JIS Z 8503-2:2006 人間工学―コントロールセンターの設計―第2部:コントロールスウィートの基本配置計画の原則

JIS Z 8503-2:2006 規格概要

この規格 Z8503-2は、コントロールセンターの人間工学的設計の原則,特にコントロールスウィートの部屋及びスペースのいろいろな配置計画について規定。

JISZ8503-2 規格全文情報

規格番号
JIS Z8503-2 
規格名称
人間工学―コントロールセンターの設計―第2部 : コントロールスウィートの基本配置計画の原則
規格名称英語訳
Ergonomic design of control centres -- Part 2:Principles for the arrangement of control suites
制定年月日
2006年5月20日
最新改正日
2015年10月20日
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‐ 
対応国際規格

ISO

ISO 11064-2:2000(IDT)
国際規格分類

ICS

13.180
主務大臣
経済産業
JISハンドブック
‐ 
改訂:履歴
2006-05-20 制定日, 2010-10-01 確認日, 2015-10-20 確認
ページ
JIS Z 8503-2:2006 PDF [15]
                                                                Z 8503-2 : 2006 (ISO 11064-2 : 2000)

まえがき

  この規格は,工業標準化法第12条第1項の規定に基づき,日本人間工学会(JES)/財団法人日本規格協
会(JSA)から,工業標準原案を具して日本工業規格(日本産業規格)を制定すべきとの申出があり,日本工業標準調査会の審
議を経て,経済産業大臣が制定した日本工業規格(日本産業規格)である。
制定に当たっては,日本工業規格(日本産業規格)と国際規格との対比,国際規格に一致した日本工業規格(日本産業規格)の作成及び日
本工業規格を基礎にした国際規格原案の提案を容易にするために,ISO 11064-2:2000,Ergonomic design of
control centres−Part 2: Principles for the arrangement of control suitesを基礎として用いた。
この規格の一部が,技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の
実用新案登録出願に抵触する可能性があることに注意を喚起する。経済産業大臣及び日本工業標準調査会
は,このような技術的性質をもつ特許権,出願公開後の特許出願,実用新案権,又は出願公開後の実用新
案登録出願にかかわる確認について,責任をもたない。
JIS Z 8503-2には,次に示す附属書がある。
附属書A(参考)特定の部屋及び区域に関する詳細留意点
JIS Z 8503の規格群には,次に示す部編成がある。
JIS Z 8503-1 第1部 : コントロールセンターの設計原則
JIS Z 8503-2 第2部 : コントロールスウィートの基本配置計画の原則
JIS Z 8503-3 第3部 : コントロールルームの配置計画
JIS Z 8503-4 第4部 : ワークステーションの配置及び寸法
備考 JIS Z 8503“人間工学−精神的作業負荷に関する原則−設計の原則”は,この規格群とは独立
の単独の規格である。

(pdf 一覧ページ番号 1)

――――― [JIS Z 8503-2 pdf 1] ―――――

Z 8503-2 : 2006 (ISO 11064-2 : 2000)

pdf 目 次

ページ

  •  序文・・・・[1]
  •  1. 適用範囲・・・・[1]
  •  2. 引用規格・・・・[2]
  •  3. 定義・・・・[2]
  •  4. コントロールスウィートの配置計画の設計手順・・・・[2]
  •  4.1 手法全般・・・・[2]
  •  4.2 コントロールスウィート設計のステップ・・・・[3]
  •  4.3 コントロールスウィートレイアウトの始点・・・・[5]
  •  4.4 コントロールスウィートの場所・・・・[6]
  •  4.5 コントロールスウィート内のタスク領域の概観・・・・[6]
  •  4.6 コントロールスウィートレイアウトの設計・・・・[7]
  •  5. 人間工学的留意点・・・・[7]
  •  5.1 コミュニケーション・・・・[7]
  •  5.2 通行及び通行路・・・・[7]
  •  5.3 出入口・・・・[8]
  •  5.4 環境条件・・・・[8]
  •  5.5 清掃・・・・[8]
  •  5.6 保守・・・・[8]
  •  5.7 来訪者・・・・[8]
  •  5.8 支援情報・・・・[8]
  •  6. コントロールスウィートレイアウトの検証及び妥当性確認・・・・[9]
  •  附属書A(参考)特定の部屋及び区域に関する詳細留意点・・・・[10]

(pdf 一覧ページ番号 2)

