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JIS Z 8503-1:2002 規格概要
この規格 Z8503-1は、コントロールセンターの新設,拡張,改造及び技術的改善の設計に適用する人間工学的原則,推奨事項及び要求事項について規定。典型的には,プロセス工業,交通及び物流の管制システム,及び人員配備サービスなどのあらゆるコントロールセンターに適用。
JISZ8503-1 規格全文情報
- 規格番号
- JIS Z8503-1
- 規格名称
- 人間工学―コントロールセンターの設計―第1部 : コントロールセンターの設計原則
- 規格名称英語訳
- Ergonomic design of control centres -- Part 1:Principles for the design of control centres
- 制定年月日
- 2002年1月20日
- 最新改正日
- 2016年10月20日
- JIS 閲覧
- ‐
- 対応国際規格
ISO
- ISO 11064-1:2001(IDT)
- 国際規格分類
ICS
- 13.180
- 主務大臣
- 経済産業
- JISハンドブック
- ‐
- 改訂:履歴
- 2002-01-20 制定日, 2007-05-20 確認日, 2011-10-20 確認日, 2016-10-20 確認
- ページ
- JIS Z 8503-1:2002 PDF [30]
Z 8503-1 : 2002 (ISO 11064-1 : 2000)
まえがき
この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本人間工学会 (JES) /財団法人日本規格
協会 (JSA) から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会
の審議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 11064-1 : 2000,Ergonomic design of
control centres−Part 1 : Principles for the design of control centresを基礎として用いた。
JIS Z 8503-1には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考) システムの例
附属書B(参考) 箇条6.で明確化すべき基本的要求事項と制約条件
JIS Z 8503の規格群には,“人間工学−コントロールセンターの設計”の主題部の下に,次に示す部編成
がある。
JIS Z 8503-1 第1部 : コントロールセンターの設計原則
JIS Z 8503-2 第2部 : コントロールスウィートの基本配置計画の原則(予定)
JIS Z 8503-3 第3部 : コントロールルームの配置計画
JIS Z 8503-4 第4部 : ワークステーションの配置及び寸法(予定)
JIS Z 8503-5 第5部 : 表示器及び制御機器(予定)
JIS Z 8503-6 第6部 : コントロールルームの作業環境(予定)
JIS Z 8503-7 第7部 : コントロールセンターの評価の原則(予定)
JIS Z 8503-8 第8部 : 特定用途に対する要求事項(予定)
参考 JIS Z 8503“人間工学−精神的作業負荷に関する原則−設計の原則”は,この規格群とは独立
の単独の規格である。
(pdf 一覧ページ番号 )
――――― [JIS Z 8503-1 pdf 1] ―――――
Z 8503-1 : 2002 (ISO 11064-1 : 2000)
pdf 目次
ページ
- 序文・・・・[1]
- 1. 適用範囲・・・・[2]
- 2. 引用規格・・・・[2]
- 3. 定義・・・・[2]
- 4. 人間工学的設計の原則・・・・[3]
- 4.1 全般・・・・[3]
- 4.2 原則1 : 人間中心設計を採り入れよ・・・・[3]
- 4.3 原則2 : 設計活動に人間工学を組み入れよ・・・・[4]
- 4.4 原則3 : フィードバックの繰返しで設計の完成度を高めよ・・・・[4]
- 4.5 原則4 : 状況分析をせよ・・・・[5]
- 4.6 原則5 : タスク分析をせよ・・・・[5]
- 4.7 原則6 : エラートレラントなシステムを設計せよ・・・・[6]
- 4.8 原則7 : 必ずユーザーを参画させよ・・・・[6]
- 4.9 原則8 : 職際的な設計チームを作れ・・・・[6]
- 4.10 原則9 : 人間工学的設計の根拠を文書化せよ・・・・[6]
- 5. 人間工学的設計手順・・・・[6]
- 6. フェイズA : 明確化・・・・[8]
- 6.1 全般・・・・[8]
- 6.2 ステップ1 : 到達目標と背景の要求事項の明確化・・・・[9]
- 7. フェイズB : 分析と定義・・・・[10]
- 7.1 全般・・・・[10]
