文字枠間のすき間 a5 ≧0 −
注(1) IS Z 8313-0の表1及び表2参照。
(2) コンマ (,) 及びピリオド[小数点(.)]の文字の幅は,見栄えがよくなるように,文字枠の幅をa1の約
半分 (5/10) 程度[k=(3/10) 程度]にするとよい。
(3) 2, b3は,JIS Z 8313-0の表1及び表2参照。
(4)文字の線の太さは,ボールペンなどのように,厳守することが難しい場合には,明りょうで見栄えがよければ十
分とする。
(5) 単語間のすき間は,JIS Z 8313-0の表1及び表2参照。
表2 配置用の制御点の指示
水平方向
方向
左 中央 右
頂部 1 4 7
垂直方向 中央 2 5 8
底部 3 6 9
5.2 文字配置の形式は,次による。
表形式配置 (T) : 図3参照
比例形式配置 (P) : 図4参照
5.3 図形文字集合のいかなる文字も,文字枠内に作成する。文字を構成する要素は,格子システムによ
って位置が決まる。図形文字集合の文字は,次の事項を満たさなければならない。
a) 寸法(図5及び図6参照),形及び位置
b) 文字配置の形式(図3及び図4参照)
c) 文字枠内の位置決め点(図7参照)

――――― [JIS Z 8313-5 pdf 4] ―――――

4
Z 8313-5 : 2000
図3 図4
参考 対応国際規格のe2の指示に誤りがある
ので,訂正してある。
図5
図6
6. 配置 各文字,字句の各行及び幾つかの行からなる字句の領域は,配置用の制御点1点をもたなけれ
ばならない。
配置用の制御点の指示及び位置は,表2,図7及び図8のように与える。
数値が小数点付きで表される場合の配置は,小数点記号(6)を入れる。一例を図9に示す。
注(6) EC/ISO Directives, Part 3 : 1989の4.7.1を参照。
参考 対応国際規格では,小数点記号は“,”となっているが,この規格では“.”とした。
一つの領域の中の幾つかの行からなる字句は,左寄せ配置,中央配置又は右寄せ配置のいずれかに設定
する(図10参照)。このような一つの領域の字句を配置する制御点の位置の例を図11に示す。

――――― [JIS Z 8313-5 pdf 5] ―――――

次のページ PDF 6

JIS Z 8312:1999の国際規格 ICS 分類一覧