JIS Z 8503:1998 人間工学―精神的作業負荷に関する原則―設計の原則 | ページ 3

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Z 8503 : 1998 (ISO 10075-2 : 1996)
5. 情報及び訓練 この規格で精神的作業負荷に関する作業システムの設計,又は再設計のために推奨す
る一般的な原則に加えて,課業の設計においては,想定される作業者層(例えば,個人差に関して),並び
に課業要求における多様性,及び作業者の課業遂行状況に関する情報の必要性に特別の注意を払わなけれ
ばならない。
作業者の精神的作業負荷を適切に維持しながら,システムの能力を最大に発揮させるために必要な情報
及び訓練の種類・量・質を,設計者は示さなければならない。

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Z 8503 : 1998 (ISO 10075-2 : 1996)
附属書A(参考) 設計における解決策の例
表1 設計の各段階において精神的作業負荷の減退的効果を避けるための,
設計における解決策の例
設計工程の 精神的作業の効果
水準 疲労 単調感 注意力の低下 心的飽和
課業及び/ 課業配分,時間 注意の連続を
課業配分,課業の 小目標を与える,
又は職務 分割を避ける 多様性 避ける 職務充実
作業装置 あいまいさの 機械ペースの作 信号の目立ち 課業達成におい
ない情報提示 業を避ける やすさ て個人のやり方
で行う機会を与
作業者ペースの える
作業を与える
信号提示のモー
ドを変更する
環境 照明 温度,色 変化のない聴 変化のない環境
覚刺激を避け 状態を避ける

変化を与える
組織 時間の切迫を 職務ローテーシ 職務拡大,職務職務充実
避ける 充実
ヨン,共同作業者
の存在
時間的構成 休息 休息 交替勤務を避 休息
ける
JIS Z 8503原案作成委員会 構成表
氏名 所属
(委員長) 青 木 和 夫 日本大学理工学部
天 野 徹 工業技術院標準部
大須賀 美恵子 三菱電機株式会社先端技術総合研究所
肝 付 邦 憲 千葉工業大学
斉 藤 進 産業医学総合研究所
長 澤 有 恒 日本大学生産工学部
中 込 常 雄 中込技術士事務所
芳 賀 繁 東和大学工学部
林 喜 男 武蔵工業大学
藤 垣 裕 子 科学技術庁科学技術政策研究所
堀 野 定 雄 神奈川大学工学部
矢 頭 攸 介 青山学院大学理工学部
(事務局) 梶 山 麻 美 日本人間工学会(日本総合技術研究所)

JIS Z 8503:1998の引用国際規格 ISO 一覧

  • ISO 10075-2:1996(IDT)

JIS Z 8503:1998の国際規格 ICS 分類一覧