- 7.2 ステップ2 : システム性能の定義(機能の分析と記述)・・・・[11]
- 7.3 ステップ3 : 人間と機械への機能配分・・・・[11]
- 7.4 ステップ4 : タスクの定義・・・・[13]
- 7.5 ステップ5 : 職務設計と作業組織の編成・・・・[14]
- 7.6 ステップ6 : 得られた結果の検証と妥当性確認・・・・[15]
- 8. フェイズC : 概念設計・・・・[16]
- 8.1 全般・・・・[16]
- 8.2 ステップ7 : コントロールセンターの概念設計・・・・[16]
- 8.3 ステップ8 : 概念設計のレビューと承認・・・・[17]
- 9. フェイズD : 詳細設計・・・・[18]
- 9.1 全般・・・・[18]
- 9.2 ステップ9A : コントロールスウィートの配置計画・・・・[18]
- 9.3 ステップ9B : コントロールルームの配置計画・・・・[19]
- 9.4 ステップ9C : ワークステーションの配置及び寸法・・・・[20]
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――――― [JIS Z 8503-1 pdf 2] ―――――
Z 8503-1 : 2002 (ISO 11064-1 : 2000)
pdf 目次
ページ
- 9.5 ステップ9D : 表示器及び制御機器の設計・・・・[20]
- 9.6 ステップ9E : 作業環境設計・・・・[20]
- 9.7 ステップ9F : 運営・管理システムの設計・・・・[21]
- 9.8 ステップ10 : 詳細設計の検証と妥当性確認・・・・[21]
- 10. フェイズE : 運用フィードバック・・・・[21]
- 10.1 全般・・・・[21]
- 10.2 ステップ11 : 運用実績の収集・・・・[22]
- 附属書A(参考) システムの例・・・・[23]
- 附属書B(参考) 箇条6.で明確化すべき基本的要求事項と制約条件・・・・[24]
- 参考文献・・・・[26]
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――――― [JIS Z 8503-1 pdf 3] ―――――
日本工業規格(日本産業規格) JIS
Z 8503-1 : 2002
(ISO 11064-1 : 2000)
人間工学−コントロールセンターの設計−第1部 : コントロールセンターの設計原則
Ergonomic design of control centres− Part 1 : Principles for the design of control centres
序文
この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 11064-1,Ergonomic design of control centres−Part
1 : Principles for the design of control centresを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく作
成した日本工業規格(日本産業規格)である。
なお,この規格で点線の下線を施してある“参考”は,原国際規格にはない事項である。
ユーザーとシステムのインターフェイス及び関連する運用環境の設計に当たって,より安全で,より信頼
でき,かつ,効率的なオペレーションをとの要請に駆られて,情報処理技術における革新が,オートメー
ションの採用と集中監視制御の増大をもたらしてきた。オペレータは,こうした技術の発展に逆らわず,
これら複雑に自動化されたシステムを監視し統括するというぎりぎりの役割を果たしてきた。自動化が進
んだ結果,機器の故障や人的被害が発生している。
オペレータの仕事は,しばしば極めて過酷なものとなる。コントロールルームでのオペレータの不適切な
アクション−見落し,誤操作,タイミング遅れ,手順の誤りなどによってひき起こされる結果は,悲惨な
ものとなることがある。この規格は,こうしたことから,ヒューマンエラーを絶滅又は最小にするという
観点から,コントロールセンターの設計と評価に,人間工学やヒューマンファクターの要求事項と推奨事
項を適用するための包括的な枠組みを周知させるために作成された。この規格は,コントロールセンター
設計プロジェクトの設計思想と設計手順,物理的な設計,最終的な評価についての推奨事項,要求事項及
び手引きを含む。
ある特定のコントロールセンターを設計するプロジェクトは,往々にして,もっと大きなシステムを設計
するプロジェクトの一部である。コントロールセンターの設計は,このより広いシステムにちりばめられ
た目的や最終到達目標と独立に展開しないほうがよい。したがって,一見又は従来の見方からすれば人間
工学的設計プロジェクトの範囲外と思われるような問題にも関連付けて,コントロールルームの設計の人
間工学的側面をよく見ることが必要である。こうしたことは,ケースバイケースで判断するのがよく,既