――――― [JIS Z 8503-2 pdf 2] ―――――

                                       日本工業規格(日本産業規格)                             JIS
Z 8503-2 : 2006
(ISO 11064-2 : 2000)

人間工学−コントロールセンターの設計−第2部 : コントロールスウィートの基本配置計画の原則

Ergonomic design of control centres-Part 2: Principles for the arrangement of control suites

序文

 この規格は,2000年に第1版として発行されたISO 11064-2,Ergonomic design of control centres−Part
2: Principles for the arrangement of control suitesを翻訳し,技術的内容及び規格票の様式を変更することなく
作成した日本工業規格(日本産業規格)である。
この規格は,コントロールスウィートの配置計画のための人間工学的な原則,推奨事項及び手引きに関
するものである。
この規格群は,プロセス工業,交通機関,緊急サービス用管制・交信システムなどを含むあらゆる種類
のコントロールセンターに適用する。この規格群は,主に定置のコントロールセンターを想定しているが,
多くの原則は,この規格の中心課題はユーザーの要求事項であり,ユーザーが求めていることを設計過程
の各段階で考慮すべきことを規定している。ユーザーの要求事項を取り入れるための全体的な方策は,JIS
Z 8503-1に規定している。
この規格は,コントロールスウィートを支える諸断面と関連させながら,その計画及び設計の指針を与
える。コントロールルームの配置計画については,JIS Z 8503-3に規定し,ワークステーションに関する
人間工学的原則,推奨事項及び要求事項については,JIS Z 8503-4に規定している。
この規格は,主としてオペレータ及びその他のコントロールセンターユーザーのためのものである。ユ
ーザーニーズこそが,この規格の人間工学的要求事項を規定している。エンドユーザーがこの規格を読ん
だり,その存在を知る可能性は低いとしても,この規格を適用することによって,より使いやすいインタ
ーフェイス及び運用上の要請によりよく合致した作業環境をユーザーに提供でき,結果として過誤を最小
限にして生産性を高めることができる。

1. 適用範囲

 この規格は,コントロールセンターの人間工学的設計の原則,特にコントロールスウィー
トの部屋及びスペースのいろいろな配置計画について規定する。諸原則は,コントロールルーム及びこれ
に機能的に関連する部屋が担うべき機能及びタスクの分析に基づいている。これらの原則は,コントロー
ルスウィート内で行われるすべての活動の流れを容易にするために,機能エリアを規定すること,各機能
エリアの所要スペースを見積ること,機能エリア相互間の運用上の関連性を決定すること,及びコントロ
ールスウィートの暫定的なレイアウトを作りあげることを含む。
備考 この規格の対応国際規格を,次に示す。
なお,対応の程度を表す記号は,ISO/IEC Guide 21に基づき,IDT(一致している),MOD

――――― [JIS Z 8503-2 pdf 3] ―――――

2
Z 8503-2 : 2006 (ISO 11064-2 : 2000)
(修正している),NEQ(同等でない)とする。
ISO 11064-2:2000,Ergonomic design of control centres−Part 2: Principles for the arrangement of
control suites (IDT)

2. 引用規格

 次に掲げる規格は,この規格に引用されることによって,この規格の規定の一部を構成す
る。これらの引用規格は,その最新版(追補を含む。)を適用する。
JIS Z 8503-1 人間工学−コントロールセンターの設計−第1部 : コントロールセンターの設計原則
備考 ISO 11064-1: 2000 Ergonomic design of control centres−Part 1: Principles for the design of
control centresが,この規格と一致している。
JIS Z 8503-3 人間工学−コントロールセンターの設計−第3部 : コントロールルームの配置計画
備考 ISO/FDIS 11064-3: 1998 Ergonomic design of control centres−Part 3: Control room layoutが,こ
の規格と一致している。
ISO 6385 Ergonomic principles in the design of work systems
EN 614-1 Safety of Machinery−Ergonomic design principles−Part 1: Terminology and general principles