定の方法で解決できるものではない。
この規格は,コントロールセンター設計プロジェクトの設計思想と設計手順,物理的な設計及び最終的な
評価についての推奨事項及び要求事項を含む。この規格は,ワークステーションとオーバービューディス
プレイなどコントロールルームプロジェクトの一要素にも,またプロジェクト全体の総合計画や企画にも
適用できる。この規格群の他の部は,コントロールセンターの特定の要素に関連するより詳細な要求事項
を扱っている。
――――― [JIS Z 8503-1 pdf 4] ―――――
2
Z 8503-1 : 2002 (ISO 11064-1 : 2000)
1. 適用範囲
この規格は,コントロールセンターの新設,拡張,改造及び技術的改善の設計に適用する
人間工学的原則,推奨事項及び要求事項について規定する。
この規格は,典型的には,プロセス工業,交通及び物流の管制システム,及び人員配備サービスなどの
あらゆるコントロールセンターに適用する(附属書A参照)。
この規格は,主として定置のコントロールセンターを想定しているが,多くの原則は,船舶や航空機な
どの移動体上のコントロールセンターにも適用してもよい。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11064-1 : 2000, Ergonomic design of control centres−Part 1 : Principles for the design of control
centres (IDT)
2. 引用規格
次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格のうちで,発効年を付記してあるものは,記載の年の版だけがこの規格の規定を構
成するものであって,その後の改正版・追補には適用しない。発行年を付記していない引用規格は,その
最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8503-3 : 1999 人間工学−コントロールセンターの設計−第3部 : コントロールルームの配置計
画
備考 ISO/FDIS 11064-3 : 1998, Ergonomic design of control centres−Part 3 : Control room layoutがこ
の規格と一致している。
ISO 6385 Ergonomic principles in the design of work systems.
3. 定義
この規格で用いられる主な用語の定義は,次による。
機能的に関連し,すべて同一のサイト内にある,コントロー
a) コントロールセンター (control centre)
ルルーム,コントロールスウィート及びローカルコントロールステーションの複合体。
b) コントロールルーム (control room)集中化された制御,監視,管理業務を行うために,オペレータ
が常駐する中核的機能の総体,及びそれに関連する物理的構造。
コントロールルームと機能的に関連し,位置的にも密接し
c) コントロールスウィート (control suite)
た部屋の総体。コントロールルームそれ自体,及びコントロールルームを支援するための事務室,機
器室,休憩室,訓練室などを含む。
d) 設計仕様書 (design specification) コントロールセンターについての詳細記述。これには,その全体
としての機能要求事項を満たしてコントロールセンターの開発,調達及び建設を可能にする,室内の
配置,機器,ワークステーション上の表示器,制御器などに関する記述を含む。
人間と機械への機能の配分。
e) 機能配分 (function allocation)
f) 機能分析 (functional analysis)システムの運用目標を達成するために,人間と機械のそれぞれを満足
させる要求を明確にする分析。
機能分析の結果に基づく仕様。これには,その目的,機能,そ
g) 機能仕様書 (functional specification)
こに含まれる人間と機械の支援,外部との関連,物理的及び環境的な属性などの面からコントロール
センターに含めるべきものを示す。
h) 人間中心設計 (human-centred design approach) 使いやすいシステムにすること,及び稼動システムの
――――― [JIS Z 8503-1 pdf 5] ―――――
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JIS Z 8503-1:2002の引用国際規格 ISO 一覧
- ISO 11064-1:2001(IDT)
JIS Z 8503-1:2002の国際規格 ICS 分類一覧
- 13 : 環境.健康予防.安全 > 13.180 : 人間工学
JIS Z 8503-1:2002の関連規格と引用規格一覧
- 規格番号
- 規格名称