3. 定義

 この規格で用いる主な用語の定義は,JIS Z 8503-1によるほか,次による。
a) 作業タスク配分(task allocation) オペレータとシステムへの作業タスク又はタスク要素の配分。
b) 作業タスク領域(task zone) 作業タスクとそれに関連する空間的又は位置的要求事項との組合せ。
c) 作業環境(work environment) 作業者を取り巻く作業空間の,物理的,化学的,生物学的,組織的,
社会的及び文化的な要因。
d) 作業空間(work space) ある作業タスクを完遂するために,その作業システム内の一人又は複数の
人間に割り当てられる空間的容積(ISO 6385参照)。
e) ワークステーション(workstation) 作業空間内の特定の作業者のための一組の作業機器。
備考 特定のワークステーションを複数の作業者が共用したり,複数の作業者が,複数のワークステ
ーション間を一定時間間隔(時間単位,日単位,週単位など)で交替することも可能である。
f) 作業システム(work system) 作業タスクによって与えられた条件の下で,その作業空間内・作業環
境下で,そのシステムタスクを遂行するために協働する人間及び機械(EN 614-1参照)。
g) 作業タスク,タスク(work task,task) 作業システムの企図された成果を達成するために必要な活
動。

4. コントロールスウィートの配置計画の設計手順

4.1 手法全般

 作業システム設計の一般的手法については,ISO 6385及びEN 614-1による。JIS Z 8503
規格群は,コントロールセンターの設計,再設計又は改造の一般的手法について規定する。上記のうち,
前者の規格の目的は,人間の能力, 限界及び求めているものを調和させながら作業システムを設計するこ
とにある。必然的に,既存又は類似の状況を分析することが必要になる。4.では,コントロールセンター
の設計に当たって,分析の一般的手法をどのように当てはめるかを規定する。特に,この状況分析は,コ
ントロールスウィートの全体レイアウトの建築計画(例えば,空間計画)に必す(須)な行為である。コ
ントロールルーム,ワークステーション,人間−コンピュータインターフェイスなどの詳細設計について
は,この規格群の一連の部で規定している。
サイトプラン(プロットプランとも呼ばれる。)を作りあげることは,コントロールスウィートにとって

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                                                                                              3
Z 8503-2 : 2006 (ISO 11064-2 : 2000)
は,特別な意味合いをもっている。サイトプランとは,すべての処理装置,主要機器,建物,製造設備,
建屋内の通路などの配置図をいう。サイトプランには,製造装置,建物,移動手段なども含む。コントロ
ールセンターのレイアウトには,制御・監視の対象となるプロセスにかかわるコントロールスウィートの
場所,ワークステーション及びその他の機器を含む。
この規格は,コントロールスウィートの設計全般にわたって,コントロールセンターのレイアウト,職
務内容,作業組織などの要因に基づく人間工学的配慮を強調する。この中には,製造設備にかかわるコン
トロールルームの場所も含む。
他の多くの要因(例えば,経済性,敷地の広さ・形状及び周囲,サイト内の既設部分など)を考慮しな
ければならないこと,及びこれらが意思決定の上で重要なことが認識されている。しかし,制御・監視の
対象となるサブシステムにかかわるコントロールスウィートの物理的位置が,コントロールルーム,ワー
クステーション及び職務設計の制約条件になることに,この規格の使用者は気付かなければならない。そ
の他の項目の中で,この規格は,通行経路,距離,コミュニケーションパターン及び柔軟な職務設計並び
に作業設計について規定する。コントロールルームは,それがどこにあるかによって,運用(例えば,サ
イトのセキュリティー,受付など)が左右されるので,場合によっては,その物理的位置は致命的である。
コントロールスウィートのユーザーに身体障害者が想定される場合は,設計の過程で適切な配慮をする。

4.2 コントロールスウィート設計のステップ

 プロジェクトの当初に考慮しなければならない重要な点
は,プラント又は製造ユニットの全体的なレイアウト,装置概要,主要プロセスの運転原理及び建屋の全
体レイアウトである。コントロールセンター設計の過程は,一般に次の幾つかのフェイズからなる。
− フェイズ A : 明確化
− フェイズ B : 分析及び定義
− フェイズ C : 概念設計
− フェイズ D : 詳細設計
− フェイズ E : 実施及び運用フィードバック
詳細はJIS Z 8503-1参照。
コントロールスウィートの配置計画の原則は,フェイズCで適用される[JIS Z 8503-1の4.(人間工学
的設計の原則)参照]。コントロールスウィートのレイアウトについての情報を,設計プロジェクトに効果
的にインプットするためには,次のステップを推奨する(JIS Z 8503-1 図1及び図2フェイズD : 詳細設
計9A.参照)。

――――― [JIS Z 8503-2 pdf 5] ―――――

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JIS Z 8503-2:2006の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 11064-2:2000(IDT)

JIS Z 8503-2:2006の国際規格 ICS 分類一覧

JIS Z 8503-2:2006の関連規格と引用規格一覧